バルクホルン「なっ、なんだこれは!!」
ハルトマン「デカ過ぎッ!!」
ミーナ「こんな巨大なネウロイが出てくるなんて・・・」
ルッキーニ「うう~、見上げるだけで首が痛い~」
シャーリー「ネウロイ達もいよいよ、切り札を出してきたという訳か・・・?」
サーニャ「・・・エイラ。」
エイラ「・・・サーニャは絶対に守るからナ」
ゴォォォォーーーンッ
親玉ネウロイが吼えると同時に目と思わせる部分からビームが発射された。
そのビームはあまりにも強力すぎて爆発が起きたと同時に水柱が噴き上がる。
ペリーヌ「こ、こんなのロマーニャに侵入したら、間違いなく壊滅してしまいますわ!!」
リーネ「ロマーニャだけじゃない・・・ガリアもブリタニアもカールスラントも全て焼き払われちゃう!!」
宮藤「それだけは絶対にダメだよ!!」
坂本「ああっ・・・我々がやる事はただ一つ・・・」
ボク「このネウロイを・・・止める!!」
マルセイユ「それに、これだけデカイと狩りがいがあるな!!」
ウィッチーズ達はそれぞれの決意と思いを秘めて最後の戦いが始まった。
イメージBGM
ネウロイから、真紅の球体を無数にばら撒く。
しばらく経つと爆発する仕組み、まるで機雷の様だ。
バルクホルン「動きはゆっくりだが・・・爆発の範囲は広い様だな。」
ハルトマン「当たらなければどういうとうことないねー」
マルセイユ「よしっ!!ハルトマン!!どっちが先にアイツを落とすか勝負しようじゃないか?」
ハルトマン「こんな時に勝負を求めている場合じゃないと思うよ!!」
カールスラントのエース・ウィッチたちは先行して親玉ネウロイに弾丸を撃ち込む。
相手は怯んでいる様子は無いが無数の弾丸よって装甲がドンドン削れていくが再生していく。
エイラ「うえー、やっぱり簡単じゃないナ・・・」
サーニャ「・・・これだけ大きいと倒すのも大変。」
すると、ネウロイは巣の中へと入っていく。
ハルトマン「あれ、逃げた・・・?」
マルセイユ「なんだ、見かけ倒しか」
ボク「・・・・?」
ボクは眼をこしらえて巣を見ると、あのネウロイが何かを振り上げている。
とてつもなく嫌な予感がする・・・!!
ボク「皆さん、避けてーーー!!!!」
ボクの悲鳴に近い言葉で皆は避けると、ネウロイの巣から巨大な鎌が振り下ろされた。
海面を叩き割り、水飛沫が巻き起こる。鎌はネウロイの巣の中へと戻る
バルクホルン「な、なんだ今のは!!?」
ハルトマン「大和を斬り裂いた鎌だ・・・ボクの言葉がなかったら間違いなく落されていたね。」
ペリーヌ「ボク准尉、よくお解りになりましたわね・・・。」
ボク「あのネウロイが一瞬だったけど腕を振り上げるのを見えたんです。」
坂本「なに・・・!?」
エイラ「・・・横から来るゾ!!」
今度は左から出現し薙ぎ払う様に空を斬る。
ルッキーニ「うじゃああああああっ!!」
シャーリー「あぶなーーーーー!!」
ウィッチ達は上昇して回避する。
ゴォォォォーーーンッ
ネウロイは再び姿を現し、真紅の球体とビームを放つ。
リーネ「くっ!!」
宮藤「強すぎる!!」
シールドを張る二人、だがその威力があまりにも強過ぎて宮藤でさえでも苦しい表情をする。
ミーナ「少佐!!あのネウロイのコアは!?」
坂本「・・・人間で例えるならば、心臓に位置する場所にある。」
魔眼で見ると、ネウロイの体が透けて紅く輝くコアがグルングルンと回転している。
ボク「だけど・・・あの攻撃を掻い潜るのは・・・」
坂本「私に任せろ!!烈・風・斬ッ!!!」
必殺の白刃がネウロイに直撃した。ネウロイの左肩を斬り裂いた。
ネウロイの左肩は、海へと沈んだ。
ゴォォォォォォォォォーーーーーーーーーーンッ!!!!
ネウロイの悲痛な叫び声をあげる。
ペリーヌ「流石ですわ!!少佐!!」
バルクホルン「よし、このまま一気に・・・!?」
親玉のネウロイは再び巣の黒い雲の中へと逃げ込んだ。
そして、今度は左斜めから巨大な鎌が振り下ろしてきた。
避けるウィッチ達だが・・・姿を現した時は左腕が再生していた。
マルセイユ「くそ・・・キリがない!!」
ボク「こうなったら、一撃であのネウロイを仕留めるしかない・・・あの姿になって!!」
エイラ「でも、あの姿になるにしても相当な魔力を食うんダロ!!」
サーニャ「そんな事したら、ボクくんがどうなるのか解らないよ・・・」
ボク「それでも、僕は・・・帰る場所を守りたい!!守りたいんです!!」
ルシファーとなりルキフグスを構え真紅の突撃槍を造りだし、槍先に紅蓮の炎が生まれる。
ボク「一点集中破壊。これで決めてみせる・・・!!」
シャーリー「・・・ボク、あたしも手伝うよ。」
ボク「シャーリーさん・・・」
シャーリー「あたしの固有魔法の加速なら、更に威力だって上がるだろ?」
ボク「そうですが・・・危険すぎます!!」
シャーリー「二人なら、出来ない事は無いさ!!」
ボク「・・・はい!!」
ハルトマン「・・・ははーん。二人ってそういう関係だったのか?」
シャーリー「えっ!?いやっ、それは・・・///」
ボク「・・・恥ずかしながらそうです///」
バルクホルン「なるほどな・・・付き合っていたのか。」
ミーナ「なんとなく、そう思っていましたが・・・おめでとうシャーリーさん。」
マルセイユ「ま、ここは二人に華を持たすのもいいかもしれんな。」
坂本「行って来い二人とも、我々が道を造る。」
ペリーヌ「全く世話のかかる人たちですからね。」
ルッキーニ「頑張れー!!シャーリー、ボクー!!」
エイラ「今日のお前らの相性と運勢はバッチリダ」
サーニャ「お二人ならできます。」
リーネ「頑張ってください!!」
宮藤「お二人を守ります!!」
ボクとシャーリーは皆の激励を受けて不思議と気持ちが溢れる。
ボクはシャーリーを見る。シャーリーもボクを見て覇気に満ちた笑顔で頷く二人。
矛先をネウロイに向けて二人は発進した。
ネウロイは危険を感じたのか機雷を一斉に放つが、後方支援によって次々と撃ち落とす。
ネウロイの腕が鎌へと変化し二人を刈り取ろうとしたが、二人の想いの前に砕かれた。
ボク・シャーリー「「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」」
魔を貫く槍はネウロイのコア事を貫き、巣を吹き飛ばした。
二人はネウロイの方を見ると貫通された形がハートになっていた。
ネウロイは全体に亀裂が入りボロボロと徐々に崩れ落ちていく。
勝利を確信したその時、誰もが予期せぬ事が起きた・・・
ネウロイの手が二人迫ってきたのだ。それは悪魔の執念としか言いようがなかった。
ボク「シャーリーさん!!」
シャーリーを突き飛ばしたがボクはネウロイの手に捕まった。
そのまま、落下していくのだった。
ボク「道ずれにするつもりか・・・!!」
ガンガンッと殴るが一向に離す気配は無い。それに魔力だって残り少ない。
シャーリー「ボクー!!」
シャーリーが必死でボクの手を掴み助けようとする。
ボク「シャーリーさん!!僕に構わず、逃げて下さい!!はやく!!」
シャーリー「嫌だ!!お前を一人にさせないって約束したんだ!!絶対に離すもんか!!」
ボク「シャーリーさん!!お願いですから、逃げて下さい!!」
シャーリー「絶対に嫌だぁぁぁぁぁぁ!!」
ボクはシャーリーをグイッと引っ張りシャーリーの手に噛みついた。
シャーリーは痛さのあまり手を離してしまった。
もう一度ボクの所まで行こうとするがバルクホルンとマルセイユがシャーリーを抑える。
ボク「バルクホルンさん。マルセイユさん。・・・シャーリーさんをお願いします。」
バルクホルン「・・・わかった。」
マルセイユ「すまない・・・」
シャーリー「ボクーーーーー!!」
シャーリーは手を伸ばすが届かない。二人の距離がドンドン離れて行く。
ボク「・・・シャーリーさん・・・ごめんね。」
ネウロイは海へと落ちて水柱があがった。大きな虹が弧を描いていた。
ウィッチ達は先程の出来事が信じられなかった。
仲間がネウロイとともに海に落ちてしまったのだ、
宮藤「そ、そんな・・・」
リーネ「ボクくんが・・・」
ルッキーニ「ボク~~!!」
シャーリー「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
シャーリーは泣き崩れた。
その泣き叫びは空に響き渡った・・・。
こうして新たに出現したネウロイは滅んだ・・・大きな犠牲の果てに・・・
最終更新:2011年01月29日 19:49