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命の道標番外話

修正前

宮藤「坂本さん、もうダメです……」

バタッ

リーネ「はぁ、はぁ。私ももうダメです……」

バタッ

ペリーヌ「2人とも情けないですわよ?この程度……」

バタッ

坂本「3人ともたるみすぎだ。この程度ではネウロイとマトモに戦闘できないぞ?」

宮藤「ごめんなさい、坂本さん……」

俺「やっているね3人とも。美緒のしごきは相変わらずきついみたいだね」

坂本「俺か。この程度キツイうちには入らん。3人がたるみすぎているだけだ」

俺「んー……なら美緒、あの人のこの3人を鍛え直してもらうのはどうだい?」

坂本「あのクソババァにか……良いかもしれないな」


18 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 15:46:32.89 ID:Has5AoYS0 [5/15]
俺「それなら、アンナさんには私から連絡を入れておこう。多分OKを貰えるはずだから3人共、お泊りセットを準備しておきなさい」

宮藤「私達、これからどこかへ行くんですか?」

リーネ「鍛え直してもらうとか聞こえたんですけど……」

ペリーヌ「わたくしは今のままでも十分戦えますわ……!」

坂本「私や俺がまだ新人に近かった頃に世話になった人でな。数々のウィッチを教育してきた実績がある」

ペリーヌ「坂本少佐もその方に!?」

坂本「ああ、私もずいぶんと……いや、私は直ぐに卒業できたがお前たちはどうだろうな」

俺「美緒、何を言ってるんだ?美緒は」

ゲシッ

俺「……」

坂本「そういうわけでお前たち、今すぐ泊まりで出かけられる準備をしてこい」

21 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 15:52:19.95 ID:Has5AoYS0 [6/15]
アンナ『誰かと思えば俺かい。久しぶりだねぇ』

俺『アンナさんお久しぶりです。実は頼みがありまして、ちょっと3人程見て欲しい子達がいるんですよ』

アンナ『新人教育かい?お前さんから連絡という事は見込みがある子達って事なんだね?』

俺『はい。是非アンナさんにその3人を見てやって欲しくて……』

アンナ『いいよ、いつでも連れておいで。丁度今は誰の面倒も見ているわけじゃないからね、暇で暇で退屈しているとこだったよ』

俺『今、急いで準備をさせているので今日中に着くと思います』

アンナ『そうかい、楽しみに待っているとするよ。そういえばあの泣き虫な小娘は元気にしているかい?』

俺『美緒の事ですか?ええ、今じゃ立派な魔女になってますよ』

アンナ『そうかいそうかい。あの子にもよろしくと言っておいておくれ』

俺『伝えておきます、それでは3人の事をよろしくお願いします』

23 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 15:58:28.28 ID:Has5AoYS0 [7/15]
俺「よし、後は場所を伝えるだけか」

坂本「クソババァはなんて言っていた?」

俺「3人共面倒を見てくれるそうだよ。美緒にもよろしくと伝えて置いてくれとさ」

坂本「あのクソババァがか?」

俺「美緒はアンナさんに随分怒られていたからなぁ……今思い出すだけで笑ってしまいそうだ」

坂本「仕方ないだろう。昔の事はどうだっていいだろう……」

俺「あの時は随分と目の保養もさせてもらったっけ?」

坂本「俺!!」

俺「はははっ、冗談だよ美緒。きっとあの3人なら見違えるようになって帰ってくるさ。私や美緒の時のようにね」

坂本「口の悪いババァだがあの指導は的確だからな……」

26 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 16:05:25.39 ID:Has5AoYS0 [8/15]
宮藤「俺さん、準備できました!」

リーネ「準備はできたんですけど、何処へ行けばいいんでしょうか」

ペリーヌ「出来れば早くここを発ちたいですわ、一秒でも坂本少佐が特訓をしたという場所へ……」

俺「これが、目的地までの地図。ストライカーユニットで行けばそれなりに早くつくはずだよ」

宮藤「俺さんや坂本さんは来ないんですか?」

坂本「私達は別に今更あの訓練をする必要は無いからな……ネウロイの襲撃も考えられる今、私や俺まで基地を離れる訳にはいかないだろう」

宮藤「あっ、そうか」

リーネ「私達3人が居なくなるだけでも少し大変になるのに5人も居なくなったらどうにもならないよ」

ペリーヌ「そうですわね。わたくしたち3人で行きましょう」

宮藤「あ……でも……」

俺「どうした芳佳。私の顔に何かついているか?」

28 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 16:12:26.37 ID:Has5AoYS0 [9/15]
宮藤「俺さん、私が居なくなってしまうと体のほうは大丈夫ですか……?」

俺「別に無理な戦闘をしなければ何ともないから大丈夫だよ。芳佳、心配してくれるのはありがたいけど今は自分自身の事をやりなさい」

宮藤「はい、わかりました……」

坂本「ふむ……。どうだ?3人の付き添いでお前もアンナさんの所へ行って来たらどうだ?」

俺「別に構わないけど私までここを離れて大丈夫か?」

坂本「戦闘で無理をされるよりはいいからな」

俺「ここからアンナさんの所まで飛ぶにも魔法力を使わないといけなくないか?それならここで大人しくして居たほうが……」

宮藤「俺さんも一緒に来てください!」

リーネ「芳佳ちゃんがそういうなら来た方がいいと思います」

ペリーヌ「俺大佐も少し訓練をしてはどうですか?」

坂本「いってこい、俺」

俺「仕方ないな。行ってくるよ」

31 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 16:18:19.65 ID:Has5AoYS0 [10/15]

アンナ邸


宮藤「ごめんくださーい」

リーネ「どなたかいませんか?」

ペリーヌ「俺大佐、本当にここであっているんですの?」

俺「間違いなくここで合っているよ。ま、すぐにわかるから少し待っているといい。私は少しその辺を散歩してくるよ」


宮藤「んー、アンナさんっていったいどんな人なんでしょうか……」

リーネ「俺大佐の言う事だと、素晴らしい教官って言っていましたよね」

ペリーヌ「あの坂本少佐もここで訓練されて素晴らしいウィッチになったのですから間違いないと思いますわ」

宮藤「それにしても誰も来ないね……」

リーネ「芳佳ちゃん、何か落ちてくるよ……!?」

ガッシャーーーーーーン

ペリーヌ「タライ……?」

32 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 16:24:16.77 ID:Has5AoYS0 [11/15]
アンナ「アンタ達だね?俺坊やの言っていた子達っていうのは」

宮藤「あなたがアンナ・フェラーラさんですか?」

アンナ「そうだよ。今日から暫くアンタ達の面倒を見てやるから覚悟することだね」

リーネ「どうしよう……坂本少佐よりも厳しそうな人だよ」

ペリーヌ「坂本少佐が受けた訓練をついにわたくしも……」

俺「アンナさんお久しぶりです。この3人が電話で話した子達です」

アンナ「俺坊やも立派になって。私の所に来ていた時はまだ雰囲気ががきんちょだったのに時が流れるのは早いねぇ」

俺「あっはっはっ、アンナさんにはかなわないな」

アンナ「俺坊やが来てるってことは美緒嬢ちゃんもきているのかい?」

俺「美緒は基地を離れる訳にはいかないので来ていませんよ。だからアンナさんによろしくと」

アンナ「そうかいそうかい」

37 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 16:30:45.08 ID:Has5AoYS0 [12/15]

訓練開始


アンナ「さーて……アンタ達3人には今から水汲みにいってもらおうかね」

宮藤「水汲みですか?そんな事でいいんでしょうか」

アンナ「けど、この辺りに井戸はないからね、あそこから汲んでくるんだよ」

リーネ「あ、あんなところからですか!?」

ペリーヌ「リーネさん、何をおっしゃっていますの?あんなところストライカーで行けばすぐではありませんこと?」

リーネ「あ、そうだね」

宮藤「早速水を汲んで来よう、リーネちゃん、ペリーヌさん」

アンナ「お待ち!誰があんなもので行っていいと言った?あんた達にはこれを使ってもらうよ」

宮藤「箒……ですか?」

39 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 16:36:07.18 ID:Has5AoYS0 [13/15]
アンナ「そうだよ。これを使ってあそこまで水を汲んできてもらうよ」

俺「3人共、がんばれよ……」


宮藤「行きます!」

リーネ「行きましょう」

ペリーヌ「行きますわよ!」


俺「(さーて少しばかり楽しませてもらうとしようかな)」

使い魔(ご主人様、悪人ですね。アドバイスを事前に言ってあげればいいのに……)

俺「(別にいいだろう?せっかく寿命削ってまでここに来たんだ。少し位お楽しみがなきゃやってられないよ)」

使い魔(仕方ないご主人様だこと……)


宮藤「ひゃっ、食い込んで……」

リーネ「きゃっ……擦れて痛い……」

ペリーヌ「くいこむぅ……」

41 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 16:41:06.37 ID:Has5AoYS0 [14/15]
アンナ「アンタ達、一体何をしているんだい!こんな事じゃ箒で空を飛ぶ事すらできないよ!」

俺「(やっぱり予想通りだったな。美緒ん時もああだったからね……それにしても柄がナニに食い込んで恥じらう表情はいいよねポチ)」

使い魔(私にはどこがどういいのか理解できません)

俺「(分からないか……あんなに素晴らしいものなのにね)」


宮藤「けど、どう頑張ってもダメです……」

リーネ「きゃー……とまって~~……」

ペリーヌ「こ、この程度の事位……!」

アンナ「ダメだね……こうしたらどうだい……?」

ペリーヌ「ひっ……く、くいこんで……」

アンナ「ダメだダメだ。何もわかっちゃいないよアンタ達。このまま続けて、あそこに居る坊やに公開オナニーを延々と見せ続ける気かい!」

俺「」

俺「アンナさん、別に私はいつまででも構わないよ」

宮藤「おっ、俺さん、何いってるんですか!」

リーネ「……最低です」

ペリーヌ「外道!」

アンナ「見られているのが嫌なら箒位上手に扱いな!」

俺「がんばれ3人共。俺や美緒もこの修業をしてここまでやってこれたんだ」

アンナ「そうだよ。この坊やなんて初めて箒に乗ったときからうまく飛べていたんだから大したものだったよ、それに比べて……」

俺「仕方ないから、コツを1つ教えてあげようか。芳佳、ストライカーユニットは扶桑ではなんと呼ばれているかしっているね?その名前の意味を考えて御覧」

宮藤「ストライカーユニットは確か……」

俺「箒もストライカーユニットと同じと考えればおのずと答えが出てくるんじゃないかな?」

155 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 15:45:31.85 ID:W/sPkSM80 [4/14]
リーネ「芳佳ちゃん、どういう意味か分かった?」

ペリーヌ「ストライカーユニットは扶桑では何と言われているんですの?」

宮藤「航空用ストライカーユニットは飛行脚って言うはずだけど……ストライカーユニットと箒が同じってどういう意味だろう」

リーネ「うーん……わからないよ」

ペリーヌ「とにかく、無理やり箒に言う事を聞かせたほうが速そうですわ」


「きゃ~~、とまって~~、すれるぅ~~……」


俺「せっかくヒントをあげたのに全然上達しないなーあの子達は……」

アンナ「もう少し分かりやすく言えばいいものを……」

俺「ほら、そこは自分で気づかないと意味がないでしょう?」

アンナ「だけど、アンタと一緒に来ていた小娘にはヒントでなく答えを教えたんだろう?」

俺「アレは若気の至りってやつですよ。……もうしばらくは愉快なショーを拝めそうだ」

157 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 15:52:21.52 ID:W/sPkSM80 [5/14]

数時間後


宮藤「はぁ……はぁ……全然箒が言う事を聞いてくれません……」

リーネ「本当にこんな事をしてて大丈夫なのかな……」

ペリーヌ「もうこんな事やってられませんわ!」

ポイッ

俺「3人とももうギブアップかい?」

宮藤「俺さん、本当にこんな事をしていて意味があるんですか?このままじゃ何もしないままただ時間だけが過ぎていくような気がするんです」

俺「意味か……大有りだよ。これから君達3人がストライカーユニットをこれまで以上に使いこなす為に必要な訓練だ」

リーネ「俺大佐、もう少し分かりやすいヒントを頂けませんか?」

ペリーヌ「さっきのヒントではわけがわかりませんわ!」

俺「さっきの事以上を言ってしまうとそれが丸々答えになってしまうからね……」

アンナ「それなら俺坊やが一度箒に乗って手本を見せてやればいいじゃないかい」

俺「(アンナさん、お話したように私は……)」

アンナ「(大丈夫さ。殆ど魔法力が残ってない私でも箒で飛べるんだ、うまくコントロールすれば大丈夫)」

159 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 16:00:21.39 ID:W/sPkSM80 [6/14]
俺「仕方ない、私が手本を見せてあげよう……」

アンナ「よーく見ていな。俺坊やみたいな事まではしなくていいけど、あれくらい動かせるようになるまでは帰れないと思った方がいいね」

宮藤「俺さん、一体何をするつもりなんだろう……箒を持ったまま動きませんよ?」

リーネ「みて、芳佳ちゃん。箒にぶら下がって空に上がっていくよ。あっ、今度は箒の柄の部分に……立ったよ」

ペリーヌ「俺大佐、何を考えてらっしゃるの?落ちたら怪我ではすみません事よ?」


俺「大丈夫さ、箒なんて私の手足のようなものだ。こんな事をしても落ちやしないさ」


アンア「凄いだろう。箒に跨って飛ぶだけじゃなく、あんなアクロバティックなことをしでかしたのは今までここに来たウィッチじゃ1人しかいないよ」

宮藤「凄い……まるで箒が足にくっ付いているみたいで……」

リーネ「手足のように……」

ペリーヌ「ストライカーユニットも箒も同じ……」

162 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 16:06:50.49 ID:W/sPkSM80 [7/14]
宮藤「ストライカーユニットは飛行脚だから……あっ!」

リーネ「芳佳ちゃん、もしかして!」

ペリーヌ「俺大佐の言っていた事がようやくこれで分かりましたわ!」

宮藤「うん!箒を自分の手や足だと思って使えば……!」

リーネ「やってみよう、芳佳ちゃん!」

宮藤「うん!リーネちゃん」

ペリーヌ「二人とも、何勝手に話を進めていますの?わたくしの事を忘れないでくださいまし」

リーネ「……ペリーヌさんどうやって飛ぶ気ですか?」

ペリーヌ「わたくしも箒が……あら、わたくしの箒はどこへ……」

アンナ「さっき投げ捨てただろう。今あんたが使ってた箒は俺坊やがあそこで乗り回してるよ」

ペリーヌ「」

宮藤「箒を自分の手足だと思って……」

リーネ「きっとこれなら……浮いた!ちゃんと浮いたよ芳佳ちゃん!」

宮藤「こっちもできたよリーネちゃん」

163 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 16:13:56.07 ID:W/sPkSM80 [8/14]
俺「……箒をどう使えばいいか分かったみたいだな。後はアンナさんに任せて私はゆっくりさせてもらおう」




宮藤「お風呂のお湯少ないね……」

リーネ「私達が全然水を汲んでこられなかったから……」

ペリーヌ「明日こそ、お風呂のお湯を一杯にしてみせますわ」

リーネ「箒の使い方も今日でわかったから明日はきっと大丈夫だよね」

宮藤「うん。早くアンナさんから色々学んで基地へ帰ろう?」

ペリーヌ「何日も基地を離れる訳にもいきませんですしね」

リーネ「ネウロイが現れてないといいですね。みんな、明日もがんばろうね」

宮藤「うん、明日もがんばろう、リーネちゃん、ペリーヌさん」

ペリーヌ「あのババァにあっと言わせてやりますわよ!」


俺(魔法発動中)「(うんうん……少し寂しいけど3人共、明日も頑張るんだよ)

166 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 16:21:21.31 ID:W/sPkSM80 [9/14]

翌日


アンナ「あの3人ならもう大丈夫そうだね。今日でもう卒業だよ」

俺「言った通りだったでしょう?すぐに卒業しますよって、やっぱりその通りになった」

アンナ「……けど、坊やはこれでいいのかい?」

俺「何がです?」

アンナ「体の事だよ。ここに来る前から無茶してるんだろ?聞いたときは本当に驚いたよ。坊や程優秀なウィッチがもうじき居なくなってしまうとはね……」




ちょっと一旦ここで区切り。5-10分位居なくなります……

169 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 16:34:56.49 ID:W/sPkSM80 [10/14]
再開


俺「人はいつか死ぬんですよ。私はそれが人よりも少し早かった、それだけですよ」

アンナ「確かにそうだけど、それでも坊やは少し早すぎるよ。それに坊やは……」

俺「別に俺が死んだ所で扶桑は何も変わりませんよ。2-3日はニュースや新聞の1面記事を飾れそうですけど、私は居ても居なくても変わらないですからね、今までも……これからも」


俺「それに、扶桑の……世界の希望となるウィッチはもう大空を羽ばたいているから、後は自ら自由に羽ばたけるようになるまでもう少し助言を与えれば私の与えられた使命は終わりですよ」

アンナ「そうかい。アンタも大変だね……」

俺「仕方ありませんよ。これが扶桑のとある家系に生まれた者の一部の使命ですから」

アンナ「それはそうと、坊や昨日の夜どこに居たんだい?」

俺「」

アンナ「まさか坊やまた……」

俺「そろそろポチの散歩に行かないといけないのでこの辺で……さよなら!」


アンナ「相変わらず悪ガキのままなようだね」

171 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 16:41:16.39 ID:W/sPkSM80 [11/14]

お風呂場


宮藤「今日はお湯が一杯だよ!」

リーネ「頑張った甲斐があったね」

ペリーヌ「わたくしたちの手に掛ればお風呂のお湯程度楽勝ですわ」

俺「(うんうん……これが出来るようになればもうストライカーユニットも自分の手足のように扱う事ができるよ)」

リーネ「ねえ、芳佳ちゃん……一つ聞いてもいい?」

宮藤「何だろう?」

リーネ「芳佳ちゃんは俺大佐に変な事をされてないよね……?」

宮藤「変な事?俺さんがそんな事をするわけないよ、リーネちゃんどうしちゃったの?」

リーネ「なら、昨日の夜、こっそり抜け出して何処へいっていたの?」

宮藤「えっ、それは……」

リーネ「また、俺大佐の所?」

宮藤「リーネちゃん、どうしてそれを知ってるの!?」


173 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/20(火) 16:49:25.41 ID:W/sPkSM80 [12/14]
リーネ「だって、この間基地で芳佳ちゃんが俺大佐の部屋から出てくるのを見たから……」

宮藤「あっ、どうしてこの間は走って逃げちゃったの?」

リーネ「それは……」

俺「(この間、私は上半身が裸だったし芳佳は妙に息を切らしていたから絶対に勘違いされてそうだな……)」

リーネ「芳佳ちゃんが俺大佐から何か怖いことをされてるんじゃないかって思って……怖くなって逃げちゃったの」

ペリーヌ「宮藤さん、それは本当ですの?もしリーネさんの言う事が本当ならすぐにミーナ中佐にお知らせしないといけませんわ」

宮藤「二人とも何をいってるの?何か勘違いしてるよ!俺大佐は優しいし、特に何かされてるわけでもないよ?」

リーネ「芳佳ちゃんがそういうなら……」

ペリーヌ「今度、俺大佐に問いただしてみますわ」

俺「(何もしてないんだが……絶対私の言う事なんて聞いてくれそうにない雰囲気だな)」

俺部屋


宮藤「俺さん、まだ起きていますか?」

俺「もちろん起きているよ。昼間は訓練で大変だったろうけど今日もお願いするよ」

宮藤「この位大丈夫です!」

俺「……芳佳。私の体は今どんな状態かわかるかい?」

宮藤「ええと……」

俺「本当の事を言ってくれよ?」

宮藤「初めて俺さんと会ったときと殆ど変りません。こんなに頑張っているのに全然よくなってないです」

俺「そう、変わりはないんだね?」

宮藤「え、はい。良くも悪くもなってません」

俺「芳佳が言う通りなら私にとっては随分と良い知らせだ……」

42 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 21:15:35.31 ID:i2VsA2KM0 [3/13]
宮藤「全然良くなっていないのにそれがいいしらせですか?」

俺「ああ、いい知らせさ。侵攻を抑える事以外に魔法力を使っているにもかかわらず、悪化していないのだから」

宮藤「そうなんですか?」

俺「そうだよ。本当に芳佳には感謝しないとな……芳佳を助けるためにここへ来たのに逆に助けられているとは……」


部屋の外


リーネ「芳佳ちゃん、何を話ているんだろう」

ペリーヌ「ここからではよく聞こえませんわ、けどついてきて正解だったみたいですわね」

リーネ「何も起きないといいんだけど……」

ペリーヌ「何か起きそうになったらわたくしたちが止めに入ればいいですわ!」

46 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 21:21:48.97 ID:i2VsA2KM0 [4/13]
リーネ「でもどうして芳佳ちゃん……こんな遅くにこっそりと部屋を抜け出すなんて」

ペリーヌ「やっぱりわたくし達には言えないようなことをしているに違いませんわ!」

リーネ「あっ、俺さんが服を脱ぎ始めてる。どうしようペリーヌさん」

ペリーヌ「こうなったらわたくし達が突入して止めますわよ」

リーネ「は、はいっペリーヌさん!」

バンッ

ペリーヌ「俺大佐、そこまでですわ!大人しくお縄について貰いますわよ?」

リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫?私達が来たからもう大丈夫だからね」

宮藤「リーネちゃんにペリーヌさん!?そんなに血相を変えてどうしたの?」

俺「ペリーヌにリーネ。部屋に入る時位ノックをした方がいいよ。こんな遅くに私に何かようかい?」

ペリーヌ「何をとぼけてらっしゃるのかしら。裸になって宮藤さんに何をしようとしていましたの!」

リーネ「芳佳ちゃん、俺大佐に脅されて仕方なくこんな事をさせられてたんだよね……怖かったよね、けどもう大丈夫だからね」

48 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 21:28:42.03 ID:i2VsA2KM0 [5/13]
宮藤「リーネちゃんそんなに強く抱きしめられたら苦しいよ(でへへ…)」

俺「ペリーヌ……私は別に何もしようとはしていないよ。ただ単に芳佳に治療をしてもらっていただけだ」

ペリーヌ「治療……?」

リーネ「芳佳ちゃん、俺大佐の言っている事は本当?」

宮藤「そうだよリーネちゃん。お母さんに頼まれて、俺さんがここへきてから毎日お母さんの代わりに俺さんの治療をしていたの」

俺「何を勘違いしていたか分からないが……多分2人が考えているような事はしていないよ」

ペリーヌ「でも、宮藤さん?どうして何も言わずにこっそり隠れるようにこんなことを?」

宮藤「それは……」

俺「知られてしまったからには説明しないといけないね……」

説明中


50 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 21:34:37.65 ID:i2VsA2KM0 [6/13]
リーネ「そうだったんですね、ごめんなさい俺大佐」

ペリーヌ「最初からそのことを仰ってくださればよかったのに」

俺「みんなに心配はかけさせたくなかったからさ」

リーネ「でも、どうしてそんな体で最前線へ……」

ペリーヌ「今の話を聞く限りではもう戦わなくてもいい権利をお持ちのように聞こえましたわ」

俺「そこから先は言えないな。これだけは知られたくない」

リーネ「そこまでいうなら……」

ペリーヌ「しかたありませんわね」

宮藤「俺さん、誤解は解けてよかったですね。治療はじめますね」

俺「よろしく頼むよ」

52 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 21:41:44.49 ID:i2VsA2KM0 [7/13]

翌日


アンナ「もうアンタ達3人は私から教える事はないよ」

宮藤「それじゃあ」

リーネ「私達」

ペリーヌ「無事卒業?」

俺「おめでとう3人共。もう2-3日かかると思っていたけど随分と早く終わったね」

宮藤「俺さんのヒントのおかげです」

俺「いいや、私のヒントなんてきっかけでしかないさ。本当に箒を手足のように扱えるようになるのは本当は大変なんだぞ?」

ジリリリ……ジリリリ……

アンナ「何だいこんな朝っぱらから……一体誰さ……え?俺坊やに代わってくれ?坊や、泣き虫お嬢ちゃんから電話だよ」

俺「美緒から?   美緒、どうした?えっ、ネウロイがこっちに向かってる!?わかった、出来るだけ早く頼む」

55 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 21:48:08.69 ID:i2VsA2KM0 [8/13]
宮藤「今、ネウロイって……」

リーネ「こっちに向かっているんですか?」

ペリーヌ「早く避難しないといけませんわね」

宮藤「でも、ペリーヌさん。橋が……」(はしょっているので本編参照)

俺「宮藤、リーネ、ペリーヌ。3人でネウロイを迎撃するんだ。今、美緒達もこちらへ向かっているが間に合うかわからない。今の君達なら大型ネウロイの1匹や2匹、楽勝のはずだよ?」

宮藤「やろう、リーネちゃん、ペリーヌさん」

リーネ「うん、芳佳ちゃん!」

ペリーヌ「ここでの修行の成果を見せてさしあげましょう!」

アンナ「坊や、アンタは行かないのかい?」

俺「私はネウロイが突破された時の為に、ここに残って最終防衛線を張らせてもらうよ」

58 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 21:55:40.81 ID:i2VsA2KM0 [9/13]

アンナ邸・橋前


俺「あの3人なら大丈夫だとおもうけど、念のため準備しておこうか」

使い魔(準備ってストライカーも履かずに何をなさるつもりですか?)

俺「防衛線を突破された時の為に、ソーラレイを使う。今の私ではジェットストライカーを使ったままでは厳しいからね、ここから撃つ」

使い魔(あれをやるんですか!?大型クラスを消し飛ばすにはガッツリ魔法力を持って行かれますよ、いいんですか?)

俺「幸いここへ来る前とさほど体調は変わりないようだからね。少し位魔法力を使っても大丈夫だろう」

使い魔(折角現状維持が出来ていたみたいなのに勿体ない)

俺「使うか使わないかは彼女達にかかっているよ。3人で倒せればそれでいい」

使い魔(ご主人様も一緒に戦った方が良くないですか?)

俺「どうしてだい?魔法力が勿体ないだろ」

使い魔(でも、ソーラレイ使うよりは遥かに消費は少ないとおもうんですけどー)

俺「……私は彼女達3人で大型を落とせると信じている」

59 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 22:03:45.61 ID:i2VsA2KM0 [10/13]

数分後


俺「3人共苦戦しているな……修行を思い出せ」

使い魔(ご主人様、今からでも参戦したほうがいいような気がしますよ?)

俺「いや、参戦はしない。彼女達なら大丈夫だ、お前が何を言おうとわたしは信じてる」

更に数分後


俺「……大丈夫だ、やれるはずだ。そこだ、いけ!」

使い魔(あのう、ご主人様そろそろ準備なさったほうがいいですよ?防衛線突破も時間の問題です)

俺「あのネウロイも強化されているというわけか……準備はするけどギリギリまで撃たないからな?」

使い魔(本当に危なくなったらちゃんと撃ってくださいよ?)

俺「それはわかってる。太陽光集約……チャージ開始」


海上


宮藤「硬い……橋はもうすぐなのにこのままじゃ防衛線を越えちゃう」

リーネ「3人でなんて無茶だったのかな……」

ペリーヌ「何を仰ってますの!何度か追いつめていますわ。次こそは!」

62 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 22:08:59.73 ID:i2VsA2KM0 [11/13]
宮藤「あれっ、昼間なのに周りが暗くなって……何がおこってるんだろう?」

リーネ「芳佳ちゃん、あそこ!俺大佐が居る場所一点に光が集まってるよ?」

ペリーヌ「そろそろ防衛線を越えそうだから俺大佐があのネウロイを倒す準備を始めたようですわ……悔しいけどここまでですわね」

宮藤「私はまだ諦めません!俺さんにあんな魔法を使わせる訳にはいきません!」

リーネ「でも芳佳ちゃん、私達だけじゃどうにもならないよ……」

ペリーヌ「悔しいですけど……」

宮藤「二人とも、もっと修行の事を思い出してください!私達3人でもできるはずです!」

リーネ「芳佳ちゃん……」

ペリーヌ「宮藤さん……」

宮藤「二人がやらないっていうなら私一人でもあのネウロイを倒してみせます!ウィッチに不可能はありません!」

リーネ「芳佳ちゃん、私もやるよ」

ペリーヌ「宮藤さんあなた一人にだけ無茶はさせられませんわ。けどいいですわね?これが本当のラストチャンスですわよ?」

リーネ「俺大佐の攻撃を受けたら私達も巻き込まれちゃいそうだから……」

65 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 22:14:58.70 ID:i2VsA2KM0 [12/13]

地上


俺「……ほらみろ、彼女達はまだ諦めてはいないようだよ」

使い魔(けど、仕留められなかったらその時は解っていますよね?)

俺「分かっているよ。けど、撃つことは多分ないとおもうよ?」

使い魔(啓示ですか?)

俺「いや、私のカンだ」

使い魔(以前一緒に戦った人のまねですか?あの人のカンは本当に良くあたってましたけど、ご主人様のカンはちょっと……)


バーンネウロイは砕け散った。クエスト終了しました、村に(ry


俺「ほらね、あたったろ?」

使い魔(本当にあの3人で大型ネウロイを倒した……!?)

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最終更新:2011年09月23日 21:42
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