終章・夢か現か、分かる人は何処にもいない
正直なところ、僕は大分参っているんだ。
“人間”と“妖精”の区別がつかないのだから。人間と話をしているつもりでいたのに、実は妖精でしたと姿を消すのだから当たり前だ。本当に、不思議だ。どうして彼女たちは僕の前に現れるのか。どうして僕は彼女たちを見ることができるのか。
そして何よりも不思議でならないのが、どうして僕が彼女たちの存在をすんなりと受け入れているのだろうかということ。すぅっと、人一人が姿を消しているというのに、その場を目撃しているというのに、僕は何処かで『やっぱりな』と思っている。
…なんだか、希薄なんだよな。
いつ消えてもおかしくないような感じがするんだ。出会ったその瞬間から、何処か普通の人とは違うんだ。でも時折、その希薄さや儚さを持ってる人間がいたりするから厄介なんだよ。
“人間”なのか、“妖精”なのか。
僕にははっきりと見分けることが出来ない。
今ではあれは夢だったんじゃないかとまで思っている節がある。
“夢”なのか“現実”なのかも分からないのだから。
夢であれば、と思う。そうすれば、僕は妖精が見えるわけでもの何でもない普通の人間だということになるから。けれど、現実であって欲しいとも思う。
…でもまぁ、どちらでも良いかもしれない。人に言いふらしたりさえしなければどうこうなる訳じゃないのだから。
“人間”と“妖精”の区別がつかないのだから。人間と話をしているつもりでいたのに、実は妖精でしたと姿を消すのだから当たり前だ。本当に、不思議だ。どうして彼女たちは僕の前に現れるのか。どうして僕は彼女たちを見ることができるのか。
そして何よりも不思議でならないのが、どうして僕が彼女たちの存在をすんなりと受け入れているのだろうかということ。すぅっと、人一人が姿を消しているというのに、その場を目撃しているというのに、僕は何処かで『やっぱりな』と思っている。
…なんだか、希薄なんだよな。
いつ消えてもおかしくないような感じがするんだ。出会ったその瞬間から、何処か普通の人とは違うんだ。でも時折、その希薄さや儚さを持ってる人間がいたりするから厄介なんだよ。
“人間”なのか、“妖精”なのか。
僕にははっきりと見分けることが出来ない。
今ではあれは夢だったんじゃないかとまで思っている節がある。
“夢”なのか“現実”なのかも分からないのだから。
夢であれば、と思う。そうすれば、僕は妖精が見えるわけでもの何でもない普通の人間だということになるから。けれど、現実であって欲しいとも思う。
…でもまぁ、どちらでも良いかもしれない。人に言いふらしたりさえしなければどうこうなる訳じゃないのだから。
でも、少しの間はちゃんと信じていようと思う。
一つ、約束があるからね。
END