688 :
DCD俺 ~無職の世界~[sage]:2011/02/01(火) 21:49:02.66 ID:YHIJPZr70
(Prototype研究所の就職試験という名の人体実験から奇跡的に生還した後です)
無職「……やっぱり俺に就職は無理だ。今ので500社目……俺には才能がないんだよ」
ヘルマ「ま、まだです。諦めてはいけません!えっと、次は……」
無職「もういいよヘルマ、手伝ってくれてありがとう。でも今は1人にさせてくれないか……」トボトボ
ヘルマ「あ、ちょっと無職さん!……行っちゃいました。どうしましょう……?」
俺「……チビッ子は無職を頼む。俺は少しやらなきゃいけないことができた」スタスタ
ヘルマ「え?俺さんまで!もう、男の人って勝手なんですから……ああ、無職さんを探さないと。海に飛び込みかねないです……」
俺「この辺りは人がいないな……もういいだろ、姿を表せ!!」
人気の無い脇道。俺が誰もいない場所に怒鳴った。
すると、何もないはずの空間が歪み、そこから1体の異形・人型ネウロイが現れた。
ネウ男「ヨク気付イタナ。世界ヲ旅スルモノ」
俺「この世界に来た時からずっと見張られてる気がしてたんだ。お前、俺に何の用だ?」
694 :DCD俺 ~無職の世界~[sage]:2011/02/01(火) 21:52:08.32 ID:YHIJPZr70
ネウ男「勘違イスルナ……貴様二用ハナイ。ムシロ邪魔ナ存在。早クコノ世界カラ立チ去レ。ソウスレバ危害ハ加エナイ」
俺「なんだと?ネウロイにも平和主義者がいるのか。はっ笑わせるね。何を企んでいる?」
ネウ男「企ム?違ウ、我々ハ現状ヲ望ンデイルノダ。『無職の世界』ヲ改編サセタクナイ」
俺「ますます意味が分からん。それにはっきりと喋れ。聞き取りづらいんだよ」
ネウ男「ガガー……アア、嗚呼、ああ……済まナイな。人の声を真似ルノは苦手でネ。
ガー……我々は、この世界ノ現状維持を望んデいる。貴様に勝手な行動をさレては困るのだよ」
俺「俺が世界を改編する?別に俺は何もしていな……っ!?まさか!無職のことか?」
ネウ男「ソノ通りだ。この世界のルールを知っているな?誰でも何かしらの職に就くこと。これが掟。
他の世界と違ウのは、ここではストライクウィッチーズもそのルールの範疇にある。
彼女たちはこの世界では驚異とはなラナいのだよ」
ネウ男「しかしもう1つ掟がある。それはココが『無職の世界』であること。無職が無職であることが条件。
彼に就職されてはこの世界がどうなってしまうのか我々にも分からない。崩壊の恐レもある。
だから彼の労働意欲を奪い、就職を諦めさせようとしているノダ」
俺「なるほど……でもなんかやってることがみみっちいな。人間1人の就活を邪魔するネウロイなんて聞いたこと無いぞ」
俺「それにアイツはそんなことで挫けるたまじゃないさ。すぐに這い上がってくるぜ」
696 :DCD俺 就活の邪魔なんて本当にみみっちいよね[sage]:2011/02/01(火) 21:54:22.35 ID:YHIJPZr70
ネウ男「無理ダ。常識的に考えて500回の不採用で立ち直れるわけがない。これで世界は守られたッ」
俺「フッ、お前は何も解っちゃいない。無職の強さを。たかが500回で諦めるような奴が主役になんてなれるかよ」
ネウ男「自分ノ世界も持たない者に世界崩壊の恐怖を理解できるわけが無いッ!ヤハリ貴様は邪魔だ。ここで死ね!!!」
人型ネウロイの合図とともに世界がまたしても歪む。
そしていたるところから巨大な虫のようなネウロイが次々と現れた。
ギシャーーー! ギャオーーー!!
俺「陸上型ネウロイ……ならコイツでいくか!」シュッ
オレライドォ フジミ! ブゥゥーン
俺[フジミ]「モグラ叩きならぬ、ネウロイ叩きだ。ハンマーでブッ潰す!」ブンッ
ドガンッ! パリィィィィン
俺[フジミ]「さあ、死にたい奴からかかってこいッ!!セイヤァァァ」ブンッ
ドガアァァァァンッ!
697 :DCD俺 ちょっと急ぐ[sage]:2011/02/01(火) 21:55:24.91 ID:YHIJPZr70
無職「ハァ…これからどうしよう?もう田舎に帰っておふくろの手伝いでもして生きていこうかなぁ」
無職(……エーリカ)
――――――
――――
――
‐1年前・ストパン学園‐
エーリカ「ねぇねぇ無職はどこの会社を受けるか決めた?」ギュッ
無職「おわっ!こんなところで抱きつくなよ……誰かに見られて誤解されたらどうすんだ」
エーリカ「べっつに~私は気にしないよ~。それよりどうすんの?」ギュウゥゥゥ
無職「そうだなぁ、やりたいことがあるわけでもないし……取り合えず受けれそうなとこを片っ端に受けて行こうかな」
エーリカ「にゃはは!無職なら大丈夫。君はやれば絶対にできる子だよ。私が保証する」
無職「前から思ってたんだけど、俺を買い被りすぎじゃないかエーリカ?」
エーリカ「むぅ、そんなことないもん。私の勘に間違いはないの!」
無職「勘かよっ!うわぁ信憑性0だ……」
698 :DCD俺 >>695ありがとー[sage]:2011/02/01(火) 21:56:52.64 ID:YHIJPZr70
エーリカ「酷いよ~そこまで落ち込まなくてもいいじゃん。絶対に大丈夫なんだよ。自信あるもん」
無職「なんでそこまで言い切れるんだ?無い胸まで張ってさ」
エーリカ「だって///」
無職「だって?」
エーリカ「だって私は無職のことずっと見てきたんだから/////」
無職「……っ!?////// そ、そうか。そうだな。天使にそこまで言われると俺も大丈夫な気がしてきた!」
無職「今なら履歴書100枚書けそうだ!おっしゃ、絶対に就職するぞおおおおおおおおお!!!」
エーリカ「ファイトォ!無職~!!」
エーリカ「あっそうだ、約束しない?お互い就職したらさ、2人でデートしよう」
無職「えっ!?マジで?ででででーとォ!?」
エーリカ「うん///無職がイヤじゃなければだけど……」
無職「イヤじゃないイヤじゃない!本気にしちゃうよ俺。ものすっごい信じるよその約束!」
エーリカ「それなら約束だね。私も楽しみにしてる」ニシシ
――
――――
――――――
700 :DCD俺 支援感謝[sage]:2011/02/01(火) 21:58:28.96 ID:YHIJPZr70
無職「約束……エーリカも覚えてたなぁ。1年も前の話、忘れてると思ってた」
無職「いや、忘れようとしていたのは俺の方だ。就職出来ないからって無かったことにしようとしてた」
無職「あー情けない……こんな調子で実家に帰ったらおふくろにブン殴られるんだろうな」
無職「いっそ殴ってもらったほうがいいのかもしれない。気合い入るし……なんてね」
ヘルマ「無職さーーーん!!」タタタッ
無職「ん、この声…ああ、ヘルマか。どうしたんだい?そんなに急いで」
ヘルマ「み、見つけましたぁ…ハァ…ハァ……よかったです。まだ海に飛び込んでいなくて」ヘタァ
無職「アハハ、海に飛び込んだりしないから大丈夫(俺を探してくれていたのか……)」
ヘルマ「ハァ…ハァ…あ、あの、ですね……その…ハァ…」
無職「もう逃げたりしないからゆっくりでいいよ。まずは呼吸整えて。なにか飲み物買ってくるね」
―――ズンッ!!
無職(なんだ、今地面が揺れたような?……気のせいか)
701 :DCD俺 [sage]:2011/02/01(火) 21:59:23.79 ID:YHIJPZr70
ドガァン! パリィィィィン
ネウ男「なっ……あれ程いた我が同胞を1人で倒しただと……」
俺[フジミ]「ハァハァ……これくらい余裕だ」ブゥゥーン
ネウ男「フン、ほざけ変身も解けて息も切れているじゃないか。やはりお前も無職もここまでだ」
俺「……おばあちゃんが言っていた。好きな相手の為なら、男は何度でも立ち上がるって……まぁ、俺におばあちゃんはいないけどな」
俺「だが、無職は必ず立ち上がるさ。ここが『無職の世界』である限り、アイツは無敵だ」
ネウ男「フハハハ、戯言は済んだか?それなら今度は空も追加しよう。どこまで持つか楽しませてくれ」ゴゴゴゴ・・・
今度は巨大な虫ネウロイの他に、新しく空中の次元から飛行型ネウロイまで現れる。
703 :DCD俺 イーグルさんのヘルマは可愛いのに…こっちのヘルマはイチャイチャするんだろうか…[sage]:2011/02/01(火) 22:04:29.15 ID:YHIJPZr70
俺「就活の邪魔なんて小さいことやる割にはサービス精神は旺盛だな。いいぜ、やってやる!」シュッ
オレライドォ トラ! ブゥゥーン
俺[トラ]「うううううおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォオオオオオオオオオッ」
バガアアァァァン!!
俺[トラ]「どおおおおりやややややゃゃゃゃゃゃゃゃあああああああああああああああああああ」
ガンッ! ゴンッ! ドドドドォオオオオン!!
俺[トラ]「ハァッハーーー!!戦いはまだまだこれからだアッ!」
ネウ男「小賢しい。ならば魔力切れまで攻め立てるまでよ!そして欠片も残さず消し飛ばしてやる!!」
ギシャーーー! ギャオーーー!!
ギュイィィィィン ズドドドドドド
707 :DCD俺 今回は真面目に話進みます[sage]:2011/02/01(火) 22:12:00.11 ID:YHIJPZr70
ヘルマ「ゴクッゴク……ぷはぁ、やっぱりオレンジジュースは格別であります!」
無職「ハハハ、それはよかった。俺を探してくれてたんだろ?心配掛けてゴメンな」
ヘルマ「あっ!そうです。無職さんを探してたんでした。忘れてました。ヘルマ・レンナルツ一生の不覚です」
思い出したように立ち上がり、ヘルマは無職に向かって頭を下げた。
ヘルマ「無職さんごめんなさい!!!」
無職「……へ?え、なんでヘルマが謝るの?」
ヘルマ「私、無職さんのことを考えていませんでした。無理やり面接を受けさせて、たくさん受ければ1社くらい
採用されるだろうって……就職なんて簡単だと思っていました」
ヘルマ「でも気付いたんです。私は手伝っているつもりになっていただけだと。無職さんの意見を聞かず、
自分勝手に無職さんを就職させようとしていました。そんなのでやる気になんてなりませんよね」
709 :DCD俺 前回やりすぎたのは私の責任だ[sage]:2011/02/01(火) 22:17:59.70 ID:YHIJPZr70
ヘルマ「人に決められたレールを進むなんて楽しくないです。自分の意思で、自分の手で人生を掴まなくちゃいけないのに」グスッ
無職「ヘルマ……」
ヘルマ「ぅ…ぐすっ……だから…無職さんが落ち込んでしまったのは私のせいなんです…ひっく……ごめんなさい……」ポロポロ
無職「…………」
ヘルマ「こ、こんな私は…あぅ…カールスラント軍人の恥です……軍人失格です……うぅぅ」グスッ
無職「泣かないでくれ……俺はヘルマに感謝してるんだから」ポン
無職「諦めそうになっていた俺を励ましてくれたのはヘルマじゃないか。手伝ってくれたのも嬉しかった」ナデナデ
無職「俺の為に一生懸命になってくれてありがとう。俺はヘルマたちに会えたことに感謝している」ナデナデ
無職「それに今日はまだ終わっていない。これから面接があるんだよね?」
ヘルマ「ぐすっ…無職さん……で、では……」
710 :DCD俺 だが私は謝らない[sage]:2011/02/01(火) 22:23:25.46 ID:YHIJPZr70
無職「大丈夫!俺はまだ諦めてない。何度でも、受かるまで就活する。さあ、次はどこの会社だっけ?手伝ってくれるんだろ?」ニコッ
ヘルマ「は、はい!」ゴシゴシ
ヘルマ「次はですね……えっと、面接が3時からの予定となってい……ま…す……」
只今の時刻【2時40分】
只今の時刻【2時41分】カチッ
ヘルマ「」
無職「」
ヘルマ「……急ぐでありますっ!」
無職「うおぉぉぉ!ダッシュだ!!その会社なら裏路地から近道がある!!そこから行こう」
ダバダバ~
713 :DCD俺 >>711無職いいよね!無職だけど[sage]:2011/02/01(火) 22:28:22.73 ID:YHIJPZr70
無職「ねえ、1つ聞いていい?」タッタッタッ
ヘルマ「はっひっふっ……なんでしょうか」タタタタタッ
無職「ヘルマと俺はなんでそこまでして手伝ってくれるの?出会ったばかりなのに」
無職「500社も落ちるようなダメダメな奴、普通なら見捨てた方がいいと思うんだけど……」
ヘルマ「無職さんはダメダメな奴じゃないです!」
ヘルマ「500社も落ちるなんて常識的に考えたらありえません!」
無職「ぐはっ!」ムショクニ20ノダメージ
ヘルマ「正直、最初聞いたときかなり引きました!ドン引きです!」
無職「そげぶっ!」ムショクニ30ノダメージ
ヘルマ「私だったら今頃海に飛び込んでますね!生きている価値ないとか言って!」
無職「とぅーりお!」ムショクニ50ノダメージ ムショクハムシノイキダ!
715 :DCD俺 支援感謝[sage]:2011/02/01(火) 22:33:51.06 ID:YHIJPZr70
ヘルマ「でも……ですよ。逆にいえば、500社落ちても諦めなかったってことになります」
ヘルマ「常識なんてぶっちぎってしまった無職さんを、私は尊敬します」
ヘルマ「だから私と俺さんは無職さんを手伝いたいと思ったんです。
無職さんなら大丈夫。やれば絶対にできる人だと信じてますから!」
無職「……買い被りすぎだよ。俺はそんなに凄い人間じゃない」
ヘルマ「そんなことないですよ。私の軍人としての勘がそう告げているんです」
無職「あ…」
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エーリカ「にゃはは!無職なら大丈夫。君はやれば絶対にできる子だよ。私が保証する」
エーリカ「むぅ、そんなことないもん。私の勘に間違いはないの!」
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717 :DCD俺 支援感謝 関係ないけどオーメダルがどこにも売ってないお…[sage]:2011/02/01(火) 22:39:24.47 ID:YHIJPZr70
無職(エーリカと同じこと言われた……そうか、俺を認めてくれる人はいるんだな)
ヘルマ「無職さん…?どうかしたんですか?」
無職「ハハ、アハハハッ!いやなんでもない。2人の天使にそこまで言われると俺も大丈夫な気がしてきた!」
ヘルマ「てててて天使ですか///ってあれ……2人?」
無職「おっしゃ、絶対に就職するぞおおおおおおおおお!!!」
ヘルマ「あ、ファ、ファイトです!無職さん!!」
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ドドドドドドドドドォーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!
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無職&ヘルマ「…………へ?」
ギシャァァァーーー!
720 :DCD俺 おのれディケイド!!メダルが無いのも全てお前のせいだ!![sage]:2011/02/01(火) 22:44:52.90 ID:YHIJPZr70
無職「あの……もう1つ質問していいかな?このでかい虫は……何?」
ヘルマ「あ、ああ……ネ、ネウロイです!!なんでこの世界にいるんですかっ」
轟音と共に現れたネウロイはこちらの姿を確認するとその巨体を向けて獲物を仕留めるが如く
刃のように鋭い脚を突き出してきた。
ビュシィィィィン
ヘルマ「はやく逃げてください。私がシールドで耐えているうちに……」ガリガリ
無職「そ、そんなこと出来るか!ヘルマも一緒に――」
ネウ男「オヤ?我が次元に新しい侵入者の気配を感じて来てみれば……この世界ノ王ではありませんカ」
気分が悪くなりそうな声で語りながら空から1体の人型ネウロイが現れる。
表情のない能面だがどこか不機嫌そうな空気を感じさせた。
無職「王?俺のことを言ってんのか!いったいなんなんだお前は!」
ネウ男「ナゼこんな所にいるのやら。まさかと思いますが、面接に行くとか言いませんよね?」
723 :DCD俺 >>718>>719マジかよ!?[sage]:2011/02/01(火) 22:49:57.16 ID:YHIJPZr70
無職「……そのまさかだったらどうすんだい?アンタには関係ないと思いますが」
ネウ男「フゥ、500社も落ちたんですよ。貴方は自分がこの社会ニ必要の無い人間だとまだ気付かないのでスか」
無職「あいにくだけど、俺ん中で『諦め』は一次審査不合格になってんのよ……永久的にね」
ネウ男「…………馬鹿がッ!貴様に就職されるとコチラが困るんだよ。
あれこれ手を回して不採用にしてやった我々の苦労を理解してもらいタイものだ!」
無職「えっ今なんて言った?不採用にしてやったって言いやがりましたかこの顔なしクソ野郎!!」
ネウ男「ソウダ。貴様の受けた会社全て、採用させないように手を下した。
なのに貴様は諦めずに次へ次へと……一生採用されることなど無いというのに」
無職「マ、マジかよ。それじゃ俺のいままでの苦労は…無駄だったってことか……」
ヘルマ「ダメです無職さん!そんな奴の言うことなんて真に受けてはいけません」ガリガリ
ネウ男「我々ハ平和主義なのでこの手は使いたくなかったのだけどネ……王がこの様では仕方ない」
ネウ男「腕の1本や2本奪えばさすがに雇う会社など現れまい!同胞よ、小さい小娘共々四肢を切り刻んでやれッ!!」
ギシャァァァアーーー!
726 :DCD俺 ネウ男くんは最終選考までいくけどそこで落ちる奴のイメージ[sage]:2011/02/01(火) 22:55:58.56 ID:YHIJPZr70
ビュシィィィィン…
人型の命令で虫型ネウロイはさらに脚に力を込めた。
ヘルマもなんとか耐えようとするが、だんだんとシールドが削られていくのが分かる。
回避しようにも後ろにいる無職に危険が及ぶ為、動くことができない。破られるのも時間の問題だった。
ヘルマ(う、くっ!このままでは無職さんが危ないです……でも…魔力が持たない)ガリガリ
ヘルマ(こんな大変なときに…あの人はどこをほっつき歩いてるでありますかっ。あの根暗男~)ガリガリガリ
ヘルマ「お れ さ ぁ ん ! ! !」ガリピシッピシッ
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「あいよッ」
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ドガアアアアアアァァァァァァァァァン!!!
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一瞬の出来事。ヘルマは涙で滲む瞳でその姿を見つける。
自分たちの命を奪おうとしていた目の前のネウロイが、勢いよく横へと吹き飛ばされていったのだ。
そして次に目の前に立っていたのは、雄々しいトラ耳と尻尾を生やした見知らぬ男。
だがその腰には、これまでの旅でずっと見慣れたベルトが巻かれていた。
.
俺[トラ]「ヨォ!どうした泣きそうな顔して。なんか嫌なことでもあったのか?」
最終更新:2011年07月21日 18:13