ノーマッド

C-15・ノーマッドは、ジェネシック・インダストリー社によって設計・建造されている大型の長距離輸送機。

概要


ヴァルチャー以上のペイロードを持ちながらも、V/STOL(短距離離陸・垂直着陸)能力をもち、航続距離はスペクターに並ぶ能力を持っている、大型輸送機の決定版。中央軍からサンヘドリンまで様々な軍隊で使用されており、長距離輸送機部門ではスペクターよりも生産数が多い。その生産数の大半は中央軍で使用されているが、サンヘドリンが所有する250機の全てが“空中機動軍団”に配備されている。

開発


当機はヴァルチャー以上のペイロードを持ち、なおかつスペクター並みの航続距離をもつ機体として開発された。当初はエンジン出力の不足や調整に手間取り、開発自体が危ぶまれたが、問題払拭後は発注数を伸ばしており、現在でも近代改良型が生産されている。

特徴


機体は中心部となる中央機体左右に大型のカーゴスペースを持ちカーゴスペースには完全武装のHMA四機ずつの計八機を搭載できる。またカーゴ室は空力翼を兼ねており、カウリングされている。
機体尾部はH型尾翼となっており一部の空力制御を担う。
エンジンはカーゴと中央機体に挟まれるように内蔵されており、カーゴ前部側面と機体底部にはエアノズルを持つ。これによって高いV/STOL能力を得ている。機体左右カーゴは別々のランプを持ち、積み下ろしの迅速化を図っている。
輸送型以外にも、早期空中管制機型の“E-15”、攻撃機型の“AC-15E”などが存在する。
なお派生機は、サンヘドリン空軍においてはE-15・早期空中管制機のみを保有し、攻撃機型は保有していない。

諸元


設計者:ジェネシック・インダストリー
製造者:ジェネシック・インダストリー
運用者:多数
機体正式名:C-15・ノーマッド
全長:90m
全幅:58m
全高:28m


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最終更新:2013年12月03日 12:17