俺「」カキカキ
さんすうドリル
2 × 2 =
2 × 3 =
2 × 4 =
2 × 5 =
俺「」カキカキ
さんすうドリル
2 × 2 = 22
2 × 3 = 23
2 × 4 = 24
2 × 5 = 25
俺「」トテトテトテ
ミーナ「あら?俺君、宿題は終わったのかしら?」
俺「」コクコク
ミーナ「それじゃあ見せて頂戴。答え合わせをするわ」
俺「」スッ
ミーナ「答えは……」
俺「」ワクワク
ミーナ「俺君、全部間違いよ?」
俺「」ガーン
ミーナ「根本的に掛け算が解っていないようね」
俺「」ショボーン
ミーナ「足し算と引き算は大丈夫かしら?」
俺「」コクコク
ミーナ「それじゃあこれを解いてみて頂戴?」
俺「」コクコク
3 + 6 =
4 + 9 =
俺「」カキカキ
3 + 6 = 8
4 + 9 = 10
ミーナ「俺君これも間違っているわよ…・…?」
俺「」ガーン
ミーナ「まずいわ、ここへきてから勉強もろくにせず遊ばせてばかりだったから俺君がダメな子になってしまうわ。ウィッチ軍曹にあわせる顔がなくなっちゃうわね……」
俺「」ショボーン…
ミーナ「俺君大丈夫よ?今からしっかりお勉強すればすぐにできるようになるわ」
俺「」ソロリソロリ……
ミーナ「逃げちゃだめよ?私が算数を教えてあげるから一緒にお勉強しましょう?」
俺「」コクコク
ミーナ「俺君こっちへいらっしゃい?」
俺「」トコトコ
ミーナ「いい?まずは足し算はこうやってこうやってリンゴが1個2個……」
俺「」ウトウト
ミーナ「掛け算はリンゴのセットが何個あるかで……」
俺「Zzz」
ミーナ「俺君!」
俺「」ビクッ
ミーナ「寝ちゃだめよ?これは俺君の為にやっているんだから」
俺「」コクコク
ミーナ「だからこうなってああなってそうなってそうしてああして……」
俺「???」コクコク
ミーナ「これでもう足し算引き算掛け算が出来るはずよ。わかったかしら?」
俺「」コクコク
ミーナ「それじゃあ今日のお勉強はおしまい。遊んできてもいいわよ?」
俺「」トコトコパタパタ
ミーナ「よっぽど遊びに行きたかったみたいね……でもあの子本当に理解したのかしら」
坂本「ミーナ、本部から書類が届いて居るぞ」
ミーナ「何の書類かしら……急な話ね。どうやら研修で少尉候補生がここに来るみたいよ?」
坂本「研修で
最前線か……本部は何を考えているんだ」
ミーナ「資料を見る限り優秀なウィッチみたいで将来を期待されているみたい。カールスラント空軍のにゃんこ曹長・12歳、撃墜数は30だけどかなりの短期間に稼いだスコアみたいね」
坂本「12歳でそれなら大したものだ」
ミーナ「前線でも戦えると踏んでの事でしょうね。けど、あくまで研修だから危険な事をさせる訳にはイケナイわね……」
…
…
○翌日・広間○
ミーナ「今日から研修でウィッチが一人派遣されてくることになりました。カールスラント空軍所属のにゃんこ曹長です、みんな色々教えてあげてくださいね」
にゃんこ「ミーナ中佐から紹介にあずかりましたにゃんこ曹長です。私の目標はバルクホルン大尉のような立派なウィッチになる事です、よろしくお願いします!」
ミーナ「トゥルーデ、目標はあなただそうよ?」
バルクホルン「もふもふもふもふ」ナデナデ
俺「♪」
にゃんこ「ミーナ中佐、本当にあれが私の憧れのバルクホルン大尉なんですか!?」
ミーナ「ええ、あれがバルクホルン大尉よ?膝の上に座っているのは俺君っていってここで預かってるウィッチの男の子よ」
にゃんこ「あれがバルクホルン大尉を腑抜けにしているんですね?許せません!!」タタタッ
ミーナ「ちょっと、にゃんこ曹長。あの子は訳があって」
にゃんこ「バルクホルン大尉!」
バルクホルン「誰だお前は。今私は忙しいんだ、もふもふ」
俺「?」
にゃんこ「お前が、お前のせいでバルクホルン大尉が腑抜けになっているんだな?修正してやる!!」ポコッ
俺「!?」プルプル……
にゃんこ「それと、恐れ多くもバルクホルン大尉の膝の上だ、早く降りろ!」ドンッ
俺「」ビターン
俺「」グスッ……
にゃんこ「バルクホルン大尉に近づく悪い虫は私が成敗してやりますっ」
俺「」ウワーン……
バルクホルン「ああっ、泣くな俺。男の子だろう?」
俺「」ウワーーーン
バルクホルン「……にゃんこ曹長」
にゃんこ「何でしょうかバルクホルン大尉!何なりとご命令を!」
バルクホルン「……貴様、一体何をしでかしたかわかっているのか?」
にゃんこ「バルクホルン大尉を腑抜けにしている悪い虫を懲らしめました」
バルクホルン「……貴様が頭をはたき、私の膝の上から突き落としたのはにゃんこ曹長、お前の上官だ」
にゃんこ「……上官ですか?」
バルクホルン「今、そこで泣いているのは俺少尉(扱い)。にゃんこ曹長、いつから曹長は少尉より偉くなったんだ?」
にゃんこ「それは…その…その子供がそんなに偉いって知らなくて……」
バルクホルン「知らないだと……?貴様それでもカールスラント軍人か!」
にゃんこ「ひゃいっ!」
バルクホルン「フリードリヒ四世御自ら様々な勲章をお与えになったニュースを知らないというのか!(20話参照)」
にゃんこ「確か、新しい専用の勲章までフリードリヒ四世が作って渡したってニュースですか?」
バルクホルン「そうだその勲章を渡されたのがそこに居る俺だ」
俺「」グスッ……
にゃんこ「」
バルクホルン「分かったならやることがあるだろう……?」
にゃんこ「じょ、上官だと知らずに失礼な行為をしてしまい申し訳ございませんでしたー!」
俺「」グスッ……プイッ
にゃんこ「(完全に怒らせたー!?)」
にゃんこ「俺少尉、機嫌を治してくださいよ。ね?ね?」
俺「」プイッ。タタタタッ
にゃんこ「待ってください、俺少尉~~~」タタタッ
ミーナ「しばらくはにゃんこ曹長が俺君の面倒を見てくれそうね」
坂本「そうなるといいが……。今の様子からでは俺はにゃんこ曹長は嫌いと分類してそうだ」
バルクホルン「にゃんこ曹長が悪い。私の可愛い俺を突き飛ばした挙句頭をはたく暴挙にでたんだ」
ミーナ「にゃんこ曹長の言葉も一理あるのだけど……」
バルクホルン「ミーナ、何か言ったか?」
ミーナ「いいえ、なんでもないわ」
坂本「しばらくは様子見だな」
バルクホルン「もしまたにゃんこ曹長が俺に何かしでかしたときは……」ゴゴゴゴ
…
…
俺「」トテトテ
にゃんこ「」トコトコ
俺「」トテトテトテトテ…
にゃんこ「」トコトコトコトコ
俺「」クルッ、ジー…
にゃんこ「」ビクッ
俺「」プイッ。トテテテ…
にゃんこ「」トココココ…
エイラ「ん?あの二人はさっきから何をやってるンダ?立ち止まっては走っての繰り返しをしてるけど……」
サーニャ「さぁ……」
俺「」タタタタタッ
にゃんこ「」タッタッタッ
俺「」タタタタタタタタタタッ
にゃんこ「」タッタッタッタッタッタッタッタッ
俺「」ゼーゼーハーハー
にゃんこ「(走りつかれたみたい。これでようやく大人しくなるかな?)」
俺「」ジー
にゃんこ「俺少尉、私から逃げるのは諦めてください。どこまでもついて行きますよ?」
俺「」ニヤリ
『Lost Time』
俺「」トコトコトコトコ……
…
…
『Time Again』
にゃんこ「さあ、部屋へ戻りましょう?」
しーん…
にゃんこ「あれ?さっきまで目の前に居たのに消えた!?まさかステルス系の魔法持ち!?」キョロキョロ
シャーリー「にゃんこ曹長じゃないかー。こんな所で何やってるんだ?」
にゃんこ「俺少尉を見かけませんでしたか?急にどこかへ行ってしまって……」
シャーリー「なるほどなー。逃げられたわけか」
にゃんこ「はい……さっきまで目の前に居たのに急に消えてしまって。彼はステルス系の魔法でも持ってるんですか?」
シャーリー「ちょっと違うかなー。教えても詰まらないし、でもきっと遠くまでいってないはずだから探せば見つかると思うよ」
にゃんこ「わかりました。近くを探してみます」
シャーリー「にゃんこ曹長、俺のおもりは大変だと思うけど頑張れよー」
にゃんこ「やっぱりお守りなんですね」
シャーリー「まだ子供だからね。子供だから一緒に遊んであげたりお菓子でもあげれば機嫌が治るかもしれないなー」
にゃんこ「!! ありがとうございますシャーロット大尉」タタタタッ
シャーリー「あーあ……近くを探せって言ったのにいっちゃったよ。おーい俺、もう出てきても大丈夫みたいだよ?」
俺「」コソコソ
シャーリー「やっぱり部屋の中に隠れてたかー。俺ー、にゃんこ曹長の事そんなに嫌いか?」
俺「」コクコク
シャーリー「突き飛ばして頭をはたいたからか?」
俺「」コクコク
シャーリー「なるほどなー……なー、にゃんこ曹長を許してあげる気はあるのかー?」
俺「」フルフル
シャーリー「(でもお菓子をちらつかせたらすぐに機嫌治すんだろうなー……)」
…
…
にゃんこ「何処にもいない……シャーロット大尉が言うには遠くには行ってないっていってたけどどこへいってしまったんだろう」
(シャーリー「きっと遠くまでいってないはずだから探せば見つかると思うよ」)
にゃんこ「ハッ。まさかさっきの場所から殆ど動いて居ない……!?確か部屋が1個あったからそこに隠れてた……!?私がどこかへ行くのを見計らって逆方向へ逃げた…!こうちゃいられない、追いかけなきゃ!」ダダダダダッ…
俺「」トコトコ
……ダダダッ
俺「?」
…ダダダダダッ
俺「??」クルッ
にゃんこ「みーつーけーたー」ダダダッ
俺「!?」ビクゥ
にゃんこ「もう逃がしませんからね?」
俺「」フフン
『Lost Time』
俺「」コソコソ
『Time Again』
にゃんこ「また消えた……きっと今回もどこかへ隠れただけっ。隠れられそうな場所は……そこの箱の中だぁ!」ガバッ
俺「!?」
にゃんこ「ふふん。もうどこへも逃げられませんよ?」
俺「」アタフタ
にゃんこ「あーあ。美味しいお菓子を準備しておいたのに……」
俺「!?」
にゃんこ「(かかった!)」
にゃんこ「残念だなぁ。俺少尉はお菓子が嫌いみたいだし私一人で食べる事にします」
俺「!?」
にゃんこ「あ、俺少尉。もう追いかけませんから安心してください」ニコリ
俺「」プルプル
にゃんこ「それでは私はこのあたりで……」トコトコ
俺「」トテトテ
にゃんこ「」トコトコ
俺「」トテトテ
にゃんこ「」ピタッ。クルッ
俺「」ピタッ
にゃんこ「俺少尉、どうされたのですか?私の後を付けてどうされました?」
俺「」フルフル
にゃんこ「なんだ、行きたい場所が同じだけみたいですね」トコトコ
俺「」トテトテ
にゃんこ「」トコトコ
俺「」トテトテ
ミーナ「あら……?」
にゃんこ「」トコトコ
俺「」トテトテ
ミーナ「さっきと状況が逆転してるみたいだけど何があったのかしら……」
坂本「俺がどこかへ逃げて行くよりはいいではないか」
バルクホルン「しかし仲直りをしたというわけでもなさそうだ。一体何がどうなっているんだ……?」
俺「」トコトコトコ
にゃんこ「(いつまで着いてくるんだろう?)」
にゃんこ「おやつの時間だしとっておきのお菓子をたーべよっと」
俺「!」
にゃんこ「どこにしまったっけー」
俺「」ワクワクソワソワ
にゃんこ「あった!カールスラントで今流行ってる勲章型チョコレート。凄く美味しいんだよねー」
俺「」コクコク。パタパタ
にゃんこ「どうしたんですか、俺少尉?」
俺「」ソワソワ
にゃんこ「このチョコが欲しいんですか?」
俺「!」コクコクコクコク
にゃんこ「どうしようかな~」
俺「」パタパタ、クゥーン…
253 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:13:12.56 ID:0bdX5Cbv0 [4/16]
にゃんこ「仕方ないですねー。少しだけですよ?」パキッ
俺「!」ハムハムモグモグ
にゃんこ「美味しいですか?」
俺「♪」コクコクコクコク
にゃんこ「(ちょろい。ガキんちょちょろすぎる……!イエーガー大尉助言ありがとうございます)」
俺「」ソワソワ
にゃんこ「どうしたんですか?」
俺「」ジーーー
にゃんこ「まさか……もっとチョコが欲しいというわけじゃありませんよね?」
俺「♪」コクコク、パタパタ
にゃんこ「これ以上は駄目ですよ!私の分がなくなっちゃうから!」
俺「」ウルウル…
にゃんこ「そんな目で私を見ても駄目ですからね!」
俺「」ショボーン
255 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:18:17.94 ID:0bdX5Cbv0 [5/16]
俺「」チラッチラッ
にゃんこ「…………」
俺「」ジーーーー
にゃんこ「あーもう!後少しだけですからね!これ以上はあげませんからね!」パキッ
俺「♪」ハムハムモグモグ
にゃんこ「結局半分もってかれちゃった…・・・ハァ、これ高かったのに」
…
…
俺「」トコトコ
にゃんこ「」カツカツ
バルクホルン「にゃんこ曹長!」
にゃんこ「バルクホルン大尉なんでしょうか」
バルクホルン「もう俺に何かしていないだろうな……また叩いたり突き飛ばしたりしたらそのときはわかるな?」
にゃんこ「バルクホルン大尉、もう大丈夫ですよ。もう私と俺少尉は仲良しですから。ね、俺少尉?」
俺「」コクコク
にゃんこ「(Yes!Yes!Yes!チョコ効果すごい)」
258 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:23:55.39 ID:0bdX5Cbv0 [6/16]
バルクホルン「ほう。何をしたか知らないが感心だな。それはそうと、俺、ミーナが鬼の形相で探していたぞ?」
俺「!?」ブルブル
バルクホルン「どうした?何かミーナを怒らせるような事をしたのか……?」
俺「」ソロリソロリ…
バルクホルン「待て俺。お姉ちゃんも一緒に謝ってやるからミーナのところへ行こうな?」
俺「」フルフル
バルクホルン「大丈夫だ。お姉ちゃんがついてるから」
俺「」フルフルフルフル
にゃんこ「俺少尉、大丈夫ですよ」ゴニョゴニョゴニョ
俺「!!」キリッ
にゃんこ「バルクホルン大尉、俺少尉はミーナ中佐のところへ行く事に決めたようですよ?」
バルクホルン「そうなのか?」
俺「」コクコク
バルクホルン「にゃんこ曹長、一体何をしたんだ。嫌がっていた俺をこんなにあっさりやる気にさせるとは……」
にゃんこ「ふっふっふっ……イエーガー大尉のちょっとした入れ知恵です」
261 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:28:15.60 ID:0bdX5Cbv0 [7/16]
俺「」トコトコ
にゃんこ「さ、ミーナ中佐のところへ行きましょうね」
俺「」コクコク
バルクホルン「心配だから私も付いていこう」
…
…
カチャッ
俺「」トコトコ
ミーナ「あら?ようやく来たわね?逃げ出したのかと思ったわ。もし逃げたら後でおしおきでキュッってしちゃうところだったわよ?」
俺.oO(フリードリヒ4世「ぎゃーーーーーーーーー」)
俺「」ガクブル
ミーナ「だから、明日からはちゃんと時間通りにこなきゃだめよ?」
俺「」コクコクコクコクコクコクコクコク
264 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:33:48.48 ID:0bdX5Cbv0 [8/16]
にゃんこ「バルクホルン大尉、さっきミーナ中佐が鬼の形相をしていたっていってませんでしたっけ……?」
バルクホルン「ああ言ったがそれがどうかしたか?」
にゃんこ「全然やさしそうじゃないですか」
バルクホルン「そうか……にゃんこはまだミーナの本当の恐ろしさを知らないか」
にゃんこ「本当の恐ろしさ・・・・・・?」
バルクホルン「恐ろしくて私の口からは言えやしないがな……」
にゃんこ「」
ミーナ「トゥルーデ?何を話しているのかしら?」
バルクホルン「いや、特に何もだ。ミーナ、俺が待っているぞ?」
ミーナ「あらいけない。俺君、今日はこのページとこのページをやるまで終わらないから覚悟することよ」
俺「」ショボーン……カリカリカリカリ
266 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:38:41.99 ID:0bdX5Cbv0 [9/16]
にゃんこ「ええと、一体俺少尉は何をしているんですか?」
ミーナ「お勉強よ。遊んでばっかりだと駄目な子になってしまうから」
にゃんこ「なるほど。これは計算ですね?」
4×2=6
7×3=10
1×0=10
俺「」カリカリカリカリ
にゃんこ「(これは……酷い。根本的に何かを間違えてる)」
俺「」ガタッ!トテテテ
ミーナ「早いわね。もうできたのかしら……俺君、また全部間違っているわよ。ここなんて掛け算じゃなくて足し算になってるし、ここは根本的に間違っているわね……」
俺「!?」
ミーナ「昨日教えてあげたでしょう?ここはこうしてこうしてこうして…・・・」
俺「???」
267 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:43:40.85 ID:0bdX5Cbv0 [10/16]
にゃんこ「判りました!俺少尉が全く理解していないのはミーナ中佐のせいです」
ミーナ「……それはどんな意味かしら?」
にゃんこ「その説明じゃわかってる人はわかるでしょうけど、大本から判ってない子には更に混乱させるだけです」
ミーナ「にゃんこ曹長、あなたならちゃんと教えられるとでもいうのかしら?」
にゃんこ「はい。できます」
ミーナ「それでは、俺君にわかりやすく説明してあげてもらってもいいかしら。……もし駄目だった場合、どうなるか覚悟はできているんでしょうね?」キュッキュッキュッ
にゃんこ「余裕ですよそんなこと。俺少尉、こっちへ来てください。今からわかりやすーく教えてあげます」
俺「」ショボーン
にゃんこ「ちゃんとできたら後でお菓子をあげます!」
俺「!」キュピーン
ミーナ「にゃんこ曹長?それはずるくありませんか?」
にゃんこ「やる気を出させただけです。やる気を出させたところでできないものはできないままです」
バルクホルン「ミーナ、ここはにゃんこ曹長に任せてみようではないか」
ミーナ「ええ……そうね」キュッキュッキュッ
270 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:49:03.28 ID:0bdX5Cbv0 [11/16]
にゃんこ「俺少尉、まずはこれはこうだからこうなっていて……」
俺「」コクコク
にゃんこ「であるから、こうでこうすると……こうなるわけです。ここまでは判りましたか?」
俺「」コクコク
にゃんこ「更にここからこうやってこうなるからこうこうこうで……一度さっきの計算をしてみてください」
俺「」カリカリカリ
4×2=8
7×3=21
1×0=0
にゃんこ「ほらできた。次はこれをやってみてください」
俺「」コクコク。サラサラサラ…
41×15=615
123×456=56088
1234×5678=7006652
俺「」エヘン
273 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 21:55:17.60 ID:0bdX5Cbv0 [12/16]
バルクホルン「ミーナ、答えはあっているのか?」
ミーナ「ちょっとまって……電卓はどこへ行ったかしら。……嘘、合ってるわ。しかもさっき鉛筆が止まる事なくすらすらと回答していたわよね……」
バルクホルン「ああ……やっぱり俺はやればできる子だったんだな!」ナデナデ
俺「」エヘン
バルクホルン「にゃんこも凄いじゃないか!」
にゃんこ「えへへ、バルクホルン大尉、もっとほめてください。私もナデナデしてください」
バルクホルン「そうか?それならそうしてやろう」ナデナデ
にゃんこ「えへへ……」
ミーナ「」フラフラ
バルクホルン「ミーナ!?」
ミーナ「トゥルーデ、後は任せたわ。少し私はそのあたりをブラブラしてくるわ……」
バルクホルン「ああ。ミーナはもう少しストレスを発散したほうがいいからな」
…
…
<ぎゃーーーーー ぎゃーーーーーー ぎゃーーーーー
276 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 22:00:38.26 ID:0bdX5Cbv0 [13/16]
…
…
俺「」ソワソワ。パタパタ
バルクホルン「そうだったな。俺にはご褒美のお菓子をやらねばならないな。確か大量に届けられたキャラメル柏葉砂糖菓子宝剣付騎士チョコ勲章がここに……」ガコッ
にゃんこ「!?」
バルクホルン「ほら、俺。今日も1個までだからな?」
俺「」コクコク
にゃんこ「バルクホルン大尉!どうしてあんなところに大量のキャラメル柏葉砂糖菓子宝剣付騎士チョコ勲章が?」
バルクホルン「フリードリヒ4世から俺への貢ぎ物だ」
にゃんこ「ざっと数百個はあるんですが……確か予約しても買えない状態が続いているんじゃ……」
バルクホルン「普通に買おうとすれば……な。フリードリヒ4世に俺がまたキャラメル柏葉砂糖菓子宝剣付騎士チョコ勲章を食べたいといっていたと言えば100個単位で送られてくるんだ」
にゃんこ「あの……私にも1つ」
バルクホルン「だ め だ」
279 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 22:05:31.71 ID:0bdX5Cbv0 [14/16]
にゃんこ「1つ位……」
バルクホルン「だ め だ。これは俺のためのチョコだ」
にゃんこ「そこを何とか。一度食べてみたかったんです。予約だってお渡しが1年先っていわれるし」
バルクホルン「くどい!」
にゃんこ「」ショボーン
俺「」ジー。クイクイッ
にゃんこ「?」
俺「」パキッ。スッ……
にゃんこ「まさか半分私に!?」
俺「」コクコク
にゃんこ「さっきのお返しですか……?」
俺「」コクコク
バルクホルン「俺ぇぇぇぇぇ!偉いぞ。自分の大好物を半分もあげるなんて。やっぱり私の教育は間違っていなかった」
280 名前:わんこ[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 22:09:40.17 ID:0bdX5Cbv0 [15/16]
にゃんこ「これがキャラメル柏葉砂糖菓子宝剣付騎士チョコ勲章……」モグッ
俺「」ハムハムモグモグ
にゃんこ「これは凄い……チョコレートを始め使われてる材料が全て最上級!しかもこの宝剣部分の砂糖菓子を作ったのは……」ブツブツブツブツ
俺「」ハムハム
にゃんこ「俺少尉、一生付いていきます!」
俺「???」
バルクホルン「そうだにゃんこ曹長。上官は敬意をもって一生ついて行く位の心構えで」グチグチグチグチ
シャーリー「(あの2人が気になって様子を見に来たけど逆にお菓子で買収されてるなー……これはこれで面白くなりそうだ)」
最終更新:2011年10月19日 00:24