ノーマッド
概要
ヴァルチャー以上のペイロードを持ちながらも、V/STOL(短距離離陸・垂直着陸)能力をもち、航続距離は
スペクターに並ぶ能力を持っている、大型輸送機の決定版。
中央軍から
サンヘドリンまで様々な軍隊で使用されており、長距離輸送機部門では
スペクターよりも生産数が多い。その生産数の大半は
中央軍で使用されているが、サンヘドリンが所有する250機の全てが“空中機動軍団”に配備されている。
開発
当機は
ヴァルチャー以上のペイロードを持ち、なおかつ
スペクター並みの航続距離をもつ機体として開発された。当初はエンジン出力の不足や調整に手間取り、開発自体が危ぶまれたが、問題払拭後は発注数を伸ばしており、現在でも近代改良型が生産されている。
特徴
機体は中心部となる中央機体左右に大型のカーゴスペースを持ちカーゴスペースには完全武装の
HMA四機ずつの計八機を搭載できる。またカーゴ室は空力翼を兼ねており、カウリングされている。
機体尾部はH型尾翼となっており一部の空力制御を担う。
エンジンはカーゴと中央機体に挟まれるように内蔵されており、カーゴ前部側面と機体底部にはエアノズルを持つ。これによって高いV/STOL能力を得ている。機体左右カーゴは別々のランプを持ち、積み下ろしの迅速化を図っている。
輸送型以外にも、早期空中管制機型の“E-15”、攻撃機型の“AC-15E”などが存在する。
なお派生機は、サンヘドリン空軍においてはE-15・早期空中管制機のみを保有し、攻撃機型は保有していない。
諸元
コメント
最終更新:2013年12月03日 12:17