ロール初心者な魔法少女クロエ・サクラ。こちらの世界に来てみたものの、なにやら困っているようで……
そんなときに頼りになるのが使い魔の黒猫・山田。彼女は少し嫌みな山田に相談してみることにしたのだが、そこにあったのはとても深い世界だった―――
順序無視の会話形式で送る初心者ロール講座。浅かったり深かったり、上級者でも少しは役に立つかも。そんな内容です
登場人物
- クロエ・サクラ……こちらの世界に来た初心者魔法少女。ロールのことはさっぱりで、一から学ばないといけないのだった。台詞は「」
- 黒猫・山田……歴戦の勇士らしく、色々なことを知っている黒猫。愛飲の両切りPeaceを咥えながら、少女の疑問に答えていく。台詞は『』
「……ねえ、山田。ロールって何? こっちに来てから、そんなことばっかり聞くんだけど」
『おいガキ、お前そんなことも知らずにロールしてたのかよ……』
「仕方ないでしょ! あんたが突然こっちの世界に連れてきたんだから。ふつうの女子高生に分かるわけないじゃない!」
『そうかもしれんがな……まあ、いい。今後のことも考えて教えてやらんこともない』
「クッ、偉そうに……駄猫のくせになにが分かるって言うのよ?」
『それじゃあおまえ、まずロールという意味が分かってるか。この定義からしっかりしねえとのちのち厄介なことになる』
「分からないから聞いてるんでしょ? ロール……(ケーキって丸かったわよね)。丸々とかそういう意味かしら……あ、今笑ったでしょ!」
『はぁ、ロールってのは役割を演じるって意味だ。役者になるってことだな』
「……ということは、あたしは役者ってわけね。生まれながらに女優のあたしには簡単なことだわ!」
『おいおい、お前の顔でどんな役者になるつもりだ。しかもな、役割を演じるってのは簡単なことじゃねえ』
「てきとーにやればいいのよ。てきとーに。なんとかなるでしょ、なんとか。美しければなんとかなるんじゃないの?」
『この世界にはお前以外の人間もいるんだ。お前がテキトウにやったら、迷惑するやつが出てくるだろう?』
「……うーん、それもそうね。野良猫にしては気がきくじゃない」
『それにな、ロールってのは相手の顔が見えねえ。だからな、お前がどれくらい美人なのか分かんねえんだよ』
「あたしのかわいさがこのコードで伝わったりしない?」
『しない。だからお前は美人であるなら美人って相手に言ってやらないといけない。簡単そうに見えるだろう?』
「当たりまえよ。「あたしは美人です」って書けばいいだけなんでしょう。簡単じゃない、違うの?」
『会ったこともない人に、「わたしは美人です」って言われて信用できるか?』
「……できないわね。知らないおっさんかもしれないし、すすけたおばさんかもしれないし……」
『そういうことだ。美人である、というには美人であることを描写しなければならないってことになる。伝える手段は文章しかねえからな」
「なるほどぉ……やるわね山田。ところで、描写ってなに? そんな言葉知らないんだけど……」
『そこからか、そこからなのか……まあいい、描写ってのは「物の形や状態、心に感じたことを言葉で書く」ってことだ』
「……ってことは、「大きいリンゴがありました。あたしはリンゴが大好きです」。これで完璧ね?」
『お前は幼稚園生か……だが、描写ってことに関しては合ってる。それを相手に伝わるようにしていくだけだからな』
「やっぱ簡単じゃない。この調子で……「あたしはとっても美人で、優しくて、人気者な女子高生です!」ふふ……これでいいわね」
『だから言っただろうに、それじゃあ伝わらないんだよ。見てろ、一つ例を出してやる』
――十七歳の江美子はたしかに抜群の美少女だった。皮膚の色はミルクの白さで、底の方から白い。
――鼻はやや高すぎるようにおもえたが、全体のバランスを崩してはいない
「……び、美少女なのね、この子……負けた」
『もう一つ例を出してやろう。今度は少しばかり言葉が難しくなるぞ』
――しとやかなうちに仄かなる媚びを湛えた幽艶な美人
「なにこの人、夜の似合いそうな……かっこいい女性は」
『分かっただろう? こうやって言葉でしっかりと伝えてあげりゃあいい。いいか、大事なのは相手がどう受けるかだ』
「あたし、今日から美少女をやめるわ……ふつうの女の子にもどる……」
『よく見ろ、最初の例は言葉はすごく簡単だろう? 一つも難しい言葉を使っていないのに、文がかっこよくなってる』
「……あ、あたしでもできるかな?」
『まあな。慣れてきたらむしろ後の例のが簡単だったりする。言葉を少しずつ覚えていけばいいだけだからな。少し練習してみたらどうだ?』
「……分かった。真似してみる」
――あたし、美少女だった。ちょっと前まで。でもね、歩くのが好きだから外にばっかりいて肌の奥の方から茶色くなってきたの。
――鼻の頭だって日に焼けて赤くはれぼったい。それでも、鏡越しにはかわいいのよ、すごくね。
「これでいい? すっごく頭使っちゃたわよ……もうだめ」
『これくらいにしてやるか、お前にしちゃまだましな方だな……(初めてにしては良い感覚だな)。おい、寝るな。まだロールの説明は終わってないぞ』
「えぇー。で、なにについて話すのよ」
『お前の容姿が分かったところで、次に考えなきゃいけないのは動き方だな』
「動き方? あたし、いま動いてるけど。ほら、ごろごろー」
『お前が動いてるのなんて、書かないと伝わらないだろう? さっきの容姿と同じだ』
「ああ、そうなのね。まったく面倒ね。察しなさいよ、そのくらい!」
『無茶言うな……相手はお前のためにいるわけじゃねえんだ。だがな、お前は相手のためにいると考えろ、いいな』
「はいはい。それで、今度はどうすればいいの? さっきみたいに例でも出してくれないとあたし、分からないわよ」
『その前にこのスレでよく出てくる「殴る」で文章を作ってみろ。お前のことだから、怪しいからな』
「殴るねえ……「あたしは黒猫を殴った」」
『非常にシンプルでいい面もある。実はそれでも悪くないときもあるんだ。だが、どうやればもっと具体的になるか見てみようか』
「じゃあ、それでいいじゃない。殴った以上のことがあるの?」
『「どこまでその場面が重要か」ということによる。殴っただけで済ませてもいいところもある……ここらへんは難しいので、お前にはまだ早いな』
「ふーん、よくわかんないけど、よく少女漫画で花がいっぱい描かれるようなもの?」
『お前にしては良い例えだ。全部のコマに花が描かれていたら見ずらい上に、野暮ったいだろう?』
「たしかに……なんとなく分かったわ。で、早く例を見せなさいよ」
『もっともだ。よし、まずはこの例から見てみよう』
――後頭部がつぶれたスイカみたいになるまで殴る
「……死んじゃったわね、これは」
『どれだけ執念深く殴っているのかが伝わってくるな。よし、もう一つの例も見てみよう』
――美しい花弁で打たれてでもいるように、少しも痛みというもののない打擲
「さっきのよりも幻想的ね……殴るっていうひどいことをしてるのに」
『この例から分かっただろう? お前がどこまで殴ったのかを的確に表現するにはある程度の説明が必要だ』
「わかったわ。こんな感じでいいかしら?」
――(上の例を参考にクロエといっしょに練習してみましょう。)
『ふむ、初めてにしては悪くないな。お前、頭は悪いが筋はいいんだよな……若いってのは素晴らしい』
「なにじじ臭いこといってんよ。当たり前でしょ? あたし、まだ十六歳だからね」
『よし、これでお前は容姿の描き方、行動の描き方は分かったはずだ。次は、戦闘方法について教えよう』
「戦闘方法? バーンとやって、最強の攻撃で一発で決めちゃえばいいでしょ?」
『最初に言っただろう? お前は役者であり、相手がいる。最強の攻撃で決められた相手はどう思う?』
「さあね、あたしの華麗な技に散っていったことを喜んで、泣いてるんじゃない?」
『……仕方ねえな。逆のことを考えろ。お前がよく分からねえやつに、とつぜん最強の攻撃で殺されたらどう思う?』
「いやね、そんなの絶対いや! なにそんな強い攻撃してくるのよ!! 頭おかしいんじゃないの!?」
『そういうことだ。相手もお前と同じことを思う。だから、そういうことはできねえ。お前と相手は対等なのさ』
「ちょっとは分かった。じゃあ、どうやって戦えばいいのよ……」
『そうだな。すぐ死んでしまうような攻撃は避けるべきだ。一発で決まったらつまらねえからな』
「一発で死ぬような攻撃……心臓とか頭、あとは首なんかを狙ったりするってこと?」
『そこらへんを狙うのはつまらねえな。いいか、「ここは戦場でなくて、舞台だ」。戦場なら一撃で決めなきゃならねえが、舞台でそれをやったらすぐに終わっちまう』
「そういえば山田は戦場を知っているんだったわね。あたしは役者……そういう意味でもあったのね」
『だから最初に確認した。この世界はロールでできてる。観客に喜んでもらえるようにフィナーレに向けて盛り上げていかなきゃならねえ』
「ということは、あたしは相手が死ななそうなところを狙いつつ、でも、ダメージは与えられるようなところを狙えばいいの?」
『うむ。具体的には……そうだな、あまり現実を考えちゃならねえ。ノンフィクションではなく、フィクションだからだ』
「えーっと……ノンフィクション? フィクション?」
『嘘と真実だと思ってくれていい。本来なら剣で切られたなら、たいてい一撃でもう動けねえ。銃で撃たれても同じだ……だがな』
「だがな?」
『この世界なら表現を変えるだけでいかようにもできる。剣で切られても表面から血を流しておけばいいし、銃で撃たれても穴が開いたのと同じだと思えばいい』
「さっき言ってた、舞台がうんぬんかんぬん……ってやつと同じ?」
『そうだ、舞台上で腕が飛ぶことはねえし、銃で撃たれても「痛がっている演技」をするだけだ。現実とはちげえんだよ』
「役者って大変なのね……とほほ」
『リアリティを追求することは一面では難しい技術なんだが、フィクションであることもまた難しい技術なんだ』
「なんだかよく分からないけど、少女漫画で理想的な男の子を描くのが難しいみたいなもの、かな」
『その例えはよく分からんが……とにかく、だ。お前は相手のダメージに文句をつけちゃならねえ、攻撃をすることだけに徹しろ。その上で……』
「その上で、「相手がダメージを受けやすいように、表面的なものに抑えておけ」ってことかしら?」
『……その通りだ。少しは分かってきたようだな。両者ともかなり頑強であると考えていい。なにしろお前たちは能力者なんだからな』
「分かってきたわ……相手がを縛りつけて足の方から死なない程度に火あぶりの刑にすればいいのね」
『お前は鬼か……それにな、それもまた問題点がある。縛りつけてるってことは、相手は動けないってことだよな?』
「もちろんよ。あたしの魔法で相手はびくともしないわ!」
『はぁ……それじゃあ、こう考えろ。お前が動けないくらい縛りつけられて、きたねえおっさんに襲われたらどうだ?』
「……さいていね。吐き気がするわ」
『戦場じゃ、こんな光景よく目にするがな。だが、ここは舞台の上だ。お客さんはそんなことを望んじゃいねえ。そういう趣味のやつもいるだろうが……』
「分かったわ。縛りつけるのはやめる……」
『お前が言ったのは「確定行動」ってやつだ。確定行動は表面に出てこない、ほぼ確定行動と言えるようなものもあるので注意が必要だ』
「ほぼ確定行動? 街一面に雷が落ちた―、とかそういうの?」
『そうだ。回避手段がほぼないような攻撃はどうしようもねえ。俺たちは核兵器をぶっぱなしにきたわけじゃねえんだ』
「山田、他に注意しておくことはある? なんだか怖くなってきちゃったんだけど……」
『今、「攻撃方法」「確定行動」まで話したな。次は、「戦闘の終わり方」について教えてやろう』
「勝ったほうが、偉い。負けたほうが、ださい。それじゃだめなの?」
『だめだ。勝とうが負けようがこの世界においちゃどっちでもいいんだよ。観客が盛り上がる方を選べ、二人の中だけじゃなくてな』
「お客さんに気を配るのね……他には?」
『戦闘ではよく死ぬこともあるが、「死は相手に選ばせろ」。これは守れ。お前が相手のキャラの聖域に踏み込んじゃならねえ』
「「死は相手に選ばせろ」?」
『お前の攻撃は時として相手を殺しちまうが、最後の一撃を受けるかどうかは相手に委ねろ。巧妙な攻撃で殺しちまうのはダメだ。最後はシンプルなほうがいい』
「そういう意味ね……あんたもたまには良いこと言うじゃない、山田のくせに」
『これで分かったな。次は「防御方法」にいくぞ。こいつもまた難敵だ』
「防御方法? あたしのステッキで回避なんて余裕よ、よゆう」
『ふむ、たしかにお前は空が飛べるから回避はしやすいだろう。それでもな、簡単に回避しちゃつまらねえ。ここは戦場じゃねえんだからな』
「……どういうこと? 回避しちゃいけないの?」
『できるだけ回避しちゃいけねえ。というのはだな、「相手のロールに意味を持たせる」ことが必要だからだ。簡単に回避されちゃ、やってらんねえよ』
「舞台の上で、相手の行動が意味なかったらつまらない舞台になるでしょうね……」
『ロールは相手との掛け合いなんだ。生死の取引はその一つでしかねえ。回避するにしても、相応の理由が必要だってことだ』
「よくRPGでダメージが与えられない敵がいるけど、たしかに腹立つわね……」
『それに加えて、ああいうのは勝ったとき価値があるからいいが、お前に回避されるのはつまんねえんだよ。勝っても価値がねえんだからな』
「はぁ……防御一つでも考えることが多いのね……ロールって難しいわ」
『なあに、すぐになれる。なるべく回避しないようにして、ダメージの表現をうまくすればいいだけだからな』
「そんなもんかしら……ま、いいわ! さ、次いくわよ、次! まだあるんでしょ?」
『そうだな、具体的な戦闘方法に入るか。攻撃する際に注意することもあるからな』
「まだ攻撃するときに注意することがあるの? 炎を出した。氷を出した……じゃ、だめ?」
『悪くはない。だが、もっと具体的に考えていくぞ。真正面からの攻撃だけじゃ単調でつまらねえからな。単調になるのだけは避けなきゃならねえ』
「炎を出した、炎を出した、炎を出した……ってなるなってこと?」
『そうだ。だからまず「方向を意識しろ」。縦なのか、横なのか、斜めなのか……それだけでバリエーションが増える』
「「相手の横から炎をぶつけようとした」……なんて、ことね」
『上等だ。だが、まだまだ上のレベルはある。次は、「相手を中心とした円の周上を動くようにしろ」、だ』
「周? 算数でやったような……ああっ! 思い出した、円の縁のことね。そこをなぞるように動けってことかしら?」
『そうだ。円ってのは中心から等距離にあるからな。相手との距離が変わらないから、動いたときにあまり影響が出ないんだ』
「なるほどねー、相手と距離を変えないままで、位置を変えて相手の隙をつく、と。ほうほう」
『それが分かったら、次は「縦の動きを意識しろ」だ。映像作品でも言われることだが、下からの攻撃、上からの攻撃だけでかっこよくなる』
「しゃがんでみたり、ジャンプとか、建物から攻撃してみるとか、そういうことね……?」
『そうだ。それにな、いまお前は次のレベルのことをもう言っちまってる』
「やっぱりあたし、天才よね」
『……天才かどうかは知らんが、次の段階は「風景を利用しろ」、だ』
「風景? ……そんなものあったかしら?」
『そうだ。だから難易度が高くなってくる。元から風景を描写しておいて、それを利用する方法だからな』
「こんなのは? 「相手の周りからマグマが噴き出し、一歩も動けないようにした」」
『お前はなんの能力者だ? あくまで風景だ。やりすぎはよくねえ。だからな、描写したなら、一レスは開けてから利用しろ。相手も利用できるようにな』
「はいはい、風景を描写して、少し待ってから利用する」
『よし、次のレベルにいくぞ……』
「……ちょ、ちょっと、待って。これ以上はあたし、覚えられないわよ? もう頭の中いっぱいだもん……」
『チッ、仕方ねえな。次のときにしてやるか……それじゃあ、次はまた描写に話を戻すか。そっちのが得意だったな』
「そうね、描写の仕方は習ったわ。動き方とか、容姿の表現の仕方とか。次はなにを教えてくれるの?」
『……そうだな、締まった文章の書き方なんてどうだ?』
「締まった文章?」
『無駄のない文章ってことだ。どうすれば書けると思う?』
「どうだろう……よく分かんないけど、いっぱい文章を書けばいいんじゃないの? びっちり書いてる人もいるじゃない」
『それじゃあだめだ。無駄ばっかりの文になりかねねえ。コツはある、よく聞け。まず、「説明のための文を書かないこと」だ』
「説明のための文を書かないこと……もうちょっと具体的に」
『お前の書いているのは数学書でも、取扱説明書でもないってことだ。一読してすっと意味が入ってこなければ意味がねえそういう類の文だってことだ』
「あたし、数学だけはだめ。あんなに難しく書いて、あれわざとでしょ、わざと」
『数学書はお前のために書かれていないからな。数学のために書かれているんだ。冷徹な論理の世界。だが、ロールは別だ』
「うん、分かりやすくって、面白くって、そういうのでしょ。あんな記号ばっかのを読むよりましだわ」
『面白いってのは直感で分からなければならねえ。で、だ。お前が説明しないで分かるような文章を書けたなら、次は「行動描写に重きをおけ」だ』
「……行動描写? なにそれ」
『つまりは人が動いたりするのに集中しろってことだ。お前、人の心読めるか?』
「読めないわね。なに、あたりまえじゃない」
『だが、相手の心はなんとなく分かるだろ?』
「分かるわね……仕草とか、声の調子とか……あっ、そういうことね!」
『そうだ。心を描写することも重要だが、心を描写することは心を決めつけてしまうことになる。心が読める人間は薄っぺらくなる』
「なるほどね……日常生活にも役に立ちそう」
『だから天才を描写するのは外部からなんだ。ホームズの視点から描くのではなく、ワトスンからの視点で』
「心を描写しないで、行動描写だけで心の状態を示せってことね……分かったやってみる」
『もちろんやりすぎはよくない。心も書いてしまってもいいときもある。そこは状況を見て書くべきだ』
「なんかはっきりしないものいいね。もっと明確に言いなさいよ!」
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(書き途中ですが。投下しておきます。参考にならないかもしれませんが、また時間があるときに加筆しておきますので、それまでお待ちください)
最終更新:2011年04月02日 22:01