竜の間
レオン「セルザ……。」
レオン「……ずいぶんと大きくなったな。」
セルザ「当たり前じゃ。」
セルザ「あれから、どれだけの時がだったと思っておる。」
レオン「あいにく、時間にはルーズなもんでな。」
セルザ「減らず口はあいかわらずじゃな。」
レオン「お前の憎まれ口もな。」
レオン「……なあ、セルザ。」
レオン「俺のいない間、世界はどうだった?」
レオン「お前は……幸せだったか?」
セルザ「レオン……。」
セルザ「ずっと……。」
セルザ「ずっと会いたかった。」
セルザ「そなたに会って礼を言いたかった……。」
レオン「……よしてくれ。俺が勝手にやったことだ。」
レオン「気にするようなことじゃない。」
レオン「あのときから、どれだけ経ったのかわからないが。」
レオン「お前が今を生きてる。」
レオン「それがわかっただけで、俺は十分だ。」
セルザ「レオン……。」
レオン「アンタにも礼を言わないとな。アースマイト。」
レオン「名前を教えてくれるか?」
主人公「えっと、フレイです。」
レオン「そうか。」
レオン「すまなかったな。色々と迷惑を掛けて。」
レオン「それと……。」
レオン「ありがとう。約束を守ってくれて。」
主人公「いえ……。」
主人公「それは、私じゃなくて、他の守り人たちに言ってあげて下さい。」
レオン「そうか。」
レオン「さてと……。」
レオン「目が覚めたばかりで体がだるくてかなわんな。」
レオン「今日はこの辺にしておいてくれ。」
レオン「セルザ。また明日な。」
セルザ「……ああ。」
セルザ「……また明日、じゃ。」
主人公「レオンさん……だっけ?優しい人だね。」
セルザ「ふん、どこがじゃ!」
セルザ「せーっかくわらわが礼を言おうとしたのに!」
セルザ「なぁにが、「俺が勝手にやったことだ」じゃ。」
セルザ「かっこつけおって!」
主人公「はは……。」
セルザ「何を笑っておる。」
主人公「ほんとはうれしいくせに、無理しちゃって……。」
セルザ「アホか!む、無理などしておらんわ!」
セルザ「ええい、もうよい!」
セルザ「そちにも、ねぎらいの言葉をかけようと思うておったのに!」
セルザ「さっさと休んでしまえ!」
主人公「はいはい。」
主人公「それじゃあ、また後でね、セルザ。」
セルザ「ふんじゃ。」
セルザ「…………。」
セルザ「……感謝しとるぞ、人の子らよ……。」
住人の会話
クローリカ
「フレイちゃんってすごいですね!」
「
セルザウィード様とレオンさんの2人を助けるなんて!」
「見直しましたよ~。」
フォルテ
「セルザウィード様も、これで一安心ですね。」
「まあ、おまけに付いてきた人間は、性格的に問題がありそうですが。」
マーガレット
「レオンさんか。また新しい人が増えたね。」
「セルザウィード様も元気になったし、フレイさん、お疲れ様。」
シャオパイ
「レオンさんがウチに住み始めたわけだが。」
「家の手伝いをさせても、皿を割らないことにまず驚き、」
「そんなワタシをあっという間にからかいはじめたことにまた驚いた。」
「……あれはオソロシイ人だぞ?」
コハク
「レオンさんに、どこから来たのって聞いてみたら、」
「『そっち』って、塔の方を指さしたの。」
「……なんかくやしかったの。」
ドルチェ
「レオン、だっけ?あの塔から来たっていう人。」
ピコ『ああ。ルーちゃんと同じにおいのする人ですわね』
「同じにおい?」
ピコ『ええ。それはもうこんな具合にちょっといじょわるな感じの
ピコ いだだだ!?』
「それ以上、顔を近づけると物理的に鼻が曲がるわよ?」
ビシュナル
「姫ってすごいですよ!」
「僕、あこがれちゃいます!」
アーサー
「セルザウィード様、元気になられてなによりです。」
「レオンさんも、面白そうな方ですね。」
「今度、2人でお茶でも飲みながら、ゆっくりお話したいと思います。」
キール
「レオンさんって、かっこいいよね!」
「ボクもあんな風になれたらなあ。」
ダグ
「やるじゃねえカ!」
「さすがオレが信じただけはあるゼ!」
ディラス
「竜が元気を取り戻したな。」
「それにレオンか。ふん、怪しい男だ。」
セルザ
「……ありがとうな、フレイ。」
ヴォルカノン
「よくぞ……よくぞ……。」
「セルザウィード様を救ってくださった!」
「感謝感激ですぞおおおお!!」
ブロッサム
「すごいじゃないか、フレイ!」
ナンシー
「なにをどう感じるかってその人の気持ち次第なのよね。」
「そこのところ、レオンさんはとっても分かってそうだけど。」
「だってほら。何でも楽しもうとしてるじゃない?」
ジョーンズ
「レオンさん、この町に住むことになったんですね。」
「気がつけば、ここもずいぶんとにぎやかになったものです。」
エルミナータ
「フレイ、すごいじゃない!!!」
「さすが私の助手ね!!」
リンファ
「しばらく部屋を貸してくれって、レオンさんに頼まれたんです。」
「部屋代は、後で必ず払うからって。」
「困ったときはお互い様だからって、何度も言ってるんですけどねー。」
ポコリーヌ
「竜の神様が元気を取り戻しマシタね!」
「ではさっそくレオンくんにおいしい料理の情報を聞いてきマス!」
バド
「セルザウィード様、元気になってよかったナ。」
「ホッとして力が抜けたから、しばらく働かなくてもいいかなア。」
ノエル(ルーナ)
「パパ(ママ)ーーーっ!」
「ママ(パパ)をかなしませちゃダメでしょ!!」
主人公「ごめんね。」
「……ぼく(わたし)もずっとしんぱいしてたよ……。」
主人公「ありがとう。」
「うわあああーーん。」
「パパ(ママ)---っ!」
セルザとの会話
話にきたよ・セルザ、あれから調子はどう?
▼話にきたよ
セルザ「また、背中に乗りたいな。」
セルザ「わらわの背中がやみつきになりおったか。」
セルザ「まあ、気が向いたらのう。」
▼セルザ、あれから調子はどう?
セルザ「まだ全快とはいかぬが……。」
セルザ「だいぶ楽になったわ。」
主人公「そっか、よかった。」
セルザ「……。」
セルザ「のう――」
ピコ『セーールーーちゃーーーん!!』
セルザ「ピコか……。」
セルザ「いったいなんのようじゃ。」
ピコ『いったいなんのようじゃ』
ピコ『じゃないですわっ!』
ピコ『あなたこそ何をしてるんですの!』
セルザ「な、なんの話じゃ……。」
ピコ『そんなの決まってますわ!』
ピコ『ルーちゃんのことですの!』
ピコ『いつまであのままにしておくんですの!』
ピコ『いいかげん記憶を戻しなさいな!』
主人公「いたた……。」
ピコ『あら? フレイさん』
ピコ『そんなところでおやすみになっては風邪を召しますわよ』
主人公「自分で突き飛ばしておいてそれはひどいよ……。」
ピコ『はて?』
主人公「でも、確かに記憶を消したままにする必要はないよね。」
セルザ「うぅむ……し、しかしだな……。」
セルザ「わ、わざわざ戻す必要はないじゃろう……。」
ピコ『なーに言ってるんですの!!』
ピコ『必要だから言ってるんですの!早く戻しなさいな!!』
ピコ『さぁ!』
ピコ『早く!!』
ピコ『記憶を!!!!』
ピコ『戻すんですの!!!!!』
セルザ「し、しかしのう……。」
主人公「もしかして記憶を戻したくないの?」
セルザ「戻したくない、わけ、じゃ、ない、わけも、ない……。」
ピコ『なんでですの!?』
ピコ『このままずっと記憶が無くてもいいって言うんですの!?』
セルザ「き、記憶が無いと言ってもわらわに関することだけじゃろう!」
セルザ「い、生きていくのに問題あるまい!」
ピコ『このっ――バカっ!!!』
セルザ「なっ……。」
ピコ『あなたがなにを心配してるのか知らないですけど……』
ピコ『その時はそれが正しいと信じてやったのでしょう!?』
ピコ『少しは堂々としなさいな!!』
セルザ「……じゃが…………。」
ピコ『あーもうじれったいですわね!』
ピコ『まあ、どうせあなたのことですから?』
ピコ『勝手に記憶を消したことを怒られるんじゃないかなーとか』
ピコ『そーんな小さなことでウジウジと悩んでるんでしょうけど』
セルザ「うぐ……。」
ピコ『まったく。なさけないですわねー』
セルザ「し、しかしじゃな!」
ピコ『い・い・か・ら!』
ピコ『ちゃんと記憶を戻してしっかり怒られなさいな!』
セルザ「むぅ……。」
セルザ「ぐ、ぐおお……。」
セルザ「ちょ、た、たんま……。」
ピコ『あと何回で素直になっていただけるのかしら?』
セルザ「むむむ……。」
セルザ「……フレイ。」
セルザ「3人をここに呼んできてくれるか?」
ピコ『分かればいいんですの』
ピコ『これでようやく、元通りになりますわね』
ピコ『ルーちゃんも、……セルちゃん、あなたもね』
主人公「ピコ……。」
セルザ「…………。」
守り人の記憶
セルザ「……すまなかったの。わらわのために、今まで……。」
ドルチェ「あんた……。」
ドルチェ「……大きくなったわね。」
ディラス「そうか?変わったようには見えないぞ。」
コハク「うんうん。なんか偉そうになったねえ。」
セルザ「……そちらは変わらんな……。」
コハク「ん~。でも……。」
コハク「なんでセルちゃんのこと忘れてたのかなあ?」
コハク「だいじなお友達なのにねえ……。」
ドルチェ「…………。」
セルザ「それは……。」
セルザ「…………。」
セルザ「わらわの……せいじゃ……。」
セルザ「わらわがぬしらの記憶をうばったのじゃ……。」
セルザ「……すまん。」
ドルチェ「どうしてそんなことを?」
セルザ「そちらのことじゃ。」
セルザ「放っておけばまた守り人になると言い出したじゃろう。」
セルザ「わらわのために……。」
セルザ「また、わらわ一人を残してな……。」
ディラス「…………。」
セルザ「……そちらが、わらわのために、身を投げ出してくれたのは分かっておる。」
セルザ「じゃが……、わらわはそれでも……。」
セルザ「……それでも、そちらに同じことをくり返してほしくはなかったのだ。」
ディラス「セルザ、お前……。」
セルザ「身勝手な願いじゃな……。」
セルザ「そちらは、わらわのために守り人になったというのに。」
セルザ「しかし……。」
セルザ「……想像してみてくれんか。」
セルザ「いつも隣にいた、他愛ない話で笑い合っていた友が、」
セルザ「ある日から、突然、顔を見せなくなった。」
セルザ「そなたらは、どう思う?」
ドルチェ「…………。」
セルザ「1日目はそんな日もあるかと思うだろう。」
セルザ「2日、3日は、首を長くして待ち続けるじゃろう。」
セルザ「4日も過ぎれば、体を悪くしたのか、事故にでもあったのではないかと心配する。」
セルザ「そして……。」
セルザ「しばらくして、気づかされることになるんじゃ。」
セルザ「その友人は、もう、ここには来ないと。」
ディラス「…………。」
セルザ「どんなに体が元気になってもな……。」
セルザ「そのことを一緒に喜びたかった友が、もうそこにいない。」
セルザ「どうしようもなく一人になって、」
セルザ「……思うんじゃ。」
セルザ「わらわは、こんなにも一人なのに、」
セルザ「どうして、わらわの友は、それをなぐさめに来てくれぬのかと……。」
セルザ「そう考えるたびに、思い出す。」
セルザ「それは全て、わらわのせいだったと。」
セルザ「その友のギセイあっての、この命なのだと。」
セルザ「……思い知るのじゃ。」
セルザ「……ただ、思い知らされるしかない……。」
ディラス「セルザ……。」
セルザ「じゃからな……。」
セルザ「…………。……うれしいぞ。」
コハク「え……?」
セルザ「ようやく、そちらにもこの話ができた。」
セルザ「そして……。」
セルザ「ようやく、わらわはそちらに謝ることができる。」
セルザ「……すまんかった」
ドルチェ「どうして……?」
コハク「なんでセルちゃんが誤るの?」
セルザ「わらわはずっと……そちらにあやまりたかったんじゃ。」
セルザ「わらわのために……そちらの身をギセイにさせてしまったこと。」
セルザ「……本当にすまなかった。」
ディラス「なんだ、そんなことか。」
ディラス「おれはしたいようにやっただけだ。」
ディラス「あれこれ言われる筋合いはねえよ。」
セルザ「し、しかしじゃな――」
コハク「そうだねえ。」
こはく「あたしも、セルちゃんが無事ならそれでいいの。」
セルザ「そうは言うが……。」
ドルチェ「そういうことよ。」
ドルチェ「ほかの2人が、あんたとどう関わってたのかは知らないけど。」
ドルチェ「たぶん、気持ちは一緒よ。」
ドルチェ「――あんたのため。」
ドルチェ「だから、あんたが生きてるなら、それでいいわ。」
セルザ「…………。」
ピコ『私はそのせでずっと1人でしたんですけどねー』
ドルチェ「あんたはいいのよ。好きなだけ待ってられるんだから。」
ピコ『……とかいいつつ、本当はちょっと悪いことしちゃったかなーとか』
ピコ『気持ちが顔にでていだだだ!か、かおがにょびる!!』
セルザ「はは……。」
セルザ「……ほんとうに、そちらはいつも通りじゃな。」
セルザ「…………。」
セルザ「ありがとう……。」
セルザ「自らの命を投げ出して他者を救う。」
セルザ「聞こえはいいが、残されたものは悲しさしか残らん。」
セルザ「身にしみてわかっていたつもりじゃったが……。」
セルザ「フレイに同じことをするところじゃった。」
主人公「私がセルザの言うこと聞かなくてよかったね。」
セルザ「結果としてはな。」
セルザ「もしわらわに力が残っていれば、」
セルザ「言うことをきかぬそちを、食っておったわ。」
ひどいっ!・私はおいしくないよ・頭からお願い
▼ひどいっ!
セルザ「ははは。」
▼私はおいしくないよ
「ははは、塩でもかけておかんとな。」
▼頭からお願い
「ははは、わらわは尻尾から派じゃ。」
主人公「でも、良かったね。」
セルザ「ぬ?」
主人公「コハクたちときちんと話ができて。」
セルザ「……そうじゃな。」
セルザ「…………。……おぬしのおかげじゃ。」
主人公「え?」
セルザ「いや、なんでもない。」
主人公「そう……?」
主人公「けど、ちょっとびっくりした……。」
セルザ「なにがじゃ?」
主人公「セルザが普通にみんなと話してたから。」
主人公「なんだか、ちょっと新鮮だなって。」
セルザ「ま、まあのう。」
主人公「…………。」
主人公「ねえ、セルザ。」
セルザ「なんじゃ?」
主人公「町の人とも同じように仲良くしてみたらどうかな?」
セルザ「む……。」
主人公「今はルーンスフィアがあるんだし、」
主人公「誰かが守り人になろうとする心配はないよ。」
セルザ「そうじゃが……。」
セルザ「うぅ~む……。これはせんさいな問題じゃ。」
主人公「どうして?」
セルザ「長年、えらそうにしてきたからのう。」
セルザ「ほら、それに、彼らにも彼らなりの敬い方があってじゃな。」
セルザ「それをいまさら変えろと言われてもとまどうだけじゃろうて。」
ブロッサム「おじゃまします。」
主人公「あ、おはようございます。」
ブロッサム「おはよう、フレイ。」
ブロッサム「朝からセルザウィード様とおしゃべりかい?」
主人公「セルザの様子を見に来てたんですよ。」
ブロッサム「そうかい、そうかい。」
ブロッサム「セルザウィード様も病み上がりだったからね。」
主人公(……あ。これってチャンスかも。)
主人公「(セルザっ今がチャンスだよ!)」
セルザ「(なんのチャンスじゃ?)」
主人公「(ブロッサムさんとさっきまでの調子でしゃべってみなよ)」
セルザ「な、なにを言うか!!」
ブロッサム「どうしたんですか?」
セルザ「な、なななんでもない……ぞ。」
セルザ「……こほん。」
セルザ「そなたは今日も謁見か。」
ブロッサム「はい。」
セルザ「その体で、難儀ではないか?」
ブロッサム「たいしたことじゃありませんよ。年寄りの少ない楽しみですからね。」
セルザ「そうか……。」
セルザ「うむ。大義であるぞ。」
ブロッサム「ああ。もったいないお言葉でございます。」
主人公「セルザ……。」
セルザ「何用か。」
主人公「…………。」
セルザ「そなたも忙しかろう。もう行くがよい。」
主人公「まったく……。」
城前広場
主人公「どうしたらいいかなぁ。」
レオン「どうした?」
主人公「あ、レオンさん。」
レオン「何かあったのか?」
主人公「えっと、セルザに、もっと町の人と仲良くしてもらいたくて……。」
レオン「仲が悪いようには見えないがな。」
主人公「それはそうなんですけど……。」
主人公「実は……。」
レオン「……なるほどな。そういうことだったのか。」
主人公「はい。」
レオン「事情は理解したよ。」
レオン「俺も、あのセルザはないと思ってたが。」
主人公「…………。」
レオン「でも、アンタもちょっと周りに目を向けた方がいいな。」
主人公「え?」
レオン「簡単なことだ。」
レオン「セルザに行ってダメなら、町の人間の意識から変えていけばいい。」
レオン「どうせセルザウィードの事だ。あっさり感化されると思わないか?」
主人公「あ……。」
主人公「そっか……そうですね!ありがとうございます!」
レオン「別にいいさ。」
レオン「それより……ありがとうな。」
主人公「え?」
レオン「ずっとアイツの友人で居てくれて。」
主人公「レオンさん……。」
レオン「これからもアイツのそばにいてやってくれ。」
主人公「はい。」
レオン「それから……。」
レオン「アイツと一緒に、俺を楽しませてくれ。」
主人公「はい。」
主人公「……って、ええ!?」
レオン「はは。それじゃあな。」
仲良くなろう
主人公「やあ、セルザ♪」
セルザ「そ、そち!?」
セルザ「さっきから人が絶え間なくやってくるんじゃが、」
セルザ「い、いったいどうなっておるのじゃ!?」
主人公「どうなってるも何も私がみんなを呼んだんだよ。」
セルザ「なん……じゃと……。」
セルザ「そんなことをしておきながら……。」
セルザ「よくもまあ、わらわの前に顔を出せたもんじゃなあ!」
主人公「まあまあ……。」
主人公「セルザだって楽しそうなんだからいいじゃない。」
セルザ「ふっ……。」
セルザ「よかろう……。」
セルザ「そこまで言うなら、わらわももう何も言うまい。」
セルザ「…………。」
セルザ「望み通り、今すぐ、ぬしを食ってしんぜよう!!!」
主人公「ええ!?」
主人公「なんでそうなるのーー!!」
住民との会話
クローリカ
「セルザウィード様の様子が変わってビックリしました。」
「でも……今のほうがいいですね。」
フォルテ
「セルザウィード様が、あんな方だったなんて……。」
「……ふふ。あんまりかわいくて、びっくりしました。」
マーガレット
「ねーねー、聞いた?」
「セルザウィードさんってばホットケーキが好きなんだって♪」
「も~かわいいんだから~♪」
シャオパイ
「セルザウィード様が、まさかあんなヒトだったとは……。」
「特に、あのちょっとしたマヌケッぷり。」
「なんとなく、親近感を覚えたようだ♪」
コハク
「セルちゃん、やっと素直になれたみたいなの。」
「こんなにうれしいことはないねえ。」
ドルチェ
「セルザったら、楽しそうだったわね。」
ピコ『あら? おんなじくらい、ルーちゃんも楽しそうですわよ?』
「え……?」
ピコ『セルちゃんが幸せになれて、そんなにうれしかったんですの?』
「……だまりなさいよ、バカ。」
ビシュナル
「セルザウィード様って楽しい方ですね!僕、もっと好きになれそうです!」
アーサー
「今日はセルザウィード様の新しい一面を見られました。」
「かわいかったですね。」
はい・そうですかあ……?
▼はい・そうですかあ……?
「……かわいかったなあ。」
主人公「あの、
アーサーさん……?」
キール
「セルザウィード様って、あんなにお茶目だったんだね。」
「それに、思ったよりうっかりさんで子供っぽかったなあ。」
ダグ
「……セルザウィード、おもしろいやつだったんだナ……。」
ディラス
「色々思い出したよ……。」
「俺に釣りを教えてくれたのはセルザだったんだ。」
「……あいつも、ツラい思いをしてたんだろうな。」
レオン
「セルザウィードのやつ、楽しそうだったな。」
「昔のアイツと同じ、力の抜けたいい笑顔だった。」
セルザ
「……今回のことで肩の荷が下りたわい。」
主人公「やっぱりみんなと話せて良かったでしょ?」
「…………。」
主人公「セルザ?」
「……。」
主人公「聞いてる?」
「そちのおかげじゃが、余計なこともしたから怒ってるのじゃ。」
主人公「怒ってるのじゃって……。」
「ふんじゃ。」
主人公「あはは……。」
ヴォルカノン
「みんな仲良くなってよかったですな。」
ブロッサム
「セルザウィード様も楽しそうだねえ。」
ナンシー
「セルザウィード様ったら、あんなにカワイイ人だったなんて!」
「はあ~。抱きしめて差し上げたいわ……。」
ジョーンズ
「信じなければ、疑うことは簡単で、」
「疑わなければ、信じることは簡単です。」
「ただ、どちらかだけでは、決して真実には届かない。」
「だから、セルザウィード様のことを、私たちはずっと誤解していた。」
「そういうことなんでしょうね。」
エルミナータ
「セルザウィード様の正体見つけたり!」
リンファ
「セルザウィード様ったら、あんなにカワイイ人だったなんて。」
「今まで、ずっとガマンしてらしたんですね。」
「これからは、その分も笑ってもらわなくっちゃ!」
ポコリーヌ
「セルちゃんが楽しそうで安心しマシタ。」
「ではさっそく竜しか知らない食べ物の情報を聞いてきマス!」
バド
「セルザウィード様が、あんなに面白い人だったとはナ。」
「でもなア……。」
どうしました?・ダメです
▼どうしました?
「いや、セルザウィード様を相手に、商売していいものかなあっテ。」
「なんて、さすがにダメだよナ?」
▼ダメです
「まだ何も言ってないゾ?」
ノエル(ルーナ)
「せるばちゃん、たのしそうだったね。
最終更新:2018年07月05日 22:00