MMR-マガヅンミステリールポルタージュ-

第21話

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第21話「裏切りのプレリュード」


こうして萌えニラの家に潜入した豆腐と神無月。
中はものすごく普通の家でものすごく普通のものが置かれています。
違っているところといえば萌えニラの写真だけがところどころに置かれています。
「おかしいわ…萌えニラ先輩に限ってこんな普通なわけが…」
「妄想はほどほどにしましょうね」
「ムキー!妄想じゃないもん!私が行った萌えニラ先輩の家は凄かったもん!
 だってあそこ窓から入るとレーザーが…」
「あれ?それなら、この家は違うのではないですか?」
「え?あぁ!そうだ!この家は萌えニラ先輩の家じゃない!!
 いったい誰の家だコンチクショー!」
二人は再び門の前に行き表札を確認します。
「魔羅畏夜…?何このあて字、ぜんぜん読めないじゃない!」
「『マ・ラ・イ・ヤ』ですよ。この程度なら中学生でも読めそうなんですけど」
「そーなのかー。何はともあれ神無月さんGJ!
 なるほどぉ~確かに貧相な家だわ。でもあのやろうにはちょうどいいかもね」
そういってアハハハハハハハハハハと笑う豆腐。
「まぁいいや。ついでにマライヤの持っている萌えニラ先輩グッズでも取ってこようよ。」
「それはもう犯罪ですよ」
そしてまた中に入っていく二人。
しかしその後ろには何者かの影。

入るとすぐさま行動を開始した豆腐
「何かないかな♪ルンルンルン♪
 おっとこのタンスは怪しいぞ!!何が出るかな?何が出るかな?
 ちっマライヤの下着だけか!でも何か私より大きくてむかつく!!
 適当にパクッておこう」
人の家でいろいろと勝手に散策していく豆腐。
神無月はそんな豆腐に呆れながらもいつくしむ様な視線を送っていた。
「ん~、この部屋にはこんなものしかないわね~
 よし、次の部屋に行くわよ!」
廊下に出て横の部屋のドアタブに手を出した瞬間、豆腐はあるさっきを感じた。
「神無月さん、少し離れててください」
「??私は別に構いませんけど」
そういって豆腐から離れる神無月。
(間違いない…この部屋には誰かがいる…
そして、そいつは萌えニラ先輩と関係があるはず…!)
意を決してドアタブを回し、中に入ろうとする豆腐。
しかし、開けた瞬間にものすごい速さの蹴りが豆腐に襲いかかる。
よける体勢ができていた豆腐だが、その速さには対応できず、防御に転じた。
衝撃で壁までぶつかる豆腐。
「グッ…!」
「豆腐さん!!」
「マライヤを待ち構えていたんだがおまえがくるとはな…
感心しないなぁ~~~!他人の家に入り込むような子にはお仕置きだなぁ~~!!」
「あ、あなたは…!」

次回予告ぅ!
マライヤの家で繰り広げられるバトル!
旧知の敵との戦いに苦戦する豆腐!!
そのとき、奴らがやってきた!!
そして戦いの場から離れた神無月はいったいどこに行くのか!

乞うご期待!(次回更新予定は未定です)
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