ガントレット
B-147Dは、
ジェネシック・インダストリー社によって開発された、長距離音速爆撃機。
超音速で敵領空内に低空侵入する長距離戦略爆撃機として開発されたが、現在は緊急近接航空支援機としての任務も担っている。愛称は“手甲”を意味するガントレット(gauntlet)。
概要
超音速の戦略爆撃機である。形状は、重力制御機関を用いた無翼機スタイルで、空力的制御を用いない。
大容量の兵装搭載スペースを持ち、空中発射型巡航ミサイルや核兵器等多くの航空兵器を使用可能。
最高速度は高高度巡航でM15、低高度侵攻でM9.5である。
特徴と性能
高高度~低高度全ての領域で使用するために、四基の熱核ジェットエンジンを搭載している。エンジンは二基一組にして胴体左右に搭載されており、エンジンユニットカウリングは後部へ行くにしたがって幅が広くなる。主降着装置は2組のエンジン左右両端カウリングスペースに収納されている。
B-147Dの兵装庫は左右エンジン下と胴体部の三箇所に内蔵されている。
左右兵装庫は、戦闘機や空戦用
HMAのそれと近い構造を有しており、全長15m全幅6m深さ3m。自由落下爆弾からミサイルに至るまで様々な兵器を運用できる汎用ウエポンベイである。
胴体部には兵装庫を直列二基有しており、一基あたりでは全長20m全幅9m深さ4mの容積を持つ。直列配置の兵装庫は内部で隔壁によって隔たれており、別々に使用できるが、大型兵器などを搭載する際には隔壁を撤去して使用できる。
各兵装庫には大容量のロータリーランチャーを使用し、特に小直径爆弾等などは桁違いの搭載能力を持つため、直接航空支援で多大な効果を期待できる。
諸元
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最終更新:2013年12月03日 12:11