―――――――――――――――――ロマーニャ基地・海岸
翌日。
501部隊はボクの葬式を行っていた。浜辺に十字架の墓を建て花を添えた。
ミーナ「・・・。」
坂本「・・・ボク。」
バルクホルン「くそ・・・!!」
ハルトマン「辛すぎるよ・・・こんなの・・・」
マルセイユ「・・・。」
メンバー誰もが悲しみに包まれていた。
だが、一番辛いのはシャーリーだ。
ボクを助ける事が出来なかった悲しみは深かった。
誰かがこっちに来る。
それはヴィクトル博士と車椅子に乗っている女性だった。
何処かボクに面影がある女性だ。
サーニャ「あの・・・貴女は?」
宮藤「ボクくんのお母さん・・・」
メアリー「息子が貴女方を守る為に亡くなった事はお父さんから聞きました・・・。
そして、これまでのあの子がやってた事も・・・。」
ヴィクトルは墓に花を添える。
ヴィクトル「すまん、メアリー・・・。
孫をウィッチしてしまったばかりに・・・」
メアリー「お父さんのせいではありませんわ・・・。
仲間を護れるなら、あの子だって本望だったでしょう。」
シャーリー「・・・そんな事はない。ボクは生きているよ。」
ルッキーニ「シャーリー?」
シャーリー「なんとなくそう思うんだ。ボクは生きているんだって。」
リーネ「・・・・・ねぇ、あれ!!?」
リーネの指さす方向に一同は見る。誰かがこっちに飛んでくる。
坂本「あれは・・・!!」
金色の髪と真紅の翼の少年・・・ボク准尉だった。
服もストライカーもボロボロに汚れて海に不時着する。
シャーリー「ボクー!!生きてたんだなー!!」
シャーリーが笑顔で泣きながらボクを抱きしめた。
ボクも笑顔でシャーリーを抱きしめる。
周りのみんなも集まって歓喜に包まれた。
マルセイユ「でも・・・どうやって生還したんだ?」
ボク「・・・あの時、シャーリーさんの手を噛んだ後、
僅かながらシャーリーさんの血を飲んで魔力が回復して無事に脱出できたんです。」
その時、ボクは有る人物を見た。身を震わすほどの感動があった・・・
メアリー「ボク・・・。」
ボク「・・・お母さん!!」
ボクは涙を流して母親の元へと走り抱き付いた。
何年ぶりかの母の温もりを味わうボク。
これまでは他人と極力関わらずにただ一人だけで戦い続けた。
だけど、501の皆と出会えて自分が失った物を思い出して守る為に戦う意味を知った。
涙を拭いて笑顔で501のメンバーに・・・
ボク「ただいま、皆さん・・・」
次に祖父であるヴィクトルと母のメアリーに・・・
ボク「ただいま、おじいちゃん。お母さん。」
そして、大好きな女(ひと)に・・・
ボク「ただいま。シャーリーさん・・・。」
シャーリー「・・・お帰り、ボク。」
FIN
最終更新:2011年01月25日 11:34