【武装】
そう、この時点で俺は訓練用の
三八式歩兵銃しか持っていなかった。
一度に五発しか装填できず、連射も不可能なこの銃を実戦で使用することには不安があったし、バルクホルンさんなら的確なアドバイスをくれるはずだ。それに、この話題なら大丈夫だろうという期待もあった。
バルクホルン「武装?そうだな……初心者のお前はとりあえず、MG42機関銃一丁でどうだ?あと弾薬と交換用銃身を…」
こうして、俺はバルクホルンさんの機嫌を直すことに成功した。
服も足りないだろう、ということで軍服(前世の鉄道制服のアレンジ)を発注して貰えることになったし、カールスラント空軍の教則本も頂いた。中々の収穫だったと思う、よかったよかった。
【姉】
※ジョーク選択肢です!
この選択肢のみ後の展開と繋がりません…
そう、この時点で俺はバルクホルンさんのことをとても慕っていた。それも『頼れる上官』というレベルではなく『頼れる姉』として。
どうせ嫌われるだろうから、その前にこの気持ちを伝えようとした。それに、もしかすると受け入れてもらえるかもしれないという期待もあった。
バルクホルン「お、お姉ちゃん!?」
俺「お姉ちゃん、って呼ばせてください!お願いします!」
バルクホルン「な、何だと…」
やっぱり、怒らせちゃったよなあ…無理もない、俺が馬鹿だった…
バルクホルン「弟…年上の弟……いける、妹もいいが弟もいけるぞ!」
え?バルクホルンさん!?
バルクホルン「おれぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」(抱
その時、後頭部に鈍い衝撃が走った。そのまま俺は気絶…バルクホルンさんの呼ぶ声を聞きながら…。
俺「階段から落ちた?」
宮藤「はい。ミーナさんとハルトマンさんが担架で運んできたんですけど、頭にすっごい大きなたんこぶができてました。」
俺「着任早々すみません…」
宮藤「いえ、私の仕事ですから。
あっ忘れてた、ミーナさんから伝言です。」
『相談を受けた服装の件ですが、鉄道の制服をアレンジしたものをノイエカールスラントに発注しておきました。出世払いで構いません、その教則本と機関銃で頑張りましょう!』
宮藤さんから教則本(何故か角が凹んでいる)とMG42機関銃を受け取って自室に戻る。訓練終了後の記憶がスッポリ抜け落ちていたが、宮藤さんによると「頭を強く打ったからじゃないですか」とのことだった。
なんとなく腑に落ちなかったが、考えないほうがいい気がした。いや、考えてはいけないというか…考えたくないというか……
とりあえず、早く寝よう…
最終更新:2011年12月01日 00:58