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――あの時、俺は童貞だった――



第一章 春風


俺は夏が好きだ。
だからそれ以外は引きこもっていた。

すると、母親がいきなり俺の部屋にやってきた。

補足だが、母親はいわゆる「義母」である。
親父はなんと、10歳年下の人と再婚しちまったんだぜ!!

そして、いきなり、服を脱ぎだした。


アッー


第二章 産声


そんなこんなで、俺も大学生になった。
ちなみに学校は、かの名門である慶応義塾大学だ。
俺のキャンバスライフは、この大学で産声をあげた!!

だが、学費は尋常じゃなく高かった。

その金を払うため、母と父は風俗で働くようになった。
客は俺だけだった。

無限ループってこわくね?


第三章 いのち


あれから、もう70年経った。
俺ももう88歳。

ちなみに両親は健在だ。


第四章 コーダ


俺は死ぬ。
俺は今124歳だ。
ギネス記録は両親が今も更新しているが、俺は一般人。
あんなに長生きできるはずもなく、今は病に伏せている。

ああ、思えばいろんなことがあった。
童貞を失ったのは確か9歳のとき。
隣に住んでる夏目さん家のナナちゃんだったっけな。
彼女は今でも現役のAV女優らしい。
なんでも、熟女モノに革命をもたらしたとか。

いろいろあったけど、弟のヒロシは童貞のまま10年前に死んでしまった。
俺がやつの童貞を奪っておけば、あいつは魔法の誤発動で死なずに済んだのに…。

全部俺のせいだ。

俺が生まれなければよかったんだ。

俺はクズだ。

親のスネかじって、仕事もしないでギター弾いてるやつよりかはましだがクズだ。


俺は死んだ。


天国編へ続く!!

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最終更新:2007年09月19日 23:40