M2186乗員装備

M2186乗員装備はHMA-h2パイロット共通の乗員装備一式。


構成


共通装備は大きく分けて三つで構成される。


インナースーツ

NBC社製高分子・有機複合積層スーツ。
神経ネットワークモニター、バイタルモニター、気密、生命維持、対NBC機能が一体化した、スキンスーツ。
緊急時には乗員の応急処置を施す。
負傷時(出血性外傷)には有機ポリマーを分泌し、外傷を組織閉鎖する。
また各種の投薬(カルシウム拮抗薬など)、カウンターショック機能を完備。心臓箇所に機械部を持ち、心停止回復の最終手段として心筋に直接アドレナリンを注入する。
最下層に有機素材を使用しており、着用者の精神、神経、生理状態をモニターし、機体の脊髄反射フィードバックや、イクサミコとの接続機能を備える。
また、高い気密性と耐放射線能力を持ち、付属のヘルメットとセットで運用される。
機体操縦の必要最低限のスーツであり、操縦そのものはこのスーツだけで問題ない。
基本的に全裸で着用する。

マッスルスーツ

ジェネシック・インダストリー社製強化服。
耐火・防弾・防刃・耐圧能力と、パワーアシスト能力を持った強化服。
軽量のパワードスーツで、非常時、乗員の生命を護り、脱出前後のサバイバビリティを向上させる。


エマージェンシーキット

コックピットシートに内蔵されている非常用キット。

護身用6.5㎜口径PDW×1(装弾数60)
予備弾薬×2
非常食料×3日分(励ましメッセージ付き)
水1.5ℓ×2
固形燃料ストーブ
非常用無線機
ビーコン
フラッシュライト
保温シート
ファーストエイドキット
ツールナイフ


各軍や、部隊によって、共通装備以外の装備が追加されることもある。
最終更新:2013年08月21日 18:34