交響曲第2番ホ短調

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曲解説

  • 作曲はセルゲイ・ラフマニノフ。
  • 演奏時間は第1楽章の繰り返しありで約1時間。

備考

Solo,Soli 第3楽章に4soliあり。
ミュート 有り
最高音 c3 全体的に音は高めで、目立つ。

過去の演奏履歴

  • 定期演奏会2010

解説

名曲だが、全体的にアンサンブル・音並べ等、相当難しい。本郷生の人数が多い年で、夏休みを使ってじっくりさらえる定期演奏会なら大丈夫だと思う。編成的にもサマコンはだと多分つらい。

第1楽章:序奏からヴィオラが音楽を主導し、c2→c3への跳躍がほぼパートソロ状態で出てくるが、さらえば案外当たる。複雑な作りで、テンポ変化直後の動きをヴィオラが担当するため、パートリーダーに相当な実力がないと無理。独立した動きも多く、第1楽章だけで他の交響曲1曲分くらいの重さがある。
第2楽章:粒のたった刻みが難しい。中間部はアンサンブルも音並べもかなり難しいフーガになっており、演奏会直前期まで捕まり続けること請け合い。しかも弾けないと曲が止まるので他パートの視線も痛い。
第3楽章:いきなりヴィオラだけで曲の雰囲気を作らなければならず、緊張する。3連符と四分音符のぶつかりが多く、ゆっくりとはいえ、かなり難しい。曲のシメのC線のメロディーはよくさらわないとブツ切れでつまらなくなるため、油断できない。
第4楽章:早回しが得意でないと厳しい。弓を使いすぎないよう、ゆっくりからさらう。ヴィオラが要所要所で短くも美味しい動きをする。ホ長調で音が取りにくく臨時記号も多いので、早いうちからスコアを見てヴィオラが目立つところを優先的に練習しないと、合奏にならない(全楽章に共通するが)。最後は難しいが、気持ちいい。

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最終更新:2012年02月19日 14:34