~翌日~
バルクホルン「ほら、あ~んしろあ~ん」
俺「恥ずかしいです//」
バルクホルン「両腕ともに折れてるんだから仕方ないだろ。まったく、初日から機関銃投げて撃墜なんて無茶しすぎだぞ!」
俺「すみません…」
結局、俺はMG42をコアに刺してネウロイを撃墜した…が、距離が近すぎたため破片を全身に浴びてしまい、重症を負った。
もしバルクホルンさんに空中でキャッチしてもらえなかったら。もし宮藤軍曹に治癒魔法をかけてもらえなかったら。俺は二度目の死を迎えていただろう。
眼球や肺といった重要器官から順に宮藤軍曹に治療して頂いたのだが、軍曹の魔力の使いすぎを防ぐため途中で一旦治療中止となった。というわけで、俺は今両腕が使えないのである。
バルクホルン「解ればよろしい。ほら。あ~ん」
俺「あ~ん」
ぱくっ
俺「迷惑かけてすみません、バルクホルンさん」
バルクホルン「そう畏まるな。私たちは家族だろう?」
俺「家族ですか、いまいち実感がわきません…」
バルクホルン「少なくとも私はそう思っている」
俺「ありがとうございます。ですが、いまいち戦力になれなくてすみません」
バルクホルン「いや、
初めてにしては十分すぎるほどだったぞ。お前がいなければ宮藤は撃墜されていたかもしれん。」
バルクホルン「これからも宜しく頼むぞ、俺!」
俺「ご期待に応えられるよう頑張ります!」
~数時間後 エーゲルの部屋~
エーリカ「で~きた!!」
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エーリカ「にゃははははは!我ながら変な絵!!」
何故彼女がジュウシマツの絵を描いているのか。それは小一時間前に遡る。
俺「すみません、バルクホルンさんいらっしゃいますか?」
エーリカ「トゥルーデなら訓練に行ったよ~、何か用?」
俺「はい、俺のパーソナルマークを描くのをお願いしたいと思ったんですが…」
エーリカ「そういえば、俺はまだパーソナルマーク決めてないもんね」
俺「ミーナさんにお願いしようかと思ったのですが、お忙しいようなので」
エーリカ「わかった、あたしが描いたげる!」
俺「本当ですか!?」
エーリカ「まっかせなさーい!夕ご飯前になったら取りにおいでよ~」
俺「お願いします!」
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エーリカ(流石にこれじゃ駄目だよね…まともなの考えなきゃ。)
~10分後~
エーリカ「zzz…」
俺「失礼します…って寝てる!?」
エーリカ(爆睡)
俺「これは…」
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俺「流石ですハルトマンさん!」
エーリカ「ふぇっ、あっ、あれ、あたし寝ちゃった!?ごめん!!」
俺「でも完成してるじゃないですか。ありがとうございます。」
エーリカ「え、それでいいの!?」
俺「はい、凄くいいと思います。」
エーリカ「そ、そうなんだ…」(何だろうこの罪悪感)
かくして、俺のパーソナルマークは「こっちを向いているジュウシマツ」に決定した。
この絵のせいなのだろうか、整備兵や他の男性兵士たちの間で俺に「ジュウシマツ軍曹」というあだ名がついた。悪くは無い、気に入っている。
それはこの世界も同じ。
ここは、お気に入りの世界。
つづく
次回予告まだない
投下版ではジュウシマツ君からイケメンオーラが出ていたり、早くもトゥルーデとフラグを立てたりしていましたが、真面目な天然ジゴロ路線に修正した…つもりです
最終更新:2011年12月01日 01:03