よろしくナ
「ま、そんなわけでこれからもよろしくナ。」(一回限り)
これから
「これからオレたち、ずっと一緒だゼ?」
運命なんて
「運命なんて信じるガラじゃねーけど――」
「フレイと出会えたことは運命なんだろナ。」
「な、なんだヨ! たまにこういうこと言ってもいいだロ!」
家から雑貨屋
「はぁー、家から雑貨屋行くのだっりぃナ。」
別々に暮らしたい?/よし、別々に暮らそう/がんばれ!
▼別々に暮らしたい?
「んなわけあるかヨ!」
「オレはおまえと一緒にいたいんダ!」
「…………。」
「な、なに言わせてんだヨ……。」
▼よし、別々に暮らそう
「おいおイー!そりゃねーだロ!!」
フレイ「ふふ、じゃあそんなこと言わないの。」
「チッ。わぁーったヨ。」
▼がんばれ!
「……ま、そうだナ。おまえと一緒だからそれでもいっカ。」
夢みてえ
「なんか毎日が夢みてえだナ。」
夢だよ/耳をつねる
▼夢だよ
「夢なノ!?」
▼耳をつねる
「いてててテッ。」
「なにすんだヨ!」
フレイ「夢なら覚ましてあげようかと思って。」
「目が覚めたヨ……。」
結婚しても
「結婚してもフレイは変わらないナ。」
フレイ「ダグだって変わらないよ。」
「いや、変わったゼ……。」
「おまえへの愛がもっと深くなっタ。」
心配だナァ
「ばあさん1人だと心配だナ。薬だってちゃんと飲んでるかナ。」
「心配だナァ。」
不安はないカ?
「オレと一緒で不安はないカ?」
大丈夫だよ/不安
▼大丈夫だよ
「そうカ。安心したゼ。」
▼不安
「やっぱそうだよナ……。」
「ちゃんとできるかわかんねーけど、オレ、精一杯やるからヨ!」
無茶な冒険
「あんま無茶な冒険するんじゃないゾ。」
私、強いよ?/うん/心配してくれるの?
▼私、強いよ?
「そういう問題じゃなイ。」
「おまえが心配だから言ってんだヨ。」
フレイ「あっ、そういうことか。」
フレイ「心配してくれてるんだ。ありがと。」
▼うん
「なんだやけに素直じゃねーカ。」
フレイ「心配してくれてるんでしょ。」
フレイ「それくらいわかるよ。ありがと。」
▼心配してくれるの?
「ああ、そうサ。おまえが心配だからナ。」
「強いのはわかるけど、自分の体のことも考えろヨ。」
未来って
「オレもこんな風に家庭をもてるとはナ……。」
「未来ってのはわからねえもんダ。」
一緒だからだナ
「毎日が楽しいんダ。」
「多分…………、おまえと一緒だからだナ。」
「って……オレは何、はずかしいこと言ってんダ……。」
「い、今のは忘れてくレ!」
初恋って
「初恋って実らないなんて言うけどサ。」
「ありゃ、ちげーナ。だって、オレの初恋は実ったシ。」
寝言で
フレイ「そういえば、ダグが寝言でこんな事を言ってたっけ……。」
「エッ!?オレ、なに言ったんダ!?」
「愛してる」って……/「おなかすいた」って……/黙る
▼「愛してる」って……
「…………!」
「いや、まあ、事実だけどナ。」
▼「おなかすいた」って……
「オレ……どんだけ食い意地張ってるんダ……。」
▼黙る
「お、おイーーッ!!」
手伝ってやろうカ?
「オレも畑を手伝ってやろうカ?」
フレイ「ほんとに?」
フレイ「じゃあ、水まきと、草かりに収穫とそれから――」
「や、やっぱりえんりょしとくゼ。おまえの仕事とっちゃわりいからヨ。」
部屋見たカ?
「おう、部屋見たカ?」
なにか変わった?/模様替え?/掃除したの?
▼なにか変わった?
「変わってるだロ!おまえがいない間に掃除したんだヨ!」
▼模様替え?
「ちげーヨ! 掃除だヨ!掃除したんだヨ!!」
▼掃除したの?
「おウ!たまには掃除しないとナ!」
プロポーズ
「しっかし、おまえに
プロポーズしたときは緊張したナ。」
フレイ「そうなの?」
「まあナ~。」
「もう1回やれって言われてもやりたくねえナ。」
最高の嫁
「ン?」
フレイ「え?」
「今日はなんか、一段とかわいいナ。」
フレイ「え、そうかな?」
「ああ、オレの隣にいるおまえは最高の嫁だゼ。」
オレも連れてけヨ
「なあ、今度町の外に出るときはオレも連れてけヨ。」
「オレがおまえを守ってやるかラ。」
家に帰って
「家に帰ってフレイがいるってのはこんなにも幸せなんだナ。」
「なんかうれしくなっちまうゼ。」
幸せだナ
「幸せだナ。」
「好きな人と一緒にいられるってのはこんなにも幸せなんだナ。」
愛してる
「なあ、フレイ。」
フレイ「なに?」
「愛してるヨ。」
フレイ「……。」
フレイ「私も愛してる。」
愛してる2
フレイ「ダグ。」
「どうしタ?」
愛してるよ/呼んだだけ
▼愛してるよ
「オレも愛してるゼ。」
▼呼んだだけ
「おう、いくらでも呼べ呼ベ!」
オマエが一番
フレイ「ダグは食べる事が一番好きなのかな?」
「んーそうだナ……、いヤ。」
「オマエが一番だヨ。そんな当たり前なこと言わせんナ。」
どこが好き?
フレイ「ねえ、ダグは私のどこが好き?」
「オマエの好きなとこカ?んー……全部、かナ。」
オマエって
「オマエってどっちかっつーとカワイイタイプだよナ。」
フレイ「え、えと……じゃあ、ダグは――」
かわいいなほうが好み?/キレイなほうが好み?
▼かわいいなほうが好み?・キレイなほうが好み?
「どっちでもいいつーか、オマエだから好きなんだヨ。」
幸せって
「最近わかったんだけド――」
「幸せってオマエといるときのことを言うんだナ。」
愛してる3
フレイ「ねえ、ダグ――」
「ン?」
愛してるって言って/なんでもない
▼愛してるって言って
「ハァ……?」
「しょうがねえナ……。」
「愛してル……。」
もう1回!!/ありがとう
▼もう1回!!
「愛してるゼ。」
さらにもう1回!!/ありがとう
▼さらにもう1回!!
「って、何回言わせるつもりだヨ!はずかしいだろうガ……。」
▼ありがとう
「あいヨ。」
▼なんでもない
「おいおイ……。」
子供誕生後
子供の成長って
「
ノエル、でかくなったナ。」
「子供の成長ってあっという間だナ。」
よく寝るナ
「ノエルはよく寝るナ。」
「うらやましいゼ。」
ばあさんが
「ばあさんがノエル見てニヤニヤすんだゼ。」
「うれしいんだろうナ。」
将来
「ノエルの将来すごいゾ!!」
フレイ「え?」
「絶対有名人になるゾ!!」
「だってオレの子供だからナ!」
特別台詞
起床と就寝
「起きロ……朝だゾ……。」
「もう寝るカ?」
うん、寝よう/まだ起きてる
▼うん、寝よう
「よっし、寝るゾ。」
他の人に「好きです!」後
「なあ、フレイ。」
フレイ「?」
「その……ナ。お前には、オレだけを見て欲しいんダ。」
「オレ以外、見るなヨ……。」
結婚記念日
「なー、今日が何の日か覚えてっカ?」
フレイ「今日は――」
結婚記念日/カブの日
▼結婚記念日
「そうダ!」
「よく覚えてたナ。」
フレイ「当たり前だよ。」
「オレなんて一昨日思い――」
「あ、いや、なんでもなイ。」
「実はさ、前からこの日にちゃんと言おうと思ってたことがあるんダ。」
▼カブの日
「いやいヤ……。」
「それなんの日だヨ……。」
「……結婚記念日だロ。」
フレイ「ああ!」
「ったく、女はこういうのにうるさいんじゃなかったのカ?」
フレイ「なにか言った?」
「いーや、なんでもありませんヨー。」
「そうだ、おまえに言いたかったことがあるんダ。」
フレイ「こんな日に?」
「こんな日だからだヨ。」
「うおっほン。」
「オレと結婚してくれてありがとウ。」
「オレ、毎日幸せだかラ。」
「愛してる、フレイ。」
子供が欲しい
「結婚して結構経ったし、そろそろあれダ……。」
「おまえとの子供が欲しいんだよナ。」
「そこんとこ、おまえはどう思ウ?」
私もだよ・まだ、2人がいいかな
▼私もだよ
「やっぱりおまえもそう思ってたカ!」
「オレさー、子供ってのにあこがれてたんだヨ。」
フレイ「ダグは子供だよ?」
「そういう意味じゃねーヨ!!」
「子供になりたいんじゃなくて、子供が欲しかったって意味だヨ!」
フレイ「そうなんだ?」
フレイ「まぎらわしいね。」
「わざとやってんだろ、おまエ。」
▼まだ、2人がいいかな
「マッ、ジカ……。」
フレイ「そんなにショック?」
「ンー……。」
「ちょっとあこがれてたところがあったからナ……。」
「まっ、でもおまえがそういうならそれでもかまわねーカ。」
「しばらくはイチャイチャしようナ。」
おめでた
フレイ「……!」
「フレイ……?」
フレイ「何か……苦しい……。うう…………。」
「フレイ!?」
フレイ「…………ううう……。」
「すぐに病院へ行こうフレイ!!」
ジョーンズ「ふむ……。」
ナンシー「これは……、まさか、ねえ、ジョーンズ……。」
ジョーンズ「……ええ。間違いありませんね。」
フレイ「な、なんですか!?」
フレイ「ジョーンズさん!何か……悪い病気なんですか!?」
ジョーンズ「いいですか、2人とも、落ち着いて、聞いてください。」
フレイ「はい…………。」
ダグ「…………。」
ジョーンズ「おめでとう。おなかに赤ちゃんがいますよ。」
ダグ「えっ……!!」
ナンシー「ふふ、おめでとう。2人の子供よ。」
フレイ「え、ええーーーーーっ!」
フレイ「ダグ……。」
ダグ「フレイ……!」
ナンシー「これはまた、にぎやかになりそうね。」
ナンシー「町のみんなにも教えちゃおうかしら。」
ジョーンズ「ナンシー……。」
ジョーンズ「……さて、2人とも、よく聞いてください。」
ジョーンズ「お子さんが産まれるまで、まだ時間があります。」
ジョーンズ「それまで体を健康に保つことが大事です。」
ジョーンズ「そして、新しい命が産まれるのを、一緒に楽しみに待ちましょう。」
フレイ「はい、ありがとうございます!」
「マジかヨオオオオオオオオオ!!」
フレイ「ちょっ!」
フレイ「そんな大声出さないでよ。」
「これが落ち着いてられるカ!!」
「夢なんかじゃねえよナ?」
「オレたちに家族が増えるんダ!」
「男の子だったらいいと思わないカ?」
「女の子もかわいくていいよナ?」
フレイ「ど、どっちがいいの?」
「男でも女でもどっちでもいいんダ。オレたちの子供だからナ!」
「おい、フレイはどっちが良イ?」
男の子・女の子・どちらでも
▼男の子
「男カ。」
「オレに似てつよカッコイイだろなア。」
フレイ「なにそれ。」
「強くてかっこいいってことだロ。」
フレイ「変なの。」
「変じゃねーシ。」
「つよカッコイイだシ!」
「オレの息子をバカにすんナ!」
フレイ(私の息子でもあるけどね……。)
▼女の子
「女カ……。」
「きっとおまえに似て美人になるゾ。……へへ。」
「ああああああア!!!」
フレイ「な、なに!?」
「いつかは嫁に出さなきゃいけねーのカ!?」
「ちくしょウ!!」
「オレの目が黒いうちはそんなことさせねーゾ!」
フレイ(気が早いよ……。)
▼どちらでも
「まあ、そうだナ。」
「おまえとの大事な子供だもんナ。」
「それにどっちだってかわいいに決まってるシ。」
「子供の名前、どうすル?」
フレイ「えっ?」
「いい名前、考えといてくれヨ? マ・マ♪」
「そうだ、オレ、ばあさんに教えてくるワ。」
「きっとよろこぶゼ!」
妊娠が発覚
誕生
フレイ「早く赤ちゃん産まれないかな。」
フレイ「…………あれ?」
「?」
フレイ「…………いたた。」
「まさか……フレイ!?」
フレイ「………………く、苦しい……。」
「すっ、すぐに病院へ行こうフレイ!!」
ジョーンズ「こちらへどうぞ。」
「おイ! フレイ!」
「平気カ!?」
フレイ「うん……大丈夫。」
フレイ「心配してくれてありがと。」
「そっか……よかっタ。」
赤ちゃん「だう~。」
フレイ「ね、顔見てあげてよ。」
「おォ!」
「男前(美人)じゃねえカ!!」
フレイ「私たちの子供だからね。」
「だよナ~。」
フレイ「ダグ、この子の名前、決まった?」
「ああ、それだけド、名前はおまえが決めろヨ。」
フレイ「え、いいの?」
「ああ、おまえのつけた名前なら間違いないだロ。」
「ノエル(ルーナ)にしたのカ。」
フレイ「うん。」
「ノエル(ルーナ)……。」
「いい名前だヨ。」
「こいつにピッタリダ。」
「おまえに任せてよかったヨ。」
フレイ「ありがとう。」
赤ちゃん「きゃっきゃっ。」
「はハ!」
「こいつもよろこんでるみてーダ。」
フレイ「うん……。」
フレイ「無事に生まれてきてくれてよかったよ。」
フレイ「ありがとう、ノエル(ルーナ)。」
フレイ「ありがと、ダグ。」
「おウ!」
「これからはオレたち3人、ずっと一緒だかんナ!」
2人の間に生まれた新たな命は、町の人達にあたたかく迎えられました。
誰もが2人の子供に夢中になりました。
沢山の愛情を注がれ、ノエル(ルーナ)はすくすくと成長していきました。
「いないいないバァ~~。パパでちゅヨォ~。」
「パパみたいに強い子になるんでちゅヨ~。」
「おかあさんのこと好きでちゅカァ? オレも負けないくらい好きだゼ……。」
フレイ「ただいま。」
「……お、おかえリ!」
フレイ「私もダグに負けないくらい、二人の事が好きだよ。」
「……お、オォ……。」
「って聞こえてたのかヨ!!」
そんな幸せな暮らしが続き、気付けば数年が経ちました。
ノエル(ルーナ)「ママーっ!」
フレイ「ノエル(ルーナ)。」
ノエル(ルーナ)「なにしてるの?」
フレイ「……うん。」
フレイ「ちょっと、色々思い出してたんだ。」
ノエル(ルーナ)「どんなこと?」
フレイ「この町にやって来た時の事や、初めてパパと出会った時の事。」
フレイ「他にも、色々な、たくさんの
思い出をね。」
ノエル(ルーナ)「ふう~ん……。」
ノエル(ルーナ)「…………。」
ノエル(ルーナ)「ねえ、ママ。」
フレイ「ん?」
ノエル(ルーナ)「ママはこの町がすき?」
好きだよ・ひ・み・つ
▼好きだよ
ノエル(ルーナ)「そっかあ~♪」
▼ひ・み・つ
ノエル(ルーナ)「ええ~っ、ずるい~。」
フレイ「ノエル(ルーナ)は?」
ノエル(ルーナ)「だいすきっ♪」
フレイ「良かった。」
ノエル(ルーナ)「ねえ、はやくおうちにかえろう? おうちで遊びたい!」
フレイ「うん、わかった。」
フレイ「一緒に帰ろう。私達の家へ。」
最終更新:2022年04月25日 22:34