【空式絶槍】

──「一色蒼に関する第一報告書」

Ⅰ、彼についての基本情報
極東に位置する島国『帝國』に存在する武闘集団『一色』の若頭領
彼は現在、中央大陸(普段能力者があつまる大陸)にいるが
その意図は現在不明であり、以後の調査が必要であると判断する。

Ⅱ、彼の容姿について
光の加減では銀髪にも見える白髪と蛇の様な細い目が特徴の青年
安物のワイシャツをそのまま羽織り、青い細身のパンツをはいている
時々シャツから確認できる肉体は細身だが限界まで鍛え上げられている

Ⅲ、彼の行動について
現在調査中だが、彼が武道を嗜んでいるためか
何らかの鍛錬をしている者に興味を抱く事が多いらしい。

Ⅳ、彼の固有能力について
空間を歪め指定した個所との距離を0にする空間接続能力。
これは一色一族に流れる術者の血が齎すものではあるが
彼自身の努力により、能力として仕えているといっても過言では無い

ちなみに術としてはまだ不完全らしく
集中しなければ接続箇所には強烈な圧力がかかってしまう、との事

Ⅴ、彼の武装について

+ 『深淵』

全長1800㎝
重さ25㎏
穂頭(三角形)縦20㎝ 横15㎝
柄(円柱)1600㎝

帝國とはまた少し異なった文化を持つ大陸から伝わった特殊な槍
柄の部分が伸縮、湾曲、分割、が行える多節棍となっている。
全体的に黒のカラーリングが成されており夜によく馴染む


Ⅵ、『一色流』について

遥か数百年前に戦闘集団『一色』を設立した
五人の武芸者がそれぞれの武術を混ぜ編み出した総合武術

刀、棒、鞭、小刀、槍、の武器の達人であった武芸者の闘い方
烈火の赤、清流の青、雷速の黄色、暗殺の黒、慈悲の白と色で分けられ
己にあった武器で、己にあった戦い形を学んでいくのが特徴な武術である

『一色』で長に成る為には、武器のどれかで全ての戦い方を極めなければならないが
12代目『一色』蒼は全ての武器でどれかの闘い方を極めた異端であり『空』の称号を得た


『空』は全てに混ざるが全てに染まらない『虚(そら)』の色

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最終更新:2012年07月06日 01:06
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