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人見知り8

769 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:51:09.09 ID:OWai+beA0
シャーリー「あいつがいってもう2ヶ月か。」

バルクホルン「懐かしいなあ。」

シャーリー「『この度、リベリオンとの扶桑のストライカー共同開発に携わる名誉に恵まれた。そちらでの経験を買われたようだが、一介の工学部学生としてできるかぎりのことはしている。
なお、このストライカーの試作機はリベリオンのエースに提供されるとのこと。ともすれば、シャーリーのもとに届くかもしれない。そのときは、俺が少しでも関わっていることを忘れないで欲しい。』
ふふ、私は扶桑に呼ばれてるんだよねえ。」

バルクホルン「手紙か、いったいどれだけやりとりしてるんだ?」

シャーリー「いやああいつはわたしにゾッコンでさあ。しょっちゅう送って来るんだよ。」

バルクホルン「む……わ、私にだって来てるんだからな!」

シャーリー「ふふん、でもこっちはラブレターですから。」ニヤリ

バルクホルン「ふ、ふん!戦場で恋などと、全くリベリアンは。」

坂本「さて、そろそろだ。」

ミーナ「ええ、これで最後にしましょう。」


770 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:52:10.33 ID:OWai+beA0
──そして、ロマーニャが開放された、その日。

杉田「なに?本当か?」

樽宮「ええ。扶桑近海において、ネウロイを確認したとの事です。」

杉田「うむ……。だが、なぜそれが緊急で?」

樽宮「それが……。情報によりますと、敵個体数特定不能、レーダーは敵で埋まっているとのこと。」

杉田「ばかな!そんな数がいったいどこから!?」

樽宮「我が艦隊にも至急帰還せよとの……。」

杉田「く、間に合うのか?」

樽宮「どうも敵は移動せず、増殖中との事。」

杉田「まずいことになった。」


坂本「なに、扶桑近海に?」

杉田「ああ、緊急だ。我が艦隊はただちに扶桑に向かう。それで……。」

ミーナ「私たちについては、命令がなければ……。」

杉田「うむ、そうか。仕方あるまい。では寄港したのち、すぐに出る。」


771 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:53:10.77 ID:OWai+beA0
シャーリー「あー私は付いてくよ。もともと扶桑に呼ばれてるし。」

坂本「ああ、共同開発のストライカーだったな。」

シャーリー「ああ、ちょうどいいな。」

バルクホルン「む!?なら私も!」

ミーナ「トゥルーデ。」

バルクホルン「く……。」

シャーリー「なに、ちょいとネウロイ倒してくるだけだよ。」

バルクホルン「ちくしょおお。」

──数週間後
坂本「いよいよ扶桑に着くな。」

杉田「依然敵は位置そのまま。数は増殖し続けている。」

坂本「迎撃は?」

杉田「やっかいなことに連携型のようだ。どうも落とせない。くそ、こんなところに残っていたか。」

シャーリー「もしかして俺が出たりしてるのか?」

杉田「ああ、彼ならまだ出ていないようだ。ただ、またウィッチとして徴用されたそうだが。」


772 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:54:15.24 ID:OWai+beA0
シャーリー「なんでまだ出てないんだ?」

杉田「どうやら、重武装化したストライカー、聞くところ「富嶽」とやらの調整中らしい。」

坂本「富嶽?」

杉田「ああ。小型噴進弾を多数搭載しているようだ。」

シャーリー「そうか、またあいつが戦場に出るのか。」

杉田「彼には悪いが、しょうがないのだ。さて、接岸準備だ。」


シャーリー「へえ、ここが横須賀か。」

坂本「普段にも増して物々しいな。当然か。」

芳佳「でも坂本さんとわたしはもう飛べないんですよね……。」

シャーリー「なに、私がその分も戦うさ。しかし俺には会えないのかなあ。」

坂本「俺は東京だからな。まあ遠くもないが、俺の所在は伏せられている。」

シャーリー「ちぇっ。」

坂本「なに、またあえるさ。」


774 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:55:03.60 ID:OWai+beA0
兵士「イェーガー大尉でありますか?」

シャーリー「ああ。」

兵士「例のストライカーですが。」

シャーリー「ああ、いくよ。」


シャーリー「これが……。」

技官「はい、ベースは貴国のP51ですが、エリアルール等の概念を取り入れ、超音速飛行を理論上可能としたものです。」

シャーリー「なるほどね。」

技官「ちなみに、この開発に当たっては学生ながらもなかなかの協力をしてくれた者がいましてね。」

シャーリー「……へえ、すごいな。」

技官「ええ、将来有望ってところですね。」

<ウーーー>
シャーリー「な!?警報?」

坂本「シャーリー、敵が侵攻を開始したらしい。」


776 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:55:55.19 ID:OWai+beA0
杉田「イェーガー大尉、翔鶴に乗艦してくれ。」

シャーリー「了解。あ、さっきのストライカーもよろしく。」

杉田「だがあれはまだ開発段階の。」

シャーリー「何回か飛んでるんだろ?大丈夫だって。」

杉田「わかった。」


杉田「これより我が艦隊は、最終防衛線に配置される。各員、気を引き締めるように。」

樽宮「艦長、第一防衛線がはやくも崩壊しつつあるとの事。」

杉田「なに?状況を報告させろ。」


兵士A『第8艦隊、敵情を報告せよ。』

兵士B「かなりの数の敵に攻撃されてる!空が敵で埋まっている!」

兵士A『状況を詳細に報告せよ。かなりではわからない。』

兵士B「いいか!?敵が7分に空が3分だ。繰り返す、敵が7分に空が3分だ!」


777 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:57:08.91 ID:OWai+beA0
樽宮「第一防衛線、完全に崩れます。ウィッチ隊も損耗率増加。」

杉田「敵のコースは、東京で間違いないのだな!?東京の避難は?」

兵士C「まだ完了していません。このままでは……。」

杉田「なんとしても敵を食い止めろ!」

樽宮「!?あれは。」

杉田「ん……!なんだ……向こうの空が、黒い?」

樽宮「作戦が変更されました、第二防衛線及び最終防衛線を統合し、敵に当たるべしとのこと。」

杉田「く、全艦最大戦速、味方艦隊と合流する。」


シャーリー「さて、そろそろかな。」

ウィッチA「防衛戦……か。」

ウィッチB「ここが超えられたら東京がやられる。やるしかないよ。」

『全艦艦載機発進準備、全艦艦載機発進準備。』

シャーリー「いくか……。」

杉田「航空隊がでるな。よし、窮鼠猫を噛むを教えてやれ。」


778 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:58:23.19 ID:OWai+beA0
──上空
シャーリー「たしかに、これはやばいってレベルじゃないぞ。」

ウィッチA「空が埋まってる。でも!」ガガガ

ウィッチB「はやまるな!」ブロロ

シャーリー「く、もう何人か落ちたってのか!?なんて敵だよ。」ガガガ

樽宮「鳥海、被弾!」

兵士A「さらに最上、夕張中破。」

杉田「ぐぬぬ……。」

ウィッチA「このおっ。」

ウィッチB「きゃあっ。」ドガン

ウィッチA「な、B!!あっぐう。」ドガン

シャーリー「あいつら……っ!くそ!」ガガガ

兵士A「航空隊損耗率30%。」

杉田「くそ、増援を要請しろ!」

樽宮「しかし、温存戦力もあるため、増援は……。」

杉田「くうっ!」


779 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 18:59:10.67 ID:OWai+beA0
兵士A「!味方がきます!」

『こちら菊水隊、これよりネウロイへの攻撃を開始する。』

シャーリー「増援か。なんだ、あのでかいのは。」

俺『扶桑海軍、俺中尉、富嶽。これより当空域の敵勢力を排除する。』

シャーリー「俺!?聞こえるか?」

俺『!シャーリーか、こんなとこで会うとはな。だが、下がれ。』

シャーリー「何を言うんだ!?」

俺『お前が叶う相手じゃない。もはや通常攻撃によって敵を排除することは不可能と判断された。』

シャーリー「お前、何を!?」

俺『勘違いするな、死にに行くわけではない。だがな……うむ、これより攻撃を開始する』

シャーリー「おい!」


780 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 19:00:05.30 ID:OWai+beA0
俺(まずはコンテナを発射する。)シュパッ

シュパパパパ
ドゴゴゴ

ウィッチC「すごい、敵陣に穴が開いた。」

俺(コンテナパージ、あとは……)

富嶽の武装は主に噴進弾。あとは橘花と同等の近接火力である。

俺(ざっとみて敵は総計一万以上……。敵中心まで20km……なかなかだな。)

俺(第一に突入部隊の支援……道をこじ開ける!)シュパパパ

ドゴゴン

ウィッチ甲「雲は行き、雲は流れり。後の扶桑に栄光あれ。」ゴオオ

ウィッチ甲「桜花隊、突入する!」ゴオオオ

俺(く、だめだこれではっ!)ババババ

ウィッチ乙「このおお。」ゴオオオオ

樽宮「桜花隊、敵陣に突入。コア破壊を目指します。」


782 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 19:01:25.62 ID:OWai+beA0
ウィッチ甲「敵中枢に、ぐわあっ。」

ウィッチ乙「く、ここまで。」

俺(桜花隊は……全滅か。かくなる上は)シュパパパ

俺(噴進弾、残弾15。うち切る!)シュパパパパ

シャーリー「おい俺!戻れ!」

俺『俺たちの後ろには民がいる。引くわけには行かない!』

シャーリー「おい!」

俺『なに、倒せばいいだけだ。』

俺(ミサイルパージ、軽装で突っ込む!)キイイイインン

シャーリー「俺ええええ!!」ブロロロ

俺「はん、速くてまともに追えてないじゃないか!」ババババ

俺(だが、中心までの1分、もつか?)ババババ

俺(……っだめだ!くそっ)キイインン、ゴオオ

俺「すまんシャーリー、もう帰れない!」


783 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 19:02:36.10 ID:OWai+beA0
ガシッ

俺「ぶふっ。急加速!?」

シャーリー「なにが帰れないって?」

俺「シャーリー。音より早く来るなんて、洒落てるな。」

シャーリー「だろ?ふふ、すごいなこいつは。まだ音速を飛べてる。」

俺「ふ……。」

シャーリー「こんだけ早いと、ネウロイもこっちを捕らえられてないな。」

俺「これなら、やれる。」

シャーリー「ああ。射撃は頼んだぞ。」ギュゥ

俺「……ああ。」ガチャ

シャーリー「よし、みえた!」

俺「くたばれ!」ガガガガ

パリン

俺「……ふう。」


784 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 19:03:34.25 ID:OWai+beA0
シャーリー「はは、やったな。」ダキッ

俺「ん……。」チュウ

シャーリー「んん。」チュウ

バルクホルン「待たせた……遅かった、だと?」

ミーナ「あらあら。」

シャーリー「なんだ、今更来たのか。」

俺「あ、魔法力が。」ヒュウン

シャーリー「うおっと。」ダキッ

俺「うお……ちょっ///」

シャーリー「ほら、手回してちゃんとつかまれ。」

俺「あ、ああ。///」


785 :人見知り [sage]:2010/11/06(土) 19:04:58.08 ID:OWai+beA0
バルクホルン「む……シャーリー、一人じゃつらくないか?」

シャーリー「んー大丈夫だ余裕余裕。」

俺「でも、久しぶりだなシャーリー。」

シャーリー「ああ、会いたかったぞ。」ギュウ

俺「うん……でもまた、離れちゃうな。」

シャーリー「ああ。でもたまには会いにこいよ?」

俺「ああ、でも無茶は言うなよ?近くはないんだからなあ。」チュッ

シャーリー「ん……ああ、わかってるって。」チュ

その後、501統合戦闘航空団は正式に解体された。




/ふう、本編終わったよ。あ、やめてぶたないで。おれはイチャイチャしたかっただけなんだ。



終了

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最終更新:2011年07月21日 18:48
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