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ストライカーを履いた王子様:8話

リーネ「それで……俺さん聞いてますか?」

俺「ん?聞いてるよ?」

リーネ「本当ですか?何だかうわのそらでしたよ?」

俺「そう。ならそうだったのかなぁ」

リーネ「俺さん、どこか具合が悪いとか…熱とかあるんじゃないですか?」

俺「ないと思うよ?」

リーネ「あるかもしれません。動かないでくださいね?」コツン

俺「……」

リーネ「熱はないみたいですね!」

俺「なぁリーネ。みんながこっち見てて恥ずかしいんだけど……」

リーネ「えっ!?私ったら……///」

<こっちはきにせず続きをどーぞ

俺「流石に気になるよ……」

<キャッキャウフフ

坂本「……」フゥ

ミーナ「美緒、溜息なんてついてどうしたの?」

坂本「若いとはいい事だな」

ミーナ「な、何をいっているの!?美緒だってまだ若いじゃない」

坂本「ミーナ、無理にそんな事を言わなくてもいいのだぞ?私はもう20になるんだ」

ミーナ「(私だってもう19なんですけど……ハァ)」



宮藤「俺さんいますかー?」タタタタタッ

俺「いるけど、俺に何か?」

宮藤「お手紙が届いています」

俺「父さんからか……何だろう。何々……うえー……」

リーネ「そんな声をだしてどうしたんですか?」

俺「お偉いさん達が一杯くるパーティーに俺も参加しろ……だそうだ」

宮藤「パーティーですか?偉い人がたくさんくるなら豪華なんでしょうね~」

俺「確かに、豪華なパーティーだよ。色々と面倒な事だらけだけどね」

宮藤「そうなんですか?」

俺「表面上は優雅なパーティーに見えるだろうけど実際は利権だとか名声だとか己の力の誇示だとかかなりドロドロとしたものだよ。俺あの空気苦手なんだよなー……」

宮藤「た、大変そうですね」

俺「本当に大変だよ。しかもそろそろ俺もいい年だから女性の一人や二人エスコートしてこいとか書かれてるしさ……なあリーネ、俺と一緒にこのパーティー出てくれない?」

リーネ「私でいいんですか?」

俺「リーネじゃないとダメなんだ……連れてくる女性の家柄にまでチェックされるだろうし、リーネならある程度雰囲気に慣れてるだろう?」

リーネ「あー……そういえばですね」

俺「ミーナ中佐、今度の土曜なんですがリーネと一緒にお休みをください。といっても俺はお仕事なんですけど……」

ミーナ「ええ、いいわよ。大変でしょうけど頑張ってきてくださいね」

俺「どうも。はー……今から憂鬱になりそうだよ」

リーネ「元気を出してください、私もがんばりますから」

俺「そうだ……久しぶりだし一応ダンスの練習も念のためにしておかないとダメだな。リーネはダンスは大丈夫?」

リーネ「ええと……一応はできるとおもうんですけど私も練習しておかないと酷い事になりそうです」

俺「じゃあ一緒に練習だな」

リーネ「はいっ♪」

サーニャ「なら、私がピアノを弾きます」

俺「そんな、悪いよ」

サーニャ「……少しくらいは俺さんのお役に立ちたいんです」

宮藤「サーニャちゃんのピアノは凄く上手ですからきっと練習にも気合がはいりますよ」

エイラ「ぐぬぬぬぬ……せっかくのサーニャからの申し入れなんだから断るなよー?」

俺「なら、お願いしようか」

サーニャ「……はい」



俺「んー、思ったより体は覚えてるもんだなー」

リーネ「はい。意外と大丈夫そうですね」

サーニャ「~~♪」ポロン、ポロロン

宮藤「わ~……二人とも上手ですね」

ペリーヌ「そうですわね。流石と言ったとこですわね」

ミーナ「本当ね。流れるようなステップが華麗だわ」

坂本「……」

ミーナ「美緒、どうしたの?」

坂本「いや、二人のダンスに見とれていただけだ。私もあのように踊れればな」

ミーナ「なら美緒。せっかくだしこの機に俺さん達からダンスを教わったらどうかしら」

坂本「わ、私にあのような事ができるはずがない!」

ミーナ「やってみないと分からないわよ?俺さん、後で美緒にもダンスの仕方を簡単に教えてあげて頂戴」

俺「坂本少佐にですか?わかりました、後でお教えします」

坂本「いやっ、私はダンスなど……」

俺「大丈夫ですよ、案外いけるもんですから」



十数分後

俺「よし、リーネも大丈夫そう?」

リーネ「はい。私ももう大丈夫そうです。本番で失敗しなければいいけど……」

俺「大丈夫さ。例え失敗しても俺がフォローするから」

リーネ「はい、お願いします。頼りにしてますね♪」

俺「さてと、次は坂本少佐ですよ」

坂本「あ、ああ。よろしく頼む」

俺「そんなに固くならないでください。俺に合わせて?そう、ゆっくりでいいですよ」

坂本「ああ、こんな感じで大丈夫か?」

俺「そう、その調子。無理せず……そう、その足の運び方です。送り足を使って、そう」

坂本「はっはっはっ、本当になんとかなるものだな」



俺「ふぅ。坂本少佐もなかなか……」

坂本「お世辞はよせ。リーネに比べたらまだまだなのはわかっているさ」

俺「練習すればリーネみたいにうまく一緒に踊れるとおもいますよ?」

坂本「そうか、なら私も少し練習をしてみるかな?」

俺「それがいいかも。上達するのを楽しみにしてますよ」

坂本「なんだ、俺は練習に付き合ってくれないのか?」

俺「暇な時でよければ」

坂本「ふふっ、その時はよろしく頼むぞ」



リーネ「お疲れ様です。タオルと冷たい飲み物を準備しておきました」

俺「ありがとうリーネ。助かるよ」

リーネ「あの、俺さん……」

俺「なんだい?」

リーネ「そういえば、私達が行くパーティーってどのくらいの規模なんでしょうか?」

俺「かなり大がかりなパーティーだろうね。ブリタニアの軍のお偉いさんや金持ち達が一同に集まるみたいだよ。多分リーネのお父さんも来るんじゃないかな」

リーネ「そ、そんな大きなパーティーなんですか?」

俺「そうみたい。父さんも軍のお偉いさんの一人だし、俺も一応有名人だからこいってさ……」

リーネ「どうしよう……本当に私で大丈夫なんですか?ストライクウィッチーズの司令のミーナ中佐とかのほうが……」

俺「リーネ……リーネだってあのビショップ家の人間でしかもストライクウィッチーズに所属してるだろう?」

リーネ「そうですけど……」

俺「リーネがどう思っているかは分からないけどビショップ家はブリタニアでも超有名だし、ガリア復興の記事でブリタニア国内でもリーネは相当有名だよ?」

リーネ「そうだったんですか!?」

俺「あれ?ガリアでウィルマさんから聞かなかったの?」

リーネ「そういえば……ウィルマお姉ちゃんがそんな様な事を言っていたような気がします」

俺「そういうこと。当日来ていくドレスはこっちで準備させるよ。父さんに参加する旨とリーネを連れて行く事を言っておかないとな」



パーティー当日

俺「それじゃあリーネ行こう。着替えや準備もあるだろうしもう出るよ」

リーネ「はい。こっちも準備が終わりました。でも、本当に大丈夫かな……」

俺「大丈夫大丈夫。リーネのお父さんとリーネの二人で行ったら大変な事になってただろうけどね」

リーネ「?」

俺「多分、お見合い話のオンパレードだよ。俺も一人で行ったらそうだろうね。だから相手を連れて来いって言われたみたいだしね」

リーネ「そうだったんですか……」

俺「俺の傍から離れなければ大丈夫だよ」

リーネ「はいっ。俺さんも私を離したりしないでくださいね?」

俺「ああ、腕を組んで歩いていれば大丈夫さ」

リーネ「はいっ♪」



父「HAHAHA。待ってたぞリーネちゃん!」

俺「俺は?」

父「ああ、早くあっちで着替えて来い。リーネちゃんにはドレスを準備してあるからあっちで着付けて貰ってくるといい。」

リーネ「ありがとうございます」

俺「何この扱いの差は……」

父「そりゃ、男と可愛い女の子だったらわかるよな?」

俺「……はいはい。俺は一人で着替えてきますよ」

父「せがれよ。リーネちゃんとはどの位進展したんだ?約束は思い出したか?」

俺「あー……食った」

父「そうかそうか食ったか……ああ?」

俺「まあ、ほら。わかるだろ?」

父「ばっかもん!食っちゃったってビショップに何て言えばいいんだよ」

俺「それは正直に……」

父「俺、生きろ」

俺「……頑張る。けどリーネの父さんのパンチとか凄かったよね……」

父「ああ、凄いな。昔チンピラをフルボッコにしていたのを忘れたか?」

俺「……ハァ」



リーネ「あの、お待たせしました」

俺「おおう」

父「ほほう」

リーネ「あの……おかしいですか?」

俺「いや、凄く似合ってる」

父「やはり私の見立て通りだ。凄く似合っているよ。この馬鹿息子にはもったいない位だ」

リーネ「でも……ちょっとこのドレス胸がスース―して……///」

俺「でも凄く似合ってる」

リーネ「俺さんがそう言ってくれるなら……」

父「準備が出来たら行くとしよう。そろそろパーティーがはじまるだろう」

俺「それじゃあリーネ行こう。はぐれないように俺の腕につかまって」

リーネ「はいっ」

俺「さて、どうしたものか」

リーネ「はい、凄い人ですね」

俺「そうだね。まずは……」

リーネ父「おや、俺君とリーネじゃないか」

俺「お久しぶりです」

リーネ「お父さん!?」

リーネ父「驚く事はないだろう?」

リーネ兄「そうだよ、家はかなり大きな商家だって忘れてないか?」

リーネ「お兄ちゃんまできてたの?」

リーネ兄「そういうことさ。軍のほうから行って来いってさ。そっちはブリタニア軍の俺中尉ですね?」

俺「ええ、はじめまして。ですよね?」

リーネ兄「はじめまして。リーネ兄ですよろしく」

リーネ父「いやー。俺君がリーネを相手に選んで来てくれるとはねぇ。随分順調みたいじゃないか」

俺「ええ、まあ……はははははは」

<おい、あれって俺中尉じゃないか?本当だ、俺中尉が来たぞー!サインもらっちゃおうかしら

俺「あちゃー……」

リーネ父「流石今やブリタニアで知らない人は居ない位の有名人だ」

<見ろよ、隣に居るのはリネット曹長じゃないか?本当だ、噂は本当だったのかな?リーネちゃん!

リーネ「えっ?えっ?」

俺「リーネ、少し逃げるよ。あんな大人数相手にできやしないからね」

リーネ「は、はいっ。お父さん、お兄ちゃんまた後で会えたらあおうね」

リーネ父「俺君、リーネを頼んだよ」

俺「父さんと一度合流したほうがいいのかなぁ……」

リーネ「そうしてみますか?」

俺「そうだね、この広い会場から探すのは大変だろうけど……まあいつかは会えるか」



俺「それにしても周りを見渡すと有名な人が多くきてるなー」

リーネ「そうなんですか?」

俺「あそこにさりげなくいるのはマロニー元空軍大将じゃないかな?」

リーネ「マロニー大将ですか!?あの悪い人ですよね」

俺「良く知ってるね。てっきりまだ豚箱の中だと思ってたのに釈放されてたんだ」

俺「おっ、あっちはリーネもよく知ってる人がいるぞ?」

リーネ「お母さん!?」

ミニー「あら、リーネ。あなたも来てたのね?そっちは……俺君かしら。随分立派になったわね」

俺「どうもお久しぶりです」

男「おや、ミニーさんお知り合いですか?」

ミニー「ええ、娘と。そのうち娘の婿になる子よ?」

リーネ「お、お母さん。そんな///」

俺「(やっぱりあの約束ってそういうことだったんだ)」

男「なるほど。リーネさんに俺君だね?」

俺「俺のことを知っているんですか?」

男「ああ、もちろんだとも。父中将の御子息だろう?それに今やブリタニアで君の事を知らない者などおらんよ」

ミニー「そうそう、こちらは前ブリタニア空軍戦闘機軍団司令官ダウディング大将よ」

俺「ええっ!?あのダウディング大将ですか?」

リーネ「確か、ブリタニアの首相に統合戦闘航空団設立を掛け合ったとか……」

男「よく知っているね。流石だね」

リーネ「話を聞いたことがあるだけですけど……」

男「ははは、まあ若いモンはこんなおいぼれと話しこむんじゃなくもっとパーティーを楽しんでくるといい」

俺「はい、わかりました。行こうリーネ」

リーネ「はい」



俺「しかし父さんどこに居るんだろうか……」

リーネ「やっぱりこの人だかりの中から探すのは無理なんでしょうか……」

俺「んー。無理があったか」

父「何が無理なんだ?」

俺「うわっ、父さんどうしてここに居るんだよ」

父「どうしてとかないだろう。全く探したんだぞ?」

俺「こっちも父さんを探して居たとこだよ」

父「HAHAHA。色々追っかけがいて大変だっただろう?」

俺「そうだよ。大変だったんだぞ?」

父「だからこっちもお前を探してやろうとしていたんだ」

男「父中将、こちらの方ですか?」

父「ああ、そうなんだ。例の4号機はこいつに使わせようと思ってな」

男「なるほど。そうなれば俺も少し頑張らないといけないかもしれないな」

父「ええ、頼みます」

俺「父さん、この人は?」

父「今、急激なシェアを伸ばしているリベリオンの軍事企業の方でリベリオン軍の将軍でもある。ジェットストライカーの開発に協力してもらっているのだよ」

男「はじめまして、俺君。君の事は父中将から聞いているよ」

俺「はじめまして。変な事を言ってなきゃいいんですけど……」

男「お互い、父親には苦労しているみたいだね」

父「安心しろ。変な事は吹き込んでいない。」

俺「ならいいんだけど……」

男「それでは俺はこの辺で失礼させてもらおうかな。父中将の話と彼を見て大体の方向性は決まりました。さっそく作業に取り掛かるとします」

父「せっかくのパーティーだ、そんなに急がなくてもいいのではないですか?」

男「そろそろ飽き飽きしてたので丁度いいんですよ。俺君、うまく扱ってくれよ?それでは」

俺「上手く扱うって何を?」

父「ああ、もうすぐお前の元にジェットストライカーが届くはずだ。それをうまく使えと彼は言っていたのさ」

俺「じぇっとすとらいかー?」

リーネ「俺さんは知らないかもしれませんがとにかく凄いストライカーユニットです」

父「そうか、一度501にはカールスラントがMe262のテストを行っていたな……」

リーネ「はい、けど欠陥品だったみたいで……」

父「ああ、欠陥品だったみたいだな。だがそれを聞いてブリタニアは欠陥を出さないために彼を呼んだのさ」

俺「けど、俺にジェットストライカーなんて扱えるのかな……?」

父「知らん。だがお前に渡す4号機は実戦に出す訳ではないからな。真っ直ぐ飛ぶ位できれば構わんさ」

俺「また、あっちの仕事用に回すのかよ」

父「ああ。お前にはこんな事ばかりを頼んで申し訳ないとおもっているが……軍の為にがまんしてくれ」

俺「……わかってるよ」



父「挨拶周りはこの位でいいだろう。二人とも、踊ってきたらどうだ?」

俺「そうしようかリーネ」

リーネ「はい、一緒に踊りましょう?」



<おい、あそこで踊ってるのって俺中尉じゃないか?
<やっぱり俺中尉はダンスも優雅ね……
<一緒に踊ってるのってストライクウィッチーズのリネット曹長じゃないか?
<確か前に本に載ってた子よね?やっぱりあれは本当だったのか?
<けど、二人とも凄くいいわ……見ててほれぼれしちゃいそう
<確かリネット曹長はビショップ氏の……
<なかなかお似合いじゃないか

俺「……」

リーネ「俺さんどうしたんですか?」

俺「あそこで写真とってるの前にあの記事を載せた出版社だよ」

リーネ「!?」

俺「懲りずにまた何かやるつもりかな?後であいさつにでも行ってくるよ」

リーネ「大丈夫ですよね?またあんなことにならないですよね……?」

俺「そうならないように念のために牽制を入れておくよ。でも今はダンスを楽しもうか」

リーネ「はいっ」




俺「どうもこんばんは」

記者「ど、どうも」

俺「いい写真は取れましたか?」

記者「おかげ様で……」

俺「別に文句を言いに来た訳じゃないですよ?あんたらのおかげでああやって彼女と仲良くなれましたからね」

記者「そ、そうですか」

俺「そうそう。また変な事書いたらどうなるかは……言わなくても分かりますよね」

記者「そりゃもちろん!これからは王子様の事を大プッシュで行くことになったのでよろしくお願いしますよ」

俺「いい心がけだね。またこの間みたいな事にならない事を祈ってるよ」

記者「もちろんです!ええ。勿論ですとも!」

俺「それならいいや。それじゃーねー」

記者「あのー……一つだけいいでしょうか」

俺「何?」

記者「できればもう1枚だけ取らせてください」

俺「いいよ、その位なら」



俺「あれ?リーネが居ない……何処行っちゃったんだろう」


リーネ「離してください!」


俺「あっちか。また何かトラブルに巻き込まれたか」



あほぼん「リーネちゃん!」

リーネ「いやです。離してください」

あほぼん「そんなに照れなくてもいいんだよ?」

リーネ「照れてなんていません!いい加減離してください!」

俺「そういう事だ。その汚い手を放して貰おうか」

あほぼん「んん?」

リーネ「俺さん!」

あほぼん「ああ、今巷で有名な俺中尉()じゃないですか。イケメン君が超イケメンのボキに何かようでも?」

<今あのピザ何かおかしな事言わなかったか?
<しーーー。ああ見えてもそこそこの企業のボンボンなんだから変な事言ったらどうなるか…

俺「いやがってるだろう?離してやってくれないか?」

あほぼん「俺中尉ごときがボキに命令するつもり?パパに言いつけてやってもいいんだぞ?」

俺「言いなおそう。彼女は俺の連れ添いだから離してもらおうか?」

あほぼん「何を寝ぼけた事いってるんだよ。リーネちゃんがお前みたいな奴と一緒に来た訳ないだろ?」

リーネ「本当です!俺さんに誘われて一緒にきたんです」

あほぼん「……へぇ。そうなんだ。なら勝負だ!」チャキッ

<あのあほぼんが銃を取り出したぞ!?
<キャーーー
<あぶねーな!早く警備員をよべー!

俺「リーネ、危ないから俺の後ろにさがって」

リーネ「はっ、はい」

俺「こんな所で銃を取り出すなんてね……けど俺はウィッチだぞ?銃なんてシールドで」

パーン。パリンッ

俺「シールドが崩れた!?」

あほぼん「デュフwww最新式の魔法弾でござるよwwwシールド()コポォwww」

俺「(うぜぇ……けどどうする。こんな所で魔法剣を振り回すわけにもいかないし……)」

あほぼん「まだまだ弾は一杯あるからせいぜいあがいてくれよ!」パンパンパン

俺「……」

リーネ「俺さん大丈夫ですか?」

俺「あたっちゃいないよ。けど厄介な奴を相手にしちゃったな。めんどくせえ死ねってやるわけにもいかないし」

リーネ「ごめんなさい。私が絡まれたばかりに……」

俺「リーネをまた一人にした俺が悪かったのさ」

あほぼん「たかがウィッチのくせにバカにしやがってよぉぉぉぉ!!反撃しろ!オラァ!!」

俺「反撃してもいいんだな?」

あほぼん「できるもんならしてみろよ。怪我でもしたらパパが黙っちゃいないからな!」

俺「ちっ。あのバカを敵に回しても大したことはないけどあのバカの父親を敵に回すと父さんにまた迷惑をかけることになるな…」

あほぼん「おらおら、どうしたどうした!」

俺「くそっ……早く弾切れろよ」

男「まったく。忘れ物を取りに来たと思ったら大変な事になってるね俺君」

俺「あなたは!?」

あほぼん「ああん?誰だよテメェ!邪魔すんなよ!」

男「うるせえ。潰れとけ」

あほぼん「たわば」グチャァ

俺「ありがとうございます。あなたもウィッチだったんですね」

男「まあね。彼女も怪我はなかったかい?」

リーネ「はい、大丈夫です。危ない所を助けて頂いてありがとうございました」

俺「でも、あのバカの父親がコレを見たら……」

男「大丈夫さ。彼の父親の会社程度ならどうにでもできるからね」

あほぼん父「マイサン!どうしたんだ!」

あほぼん「パパァ!あの男がボクに何かしたんだ。どうにかしてよ!」

あほぼん父「あの男ぉ……!?」

あほぼん「パパァ!どうしたんだよ。どうにかしてよ!」

あほぼん父「馬鹿者!お前は誰に向かって無礼を働いたんだ!あの方を誰だと思ってるんだ!逆にウチが潰されてしまう」

あほぼん「うそぉ!?」


あほぼん父「いやー……うちの馬鹿がどうもご迷惑をかけたみたいで……」

男「俺は気にしてませんよ。ただ彼と彼女には謝って貰おうと思います」

あほぼん父「おや、父中将のご子息にビショップ様のご息女ではありませんか。うちの馬鹿が本当に申し訳ない事をしたみたいで……」

俺「いえ、別に謝って貰う必要なんてなかったのに」

リーネ「そうです。もう変な事をしないならそれで」

あほぼん父「ええ、あのバカにはよーーーく言っておきますので」

あほぼん「畜生覚えてろよ!バーカバーカ!」

俺「次何かされたらぶった切っていいですか?」イラッ

男「斬るだけじゃああいうタイプは死なずに復活するからね。よければ俺が完全に消滅させてあげるよ」



俺「やっぱり規模が大きいと色々アレな人も多いな……」

リーネ「はい……」

俺「でもあの人には本当に感謝しないとなぁ」

リーネ「はい。そうですね」

父「二人とも、パーティーは楽しめたか?」

俺「まあ、一応は……けど楽しめたというよりは大変だった」

リーネ「思っていたより大変でした」

リーネ父「俺君もリーネも慣れてないだろうからね。今日は疲れただろう?部屋を取ってあるから二人ともゆっくり休むといいよ」

父「わるいなビショップ」

リーネ父「俺君これがカギだよ。部屋番号は鍵に書いてあるからわかるだろう」

俺「ありがとうございます」

リーネ「それじゃあ行きましょう?」

俺「えっ?鍵1個しかないけど」

リーネ父「別に1個で問題ないだろう?なあ俺君……」

父「すまんな。全部しゃべっちゃった」

俺「」

リーネ父「リーネも幸せそうだからいいとするが……娘を泣かせたらどうなるか分かっているね?」

俺「は、はい」ゴクリ……

リーネ父「よろしい。リーネ、俺君に幸せにしてもらうんだよ?」

リーネ「まだそんな……///」

リーネ父「俺君?た の ん だ よ?」

俺「は、はい」

父「びびってやんのー」ケラケラ



俺「リーネの父さんおっかなかったよ……あの場でフルボッコにされるかと思ったよ」

リーネ「本当にすごく震えてましたね」クスクス

俺「笑う事はないだろー」

リーネ「だって、あんな俺さん見るのは初めてでしたから」

俺「はいはい。けど……」

リーネ「どうしたんですか?」

俺「いや。なんでもない。もう寝ようか」

リーネ「すぐに寝ちゃうんですか?」

俺「いや、すぐには寝れないかな……」チラッ

リーネ「……///」チラッ
続く

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最終更新:2011年07月13日 23:00
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