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命の道標4話

数日後


宮藤「はぁ……」

リーネ「元気だして、芳佳ちゃん。こんな日もあるよ」

ペリーヌ「調子が悪いなら無理に訓練に参加する必要はなかったですわ」

坂本「宮藤、張り切るのもいいが自分の体調にはもう少し気を配る事だ」

宮藤「はーい……でもどうしちゃったのかなぁ……」

リーネ「一度アレッシア先生に見てもらったら?」

坂本「そうだな。一度見て貰ったほうがいいだろう」

47 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/23(金) 22:17:30.91 ID:F9n+KhWv0 [4/8]

医務室


アレッシア「どこも異常はないわね……」

宮藤「先生、本当ですか?」

アレッシア「健康そのものよ?少し疲れているんじゃないかしら」

宮藤「でも、うまく魔法が使えないんです。今までも疲れている位なら普通に使えたのに……」

アレッシア「一時的なものかもしれないから暫くは様子見ね。これを機会に少しゆっくりしてみたらどうかしら」

坂本「アレッシア先生ありがとうございました。宮藤、暫くアレッシア先生の言うとおりに少し休め」

宮藤「わかりました……」



リーネ「芳佳ちゃんどうだった?」

宮藤「アレッシア先生が言うには少し疲れているんじゃないかだって」

ペリーヌ「確かに宮藤さんやリーネさんは訓練以外の雑務をこなしてもらっていますわね……」

51 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/23(金) 22:24:54.26 ID:F9n+KhWv0 [5/8]
リーネ「最近は俺大佐の治療もしてるからいつも以上に疲れてるんだよ」

ペリーヌ「そうでしたわね。きっと少し休めばすぐに元に戻りますわ」

宮藤「どうしよう。うまく魔法力が使えないってことは……俺大佐の治療が出来なくなっちゃう」

坂本「ふむ……そうなると俺は暫く何もさせるわけにはいかなくなるな」

俺「私は何もしなくていいって?どうしてだ?」

坂本「いいところに来たな。お前の命にかかわる事だぞ?」

俺「?????」

坂本「宮藤がうまく魔法力を使えなくなった。だから、治癒魔法も今は使えない状態だ」

リーネ「芳佳ちゃん、今朝から急に魔法力が使えなくなったんだよね?」

ペリーヌ「……まさか俺大佐、宮藤さんを」

俺「まった。食ってないからね?それに芳佳は扶桑がつく…いや、芳佳の家系は魔法力が減衰しにくい家系なのはしっているだろう?

芳佳のお母さんも芳佳を生んでいるけどいまだ魔法力は衰えていない。だから仮に食っちゃったとしても魔法力が使えなくなるってことはないんだよ」

53 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/23(金) 22:32:04.43 ID:F9n+KhWv0 [6/8]
坂本「宮藤の家系は特別な家系だったな。しかしどうしてこうなった……」

俺「わからない。もしかすると莫大な芳佳の魔法力がオーバーロードでも起こしているのかもしれないね」

坂本「だとしたら、解決方は?」

俺「ない。自然に治まるのを待つしかないかもしれないな」

坂本「そういうことだ、宮藤お前はゆっくりやすめ。家事も今日はしなくていいぞ」

宮藤「いえ、家事位はさせてください。このままなにも出来ないよりは何かしていたいんです」

坂本「わかった。なら家事だけはしていいが……少しでも体調が悪くなったと思ったらすぐに辞めるんだぞ」

リーネ「芳佳ちゃん、出来る限り私が頑張るから無理はしないでね」

ペリーヌ「そうですわよ?倒れられたほうがもっと迷惑ですから」

55 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/09/23(金) 22:38:03.27 ID:F9n+KhWv0 [7/8]

ミーナの部屋


ミーナ「美緒、わかったわ。そういうことなら宮藤さんと俺大佐は暫くは戦闘に出さないようにします」

坂本「すまないな。どうしてもこればかりは……」

ミーナ「そうしたら、この件はどうしようかしら?」

俺「何かあるんですか?」

ミーナ「ええ。俺大佐に美緒と一緒に来てもらったのはとある1件があるので来てもらったのよ」

俺「その1件とは?」

ミーナ「まずは俺大佐当てに扶桑からのお手紙よ。この手紙を読んでもらった後、説明するわ」

俺「……なるほど、へー……そんなものを。お、ついに完成したか」

坂本「何と書かれているんだ……?」

坂本「何と書かれているんだ……?」

俺「……。どこまで話していいものかな」

坂本「話せる範囲でかまわん。話せないような内容なら話さなくてもいいが……」

俺「大和が完成して今、ロマーニャへ向けて航行中なのと、芳佳の所へ届いた宮藤博士の設計図のおかげで開発が頓挫していたレシプロ型の震電試作機が完成した事。美緒へ話せるのはこの位かな」

518 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 21:22:48.15 ID:+QqeqmP70 [4/17]
ミーナ「今日二人に来てもらったのはその大和にも関わる事で話があったからよ」

俺「近々行われるって噂のベネツィア奪還作戦についてか……」

坂本「ベネツィア奪還作戦について、もう決まっているのか!」

俺「やばっ」

ミーナ「別にもう大丈夫よ。今日はその話ですもの。日程はまだ決まっていないけれど近日中にそれも決まるはずよ」

俺「対ネウロイの新兵器を搭載した大和を中心とした連合艦隊と第501統合戦闘航空団の共同戦線になるみたいだね」

ミーナ「ええ。けど……」

坂本「どうしたミーナ」

俺「今回私達の任務はは大和の護衛。それだけになる見通しだからね」

坂本「ネウロイの巣を叩くのにウィッチの力は必要としないというのか!」

俺「どうやら上層部は今回大和に搭載されているものについて相当自身があるみたいだよ」

ミーナ「俺さん、その大和に搭載されているものというのはどのような物なのかしら」

俺「おっと。私の口からこれ以上の事は言えないよ。喋ったら私の命が危ないからね」

520 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 21:29:35.43 ID:+QqeqmP70 [5/17]
坂本「ではどうしてお前がそんな事を知っているんだ?」

俺「それは……俺大佐としてではなく俺仁として知らされたからかな」

ミーナ「そのことも作戦前には知らされるのかしら……」

俺「多分知らされると思うよ。けど……どんなものが搭載されているか知ったら……ま、それはその時だよ」

ミーナ「わかったわ。それでは話の続きをするわね」






ミーナ「という事よ。二人とも今はまだこの事は他の子達には喋らないで頂戴」

坂本「了解した」

俺「了解した。それとミーナ、一つ相談事があるんだ。今から大和へ私と芳佳で出向いても構わないだろうか」

ミーナ「今から大和へですか?でもどうして」

俺「さっきの手紙に私と芳佳に是非大和へ来て欲しいとね」

ミーナ「わかりました。そういう事なら許可します」

524 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 21:36:01.85 ID:+QqeqmP70 [6/17]

談話室


俺「芳佳、いるか?」

宮藤「俺さん、私ならここですけどどうしたんですか?」

俺「芳佳、ちょっと私と今すぐ一緒に来てくれないかな。ミーナから許可は貰ったから」

宮藤「今からですか?」

俺「今からさ。大和へ行くよ。杉田艦長や樽宮副長を始めまた芳佳に是非会いたいって乗組員が多いらしくてね。招待状が来ているのさ」

宮藤「杉田艦長たちがですか?わかりました、私も行きます」

俺「問題はどう大和まで行くかだな……」

宮藤「ストライカーユニットでひとっとびじゃないですか」

俺「芳佳。調子が悪くて思うように飛べないんじゃなかったのか?」

宮藤「あっ……。そうでした」

527 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 21:41:50.97 ID:+QqeqmP70 [7/17]
俺「私が抱っこして大和まで連れていくか?」

宮藤「そ、そ、そんな事してもらわなくても少し位なら飛べるはずです」

俺「無理をする必要ないよ?」

宮藤「戦えって言われたら無理かもしれませんけど、飛ぶ位なら……大丈夫です」

俺「わかったよ。途中で無理だと思ったらすぐに言うんだよ?墜落される前にどうにかしないといけないからね」




大和航行予定航路


宮藤「わわっ……」

俺「芳佳、大丈夫かい?大和まではもう少しだけど、もうフラフラじゃないか」

宮藤「ほら俺さん、大和が見えてきましたよ!あそこくらいまでなら大丈夫ですよ」

俺「芳佳がそういうなら芳佳に任せようか。何度も言うけど本当にまずい状態になる前に言うんだよ?」

宮藤「はい、俺さん!」

529 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 21:48:15.09 ID:+QqeqmP70 [8/17]

大和


俺「大和聞こえますか?こちら第501統合戦闘航空団所属、俺大佐。宮藤軍曹以下2名、大和への着艦許可願います」

『お二人共待っていました。着艦許可します。ようこそ大和へ』


俺「芳佳、着艦許可がでた。大和へ降りるよ」

宮藤「はい」

俺「けどよかった、無事に着けた。道中いつ芳佳が墜落するかヒヤヒヤしたよ」

宮藤「ごめんなさい。でも無事に付けたからいいじゃないですか」

俺「それは間違いない。けど今度どこかへ行かないといけない時は大人しく私に抱きかかえられなさい」



杉田「俺大佐、お待ちしておりました。宮藤さんもよく来てくれましたね」

俺「久しぶりだね杉田。今回も杉田が艦長を務めているのかい」

杉田「恥ずかしながら、また私が」

宮藤「杉田艦長お久しぶりです!今日はお招きありがとうございます」

533 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 21:55:03.48 ID:+QqeqmP70 [9/17]
杉田「いえいえ。こちらからお呼びたてしてすみません」

俺「杉田。本題はなんだ?」

杉田「そうでした。俺大佐には扶桑よりの用件がありまして……副長、宮藤さんを頼みます」

樽宮「宮藤さんお久しぶりです、またお会いできて光栄です。ささ、クルーも宮藤さんに会いたがっていますのでこちらへ」

宮藤「ええと……」

俺「芳佳、樽宮と一緒に行ってきなさい。私は少し杉田と話がある」

宮藤「わかりました。樽宮副長よろしくお願いします」

杉田「では俺大佐はこちらへ……」




俺「……これが宮藤博士の遺していったあの設計図の回路を組み込んだ真の震電か……」

杉田「はい。テストでの数値やスペックはこのようになっています」

俺「成る程……このスペックなら」

杉田「はい。この震電なら宮藤さんの莫大な魔法力を受け止めきれるでしょう。真っ先に宮藤さんに伝えなくてもよろしかったのですか?」

俺「まだ、その時じゃないからね。そうだ杉田。一つ芳佳宛への手紙を預かってくれないか?渡すタイミングは私から追って連絡する」

杉田「お安い御用です」

538 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22:02:03.09 ID:+QqeqmP70 [10/17]
俺「杉田、私への話はこの震電だけかい?姉さん達から何か言伝でも預かってきていると思うんだけど?」

杉田「流石鋭いですな。俺大佐の姉上様からも言伝を預かっております。構え!」

銃を構える軍人・大量が現れた

俺「……杉田?これは?私が分かるように説明してもらえるかな?」

杉田「……俺大佐、あなたを新型ストライカーユニット強奪の容疑で拘束させて貰います」

俺「……姉さんの差し金か?」

杉田「……その通りです」


俺「……お前達は誰に向かって銃を向けているか分かっているのか!」

俺「よもや余の顔、見忘れたか!」

軍人「……」

俺「今すぐ答えろ!」

541 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22:09:07.87 ID:+QqeqmP70 [11/17]
???「俺、無駄ですよ。ここで銃を構えているのは私の命令でそうしているのですから」

俺「!?!?!?」

軍人「申し訳ありません、閣下……閣下の命令よりあのお方の命令が優先されますので……」

俺「姉さん……どうして姉さんが大和に乗っているんだ!」

姉「私が居なかったら、杉田を含め全員斬り伏せていたでしょう?だから私が直々に連れ戻しに来たわけよ」

俺「姉さん、姉さんを始め兄さん達も私のロマーニャへ行く事を快諾してくれたではありませんか!」

姉「俺、あなたがロマーニャへ死にに行くというのならあの時に反対していました……ロマーニャに付いてから日に日に悪くなっていると聞きます」

俺「聞く……?誰からそんな事を……?」


使い魔「ごめんなさいご主人様。私が報告してました」

俺「ポチ!?」

使い魔「もう見ていられなかったんです……だからロマーニャへ遣わされていた姉上様の使い魔に逐一報告していたんです」

姉の使い魔「そういう事です。ポチからの報告を聞いて我が主人はあなたの事をどれほど心配していたか分かっているのですか?」



542 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22:16:43.17 ID:+QqeqmP70 [12/17]
俺「そういう事か……ポチ、命令だ早く俺の中へ戻れ!言う事を聞かないのなら無理やりにでも戻す!」

使い魔「ご主人様何を……!?」

俺「まだ私にはやらなくてはならない事がある!このまま扶桑へ帰れるか……姉さんだろうが邪魔するなら、力づくで押し通る」

俺「光子収束、フォトンソード展開……!鉄砲玉なんぞ撃っても消し飛ぶだけぞ!それと……無益な殺生は避けたい、死にたくない奴は今すぐ退け!」

軍人「ひぃぃぃぃ……」

俺「姉さん、さっきも言ったけれど姉さんも邪魔するのなら……!」

姉「……おのれ」

俺「?」

姉「誰に向かってその剣を向けるかわかっておろうか!」

俺「うっ……なんて威圧だよ」

姉「やると言うのならかかってまいりなさい。力の差というものを昔みたいに思い知らせてやろうかえ?」

544 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22:23:34.91 ID:+QqeqmP70 [13/17]
俺「……」

カラン……

俺「やめた。姉さん相手に勝てる訳ないだろう……。仮に勝てたとしても私は扶桑国民全員の敵となってしまうよ」

姉「わかればそれでよい。杉田、兵を下がらせよ。拘束する必要はなくなりました」

杉田「御意……」

姉「俺、私から直々にお話があります。こちらへきなさい?」

俺「?」



艦橋


宮藤「俺さんおそいなー」

樽宮「艦長から大変重要な話があると聞いておりますので時間がかかっておられるのでしょう」


杉田「その話が今終わった所ですよ、お待たせしました宮藤さん」

俺「芳佳、待たせたね。中々話がまとまらなくて大変だったんだよ」

姉「もう少し俺が大人しく言う事を聞いておればもっと早く済んだものを……」

547 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22:30:09.01 ID:+QqeqmP70 [14/17]
宮藤「俺さん、その方は誰ですか?」

俺「私の姉だよ」

姉「こんにちは、芳佳さん。あなたの事は宮藤博士や弟から聞いているわ」

宮藤「ええと……俺さんのお姉さんという事は」

俺「多分、芳佳の考えている通りの人物だろうね」

宮藤「えええええええ!?どうしよう、さっきはすみません。あ、申し訳ございませんでした」

俺「芳佳、そんなにかしこまる必要はないよ。今目の前に居るのは私の姉だけど、扶桑海軍の姉大佐だからね」

姉「そういう事よ。今は私も弟と同じように接してもらって構わないわ」

宮藤「俺さん、どうしましょう。ああいわれてますけど本当にいいんでしょうか」

俺「姉さんがああいっているんだ。いつも通りで居ろって命令だと思えばいいよ」



549 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22:36:58.89 ID:+QqeqmP70 [15/17]
姉「大和に乗っている間はそうして欲しい」

宮藤「わかりました。その、よろしくお願いします姉さん」

姉「よろしく、芳佳さん」

杉田「後少しでロマーニャに到着します。このままネウロイの襲撃を受けなければいいのですが……」

樽宮「杉田艦長、こんな場所でネウロイなんて出現するわけが」


ドーーーーン!


杉田「何事だ!」

「大和護衛の巡洋艦が一隻……ネウロイからの攻撃を受けて中破、航行不能!」

杉田「何てことだ……目的地まで目と鼻の先だというのに」

俺「ネウロイの数は?」

「どうやら大型が1機の模様!」

俺「一機なら私がどうにかしよう……杉田艦長、私がオトリとしてネウロイの射程距離外へ逃げる時間を作る。射程圏外へ退避後、そのままロマーニャへと向かってくれ」

550 自分:命の道標[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22:42:53.15 ID:+QqeqmP70 [16/17]
杉田「俺大佐、おひとりでネウロイの相手をなさるおつもりですか!?」

宮藤「俺さん、私も一緒に行きます!」

俺「ダメだ。今一緒に来られても足で纏いになるだけだ」

姉「私がばーんと破壊してやろうか?」

俺「それも駄目だ。色々問題になる」

姉「一人でどうにかできるのか?昔ならできなくもなかったろうに……」

俺「今でも艦隊を逃がす程度なら容易いよ。ある程度時間を稼いだらジェットストライカーの速力に物を言わせて私も後退するから心配しなくてもいいよ」

宮藤「やっぱり一人じゃダメです!私もいきます。シールドを張る役位ならやれます」

俺「……そこまで言うなら一緒に来るといいよ(多分ダメだと思うけれど)」

大和格納庫内


宮藤「どうして、どうして動かないの……どうして……」

俺「芳佳……、結論からいってしまうとそのストライカーユニットではもう芳佳の強大な魔法力を受け止めきれなくなってリミッターが強制的に発動しているんだよ」

宮藤「リミッターがですか……?」

俺「そう。そのせいでストライカーユニットが起動しなくなっているようだね」

宮藤「ならそのリミッターをはずしてください!」

俺「無理だ。時間がかかりすぎるうえに、危険すぎる。ここは私一人に任せておきなさい」

宮藤「俺さん一人で大丈夫なんですか?」

俺「大丈夫だとおもうよ。啓示も大丈夫って言っているから心配しなくていい……ネウロイを倒さないといけないわけじゃないからね、大和を逃がせばこちらの勝ちだ」

宮藤「でも、大和を逃がすとなると攻撃を全部防がないといけないんですよ?」

俺「わかってるよその位」

宮藤「俺さんの魔法力の事は私もわかっているから心配で……」

俺「大丈夫さ。シールドを張るわけではないから何とかなるだろう」

25 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 22:12:30.43 ID:b8BGpTgA0 [5/14]
姉「芳佳さん、俺を信じなさい。俺ならこの状況を何とかしてくれます」

宮藤「お姉さん……でも」

姉「俺、この子を連れていきなさい。役に立つでしょう」

姉の使い魔「ご主人何を言っているんです!?」

姉「何をって、ピーコ。今この時点をもって私はあなたとの契約を終え、これからあなたは俺の使い魔として働きなさい」

姉の使い魔「そんなの聞いていませんよ。私はイヤです!私はご主人だから使い魔となったわけで……」

姉「あれにもあの血は流れています。私からのお願いです……」

姉の使い魔「ご主人のお願いなら仕方ないけど……いいですか、嫌々契約するんですからね?身は捧げても心はご主人のモノですからね?」

俺「姉さん本当にいいの?姉さんの使い魔を借り受けてしまっても……」

姉「もちろん構いません。不死鳥、今の俺には必要な力でしょう?」

姉の使い魔「力を貸すといっても、瘴気を抑える事しかしてあげませんから。戦闘はポチを使ってくださいよ?」

使い魔「私はそれで構いません。これからよろしくお願いしますピーコ様」

36 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 22:18:19.02 ID:b8BGpTgA0 [6/14]
俺「何か色々引っかかるけど、よろしく頼んだよピーコ」

姉の使い魔「フン!ピーコでなくピーコ「様」とお呼びなさい」

姉「これは私以外には口は悪いがしっかり働く奴だから安心するがいい」

使い魔「ご主人様、早くピーコ様と契約を済ませてネウロイの迎撃へ向かいましょう。直、大和が射程圏内に入ってしまいます」

俺「そうだった……ピーコ様、姉と違い出来損ないの死にぞこないに今しばらく力をお貸しください」

姉の使い魔「仕方ないですから力を貸してあげます」

ペトッ

俺「よし……ポチ、お前も来い!」

使い魔「了解です、ご主人様!」

俺「(ポチ、ピーコ様はちゃんとやってるか?)」

使い魔B「(失礼な。ご主人の頼みですから、相手が誰であろうとしっかり働きますよ?お前が死んだら悲しむのはご主人だし……)」

41 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 22:25:44.72 ID:b8BGpTgA0 [7/14]
俺「姉さん、1つ手紙を預かってくれないか」

姉「手紙?」

俺「俺が発進したら、姉さん一人でそれを読んで欲しいんだ」

姉「大事な手紙のようですね、わかりました」

宮藤「俺さん、無茶はしないでください。私も出来る限りすぐに応援に向かいます」

俺「芳佳、無茶はしなくていいからな……よし、発進する!」



上空


俺「あのネウロイだな……何だかずんぐりむっくりしてるし速度はそこまで早くないようだな……」

使い魔B「(敵を見た目で量ろうとは未熟……!)」

使い魔A「(ご主人様、ネウロイの射程圏に入ります。それと、ネウロイが速度を上げてきました)」

俺「ここから一歩も先へは行かせる訳には行かないな……光子収集……フォトンアーマー展開!この身を盾にする、ポチ、アーマーの再展開のタイミングはお前に任せた」

使い魔A「(了解ですご主人様)」

使い魔B「(私の魔法力を使って侵攻を抑えてあげるから全力でやりなさい、大和に乗っているご主人の為に)」

45 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 22:32:20.09 ID:b8BGpTgA0 [8/14]
ネウロイ「」

ビッ、ビッ……

俺「大和へ攻撃なんてさないよ……!」

使い魔A「(ご主人様、あのネウロイの攻撃かなり重いです!一発で相当持って行かれてますよ)」

俺「(今のでどの位持って行かれた?)」

使い魔A「(今の2発を受けただけで50%近く持って行かれてますよ。4発毎に再展開させないといけません)」

使い魔B「(何チンタラやってるのよ!ご主人から聞いてるわよ?太陽光でばーっと焼き払っちゃいなさいよ!大和に少しでも攻撃がかすりでもしたら許さないわよ)」

俺「(無茶を言う……太陽光を集めてる間にこっちがやられる。あれをやるにもまだ大和との距離が近すぎる……)」

使い魔A「(ご主人様、アレをやるつもりですか!?)」

使い魔B「(アレってなんなのよポチ。さっさと吐きなさい)」

使い魔A[(ええと……ピカーってしてドーンってなってずばばーってなる凄い奴です)」

47 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 22:39:06.60 ID:b8BGpTgA0 [9/14]
使い魔B「(ポチぃ、あんた何いってんのよ。わけわかんないわよ)」

俺「(量子レーザー核……ですよピーコ様)」

使い魔B「(核ぅ!?何かんがえてんのよバカ!大和が巻き添え食らっちゃうじゃない!)」

俺「(だからまだ距離が近すぎてやれないって言ってるんです)」

使い魔A「(ご主人、のんきに会話をしてる場合じゃないですよ!アーマーを再展開させてください」

俺「了解……収集・再展開」

使い魔A「(この調子で大丈夫かなぁ……大和が逃げる前にこっちが持たないような気がしてきた……)」



大和


杉田「……大和とネウロイの距離は?」

樽宮「先ほどより距離は開いています。じきに安全圏へと退避完了します」

杉田「そうですか……俺大佐は健在か?」

姉「うちの弟がそう簡単にくたばる訳ないでしょう?」

宮藤「でも……ずっとネウロイの攻撃を一人で受け続けてます」

53 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 22:45:49.17 ID:b8BGpTgA0 [10/14]
姉「ピーコを持たせてあるから魔法力に関して大丈夫ですが、ピーコが協力するかどうかにかかってますね」

杉田「俺大佐、申し訳ありません。我々は今ここで大和を失うわけにはならんのです……逃げる事しか出来ない我々をお許しください」

姉「あれも承知の上さ。ウィッチ一人に任せて逃げるしか出来ない悔しさはよくわかります」

杉田「扶桑皇国軍人として恥じる……!」

宮藤「俺さん……無事に戻って来てください」



上空


俺「ハァ……そろそろいい加減諦めてくれると助かるんだけどね、おっとっと」

使い魔A「(不味いですね……攻撃が早くなってきてますよ)」

俺「まずいな……大和は?」

使い魔A「(まだダメです。範囲内に……)」

俺「これは、もしかしたら帰れないか……?」

57 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 22:54:13.99 ID:b8BGpTgA0 [11/14]
使い魔A「(かもしれませんね……、大和が安全圏まで後退した後、アレを仕留める為に核を撃ちこむ魔力をさっぴくと)」

俺「よくて、墜落。まずいとアーマーが張れなくて俺も一緒に巻き込まれるか」

使い魔B「(……)」



大和


樽宮「大和、安全圏への退避完了しました!」

杉田「急いで俺大佐にこの事を連絡するんだ」

姉「私が連絡しましょう……俺、聞こえますか?」

<俺「姉さん、大和はどうやら俺からの安全圏まで後退できたようだね」

姉「ええ。もう大丈夫です……俺、あのネウロイを跡形もなく思う存分滅ぼしなさい」

<俺「わかった。大和が安全圏へ退避し終わったなら全力を持ってネウロイを駆逐できるよ」

<俺「……姉さん、後の事は頼みました。芳佳の事をよろしく頼みます」

姉「ええ、任せなさい」

宮藤「俺さん、どういう事ですか!?」

<俺「少し魔法力を使いすぎてしまってね……あのネウロイを倒したら墜落かな。ネウロイを倒した後は救出待ちになると思うからまた後で会おう」

60 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 23:02:39.48 ID:b8BGpTgA0 [12/14]

上空


俺「コレでよし……ポチ、大和は安全圏へ退避した。やるよ、そして今までありがとう」

使い魔A「(いえ、私も楽しかったですよ。最後の最後までお供します。あ、ピーコ様は早く逃げてください、巻き込まれますよ?)」

使い魔B「(あんたらねぇ……何勝手に死のうとしてんのよ。そんな事したらご主人が悲しむでしょーが!あと、宮藤とか言う豆ダヌキもきっと悲しむでしょーが!)」

俺「手紙を渡してきてあるし、姉さんなら分かってくれるかな。芳佳には大口を叩いた割にはまだ何もしてあげてないのが心残りだけど」

使い魔B「(もう、私の魔法力も貸してあげるわよ。そのためにご主人は私をあんたと契約させたようなものなんだから)」

俺「ありがとうございます、ピーコ様」

使い魔B「(ならさっさとアレを倒して帰るわよ!)」

俺「フォトンアーマー・フォトンシールド・フォトンフィールド総展開。光子レーザー収束……」

使い魔A「(ネウロイからの攻撃が激しさを増してますよ!?)」

俺「問題ない、ピーコ様からの魔法力でフィールドもシールドも貼った。最悪アーマーだけ残ってれば何とかなる」





俺「量子レーザー核……発動。攻撃範囲はネウロイ中心100mに制限。魔力によるセーフティ解除」

62 自分:道標[sage] 投稿日:2011/10/22(土) 23:07:42.64 ID:b8BGpTgA0 [13/14]
俺「シールド・フィールド・アーマー全て健在……光子レーザー収束完了、ターゲットの位置確定……使い魔による最終セーフティ、ポチ!」

使い魔A「(最終セーフティの解除完了。いつでもいけますやれます)」

俺「後は、コレ撃ったあとちゃんと私を回収してくれる事を祈るだけだな」






俺「さ、自身が核爆発の材料となる恐怖を味わえ……ネウロイに恐怖という概念があるかわからないが」





俺「爆ぜろ」




戦艦大和


姉「そろそろ頃合いのようね。杉田艦長、弟から預かっている手紙を芳佳さんへ渡して頂戴」

杉田「俺大佐からの言付け通りに。宮藤さん、俺大佐から宮藤さんへ渡すよう頼まれたものです」

宮藤「俺さんからですか?」

姉「芳佳さん、手紙を読みながらでいいから私の後をついてきて頂けるかしら?芳佳さんに託したいものがあります」

宮藤「私に託したいもの?」

姉「ええ、見ればすぐにわかるとおもいますわ」

杉田「しかしあれはまだ!」

姉「大丈夫。芳佳さんならきっとうまくいくわ。なんたって、ね」

杉田「それもそうですが、まだテストも行っていない物ということは忘れないでください」

姉「ええ、わかっているわ。行くわよ芳佳さん」

宮藤「はいっ!」

29 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 22:44:21.99 ID:5hP+jCMk0 [6/16]

大和格納庫


宮藤「あの……格納庫に来てどうするつもりですか?今の私じゃ飛べません」

姉「大丈夫よ、自分を信じて?あなたを信じているうちの弟の事も信じてあげて?」


姉「時間がないわ。急いで震電を出して頂戴!」

整備士「しかしテストがまだ……」

姉「テストはぶっつけ本番で行うわ。時間がないの急いで」

宮藤「あの……一体何が始まるんですか?」

姉「うちの弟からの手紙に書いてある通りよ。芳佳さん、弟の事を助けてあげてください。頼みます」

宮藤「本当なら俺さんが出撃したときに一緒に行きたかった位です……でも……今の……私じゃ……」

姉「大丈夫よ。震電は芳佳さんが再び空を飛ぶ為のものだから」

31 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 22:51:21.45 ID:5hP+jCMk0 [7/16]
(今頃姉さんに連れられて格納庫にいるあたりかな?芳佳、君は魔法力がなくなってしまったわけではない

 飛べなくなってしまったのはストライカーユニットのリミッターが発動してしまっているからだ

 それを解消するための……震電。芳佳これが君の新しい翼だよ。宮藤博士から託された君専用のストライカーユニットだ

 今までのストライカーユニットのように芳佳の膨大な魔法力を受け止めきる為に作られたと言っても過言ではないかな)


宮藤「俺さんは最初からわかっていたんですね」

姉「うちの弟は予言のような事が出来る子だから大体わかっていたのでしょうね。扶桑を出る前にこのストライカーユニットを急いで作れって急かされたのは今日の為だったのね」

宮藤「それで、私はどうすればいいんですか!」

姉「弟から頼まれている事を実行してあげて。多分もう少しで全力をもってネウロイを倒すはずだから」

宮藤「わかりました!俺さんを無事回収してきます」

姉「芳佳さん、弟をお願いね……これからも」

宮藤「はいっっ!!」



35 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 22:57:06.81 ID:5hP+jCMk0 [8/16]
兵士「進路クリア。いつでも発進できます」

宮藤「俺さん待っていてください……私が必ず回収します」

姉「宮藤さん、今までの零式艦上戦闘脚とは勝手も違うし、何より今からぶっつけ本番の稼働テストみたいなものだから気をつけて!」

宮藤「わかりました気をつけます!」






宮藤「発進!!!」

38 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 23:04:56.51 ID:5hP+jCMk0 [9/16]

海上


使い魔(ご主人様。爆ぜろとか言ったのにまだ攻撃しないんですか?)

使い魔B(土壇場になってびびってんじゃないの?)

俺「(今頃うまくいっていれば芳佳は大和を発進した位か……ならもう行ける)」

俺「二人とも煩い。今から決める」

使い魔(セーフティーはとっくに解除してますから後は両レーザーをあれにぶち当てるだけです!)

使い魔B(私の魔法力を貸してあげてんだからきっちり決めなさいよ?)

ヒュンッ

使い魔(光子レーザー電子レーザーHIT確認!爆発に備えてください!)

使い魔B(何も起こらないじゃない)

俺「見ていればわかる。今ネウロイの装甲の原子が衝突しはじめてるはずだ、くるぞ……!」

40 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 23:10:25.37 ID:5hP+jCMk0 [10/16]

::::::::::::::::::::::::......   ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
           γ ⌒ ⌒ `ヘ
          イ ""  ⌒  ヾ ヾ    ドガァァァァァァァァン.....
        / (   ⌒    ヽ  )ヽ
        (      、 ,     ヾ )
 ................... .......ゞ (.    .  ノ. .ノ .ノ........... ........
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  _ _i=n_ ._ [l_ .._....,,. .-ー;''!  i;;;~-ヽ_ii_i=n_ [l h__
  /==H=ロロ-.γ ,~ー'''l ! |'''ーヾ  ヾ 「!=FH=ロロ
  ¶:::-幵-冂::( (    |l  |    )  )=HロΠ=_Π
  Π=_Π「Ⅱヾ、 ⌒~"""''⌒~'"´ ノ;;'':::日lTΠl:::....
 Д日lTl,,..:''''"   ""'ー-┬ーr--~""   :::Д日lT::::
 FH=n.:::::'            |   |         :::FL日l」:::::
 ロΠ=:::::.:.        ノ 从 ゝ        .::田:/==Д::
 口=Π田:::.                   .::::Γ| ‡∩:::::
 Γ| ‡∩Π::....                ...:::Eヨ::日lTlロ::::
 Д日lTlロ_Π::::.......            ...::::::::田:凵Π_=H:::
 =Hロ凵Π=_Πロ=HロΠ:::.................:::::::::::口ロロH「l.FFl

42 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 23:16:42.15 ID:5hP+jCMk0 [11/16]
俺「ピーコ様、魔法力の供給お願いしますよ。途中で切ったりしたら私ともどももっていかれますからね)」

使い魔B(別に私不死鳥だから、私は蘇るわよ……?)

使い魔(ピーコ様、お願いですから本当頼みます!ご主人様、フィールド消失まで残り1秒。今後は常にアーマーを展開し続けてください)

俺「そうしたいが全てはピーコ様からの魔法力供給量次第だ」

使い魔(ピーコ様、私を助けると思って本当お願いしますお願いします)

使い魔B(わかってるわよもう……冗談も通じない訳?)

使い魔(本当この状況切羽詰まってるのでお願いしますよ……)

俺「大丈夫、魔法力の供給はきてる。あと少し耐えれば終わる……」



同時刻


宮藤「何?爆発……?あんな大きな爆発見たことない……急がないと!」

43 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 23:22:37.52 ID:5hP+jCMk0 [12/16]
俺「…………」

使い魔(ご主人様ネウロイは完全に消滅しました)

使い魔B(ねえあんた。100m以内に爆発を納めるとかいってなかった?これじゃどう見ても爆発範囲が数kmよ?)

俺「当初はその予定でした。でも今の俺じゃもうそこまで調整しきれなかった……念のため大和を俺からの攻撃の射程外へ逃がしておいて正解だった」

使い魔B(そうね、あんなの近くでくらったら大和なんて蒸発よ蒸発!)

俺「ははは……」

使い魔(ご主人様、ひとつ聞いてもいいですか?)

俺「なんだいポチ」

使い魔(私達、落下してません?気のせいでしょうか)

俺「落下してるだろうね。ストライカーも稼働していないし……」

使い魔B(私の魔法力貸してあげてるでしょう?どうにかしなさいよ)

45 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 23:26:55.95 ID:5hP+jCMk0 [13/16]
俺「さっきの攻撃で私自身の魔法力が尽きてしまったようで、ピーコ様の魔法力をコントロールできないんです」

使い魔B(なんでそこの事先に言わないのよもう!)

使い魔(私、溺れ死ぬなんていやです。ご主人様、泳げますよね?)

俺「泳げるけど、もう体も動かないな……」

使い魔B(うそっ、馬鹿っ、気合いでなんとかしなさいl、命令よ!)

使い魔(ご主人様、私脱出しますね。長い間ありがとうございました。まだ死ぬのはイヤですーーー)

使い魔B(それじゃ私も大和へ帰るわ)

俺「そうしてくれ。私に付き合う必要はないからな。早くしろ、もう水面ぎりぎりだぞ?」

使い魔達(もう手遅れかもしれない)



宮藤「俺さーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」




俺「喜べ二人とも。どうやら女神が助けに来てくれたらしい」

47 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 23:31:29.37 ID:5hP+jCMk0 [14/16]
宮藤「つかまってくださーーーーーーーーい」

俺「……」

はしっ

俺「ナイスキャッチ、芳佳」

宮藤「間に合ってよかった~……俺さん、どうにか間に合いました」

俺「知ってた。芳佳が俺を助けに来てくれるってね」

使い魔(ご主人様、最初からわかってたんですか?)

使い魔B(まさかあんた。啓示でこの事知ってたわね!)

俺「芳佳、震電の調子はどうだい?変な所はないかな」

宮藤「どこも変な所なんてありません。お父さんと俺さんのおかげで私また飛ぶ事が出来ました」

俺「私は何もしていないけど?全てはこの事を見こしていた宮藤博士のおかげだ」

宮藤「けど俺さんがお父さんから設計図の一部を預かっていなかったら……」

俺「最重要箇所ではないから無くても大丈夫だったとおもうよ」

48 名前:命の道標[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 23:37:18.72 ID:5hP+jCMk0 [15/16]
宮藤「……それよりも俺さん、どうしてこんな無茶をしたんですか!最初から震電の事を教えてくれていたら一緒に戦えたのに」

俺「……こうすることが最善だったんだ、許してくれ」

宮藤「俺さん、一体なにが最善でなにが最善じゃないんでしょうか」

俺「……私にとっての最善は啓示なんだ」

宮藤「その啓示通りに動いた結果、俺さんが危ない目にあってもですか?」

俺「そうだ。啓示は私にとっての最善ではない……今後の未来にとっての最善、私の犠牲ですむならそれでいいし、それが私の使命だろう」

宮藤「……そう、ですか」

俺「すまないね……これからも心配をかける事になると思うがしばらくの辛抱だから目をつむっていてもらえると助かるよ」

宮藤「はい……」


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最終更新:2011年11月10日 12:42
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