【死霊之夜】《ナイトオブヴァルプルギス》
機械や科学に頼らず、純粋な魔術的方法によって生み出された魔術式魔導兵器《マジカルロッド》の内の一種
形状は杖、素材はユグドラシルの枝、大きさは1,5m程
先端部には羊の骸骨が取り付けられ、両目には水晶が収まっており
その二つの水晶には『黄昏』と書かれた魔方陣が描かれている
生命樹の冠を持つユグドラシルの枝を使用しているのでこの杖を持つものは人間とも幽霊とも言えない存在になり
『相手を殺す』等の生命や存在に関する異能の干渉や影響を一切受け付けない
また、気配と言うものが全く存在せず、この杖の所有者を勘や偶然で見つけることは不可能
この杖で地面を突くとそこから中心に半径10m程の巨大な紫色の魔方陣を即座に展開可能
中央には魔方陣に相応な巨大な文字で『降霊作業開始』と書かれている
代償取引式魔術、代償は自分の血液
血液を150mlを代償に好きな近接武器を装備した骸骨の兵士を魔方陣内で召喚可能
骸骨の兵士は魔方陣の外には出られず、出た場合塵となってしまう
骸骨の兵士は一般男性並みの身体能力とそこそこの武器の取り扱い技術を持つ
また、魔方陣は常に杖を中心に存在するので杖が動いた場合は魔方陣も動き出す
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