紅葉古道 西側
マーヤ橋
マジメなゼークス兵「これでもう追ってこれまい。」
主人公「まいったな……。」
ビシュナル「なんてことを……。」
ディラス「無茶しやがる……。」
アーサー「ゼークス帝国に修繕費も請求しなくてはいけませんね。」
アーサー「街の
飛行船を使えばマーヤ山道 入口に行けるはずです。」
アーサー「それでゼークス兵を追いかけて下さい。……くれぐれも、無理だけはしないように。」
主人公「……空からでも、回って来ないとダメかな。」
主人公「アーサーさんに相談してみよう……。」
アーサー「フレイさん。」
アーサー「どうですか?ルーンスフィアは取り返せましたか?」
主人公「いえ、まだ……。」
アーサー「そうですか。くれぐれも無理だけはしないで下さいね。」
主人公「実はそのことで、アーサーさんに頼みがあるんです。」
アーサー「頼み?」
主人公「ゼークスを追っている最中に、道をふさがれて先に進めなくなってしまって。」
主人公「空からなら何とか行けると思うんですけど……。」
アーサー「なるほど。わかりました。」
アーサー「それでしたら、飛行船を使えるように話を通しておきましょう。」
アーサー「飛行船からマーヤ山道 入口へ向かってください。」
主人公「ありがとうございます!」
アーサー「いえ。どうかよろしくお願いします。」
アーサー「それと、私からもご報告が1つ。」
アーサー「事態の現状と対策案をまとめて、王都に送っておいたのですが、」
アーサー「もうしばらくすれば、援軍が到着するでしょう。」
アーサー「
セルザウィード様の大事ということで色々と混乱はありましたが、」
アーサー「ようやくそれも収まってきて、行動が起こせるようになってきました。」
アーサー「あとの問題は、ゼークスがどれだけの力を持っているのか、」
アーサー「どのようにそれに対抗するか、ということです。」
アーサー「ですから、フレイさん。」
アーサー「改めて、ゼークスのこと、よろしくお願いします。」
主人公「はい。」
アーサー「では、私は自分の仕事に戻ります。」
主人公「アーサーさん。」
主人公「町を、みんなをお願いします。」
アーサー「フレイさんも、どうかお気をつけて。」
フォルテ「フレイさんは、命にかえてもお守りします。」
ディラス「こいつのことは任せろ。」
レオン「コイツが無茶しないように、俺が監視しててやる。」
ジョーンズ「その通りです。.ケガには気をつけてもらわないと。」
リンファ「無理は禁物ですよ?」
バド「もしものときは、オレも真面目にやるサ。」
マーヤ橋 架け直し
クローリカ「そうだ、レストくん(フレイちゃん)。」
クローリカ「私、マーヤ橋を直すように
ヴォルカノンさんから言われてるんですよ~。」
主人公「えっ! マーヤ橋を!?直せるの?」
クローリカ「ヴォルカノンさんに直し方を聞いたので、きっと大丈夫です~。」
主人公「そ、そういうものなのかな……。」
クローリカ「というワケで、フレイちゃんも手伝ってください♪」
いいですよ・ちょっと今は……
▼ちょっと今は……
クローリカ「分かりました、それじゃあ後でお願いしますね。」
▼いいですよ
クローリカ「それじゃあ、レッツゴーです~。」
主人公「結構大きな橋が必要だけど……、大丈夫?」
クローリカ「無理かもしれません~。」
クローリカ「でもでも、レストくん(フレイちゃん)が手伝ってくれれば、きっと出来ます!」
クローリカ「そんな気がするんです!」
主人公「わかった。一緒にがんばろう。」
クローリカ「はい!」
フレイちゃん。そこのソレ、取ってもらえますか?
うん、これだね。はい。
あ、クローリカ、そこ、とがってるから気をつけて。
わ、本当ですね~。気を付けます~。
………………。
……………………。…………………………。
主人公「完成したね。」
クローリカ「はい、出来ました!」
主人公「すごい! 元通りだね!」
クローリカ「二人でがんばった結果です!」
クローリカ「ありがとうございます~、レストくん(フレイちゃん)♪」
主人公「ううん、こちらこそ。」
クローリカ「それじゃあ、私は早速ヴォルカノンさんに報告してきます。」
主人公「うん。」
クローリカ「レストくん(フレイちゃん)は心ゆくまで橋を眺めててください♪」
クローリカ「それでは一足先に失礼します。」
主人公「気をつけてね。」
クローリカ「はい。」
マーヤ山道
日和見なゼークス兵「なあ、あのさ……。橋を壊したのはマズイんじゃないか?」
マジメなゼークス兵「なぜだ?」
マジメなゼークス兵「我ながらいい足止め方法だと思うぞ。」
日和見なゼークス兵「いや、えっと、橋がないとオレ達も向こうに行くの大変だろ?」
マジメなゼークス兵「そ、そうか……。しまったな……。」
日和見なゼークス兵「ま、まあ、エゼルバード様には報告しないでおくよ。」
マジメなゼークス兵「あいつ!?橋を落としたのにどうやって!?」
日和見なゼークス兵「に、逃げよう! 全力で!」
フォルテ「逃がしません。」
シャオパイ「お縄についてもらうが! 」
ドルチェ「逃げられるわけないじゃない。こっちにはストーキングのプロがいるんだから。」
ピコ『はて?どちらにいらっしゃいますの?』
ディラス「逃がすかよ!」
エルミナータ「知らなかったの?」
エルミナータ「名探偵からは逃げられない。」
ポコリーヌ「逃しマセーン!」
ノエル「おいかけっこ~!」
ルーナ「おいかけっこ~!」
マーヤ山道 途中
日和見なゼークス兵「お、おい!早く開けてくれ!」
気だるいゼークス兵「まあ、そう急ぐなって。」
日和見なゼークス兵「すぐそこまで、アイツが来てるんだって!」
マジメなゼークス兵「落ち着け。」
マジメなゼークス兵「ここさえ閉めてしまえば、そこの穴からしか向こうに行けない。」
日和見なゼークス兵「そ、そうだな……。」
日和見なゼークス兵「あそこは普通の攻撃が効かない
モンスターでいぱいだし、」
日和見なゼークス兵「まあ、さすがに抜けてこれないハズ……。」
マジメなゼークス兵「属性武器か、魔法でも持ってなければな……。」
気だるいゼークス兵「開いたぞーっと。」
マジメなゼークス兵「よし! 走るぞ!」
マジメなゼークス兵「おい閉めてないぞ!」
気だるいゼークス兵「ああ、すまん、忘れてたわ。」
マジメなゼークス兵「な……!」
気だるいゼークス兵「おお、すげえなあ。あの穴を抜けてきたのか。」
日和見なゼークス兵「ひ、ひええ……。」
マジメなゼークス兵「あ、あと少しでアレが間にあう。」
マジメなゼークス兵「ちょっとでも時間を稼ぐんだ!」
マジメなゼークス兵「行くぞ!」
マジメなゼークス兵「ちょ、ちょっと!」
マジメなゼークス兵「なに逃げてんのお前ら!?」
マジメなゼークス兵「…………。」
マジメなゼークス兵「こ、これは戦略的撤退だ!……覚えてろっ。」
フォルテ「また逃がしてしまうとは、不覚です。 」
マーガレット「もー!逃げるのばっかり速いんだから! 」
ドルチェ「ピコの金縛りで動けないようにしてやりたいわね。
ピコ「『ルーちゃん、私は悪霊ではありませんわよ?』 」
キール「わあ。逃げるのだけは天才的なんだね。」
ディラス「やつら……、なんて逃げ足の速さだ。」
レオン「……案外、面白いやつらだな。」
バド「あの逃げ足で配達でもはじめたらもうかりそうなのにナ。」
エルミナータ「往生際の悪いやつらね。」
ノエル「おいかけっこ、楽しいね!」
ルーナ「おいかけっこ、楽しいね!」
最西端
主人公「ルーンスフィアを返せ(返して)!」
クローリカ「私の目が開いてるうちは逃しませんよ~!」
フォルテ「もう逃しません。」
ドルチェ「ピコ!1万ボルトよ!」
ピコ「……そんなわざ覚えてませんわ」
ビシュナル「ここで逃しては執事の名折れです!」
キール「年貢の納め時だよ。」
ディラス「もう逃がさねえぜ。」
エルミナータ「そろそろ事件の動機をしゃべってもらう時間よ。」
マジメなゼークス兵「もう追いついてきたか……。」
マジメなゼークス兵「悪いが、エゼルバード様のためにルーンスフィアが必要なんだ。」
日和見なゼークス兵「ま、まあ、オレらも命がかかってるしな……。」
気だるいゼークス兵「というか、俺たちルーンスフィア持ってねえしなあ。」
マジメなゼークス兵「そう、すべてエゼルバード様の手の中だ。」
日和見なゼークス兵「お、おい。それは言わなくていいんじゃないか……?」
マジメなゼークス兵「だ、大丈夫だ。」
マジメなゼークス兵「エゼルバード様がこの先の帝国領に居ることはまだバレていない!」
日和見なゼークス兵「ま、まあ、今ばれたけどね……。」
マジメなゼークス兵「っは! しまった!?」
気だるいゼークス兵「おまえらがマンザイやってる内に、アレが間に合ったみたいだな。」
マジメなゼークス兵「……フッフッフ。」
マジメなゼークス兵「お前もここまでだ……。」
マジメなゼークス兵「来い! フレクザィード!!」
アーサー「ネイティブドラゴン……!?」
レオン「火幻竜か……?!」
ナンシー「なんて大きさなの……!」
ジョーンズ「こ、これは……!」
バレット「フレクザィード……!どうしてここにッ!」
ノエル「おっきなドラゴンがとんできた~!」
ルーナ「おっきなドラゴンがとんできた~!」
マジメなゼークス兵「あ、あっぶな……。」
気だるいゼークス兵「ほら、早く逃げるぞー。」
マジメなゼークス兵「ま、待って……。」
主人公「く……!」
フォルテ「やりましょう。」
コハク「がんばるの!」
ドルチェ「やるしかないみたいね。」
ピコ「ルーちゃんのご活躍、期待してますわよ!そしてパンチラにも!」
ドルチェ「黙りなさい変態。」
ディラス「やるぞ!」
レオン「破壊を司る火幻竜か。さて、どうしたものかな……。」
トゥーナ「…………ごめんね。」
バレット「こいつは放っておくわけにはいかない!」
マジメなゼークス兵「ま、まさかフレクがやられるなんて……。」
日和見なゼークス兵「ひ、ひ、ひええええええ!!」
クローリカ「見ただけで逃げ出すなんて失礼しちゃいます。」
シャオパイ「ここから先はゼークス帝国だが……。」
ピコ「まるでお化けでも見たかのような態度ですわね」
ドルチェ「間違ってないけどね。」
コハク「がんばるの!」
アーサー「ここから先はゼークス帝国です。」
アーサー「用心して下さい。」
キール「国境の橋まで来ちゃったね。ここまで来たのはボクも初めてだよ。」
ディラス「やつら、逃げっぷりが板についてきたな。」
エルミナータ「さすが真犯人、逃げ足の速さは尋常じゃないわね。」
ノエル「おいかけっこ、さいか~い!」
ルーナ「おいかけっこ、さいか~い!」
最終更新:2022年04月25日 22:06