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血糊に染まった様な紅蓮の髪を靡かせ、
眸は緋色の光をその最奥に宿す、
口調は古風ながらも気さくな調子、
白い小顔が思わせるのは二十代後半ほどか。
纏った朱色の外套を大きく翻らせて歩み出せば、
その肩にとんと乗せられる柄の向こうに、
湾月を思わせる大振りの鎌が煌めきを辺りに撒き散らす。
悪逆非道の武神北家が頭領、その命は幾度も死線を越えて、
透き通った頬にはまるで何年も血が通っていない様。
彼の者は従順にも死神に仕えし者、あいや死神そのモノであろうか。
【征月偽煌】
三日月をモチーフに錬成された一振りの大鎌を扱う
鏡面の如く磨かれた白銀の刃に宿るのは月光を紡ぎ出す異能
大鎌を一振りすれば銀色の魔力が放出され斬撃や強靭な糸とする事ができる
鎌の側面は魔法な力で鏡面処理されており、ある程度の魔法は弾ける
技術:完璧に狙った所に寸分なく振る、扱える、即ち達人レベル
※補足
大鎌が破損した場合は、月光を3レス以上浴びせる事によって修復可能
S設 etting 定_____
武神 怜、女、年齢不詳、呪術師、死神補佐
武神家を宗家とする武神一門の一派であるが、その存在は外部に公表されておらず、宗家その物と同一視される事が多い。
武神一門の傘下として武道に関する鍛錬も広く行っている。しかしその技は異能の運用に関してより適合化されており、呪術的な技能も多く継承されている。
武神家も古くより関与している『陰陽衆』へ実質的に参加しているのが北家であり、他の分家である南家や西家に比べて独自性の傾向が強い。
最終更新:2012年10月14日 22:15