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流星Ⅲ 4

流星Ⅲ 4

俺「ストライクウィッチーズですの」 >>800-
作者: ID:L5Qu8kyt0
総レス数 XXX このページでのレス数 XX



242 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:16:01.50 ID:HZesRqgo0
避難所>>214から

………
……

基地へ戻り、上へ報告をした後、俺達は軽いパーティを開いた。
作戦完了、及びビューリングの生還記念だ。

たまにはこうしたどんちゃん騒ぎもいいかもしれない。

まあ、前回のような晒され物にされるのはゴメンだが。

ビューリング「よう」

変な歌を歌い始めているキャサリン達の輪から外れ、俺は部屋へ戻っていた。
数分後、一人でいるところにビューリングが来た。

俺「どうした」

その顔は酒に酔っているのかほんのりと赤い。そんな強い酒あったのか?
なら俺も飲んでみたかったが。

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/05(日) 21:19:56.75 ID:lYIX9XI4O
壁~

244 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:20:15.10 ID:HZesRqgo0
ビューリング「お前と話がしたくなってな」

俺「嬉しいこと言ってくれるねぇ」

ビューリング「‥‥最近話してなかったからな」

俺「なんだ? 寂しくなったのか?」

ニヤニヤしながらからかった筈だったのだが、彼女は何も反論してこなかった。

俺「‥‥なんだよ、いつもみたいにカウンター入れてこいよ」

調子が狂う。彼女は俺のとなりのベッドに腰掛けた。

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:23:16.04 ID:dTr2NlAj0
ベッドだと・・・

247 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:25:05.51 ID:HZesRqgo0
俺「改めて、よく帰って来れたな」

沈黙が怖くなって、俺は何か話題を振った。

ビューリング「ああ、自分でも驚きだ」

俺「どうやったんだ?」

ビューリング「どうと言っても、ゲリラ戦というか」

俺「ふーん‥‥俺にはできそうもないな」

ビューリング「お前は銃も使えなそうだからな」

俺「なにいってんだ。これでも少尉だぞ? 銃ぐらい扱える。」

ビューリング「ハハ、そうだったな」

俺「ストライカーの知識だって、キャサリンやハルカには負けない自信はあるぞ」

ビューリング「優秀なことだ」

248 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:30:18.56 ID:HZesRqgo0
俺「そういえばお前ストライカーはどうするんだ?」

ビューリング「近日補給が来ると言ったろう。その時に新しいストライカーが来る。
       それまでは予備のストライカーで何とかするしか無いが」

俺「予備はあるんだな」

他愛も無い話が続く。
こうして彼女と会話をしているだけで、なんだか心地が良い。

‥‥不思議な気分だ。

ビューリング「それにしても、ククッ」

俺「なんだ?」

ビューリング「お前のあの魔法を思い出してしまってな」

あの魔法とは女装魔法のことであろう。

俺「笑いたきゃ好きに笑え」

俺はもうすでに諦めていた。
彼女に弱みを握られたらこの先ずっと言われるであろう事は百も承知だ。

ビューリング「皮肉なものだな。一番恥ずかしい魔法が一番強くなるとは」

俺「まぁ、姉さんが喜んでくれていたからいいけどさ」

なんだか気分がいい。俺はそのまま姉さんの話を続けた。

250 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:35:54.47 ID:HZesRqgo0
俺「俺の姉さんはウィッチだったんだ。っていっても俺みたいなへんちくりんなウィッチじゃないぞ?」

ビューリングは鼻で笑う。

俺「お前らと同じような普通のウィッチだった。‥‥優秀なウィッチだったらしくてな」

ビューリング「私よりもか」

俺「そうかもな」

ビューリング「ぜひお手合わせ願いたいね」

俺「おまえ、そんなに好戦的だったか?」

思わず失笑してしまった。

ビューリング「おまえは、まだまだ私のことを分かっていないようだな」

呆れたように笑うと彼女も釣られて笑う。

俺「残念だけど、もういないからな」

彼女の顔から笑いが消える。

ビューリング「‥‥そうだったな。すまない」

得てしてこういう話題を出すと、空気が重くなる。
まあ、逆の立場だったら俺も同じような反応を返すだろうが。

251 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:40:16.88 ID:HZesRqgo0
俺「‥‥最後まで姉さんは姉さんらしかったって聞いたよ。
  ‥‥姉さんにはライバルがいたらしくてな。いつでもそいつと争っていたらしい。死ぬ寸前までな」

ビューリングの表情がまた変わる。
その顔は、笑顔でも同情でもない、なにかに引っかかった顔だった。

俺「なんでもネウロイの襲撃の際、どっちがスコアを稼げるか勝負したんだってさ。全く馬鹿だよな。」

ビューリング「‥‥」

俺「それで、そのライバルって奴が項を焦って突撃して‥‥」

ビューリング「‥‥そいつをかばって死んだのか」

俺は無言でうなづいた。

255 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:45:08.34 ID:HZesRqgo0
ビューリング「それは‥‥半年前のオストマルクの出来事か」

驚いた。時期と場所まで特定するとは。

俺「あ、ああ、そうだ。なんだ知ってるのか」

ビューリング「‥‥ああ、よく知っている」

彼女の表情は暗くなっていた。その目からは光が消えている。

ビューリング「そのバカも、よーくな」

まさか。

俺は、その表情からすべてを察した。
頭の中のピースがカチリとハマる。するとそのパズルは激しい炎となった。黒く、熱く、すべてを焦がす憎しみの炎へと。

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:47:04.84 ID:S2qmBpoa0
なん…だと…!?

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:47:32.11 ID:Vye/JumV0
oh...

支援

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:48:25.59 ID:eS4Bi+dZ0
なんてこったい…

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:48:46.21 ID:tfb0KisoO
うわぁい…

支援

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:50:03.34 ID:gwgbXeGWP
繋がったぬ

261 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:50:14.90 ID:HZesRqgo0
俺「おまえ‥‥」

ビューリングは何も答えない。

俺「おまえが‥‥おまえが殺したんだな‥‥」

無意識のうちに腕が伸び、掴みかかっていた。
ビューリングは何も言わずうつむいたままだ。

俺「何とか言ったらどうなんだ」

ビューリング「‥‥‥‥そうだ。オストマルクで、私をかばって死んだ」

その瞬間、俺の中の何かが切れた。

目を大きく見開き、息を大きく吸い込む。

俺「お前が!!」

ビューリング「‥‥」

俺「お前が姉さんを‥‥!」

ビューリング「‥‥ああ」

俺「返せよ! 俺の姉さんを返せよ!! 返せ!!!」

何度も悔んだ。あのとき姉さんを送りださなければ。姉さんにウィッチの特性がなければ。
姉さんがオストマルクに行かなければ。姉さんがかばったウィッチがもっと優秀だったら。

263 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:55:08.09 ID:HZesRqgo0
そのウィッチがまさかこのウィッチなんて。

俺「‥‥しろよ」

ビューリング「‥‥え?」

よりによって、俺が愛してしまった二人目のウィッチなんて。

俺「否定してくれよ‥‥」

いつの間にか泣いていた。

俺「なんで‥‥なんでおまえなんだよ‥‥嘘だって、冗談だって‥‥」

俺はつかんでいた手を離した。

俺「‥‥決闘だ」

ビューリング「‥‥」

俺「エリザベス・F・ビューリング。オマエに決闘を申し込む」

涙は止まっていた。

俺「お前に拒否権はない。拒否すれば、俺はお前を殺す。どんな手を使っても」

ビューリング「‥‥わかった」

彼女の目は驚くほど冷静で、はじめて会った時と同じ、キツネの目をしていた。

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:00:14.72 ID:mUvdg/U9O
oh・・・
支援

266 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:05:12.48 ID:HZesRqgo0
………
……

深夜、俺達は夜間哨戒をしたいと申し出て、基地から数km離れた場所にいた。
ビューリングの予備ストライカーの試しにもなると、すんなり出てくることができた。

厚い雲から覗く月が見える。

ビューリングは持っていた銃を地面において上がってきた。

俺「勝負は公平にナイフ同士でやる」

ビューリング「お前がそれでいいなら、わたしは構わない」

両者とも先程までの表情は消えていた。

俺は呪文を唱え氷のナイフを作った。
右手に刃渡りが彼女のナイフと同じぐらいの青が生まれる。

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:07:15.73 ID:eS4Bi+dZ0
なんて腹の据わったビューリングさんなんだ…
支援

271 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:10:06.00 ID:HZesRqgo0
続いて俺は彼女に触れ、呪文を唱える。
すると、彼女の体を緑色の光が包んだ。

ビューリング「なにをした?」

俺「防刃バリアを張った。勢い余って殺してしまうかもしれないからな」

ビューリング「殺してもいいんだぞ」

彼女は笑う。その仮面だけ。

俺「‥‥嫌だね。お前のような優秀なウィッチは殺したくない。――お前と違ってな」

自分でも驚くほど冷静で、重たい声が出た。

ビューリング「‥‥そうか」

273 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:15:32.01 ID:HZesRqgo0
準備が整い、距離を取る。

俺「ルールは無しだ。致命傷になる箇所への一撃を加えた方の勝ち。構わないな」

彼女はコクリと頷く。そして沈黙。

‥‥どうしてこんなことになってしまったんだろう。
心の中に渦巻く複雑な感情を振り払うが如く、俺は彼女へ向かって突進した。

上から振りかぶり彼女の体へ振り下ろす。
もちろんそのまま切り裂けるわけはなく、ナイフとナイフがぶつかり合う。

彼女の瞳が俺の瞳に映る。その表情は読み取れなかった。

押し返され、俺は体勢を崩す。その隙を見逃さず彼女のナイフが俺を襲う。

思い切り体を捻り、箒の穂先を彼女の目線上に持ってくる。
その穂先をナイフで振り払うビューリング。

切られた穂先がハラハラと散り、その間から彼女の顔へ向けてナイフを突き出す。

体をのけぞらせ、その突きを回避した彼女は一旦離れる。
その間に俺も体勢を立て直した。

274 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:20:18.79 ID:HZesRqgo0
俺達の間に流れる沈黙。

その均衡を破ったのはビューリングだった。

先程の俺と同じようにまっすぐ突っ込んでくる。
それを受けても先ほどと同じようになるだろう。

俺は急上昇する。ビューリングもそれを追いかけるように上昇してくる。
だんだんと向きを水平に戻す。彼女は後ろから追いかけてきている。

俺は一気に推進力を殺し、急旋回した。

ビューリング「これは‥‥!」

『ツバメ返し』 智子の必殺技だ。
とはいっても、"もどき"ではあるが。

先程まで俺がいた位置にビューリングが飛び込んでくる。
俺には、月明かりに照らされ美しく輝く銀髪が覆う脳天がよく見えた。

俺はそこへ向けてナイフを振り下ろす。

‥‥一瞬躊躇してしまったのだろうか。
彼女もまた勢いを殺し、体をひねり、降りてきたナイフを受けた。

ものすごい力と力のぶつかり合いだったのだろう。
金属音が鳴り響き、両者の手からナイフが弾かれ落ちていった。

それを見て、ほぼ同時に急降下し始める。

276 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:25:21.21 ID:HZesRqgo0
ナイフは二本揃って降下していく。

俺達はそのナイフと同じように揃って降下していった。

俺「さすがに一筋縄じゃいかないようだな」

ビューリング「心外だな。ナイフならお前の数十倍は扱っている。」

俺「そうだな」

ビューリング「‥‥まだやるのか」

俺「なにをいまさら」

ビューリング「なら‥‥せいぜい楽しませろ!」

両者は同時に手を伸ばし、俺は彼女のグルカナイフを、彼女は俺の氷のナイフをつかんだ。
すぐさま体を回転させ、相手へ向けて振るう。
また先程のような金属音が鳴り響いた。

281 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:31:10.14 ID:HZesRqgo0
上から下へ、右から左へ、ナイフを振るう。
それに対応するようにナイフを振るわれる。

何度も何度も。そのたびにいろいろな音程の金属音が響く。

何度目かのつばぜり合い。

俺「そろそろ、食らってくれてもいいんじゃないか‥‥!」

ビューリング「おまえこそ‥‥!」

俺「それじゃあ復讐にならない‥‥だろ!」

ビューリング「そうかい!」

俺達は、楽しんでいた。この殺し合いを。

俺をがむしゃらに突っぱねると、休む間もなく襲い来るビューリング。
体勢が整わないうちに怒涛の攻めを受け、俺は防戦一方にならざるを得なかった。

282 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:35:18.74 ID:HZesRqgo0
何とかしなくては‥‥
ナイフの連撃を捌きながら思考を巡らせる。

なんとか後ろへ下がるために速度を上げ、距離を離す事に成功する。
ここでわざと全速力を出さなかった。

すぐさまビューリングが迫る。
彼女は腕を交差させナイフを持つ手を逆側に振りかぶる。

その手がこちら向けて動いた瞬間、俺は足の固定魔方陣を解除し、飛び上がった。
彼女の蒼い凶刃が空を切った。

大きく振りかぶり、自分の体ごと回転させ、ナイフを隙だらけの彼女へ向ける。

彼女は再び腕を交差させるように、降りてきた刃の腹に自分のナイフを突き立てた。

大きく弾かれる俺。このままだとまた攻守が逆転してしまう。
足元の魔方陣を復活させ、箒を吸い寄せた。

そのまま足を思い切り持ち上げる。すると穂先が彼女を叩いた。

ビューリング「くっ‥‥」

穂先なので痛いというよりはウザったいという感情だっただろうか。
錐揉み状に落下していきながら俺はそんなことを思った。

と、その時大音量の鳴き声が耳を襲った。

284 名前:流星 誤字ェ…[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:40:18.70 ID:HZesRqgo0
俺「この声、ネウロイか!」

くそ、まだ決着は付いていないのに。
空気が読めないネウロイだ。

声のした方を見るとディオミディアよりさらに大きいネウロイが浮かんでいた。
翼にプロペラのようなものが4つも付いている。

ビューリング「おいリュウセイ。まだやるか」

俺「馬鹿か。一時休戦だ」

ビューリング「了解だ」

ビューリングは本部へ連絡をとっている。
その間に俺はビューリングの銃を取ってきていた。

通信を終えたビューリングに俺は無言で銃を渡す。

ビューリング「10分だそうだ」

俺「了解した」

俺はそう返事するとネウロイを確認するために上空へと向かった。
ビューリングも付いてくる。

285 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:45:22.09 ID:HZesRqgo0
俺「でかいな‥‥」

上から見ても化物のようなサイズだ。

ビューリング「まるで要塞だな」
   スーパーフォートレス
俺「超・空の要塞‥‥か」

月明かりに照らされ黒々と光る不気味な巨体を見下ろしながら、俺は魔術書を開いた。

ビューリング「やるのか?」

俺「あの声が出た時点で奴には、俺達の存在がバレているだろ。
  やらなきゃやられる。見ろ」

俺が指さした先はスーパーフォートレスの下腹部、とでもいえばいいか、そのあたりだった。
そこからは先日のディオミディア改がだしていた、超小型ラロスがわらわらと沸いていた。

287 名前:流星[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:50:05.89 ID:HZesRqgo0
俺「たぶん、あいつらこっちに来るぞ。
  俺はお前とは違って死ぬ気はないんでね」

ビューリング「‥‥残念だがお前の考えは間違っている」

俺「あ?」

ビューリング「私も、まだ死ぬ気はない」

俺「‥‥そうだな」

二人とも、不思議と笑みがこぼれていた。

俺「とりあえず俺も魔法力が回復しきっていない。あのでかいのに風穴をあけるのは無理だ」

ビューリング「では、あの小型を迎撃するしか無いか」

俺「10分‥‥あと9分ぐらいか、それまで耐えるぞ」

ビューリング「了解した!」

そういうとビューリングは向かってきたラロス達とは直角の方向に発進して行った。
俺は魔術書を開きながらビューリングとは、逆の方向に向かった。

290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:52:27.72 ID:zZIkEJ1NO

鬼畜展開かと思ったら決闘だったぜ

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:53:28.82 ID:gwgbXeGWP
乙乙
姉設定が出てきた時点でビューリングさんと絡められそうだなぁと想像してたらドンピシャでござった
というか二人目って…二人目って…それじゃ一人目は…

294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:56:22.85 ID:HZesRqgo0
>>291
姉が死んでるってことで予想は簡単だったかもねw
あとヒント:シスコン

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 22:58:02.84 ID:gwgbXeGWP
やっぱりかぁぁw

243 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:26:45.45 ID:F9YL5wso
俺「ストライクウィッチーズですの」>>287から

………
……

智子「ったく夜空のデートを邪魔されるなんてかわいそうなお二人さんね!」

キャサリン「ネウロイさんも妬いてるねー!」

ハルカ「しかしあの二人も積極的ですね」

エルマ「ま、まだそうと決まったわけじゃ‥‥」

キャサリン「エルマ、きっといいことあるね‥‥」

エルマ「え? なんで私励まされてるんですか?」

ウルスラ「‥‥眠い」

けたたましい警報音でたたき起こされた5人はストライカーに乗って発進を持っていた。
現在滑走路では第一中隊が続々と発進している。

智子「‥‥無事でいなさいよ。二人とも」

244 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:30:03.15 ID:F9YL5wso
………
……

ビューリングは振り向きざまにトリガーを引く。
追ってくる蝿共があっという間に消し飛んでいく。

が、その後ろからすぐさま大群が迫っていた。

ビューリング「くっ‥‥いくらやってもキリがない」

倒せば倒すほど、要塞から新たな小ラロスが生まれている。
あの射出口さえ潰せれば‥‥だが今、無理をするわけにもいかない。

舌打ちをしながら、向かってくる蝿共へ20mmの銃弾をおみまいするのだった。

245 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:33:08.49 ID:F9YL5wso
俺「貫く刃はその目で捕らえること叶わず。凝縮した力は全てを通り抜ける!
  『グリーンアロー』!」

進行方向とは逆に手を伸ばし、その手の中から空気の矢を飛ばした。

空気の塊は集団で向かってきていた小ラロスを5、6体巻き込みながら貫いていく。

俺「くそっ‥‥全然減らないじゃねえか」

先程から目視だけで20機ほど撃破しているというのに一向に数が減った感じがしない。

幸いにも先ほどのような弱い魔法でもまとめて倒すことができるのでまだ楽だが。

光弾を避けながら、打開策を練る。
倒しても増えるなら、増えているところを潰せば良い。

要塞の射出口。あそこを破壊すれば‥‥
しかし今はまだ好機ではない。様子をみるんだ。

246 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:36:08.23 ID:F9YL5wso
………
……

ハルカ「あ、見えました!」

ハルカたちは遠くに踊る火の玉達を見つけた。
片方が七色なことからしてあれがいらん子の残り二人だろう。

智子「ちょっとまって、何あのでかいの」

その火の玉たちの奥にあったのは夜空ではなく、超巨大なネウロイだった。

キャサリン「で、でかすぎるねー‥‥」

エルマ「あんなの‥‥倒せるんですか?」

ウルスラ「‥‥通じるかな」

今回は大型のネウロイと聞いていたので、ウルスラはロケット砲を持ってきていた。

エルマ「あの時の小さいネウロイもいるみたいですね。リュウセイさん達はそれと交戦してるみたいです」

キャサリン「ブロッサムちゃん呼ぶねー!」

ハルカ「もう今日の昼使っちゃってましたよ」

智子「とにかく合流するわ! ウルスラ、キャサリンはビューリングの方へ、
   エルマとハルカは私と一緒にリュウセイの方へ行くわよ!」

「「了解!」」

247 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:39:06.35 ID:F9YL5wso
キャサリン「ビューリングー!」

ビューリング「来たか」

多数の蝿共をケチらしながらウルスラとキャサリンがこっちへ来た。
みると、第一中隊の面子も掃射をかけているようだ。

キャサリン「デートを邪魔されちゃってドンマイねー!」

ビューリング「‥‥そう――だな」

"だったらよかった"なんて続けようとしてしまった。
今は余計なことをしている場合ではない。

ビューリング「見ろ、やつは体から無数に小型のネウロイを生む。
       今から私はそこを破壊する」

キャサリン「近づけるねー?」

ビューリング「私とキャサリンでウルスラを護衛するんだ
       あの口の中にそのロケット弾をぶち込んでやれ」

ウルスラは作戦を理解し、コクンとうなづいた。

248 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:42:12.75 ID:F9YL5wso
智子「リュウセイ!」

機銃の掃射によって追ってきたハエが全滅し、代わりに見慣れた面子が来た。

俺「遅かったな」

ハルカ「これでも全力で来ましたよ!」

俺「ああ、そうだな。ウルスラは?」

エルマ「ウルスラ曹長はビューリングさんの方へ行きました」

俺「そうか。ウルスラはロケット砲を持ってきているな?」

智子「ええ、持ってきているわ。でもあいつに効くかどうか‥‥」

俺「さっきお前たちが倒した小ラロスはあいつから無限に湧きでてきている。
  その発射口を潰すんだ。俺がやれればよかったんだが‥‥ちょっと魔力が足りなくてな」

智子「なるほどね。じゃあ向こうと合流しましょうか」

俺「そうだな」

249 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:45:08.72 ID:F9YL5wso
ビューリング「いくぞ!」

キャサリン「おー!」

気合を入れると発射口へ向けて突撃して行った。

目の前から迫る小ラロスを撃ち落としながらどんどんと近づいていく。

智子「ちょっとちょっと先走り過ぎなんじゃないの?」

途中から他のいらん子も合流する。

ビューリング「ちょうどいいタイミングで合流できたじゃないか」

俺「よくいうよ」

ハルカ「あの時を思い出しますねこの感じ!」

智子「そうね!」

250 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:48:13.53 ID:F9YL5wso
全員が一丸となって発射口へ近づいていく。
と、フォートレスの胴体から筒のようなものが何本もこちらへ伸びてきた。

俺「くるぞ!」

その叫びと同時に大量の光弾が俺たちを襲う。
着弾する前に全員がシールドを展開する。

ビューリング「なんとしても一撃あそこに食らわせなければ‥‥!」

大量の弾を全員のシールドで耐える。

キャサリン「き、きついねー‥‥!」

ハルカ「まだ届きませんか!?」

ウルスラ「あとすこし‥‥!」

しかし光弾はどんどんと数を増す。このままではシールドが破られるのが先だ。

251 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:51:28.68 ID:F9YL5wso
ビューリング「ちっ‥‥私が囮になる! 」

俺「おいちょっとまて!」

俺の言葉を聞く前にビューリングは飛び出して行った。

俺「あの‥‥バカ!!」

思わずビューリングの後を追う。

エルマ「リュウセイさん!」

智子「だめよ! あの二人の命がけの行動を無駄にしないで!」

光弾は数を減らし、その分がビューリングと俺の方へ向かっていった。

252 名前:流星[saga] 投稿日:2010/12/06(月) 09:54:14.30 ID:F9YL5wso
大量の光弾を器用に避けるビューリング。

ビューリング「なんで付いてきた!」

俺「馬鹿か! お前ひとりでいかせられるわけ無いだろう!!」

俺もぎりぎりのところで避け続ける。

ビューリング「さっきまで私を殺そうとしていた人間のセリフとは思えないな!」

俺「自分の気持ちに嘘なんてつけるかよ!!」

一瞬の動揺。
光弾の一つがビューリングのストライカーにあたった。
その光弾は別角度から迫っていた小ラロスの放ったものだった。

ビューリング「くっ!」

ビューリングはバランスを崩した。そこへ大量の光弾が迫る。

俺「ビューリング!!!」

爆発音が空へ響いた。


流星Ⅲ 5へ続く

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最終更新:2010年12月07日 00:07
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