761 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 11:57:37.24 ID:RcOZGKWf0
第2話「素晴らしき紹介」
俺――彼自身は素晴らしき俺、と名乗っていたが――と共に基地へ戻る。
執務室には出撃の間に届いたのだろうか、一通の事例が届いていた。その内容は――
俺「という訳で、当基地に配属になった俺だ。――素晴らしき俺、と呼んでくれて構わんよ?」
芳佳「リーネちゃん!私男の人のウィッチなんて初めて見たよ!(オッパイモメナイ……)」
リーネ「私もです……。でも何だか怖そう……」
ペリーヌ「なんだか色々と印象的な人ですわね……」
ザワザワ
ミーナ「皆さん静かに。……なにか質問のある人は」
少佐が手を挙げる。
美緒「ネウロイを両断した能力、あれがお前の固有魔法なのか?」
763 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 12:05:04.38 ID:GS4E+ndoO
だれか赤影呼んできてくれー!
764 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 12:05:33.76 ID:BqFlJDULO
よし支援だ
765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 12:05:52.31 ID:RcOZGKWf0
俺「そうだ。私の固有魔法は『真空』。――指を鳴らす事を発動の契機とし、真空を発生させる。
とはいえ、私の魔法力自体はそう高くなくてね。私は固有魔法を主に真空波として用いるが、
射程距離は10m程だ」
バルクホルン「しかし、あの場では遠距離から両断していたではないか」
俺「これを見るといい」
と、俺はスーツの右裾のカフスを外し、捲り上げる。
バルクホルン「……腕輪?」
俺は右肘近くに、青い石が埋め込まれたリングを付けていた。青い石は淡く光を放っており、
俺「そう、これで固有魔法を強化する。このリングで強化する事で有効射程が約200m程になる。ただし、威力は
距離に準じるがね」
美緒「距離が離れればそれだけ威力も減衰する、という事か。……切断できる最大の大きさは?」
766 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 12:10:56.74 ID:RcOZGKWf0
俺「正確な大きさは測った事が無いが……、距離100m程から放って30m前後の大きさのネウロイなら余裕だね」
バルクホルン「(コイツ……、先程から上官に対して何という口の聞き方をしてるんだ)」イライラ
ミーナ「他に質問はありませんか?」
ペリーヌ「……何故スーツなんですの?他にも動きやすい服装があるでしょうに……」
俺「これは戦闘用スーツでね、何も問題はない」
一同「(……戦闘用スーツってどんなのだよ)」
ミーナ「……俺さんも疲れているでしょうし、続きは後日とします。宮藤さんとリーネさんは俺少尉に基地内を
案内してあげてください」
俺「俺少尉ではなく素晴らしき俺と呼んでくr 美緒「解散!」
ガヤガヤキョウノユウショクナンダロナーガヤガヤ
俺「……」
767 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 12:16:50.62 ID:wZ6XpARa0
素晴らしい人のアレは真空波じゃなくて真空破だぜ……
768 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 12:19:51.00 ID:vN88RenYO
しーえん
769 :おうふ、サイトによって表記がまちまちだったのでどっちか分からんかった…以後は真空破で:2011/02/11(金) 12:21:13.83 ID:RcOZGKWf0
俺「?」
芳佳「あ、あのー」
俺「ああ、宮藤君とビショップ君……だったかね?」
リーネ「は、はい。俺少尉」
俺「階級など付けなくとも構わんよ。
それよりも素晴らしき俺と呼んでくr リーネ「これから基地内を案内します。こちらです」
俺「……うむ。頼むよ」
770 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 12:25:17.54 ID:RcOZGKWf0
○
芳佳「そしてここが俺さんの部屋です」
俺「分かった。案内をありがとう宮藤君、ビショップ君。助かったよ」
芳佳「そんな、お礼を言われる程の事じゃないですよ」
俺「出来れば素晴らしき俺と呼んでくr リーネ「それではお夕食の支度が出来ましたらまたお呼びしますね。失礼しました」
ア、リーネチャンマッテヨーパタパタ
俺「……」
俺「ふふふ、配属初日から無視プレイとは……ゾクゾクするね」
既に2人は立ち去っており反応を返してくれる人もいなかったので一先ず休む事にした。
○
771 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 12:33:06.33 ID:RcOZGKWf0
暫くして宮藤が俺を夕食の席に呼びに来た。食堂では他の者達が既に席に着いている。
俺「やあ諸君、待たせたね」
バルクホルン「」イライラ
俺「おやおや、どうしたのかねバルクホルン君。折角の可愛い顔が台無しだよ?」
バルクホルン「……っ!?じ、上官を君付けで呼ぶな馬鹿者!」カァ
シャーリー「おー、あの堅物の顔が真っ赤に……」
バルクホルン「う、五月蝿いリベリアン!」
ミーナ「はいはいそこまで。……俺さんもあまりからかわないであげて下さい」
俺「ふむ、からかったつもりは無かったのだがね。気を悪くさせたなら謝罪しよう」
バルクホルン「ふ、ふん!」プイ
772 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 12:40:00.52 ID:RcOZGKWf0
そんなこんなで夕食開始。
俺「それにしても……他人が作った食事を摂るのは久しぶりだね」
芳佳「俺さんはお師匠さんと一緒に生活してたんですよね。食事は俺さんが作ってたんですか?」
俺「ああ、あの白目は食材から調理器具まで何でも真っ二つにするのでね。私が辞めさせた」
芳佳「(白目……。)そ、そうなんですか」
エーリカ「俺って料理作れるんだ、意外。どんな料理つくるの?」
俺「強いて言えばカレーだね」
芳佳「カレー……ですか?」
俺「ああ、例え食材が何であろうとカレー粉をぶち込めば大概は食えるようになる」
773 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 12:48:52.59 ID:RcOZGKWf0
リーネ「それはカレーじゃなくてカレー風奇天烈料理じゃ……」
エーリカ「作れるのってそのカレーだけ?」
俺「野菜は適当に刻んで固形ブイヨンをぶち込めば何とかなる」
ペリーヌ「……ぶち込む以外の調理方法は無いんですの?」
俺「師共々、味に煩くはなかったのでね。焼いて食えなければそれらの方法で問題は無かったよ」
ペリーヌ「ご、豪快ですわね……」
774 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 12:58:28.10 ID:26CNbehl0
四円
775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 12:59:43.93 ID:k6pMl5FL0
この俺は某アニメのクライストを彷彿とさせるな…
776 :ち、ちょっとは支援をくれると嬉しいかな!?:2011/02/11(金) 12:59:47.78 ID:RcOZGKWf0
夕食後の入浴は皆が済ませてから入るように指示を受けたので、最後の者が呼びに来るまで部屋で待つことに。
シャーリー「おーい俺ー、皆上がったから入っていいぞー」
俺「む、イェーガー君かね」
シャーリー「シャーリーでいいって。……それよりコウモリみたいにぶら下がって何してるんだ?」
俺「この状態で上体を前後に振って腹筋と背筋を鍛えていた。こんな風にね」ビッタンビッタン
脚→「□←梁
人
頭→((<○><○>)) ビッタンビッタン
⇔
777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 13:01:20.60 ID:k6pMl5FL0
支援…ってビッタンビッタンすんなwww
779 :渾身のAAずれちゃった…。あ、支援ありがとうございます:2011/02/11(金) 13:06:18.14 ID:RcOZGKWf0
シャーリー「傍からみると気色悪い事この上ないな……」
俺「ふふふ、見惚れたと正直に言っても構わんよ?」ビッタンビッタン
シャーリー「はいはいワロスワロス。……風呂が冷める前に入っておきなよ?」
俺「うむ、ありがとう」ビッタンビッタン
780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 13:08:01.97 ID:BqFlJDULO
ビッタンビッタン支援
781 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 13:14:25.14 ID:RcOZGKWf0
シャーリー君が立ち去った所で梁から飛び降り風呂へと向かう。風呂釜はドラム缶であり、浴場はまだ建設途中であるという。
俺「それでも湯に肩まで浸かれるというのは良いものだね」
誰にともなく呟く。簡易浴場は屋外に設置されており、夜空を見渡せるのもまた素晴らしい。
同じく簡易の脱衣所にはご丁寧に牛乳まで設置されており――これは宮藤君の発案らしい――、至れり尽くせりである。
俺「もっとも、私はコーヒー牛乳派だがね」
飲む時は作法に則り、腰に手を当てて飲む。飲んだ後の瓶は所定の位置へ。その後は髪が乾くまで散歩をして時間を潰す事に。
と、ルッキーニ君を見つける。
ルッキーニ「あ、俺だ」
782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 13:14:28.27 ID:k6pMl5FL0
シャーリー は ふしぎなきもちになった!
エーリカ は ふしぎなきもちになった!
ん
783 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 13:23:35.37 ID:RcOZGKWf0
俺「……何故誰も素晴らしき俺と呼んでくれないのか疑問に思うが、一先ずそれは置いておくとしよう。
――何故外に?子供はもう寝る時間だが」
ルッキーニ「うじゅ……、これから寝るんだもん……」
俺「外でかね?……まぁ、その辺りは個人の自由だ。風邪を引かないように気をつけたまえ」
そう言って去ろうとする俺をルッキーニが呼び止める。
ルッキーニ「あのね俺」
俺「まだ何か?」
ルッキーニ「……今日はありがとうね」
俺「私は君に何か礼を言われるような事をしたかね?」
784 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 13:32:16.53 ID:RcOZGKWf0
ルッキーニ「ん、俺が落としたネウロイね、すごく堅くて私達じゃ倒せそうになくって……」
俺「だから、あれを撃墜した私に礼を?」
ルッキーニ「うん……。ロマーニャは故郷で、あのままじゃあのネウロイに進行されてたかもしれないから……」
俺「成程。だが、初めて会ったときにも言ったように、あれは行きがけの駄賃でね。礼を言われるほどの事じゃない」
でも、と、ルッキーニはまだ何か言いたそう口を開くが、それを遮って俺は言う。
俺「偶然、あくまで偶然だとも。それに、あのような敵が今後現れないとも限らないからね。この程度で礼を言って
いては切りがないよ」
ルッキーニ「うー、素直じゃない……」
俺「ははは、聞かなかった事にしよう。……だがね、これは覚えておいて欲しい
785 :素晴らしき俺:2011/02/11(金) 13:38:38.75 ID:RcOZGKWf0
ルッキーニ「?」
俺「君が、君達がロマーニャを守りたいと思うなら、だがそれには力が足りないとも思うのならば、いつでも言いたまえ。
私は君達に力を貸そう。その為に、私は此処に来たのだから」
ルッキーニ「……うん!」
俺「……ただし、」
ルッキーニ「……ただし?」
ルッキーニの言葉に、俺は不敵な笑みを浮かべて言う。
「ただし、何でも真っ二つだがね」
最終更新:2011年02月19日 23:29