森の中を一台の車が走っていた
子供「ねぇ~、まだ付かないの~?」
運転手「ははは、もう外は飽きちゃったのかい?」
無理も無い、かれこれ2時間は車に揺られているのだ、疲れもするし、いい加減飽きるだろう。
飽きるな、というほうが無理がある。
子供「だって、ずーっと森の中を走ってるだけだよ?」
運転手「仕方ないなぁ、なら少し、お話でもしてあげようか?」
子供「え!いいの!?聞かせて聞かせて!?」
子供の顔がパッと明るくなった、退屈で仕方なかったのだろう。
運転手「なら…『ブレイブウィッチーズ』については知ってるかな?」
子供「ううん、知らない…でも、格好よさそう!」
運転手「じゃあ、『ブレイブウィッチーズ』の話をしてあげようか、世にも珍しい、男のウィッチの話を、ね」
子供「男のウィッチ?どんな話!どんな人!?」
少し振り返れば、もう待ちきれないのか身を乗り出して聞きにきていた。
運転手もまんざらではないのか、笑顔を浮かべる。
運転手「慌てない慌てない、あれはまだ、世界中にネウロイがいて、ウィッチたちが
最前線で戦っていた頃のお話でね…」
最終更新:2011年05月16日 00:45