デートに誘う
レスト「明日なんですけど、どこか一緒に出かけませんか?」
フォルテ「明日ですか?」
フォルテ「そうですね。訓練はありますが……」
フォルテ「…………。」
失敗
「……すみませんが、お断りさせて頂きます。」
成功
フォルテ「たまには息抜きも必要ですよね。」
フォルテ「それで、どこに行きましょう?」
食堂・雑貨屋・花屋・
飛行船・鍛冶屋・展望台・湖・僕の家・どこがいい?
▼食堂・雑貨屋・花屋・飛行船・鍛冶屋・展望台
レスト「○○に行きませんか?」
フォルテ「ええ。構いませんよ。」
▼湖
レスト「セルフィア:竜の湖なんてどうでしょうか?」
フォルテ「え……。」
レスト「?」
フォルテ「い、いえ!なんでもありません。」
フォルテ「で、ではそこで……。」
レスト「……?」
レスト「セルフィア:竜の湖に行きましょう。」
フォルテ「え!?」
レスト「フォルテさん、泳げるようになりたいんですよね?」
フォルテ「それは……はい。」
フォルテ「でも……レストさんはたいくつなんじゃあ……」
レスト「がんばりましょう!フォルテさん!!」
フォルテ「は、はい!」
泳げるようになった後
フォルテ「はい!、ぜひ!」
フォルテ「レストさんのおかげで、もう水も怖くないですから♪」
▼僕の家
レスト「僕の家に来ませんか?」
フォルテ「へ……?」
フォルテ「それは、その、どういう意味で……?」
レスト「フォルテさんをご招待したいなって思っただけですけど?」
フォルテ「あ……。あ、ああ!そ、そうでしたか!」
フォルテ「ほっとしたような、ちょっと残念なような……。」
フォルテ「……って、何を考えてるんだ私はーっ!」
レスト「……?」
レスト「家でゆっくりしません?」
フォルテ「ああ、良いですね。そうしましょう。」
▼どこがいい?
フォルテ「では、○○なんてどうでしょう?」
レスト「いいですね。では、○○で。」
フォルテ「分かりました。では、楽しみにしています。」
フォルテ「では、
鍛冶屋『のらりくらり』なんてどうでしょう?」
レスト「ああ。いいですね!」
フォルテ「楽しみにしてて下さいね。」
レスト「え?」
フォルテ「いえ、なんでも。……ふふ。」
フォルテ「そ、それでは、その……。」
フォルテ「レストさんの家…………なんて、どうでしょうか?」
レスト「え?」
フォルテ「い、いえ!?深い意味ではなく!!」
レスト「深い……あ……。」
フォルテ「…………。」
レスト「ええと、じゃあ、僕の家で……いいんですよね?」
フォルテ「ええと……はい。」
フォルテ「家でゆっくりと一緒に過ごすのはどうでしょう?」
レスト「良いですね。そうしましょう。」
フォルテ「では、10時にセルフィア:広場で待ち合わせましょう。」
レスト「分かりました。」
フォルテ「こ、これはもしや、……
デートということになるのか?」
レスト「え?」
フォルテ「い、いえ!なな、なんでもありません!」
フォルテ「明日……明日か。」
フォルテ「……楽しみだな。」
レスト「え?」
フォルテ「い、いえ!?ま、また明日ですよね!?」
レスト「あ。は、はい。」
フォルテ「それではっ!そういうことでっ!!」
レスト(結婚してもちゃんと待ち合せするんだね。この雰囲気を楽しもう。)
フォルテ「明日は10時にセルフィア:広場で待ち合わせです。」
フォルテ「楽しみにしていますよ。」
待ち合わせ
他の人を連れているとき
「レストさん。後ろにいらっしゃるのは……。」
「その……デートには二人でないと出かけられませんよ……?」
時間より早い時
レスト「フォルテ!」
フォルテ「あ!レストさん!」
フォルテ「す、すみません!待たせてしまいましたか?」
レスト「気にしないでください。」
レスト「あんまり楽しみで、早く着いちゃっただけですから。」
フォルテ「う……。そ、そうですか……。」
フォルテ「では、行きましょうか。レストさん。」
フォルテ「目的地は『○○』ですよ。」
時間どおりの時
フォルテ「あ、レストさん。」
レスト「あ、フォルテ。さすが、時間通りですね。」
フォルテ「当然です。楽しみにしてましたから。」
レスト「え?」
フォルテ「あ……。…………。」
レスト「ふふ……。」
レスト「それじゃ、行きましょうか。」
フォルテ「……はい。」
フォルテ「では、行きましょうか。レストさん。」
フォルテ「目的地は『○○』ですよ。」
遅刻した時
フォルテ「あ、レストさん。」
レスト「す、すみません。待たせてしまいましたね!」
フォルテ「いいえ。私もいま来たところですから。」
レスト「あれ?そうだったんですか?」
フォルテ「……いえ、実はこのセリフが言ってみたかっただけです。」
フォルテ「では、行きましょうか。レストさん。」
フォルテ「目的地は『○○』ですよ。」
忘れていた時(翌日)
フォルテ「レストさん。あなたとの約束の話ですが……、」
フォルテ「ずっと待っていましたが、まさか、忘れてたなんてことは……。」
ごめんなさい ・ ……
▼ごめんなさい
フォルテ「…………。」
フォルテ「約束を破るのは、良くないことだと思います。」
フォルテ「ですが……ごまかすためにウソをつくのは、最低です。」
フォルテ「……あなたが正直な人で、良かった。」
▼……
フォルテ「…………。」
フォルテ「……あなたには、もう少し反省する時間が必要でしょう?」
移動中
フォルテ「あの、レストさん。」
レスト「はい。」
フォルテ「その、手をつないでも……。」
うん・だめです
▼うん
フォルテ「あ……。」
レスト「さ、行きましょう。」
フォルテ「あ……はい。」
フォルテ「……いつまでも、こうしていられたら……。」
▼だめです
フォルテ「あ……。」
レスト「僕は腕を組みたいので。」
フォルテ「え……きゃっ!」
レスト「ダメでしたか?」
フォルテ「い、いえ……。」
フォルテ(こういう時なら…つないでもいいのか…?)
レスト「フォルテさん?」
フォルテ「はっ!そ、そうですね、せ、節度を持った交際をしないと!!」
レスト「???」
フォルテ「う…」
フォルテ(こういう場面なら……、つないでいいものなのか…?)
レスト「フォルテさん?」
フォルテ「は、はい!?そ、そうですね!せ、節度を持った交際をしないと!!」
レスト「?」
フォルテ「う……。」
フォルテ「つ、つまりは、そういうことなのです!」
ファルテ「さ、行きましょう。」
フォルテ「…………。」
レスト「どうかしたんですか?フォルテ。」
フォルテ「え!?」
フォルテ「いや、何でもないんですが……、その、何でもなくないような…。」
フォルテ「……これが恋……なのかな……。」(
ボイス付き)
レスト「ん?」
フォルテ「い、いえ!?なんでもありませんよ!?」
④
フォルテ「不思議ですね…。」
レスト「え?」
フォルテ「いつもと同じ場所を、いつものように歩いているのに、」
フォルテ「あなたが隣にいるだけで、いつもより景色がキレイに見えます。」
僕もだよ・あの、病院に……
▼僕もだよ
フォルテ「ふふ……。」
フォルテ「……幸せだな。」
▼あの、病院に……
フォルテ「レスト……」
フォルテ「もちろん、ジョウダンで言っているんですよね…?」
レスト「ええっと……。」
デート中
食堂
ポコリーヌ「それでは、ゆっくり食事を楽しんでくだサイ。」
ポコリーヌ(料理代はサービスしマスよ。)
ポコリーヌ(がんばってくだサイ♪)
フォルテ「おいしそうな料理ですね。さすがはポコリーヌさんだ。」
レスト「そうですね。」
レスト「それじゃあ、冷めないうちにいただきましょうか。」
フォルテ「はい。」
レスト「それじゃあ、いただきます。」
フォルテ「いただきます。」
レスト「あ、フォルテ。」
フォルテ「え?」
食べさせて・食べさせてあげようか?
▼食べさせて
フォルテ「な!?なな、なにを……!?」
フォルテ「…………。」
フォルテ「では、その、えっと……。」
フォルテ「あ、あ~ん……。」
レスト「…………。」
レスト「うん。おいしい。」
フォルテ「…………。」
レスト「さてと。それじゃあ……。」
▼食べさせてあげようか?
フォルテ「え……!?」
レスト「はい、あーん。」
フォルテ「う……え、ええ!?」
レスト「食べないんですか?」
フォルテ「…………。」
フォルテ「あ、あー……ん。」
レスト「と、みせかけて――」
!
レスト「うん。おいしい。」
フォルテ「な……く、くそ、だまされました……。」
レスト「さてと。それじゃあ……。」
食べさせる・今度は食べさせてあげようか?
▼食べさせる
フォルテ「ま、まったく!こんな子供っぽいことをして……!」
フォルテ「だ、だいたいですね。私はこういったことが苦手で--」
レスト「あ、フォルテ。そのままストップ!」
フォルテ「え?」
レスト「はい。パクッとどうぞ。」
フォルテ「んぐ……!?」
フォルテ「(もぐもぐ)」
レスト「おいしいですか?」
フォルテ「…………。」
フォルテ「………………はい。」
レスト「そういえば、食べる前に何か言おうとしてましたけど……。」
フォルテ「……もういいです。」
▼今度は食べさせてあげようか?
フォルテ「べ、別に、私はそんなことーー」
レスト「はい、あーん。」
フォルテ「ぐ……。」
フォルテ「…………あ、あ〜ん……。」
レスト「でも、やっぱりあげない。」
フォルテ「あ……!」
レスト「……うん、おいしい。」
フォルテ「ううう…信じた私がバカでした……!」
フォルテ「だ、だいたいあなたはーー」
レスト「あ、フォルテ。ちょっとストップ。」
フォルテ「え……?」
レスト「はい。めしあがれ。」
フォルテ「んぐ……!?」
フォルテ「(もぐもぐ)」
レスト「おいしいですか?」
フォルテ「……。」
フォルテ「…………はい。」
レスト「そういえば、食べる前に何か言おうとしてましたけど……」
フォルテ「……もういいです。」
レスト「おいしかったですね。」
フォルテ「え、ええ。まぁ……。」
レスト「楽しかったですか?」
フォルテ「それは……その、…………はい……。」
レスト「それじゃあ、また時間があったら来ましょう。」
フォルテ「……はい。喜んで。」
雑貨屋
フォルテ「あ、これ……。」
フォルテ「…………。」
レスト「何か欲しいものでもありましたか?」
フォルテ「へ!?あ、いや、別にそんなこと!」
フォルテ「似合わないのは分かってますし……。」
レスト「…………。」
レスト(せっかくだし、何かプレゼントしようか。)
チロリのヌイグルミ 300G・花柄のポシェット 5000G・名刀らしきもの 20000G・幻のチーズケーキ 9999999G
▼チロリのヌイグルミ
フォルテ「じーっ。」
レスト「これください。」
フォルテ「じーーーっ。」
レスト「フォルテ、もしかしてこれ、欲しかった?」
フォルテ「え!?あ、いや、これは……そう、訓練なのです!」
フォルテ「ヌイグルミ相手ににらみ合いを続け、いつまで目を開いてられるのか!」
フォルテ「これは王都の騎士訓練要項にも採用されている由緒正しきもので、」
フォルテ「つ、つまり、とにかく違うのです。欲しかったわけではありません。」
レスト「そうですか。」
レスト「フォルテにプレゼントしようと思ってたんだけど……。」
フォルテ「いただきましょう。」
レスト「え?」
フォルテ「せっかくですから。よろしくお願いします。ぜひ。」
レスト「ええと……。それじゃあ、どうぞ。」
フォルテ「ありがとうございます。」
フォルテ「…………。」
▼花柄のポシェット
フォルテ「それは……。」
レスト「どう思いますか?」
フォルテ(かわいい……)
レスト「やっぱり、ちょっと少女趣味すぎますか。」
フォルテ「え!?」
フォルテ「そ、そうですね!さすがにこれは……ちょっと……。」
フォルテ「ちょっと…………。」
レスト「じゃあ、受け取ってください。」
フォルテ「え!?」
レスト「無理しなくていいですよ。好きなものは好きなんですから。」
フォルテ「あ……。」
フォルテ「……ありがとう、ございます。」
▼名刀らしきもの
フォルテ「こ、この刀は……。」
レスト「僕からのプレゼントです。」
フォルテ「すごい……。まさか、そんな……。」
フォルテ「これは伝説の騎士がさしていた、名刀『ムネムネ』の一号レプリカ!?」
フォルテ「この刀身の輝きまでも再現した一号は後の劣悪なレプリカとは一線を画し、」
フォルテ「忠実に再現しすぎたあまり切れ味がよすぎると評判になった一品!」
フォルテ「まさか、こんなところで手に入るとは……。」
レスト「えっと……喜んでもらえましたか?」
フォルテ「モチロンです!ありがとうございます!」
フォルテ「ふふ……どこに飾り付けよう。やっぱり、まくら元かなぁ。」
▼幻のチーズケーキ
フォルテ「これを私に……ですか?」
レスト「ケーキが載ってるこのお皿もセットだそうですよ。」
レスト「フォルテ、甘いものはキライでしたか?」
フォルテ「え……!?あ、いや、別にそんなことは……。」
フォルテ「そ、そうですね。では、せっかくなのでいただきますね。」
フォルテ(太るかな……)
フォルテ(でも、せっかくのチーズケーキで、レストさんからのプレゼント……!)
フォルテ(けど、これで太って嫌われでもしたら……。)
フォルテ「……わ、私はどうすれば……。」
レスト「?」
花屋
フォルテ「花は女性らしさの象徴ですよね。」
フォルテ「私には縁の遠いものですから、あこがれてしまいます。」
レスト「真っ直ぐキレイに咲く花だって、ありますよ。」
フォルテ「あ……。」
フォルテ「確かに、そうですね。花もかわいいものばかりじゃない。」
フォルテ「……そんな風に言われたのは、初めてです……。」
レスト(せっかくだし、花をプレゼントしようか。)
プレゼントする 555G・今日は……いいや
▼プレゼントする
フォルテ「これは……?」
レスト「プレゼントです。」
フォルテ「え?私にですか……?」
フォルテ「そ、そんな!私には花なんて……その、」
フォルテ「やっぱり、似合いませんし……。」
フォルテ「……あ、でも、せっかくですから、いただいておこうかな。」
フォルテ「その代わり、私からも、これを。」
レスト「え……?」
フォルテ「その、こういうことにはうといので……。」
フォルテ「レストさんに、その、似合いそうな花を選んでみました。」
フォルテ「……やっぱり、その、お、おかしかったですか……?」
レスト「そんなことないです。」
レスト「ありがとうございます。大事にしますから。」
フォルテ「……はい。そうしてくれるとうれしいです。」
▼今日は……いいや
フォルテ「あ、レストさん!」
レスト「はい。」
フォルテ「その……あの、ですね!」
フォルテ「少し花を選んでみたので……。よ、よろしければ……その……。」
レスト「え?もらっていいんですか?」
フォルテ「はい。気に入らなければ……いいですが。」
レスト「そんなことないです。ありがとうございます。」
フォルテ「い、いえ、どういたしまして!」
飛行船
①
レスト「風が気持ちいいですね。」
フォルテ「はい。」
フォルテ「透き通るような空もステキですね。」
フォルテ「どこまでもまっすぐに進んで行けそうで……。」
フォルテみたいにですね・たまには寄り道もいいですよ
▼フォルテみたいにですね
フォルテ「私はそんな風に見えますか……。」
フォルテ「確かに、その通りなんですけどね。私は本当にユウズウがきかなくて。」
フォルテ「分かってはいても、なかなかどうして、簡単に治せるものではないんです。」
フォルテ「……情けない話ですが。」
レスト「…………。」
フォルテ「でも、最近は、それでいいんだと思えることもあります。」
フォルテ「そんな自分でも、もし誰かに、好きになってもらえたら、なんて……。」
▼たまには寄り道もいいですよ
フォルテ「え……?」
レスト「空はこんなに広いんですから、どこにだって行けると思いませんか?」
レスト「行ってみたいと、思いませんか?」
フォルテ「そう、ですね……。」
フォルテ「それも悪くないかもしれません。……あなたと一緒なら。」
レスト「え……?」
②
フォルテ「こうしていると、なんだか童心に返ったようで……。」
フォルテ「あ、レスト。あれ見て下さい。」
レスト「え?」
フォルテ「あ、こっちも面白いですよ?ほら、森があんなに小さく見えます。」
レスト「あ、はい。ええと……。」
フォルテ「あの雲なんておもしろい形ですね。あ、こっちの景色も……。」
レスト「あ、あの、フォルテ、ちょっと落ち着いて……。」
フォルテ「きゃっ……!」
レスト「あ、危ないっ!」
レスト「……ふぅ。」
フォルテ「あ、ありがとうございます。少し揺れたもので……。」
レスト「いえ、気をつけてくださいね。こんなところで転んだら大変ですから。」
フォルテ「はい、すみません。少しはしゃぎ過ぎてしまいました…。」
レスト「まあ、そういうフォルテも滅多に見られないので新鮮でしたけど。」
フォルテ「も、もう……。」
フォルテ「でも、たまにはこういうのもいいですね。」
レスト「え?」
フォルテ「守られるというのも、その、悪くないかなぁなんて…。」
フォルテ「た、たまにはですよ!?本当にたまに……。」
レスト「……はい、そうですね。」
フォルテ「……もう。……なんでそんなに嬉しそうなんですか……。」
鍛冶屋
バド「ケガしないように気をつけろヨ。」
バド「まぁ、キミたちの熱でオレがヤケドしそうだけどナ。」
レスト「それじゃあ、始めましょうか。」
フォルテ「はい。共同作業ですね!」
フォルテ「こ、こうして、2人の愛の結晶が……。」
フォルテ「い、いえ、なんでもありません!」
レスト「わ、わ、フォルテ!手元が危ないですよ!?」
フォルテ「え!?いや、そんなに近づいたら……わああ!」
レスト「わあああ!危ない、危ないって!」
○○が完成した!
フォルテ「完成、しましたね……。」
レスト「はい……。」
フォルテ「ちょっと、つかれましたけど……。」
フォルテ「でも……、楽しかったです。」
レスト「それなら、僕もよかったです。」
フォルテ「これは今日の記念に大切にします。」
フォルテ「レストさんも、その、大切にして下さいね!」
展望台
①
▼晴れ
レスト「ここからだと、町が見渡せますね。」
フォルテ「ええ。警備をするには少し高すぎますが。」
フォルテ「でも、
キールの姿なら、ここからでも分かるんですよ?」
フォルテ「それと、レストさんも……。」
レスト「え……?」
フォルテ「い、いえ……!」
フォルテ「あ、ほら!あそこにキールがいますよ!?」
▼雨
レスト「この天気だとさすがに町の様子は見えませんね……。」
フォルテ「そうですか?」
フォルテ「キールの姿なら、ここからでも分かりますよ。」
フォルテ「それと、レストさんも……。」
レスト「え……?」
フォルテ「い、いえ……!」
フォルテ「あ、ほら!あそこにキールがいますよ!?」
ごまかさないで下さい・え?どこどこ?・いえ、あっちにいますよ
▼ごまかさないで下さい
フォルテ「う……!?」
レスト「僕のことも、見つけられるんですか?」
フォルテ「え、えっと……。」
レスト「どうなんですか?」
フォルテ「その……。」
フォルテ「…………。…………無理では、ないです。」
▼え?どこどこ?
フォルテ「ほ、ほら。こっちの方です!」
フォルテ(うまくごまかせたか……。)
フォルテ「あ……」
レスト「どうしたの?」
フォルテ「い、いえ。その、か、顔がちかい……ので。」
レスト「あ……。」
(…………)
▼いえ、あっちにいますよ
フォルテ「え……!?」
フォルテ「あ……いえ、そうでしたか。その、えっと……。」
レスト「どうしたんですか?」
フォルテ「いえ、私としては、話をそらしたかっただけというか、」
フォルテ「その……。」
フォルテ「…………ご、ごめんなさい。」
②
レスト「いい景色ですね。」
フォルテ「はい。」
レスト「2人きりですね。」
フォルテ「……はい。」
フォルテ「あなたが町に来た頃には、まだ考えもしなかったです。」
フォルテ「……こんな気持ちになるなんて。」
僕もです・こんな気持ちって?
▼僕もです
「感謝しています。」
レスト「え?」
「まさか、こんなにも、色々な気持ちになるなんて、」
「こんなにもステキなことだなんて、思ってもみませんでしたから」
「……人を好きになるだけで、こんなにも世界が変わるなんて。」
「…………。とまあ、その、感謝しているんです。」
▼こんな気持ちって?
フォルテ「それは……その……!」
フォルテ「あなたのことが……その、…………好きだということです。」
レスト「え?」
フォルテ「だから……!」
フォルテ「も、もう、知りません……!」
湖(夏以外)
フォルテ「湖に来ると、よく昔のことを思い出します。」
レスト「キールとのことですか?」
フォルテ「な、なんでキールのことだと思うんですか。」
レスト「違うんですか?」
フォルテ「…………違いませんけど。」
レスト「あはは。」
フォルテ「わ、笑わないでください……。」
レスト「すみません、つい。」
フォルテ「もう……。」
レスト「昔のことって、どんなことを思い出すんですか?」
フォルテ「晴れた日は、キールと一緒に遊んだこと。」
フォルテ「雨の日は……嵐の夜に、二人で両親の帰りを待ったときのことですね。」
レスト「えっと、湖の
思い出ですよね……?」
フォルテ「ああ。そうですね。」
フォルテ「嵐の夜はよく湖の話をしたんですよ。」
フォルテ「今度晴れたときに、みんなで湖に遊びに行こうって。」
フォルテ「そうやって楽しいことを考えてれば、怖くないからって。」
フォルテ「でも……。」
レスト「本当は怖かったんじゃないですか?」
フォルテ「え?」
レスト「それでも、フォルテのことだから、我慢して怖くないフリをしたりして……。」
フォルテ「どうして……。」
レスト「なんとなく、そんな気がしたんです。」
レスト「フォルテは、優しくて意地っ張りだから。」
フォルテ「それ、褒めてるんですか?」
レスト「ふふ。どうでしょう。」
フォルテ「もう……。」
フォルテ「……でも、うれしいですよ。……気づいてくれるって思えるだけで。」
レスト「え?」
フォルテ「いいえ。なんでもありません。」
レスト「?」
フォルテ「ふふ……。」
湖(夏)
フォルテ「ふぅ……。」
フォルテ「この季節の湖は、本当に気持ちがいいですね。」
レスト「そうですね。」
フォルテ「さすがに、もう子供のようにははしゃげませんが……。」
手を引いて水の中へ・波打ちぎわで水をかける
▼手を引いて水の中へ
フォルテ「えっ!?な、なにをするのですか!?」
レスト「せっかくだから、一緒に泳ぎましょう。」
フォルテ「え、ちょ、ちょっと待って!私、水に浮かなーー」
レスト「って、フォルテ!?」
フォルテ「けほっけほっ!」
レスト「すみません、泳げなかったんですね……。」
フォルテ「よ、よろい姿なら、もともと浮きませんから……。」
レスト「……もしかして、バレるのが恥ずかしかったんですか?」
フォルテ「そんなことは……!!ただ、騎士が泳げないというのはーー」
レスト「恥ずかしかったんですね?」
フォルテ「…………。……そうです。」
レスト「じゃあ、今度僕が教えますよ。」
フォルテ「え!?」
レスト「イヤですか?」
フォルテ「い、いえ!そんなことは……!」
レスト「じゃあ、また今度きたときにでも。」
フォルテ「……はい。よろしくお願いします……。」
▼波打ちぎわで水をかける
フォルテ「きゃっ!」
フォルテ「あ……。」
レスト「フォルテも、そんな声だすんですね。」
フォルテ「う……。」
フォルテ「あー、もう!いいでしょう!受けて立ちましょう!」
レスト「よーし、それじゃあ……ってうわ!?」
フォルテ「戦いはもう始まっているのです。」
レスト「く、負けるかー!」
フォルテ「ふふふ、まだまだですね!レスト!」
(暗転)
レスト「じゃあ、今日のところは、ひ、引き分けって事で……。」
フォルテ「そ、そうですね……。……もうヘトヘト……。」
フォルテ「でも……ふふ。楽しかった♪」
泳ぎ方を教える・波打ちぎわで水をかける
▼泳ぎ方を教える
フォルテ「よ、よろしくお願いします!」
レスト「そんなにカタくなると、浮くものも浮かないよ?」
「う……。」
レスト「そうそう。リラックスして。」
レスト「じゃあこのまま水に入って、顔を水につけまーす。」
「な……い、いや、まだ心の準備が……!」
「ひ!?いや、無理! いやーっ!」
レスト「うわっ!ちょ、ちょっと、そんなにしがみついたら……!?」
「もうイヤだ!帰る! 帰りたいです!!」
レスト「わ、分かったから……。落ち着いて……。」
(暗転)
「す、すみませんでした……。その、取り乱してしまって…………。」
レスト「いえ……。」
「あの、レストさん。」
「私は泳げるようになるのでしょうか?」
レスト「……ええ。僕に任せておいて下さい。」
「泳ぎ方を教える」を選択後変化
泳ぎ方を教えてみせる・波打ちぎわで水をかける
▼泳ぎ方を教えてみせる
フォルテ「今日こそお願いします……!」
レスト「はい。がんばりましょう。」
レスト「じゃあ、今度はゆっくり、まずはここで目を開けるところから。」
フォルテ「……はい。」
レスト「それじゃ、顔をつけて、目を開けてみてください。」
フォルテ「すー……。」
フォルテ「……!」
フォルテ「……ぷはあっ!」
レスト「どうでした?」
フォルテ「で、できた……。」
レスト「それじゃあ、今度は目を開けてから、体の力を抜いて……。」
フォルテ「う、うん……。」
フォルテ「……!」
レスト「よし!ちゃんと浮いてるよ!」
フォルテ「浮いてる!?わ、私が!?」
レスト「あとはそのまま、足をバタバタさせれば……。」
フォルテ「──!」
レスト「ほら!泳げた!」
フォルテ「ぷはあっ!」
レスト「ほら、泳げたじゃない!」
フォルテ「泳げた…?わ、私が…?」
レスト「おめでとう!」
フォルテ「……うん!ありがとう!」
フォルテ「あ……いや、そうじゃなくて、ありがとうございます!」
「泳ぎ方を教えてみせる」を選択後変化
一緒に泳ごうか・波打ちぎわで水をかける
▼一緒に泳ごうか
フォルテ「……はい。」
フォルテ「まだまだ、なかなか前には進みませんが……。」
フォルテ「もう水は怖くなくなりましたよ。」
フォルテ「今までは、誰に教わっても、おぼれた恐怖が消えなかったのに、」
フォルテ「レストさんの手をにぎってたら、安心できて……。」
フォルテ「あ……その、だから、心から感謝しているという話で……。」
フォルテ「と、とにかく、泳ぎましょう!」
フォルテ「一緒に!」
レスト「……うん!」
僕の家
フォルテ「これが……男の人の部屋か……。」
フォルテ「あ、いや、キールの部屋は見慣れてますが、」
フォルテ「ずいぶんと印象が違うものですね。においとかも……。」
レスト「え……?」
フォルテ「あ……。い、いや、びんかんなもので!!」
フォルテ「ああ、違う!?そうじゃなくて、キライじゃなくていいにおいで!」
フォルテ「わああ、こ、コレも違うな!?えーと、だから……。」
レスト「フォルテ……?」
フォルテ「と、とにかく、大丈夫ですから!おかまいなく!?」
レスト「は、はい。」
フォルテ「……ああ、もう。なにをやっているんだ私は……。」
フォルテ「…………。」
フォルテ「なんだか、不思議な感じですね。」
フォルテ「結婚する前までは、ここはあなたの部屋だったのに、」
フォルテ「今はここにいると、本当に落ち着きます。」
レスト「はい。」
フォルテ「…………。」
フォルテ「……もうちょっと、そっちに行ってもいいですか?」
レスト「え?はい……。」
フォルテ「ずっとここで、こうして暮らしてたいです……。」
フォルテ「ずっと、家族みんなで、幸せに……。」
レスト「そうですね。」
フォルテ「信じてますからね。レストさん。」
フォルテ「……私と一緒に、この幸せを守ってください。」
レスト「……はい。」
ほたるび祭り
フォルテ「ホタルが、こんなにたくさん……!」
フォルテ「わぁ……。………………。」
キレイだね、ホタル・キレイだね、フォルテ
▼キレイだね、ホタル
フォルテ「そうですね……。」
フォルテ「こんな景色を、いつか見た覚えがあります。」
フォルテ「父が私の隣に立っていて、」
フォルテ「母がキールを抱いていて。」
フォルテ「あの頃に戻れたらと、昔はよく思っていましたが……。」
フォルテ「……今は、戻りたくないと思います。」
フォルテ「ずっと、こうしていたい。」
フォルテ「こうして、……あなたの隣に立っていたいです。」
▼キレイだね、フォルテ
フォルテ「はい……。」
フォルテ「……って、ええ!?い、いきなりなにを……!?」
レスト「いや、思ったことを口に出しただけなんですけど…。」
フォルテ「……そ、そうですか。」
フォルテ「…………。……ありがとう、ございます。」
聖夜祭
フォルテ「やはり、ここからはよく町が見えますね。」
レスト「はい。」
フォルテ「私はこの町が大好きです。」
フォルテ「同じくらい……、この町にいる人も。」
僕もです、と相手を見つめる ・ 僕もです、と手を握る
▼僕もです、と相手を見つめる
フォルテ「…………。」
フォルテ「レストさん。今日は
聖夜祭です。」
フォルテ「……願いごと、しましょうか。」
▼僕もです、と手を握る
フォルテ「あ……。」
フォルテ「……そ、そうだ。願いごと!願いごとをしましょう!」
フォルテ「今日は聖夜祭です。……きっと、かないます。」
フォルテ「…………。なにを願いましたか?」
レスト「フォルテさんは?」
フォルテ「私は……。聞きたいですか?」
フォルテ「……なんて、ダメですよ。口にしたら溶けてなくなってしまいますから。」
レスト「え?」
フォルテ「だから、願いごとは胸の中に、大切にしまっておくんです。」
フォルテ「母が昔、そう教えてくれました。」
レスト「そうなんですか?」
フォルテ「……どうなんでしょう?」
レスト「え?」
フォルテ「でも……、それもステキだと思いませんか?」
再会話
フォルテ「今日は付き合って下さってありがとうございます。」
フォルテ「よろしければ、その、……またご一緒したいです。」
今なら行けるかも!
近くに寄る
フォルテ「え……!?」
フォルテ「えっと、その……。」
フォルテ「な、なんだか、照れますね……あはは。」
フォルテ「あは、は……。」
フォルテ「…………。」
フォルテ『こ……こんなに近くに……!』
手を握る
フォルテ「ひゃっ……!」
レスト「あ、ごめん……。」
フォルテ「い、いえ、ちょっとびっくりしただけで……。」
レスト「う、うん……。」
フォルテ「…………。」
フォルテ『指先がぶつかって……』
フォルテ「(そっ)」
レスト「え……?」
フォルテ「…………。」
レスト「…………。」
頭をなでる
フォルテ「わ……!」
レスト「フォルテの髪って、キレイですよね。」
フォルテ「そ、そうですか……?」
フォルテ『く……くすぐったいです。』
レスト「これからも、なでたりしていいですか?」
フォルテ「それは……お断りします。」
フォルテ「……な、なんだか恥ずかしいので。」
ほおをつつく
フォルテ「わひゃっ!」
レスト「フォルテ、びんかんですよね。」
フォルテ「い、いきなりそんなことされたら、誰だってビックリします!」
フォルテ『ビックリするじゃないですか!』
フォルテ「まったくもう……。」
ぷにっ。
フォルテ「ひゃあっ!」
フォルテ「って、なんなんですか、もう!」
抱きしめる
フォルテ「え?え???」
フォルテ「あの……。レストさん……?」
フォルテ「その……。」
フォルテ「温かい、ですね。」
ほおにキス
フォルテ「?」
フォルテ「……!?」
フォルテ「…………!!」
レスト「フォルテ……?」
フォルテ「な、なな、なん……!」
フォルテ『頬に……!』
何もしない
フォルテ「それでは、もう少し一緒に歩きましょうか。」
帰り
レスト「それじゃあ帰りましょう。」
フォルテ「はい。」
レスト(家まで送ってあげたほうが良いかな。)
家まで送る
フォルテ「たまにはこうして、家まで送ってもらうのも……。」
フォルテ「あ、いえ……!なんでも!」
フォルテ「とにかく、その…………ありがとうございました。」
家以外
フォルテ「あの、今日は楽しかったです。ありがとうございました。」
フォルテ「その……また誘ってくれるのを、楽しみにしてます。」
他の恋人とのデート中にすれちがった場合(ボイス)
「なんでしょう、これ……。胸が少し……。」
最終更新:2025年05月31日 01:56