「俺は『法則崩し（ｽﾄﾚﾝｼﾞ･ﾘｱﾘﾃｨ）』。『法則崩し』のナナシだ、覚えときな」
【人物紹介】
黒眼黒髪の19歳の青年。
顔が中性的でまだ幼さが抜け切れていないが目つきが少々鋭い為、カッコイイというよりも綺麗と表現した方がしっくりくる。
身体は平均よりもやや低めで、筋肉もなく毛も殆んど目立たないため女性と間違われやすく、本人も気にしている。
【祖国】と過去に何かしらの因縁があるらしく、【祖国】の施設や能力者等を排除しながら放浪の旅を続けている。
どこか常識的な部分が欠けており、偶にそれが原因でポカをすることもしばしば。
己の名前と二つ名を非常に大事にしており、馬鹿にされるとキレる。
組織等の人の集団に若干の苦手がある。
【過去】
物心が付く前から【祖国】に拉致され、『人神計画（ヘラクレス・プロジェクト）』と呼ばれる非合法な実験によって能力を得る。その存在意義を『能力者を狩る』為だけに利用され、戦い以外の事を一切教えられずに育てられた純粋な戦闘者。
しかし実験の弊害か極端に身体能力が落ちており、純粋な肉弾戦が出来ない。この事から『神ならざる欠陥品』と呼ばれており研究者からは落胆の、部隊からは嘲笑と蔑みの念で見られている。
戦い以外の事を知らないため感情があまり発達しておらず命令されれば絶対に従うような機械性を持ち、事実人形の様な性格であった。
しかし、とある女性能力者によって施設は壊滅し、唯一人の生き残りである少年は女性によって連れ出され、保護される。
女性との日々の生活によって徐々に人間らしい感情を手に入れるが、【祖国】の追ってから少年を庇う事で女性は殺されてしまう。
皮肉にもこの時の『怒り』が切っ掛けとなって人間と同じ感情を得る。
女性から唯一貰った名前と二つ名を胸に少年は復讐の為、これ以上自分の様な存在を増やさないために宛ての無い旅が始まった。
【能力詳細】
| 【逆転世界】 |
| 属性-法則 |
分類-特殊 |
| 破壊力- |
スピード-S |
射程距離- |
| 持続力-S |
精密操作性-A |
成長性-D |
不可能を可能にし、可能を不可能にする能力。
指定したもの・現象は、可能だったことができなくなる代わりに、できなかったことができるようになる。 |
最終更新：2011年02月19日 19:29
