【零式砲刀『春雷』】

恐ろしいのは、死でも苦難でもなく、死や苦難への恐れである。 ―エピクテトス

名前 群守 洋[ムラカミ ヒロシ] 性別
身長 187cm 体重 92kg


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【帝國】出身の元軍人であり、最終階級は曹長。
高い戦闘能力を誇っていたものの本人は技官として登用され、兵器類の整備に従事していた。
理由としては、単に前線に出る事を強く望まず、仲間を殺さない為に仲間の扱う兵器の整備をしたいと希望したためだった。
現在の名目上は病気除隊という事になっているがその実は、敵国の子を守るために同じ部隊の仲間全てを殺めたことが理由である。
今でもその行動が正しかったかどうかは判断しかねているが、今でも助けた子供の過ごす孤児院には定期的に送金をし続けている。
当時の上官の手回しもあり、軍法会議を避ける事は出来たものの、護国に五体を捧げることは出来ない身の上にある。
その後は正義という言葉の意味を求めて各国を巡る旅人をしている。

基本的にはお人好しであり、戦いもあまり好むことはない。
しかしながら、自分の信じる正しさと意思を通すためには、壁を突き崩す力が必要という思想を持っている。
また、この世界には決して更生できない悪が存在していると思っており、どうしようもないほどの悪人を目の当たりにした場合は躊躇いなく殺害を決断する決断力を持つ。

趣味は機械弄りと鍛錬であり、特技は機械弄りと戦争。
変態技官である彼は、退役後鍛冶師となった上官と共に有る一つの兵器を作った。
その兵器こそが『春雷』。これは恩師であり上官で有った男からの餞別であると同時に、息子の如き愛を注ぐ砲刀である。
啓蟄のころに鳴り春の到来を告げる、その年はじめての雷の名をその刃は冠している。
いつかこの名のように、男の心の奥に立ち込める暗雲は吹き飛ばされる日が来るのだろうか。

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背丈は凡そ190cm程度。恵まれた骨格に多くの筋肉を載せた体躯は貧相という言葉からは最もかけ離れた外見だ。
帝國出身を思わせる黒髪は後ろに撫で付けられ束ねられ、彫りの深い顔には顎髭が生えている。
服装は皮のジャケットにダメージジーンズ。背中には――異様な威容を持つ、巨大な兵器――砲刀が斜め掛けに背負われている。
その武器の形状は、いうなれば銃剣の拡大系というべきものだろう。
なにせ戦闘機に搭載される機銃に野太刀を組み合わせた2m級の兵器。
当然従来の言葉でその存在を言い表すのは難しい。
故に、砲刀。砲に刀をつけてしまった、作成者の正気を疑うトンデモ兵器だ。

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【零式砲刀『春雷』】
属性-【近距離系】【遠距離系】 分類-兵器、剣、銃
破壊力-S スピード-B 射程距離-A
持続力-A 精密操作性-B 成長性-C
この能力者は能力を持たない。その代わり、身の丈ほどもある特殊な大剣を扱うことができる。
重く、分厚く、鋭利で堅牢なその剣。しかし最も特徴的なのは、刀身に機関砲を内蔵している点である。
切っ先から露出した銃口からは、一レスにつき五発まで弾丸を放つことが可能。斬撃と同時の射撃などが行える。
装弾数は一ロールにつき五十発。口径は20mm以上だが、なぜかそこまで威力も反動も大きくない。
その代わり、装填している弾丸を一度に発射し、反動と斉射による超火力の一撃を放つことが可能。
その威力は一般自動車を鉄屑に帰すほどだが、性質上使えるのは一ロールに一度だけである。
身体能力:この剣を最大限生かすことができる程度
スペック:剣技は達人レベル、手先が器用


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非常識なサイズと重量の非常識な武器を常識的に扱うことが出来るだけの身体能力と技量を持つ。
基本的に剣の重量などもあり長距離走は苦手であるが、3歩以内の間合いへの踏み込みだけは早い。
その為戦闘時は射撃で相手を牽制しながら距離を詰め、必殺の斬撃を叩きこむのが常套手段となる。


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零式砲刀『春雷』
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全長210cm、刀身長190cm、砲身長180cm
本体重量49.6㎏、銃弾総重量250g×50発=12kg、総重量61.6kg、装弾数50発、ドラム弾倉式

誰が考えたのか、発想の源が狂っているとしか言い用の無い巨大な銃剣である。
正しくは銃剣ではなく、砲と野太刀を組み合わせた全く新しい兵器、言うなれば砲刀と呼ばれるべき種別の携行兵器。
砲の部分は零戦から分解した機銃である九九式二〇粍二号機銃三型を改造したものを使用。
刀の部分は帝國の陸軍を退役した後に鍛冶師となったとある将軍の作刀した大太刀を使用し、それら一つだけで十分に強力なものをどういう訳か融合させてしまった。
砲と刀を両立させる為だけに銃身部に部品を追加し、ピカティニーレールを導入。
刀身にアタッチメントをつける事によって砲と野太刀を同居させる事に成功。
各部の重量バランスを調整し、サスペンション等の衝撃吸収、分散機構を組み込む事によって携行状態での砲撃も可能となっている。
しかしながら幾ら反動の吸収機構を組み込んだとは言えど人間の身には有り余る威力の為に弾速と威力をある程度低減した弱装弾を主に使用している。

砲の改造は本人、刀の作刀は鍛冶師。
二人の技術を持った変態によって生み出されてしまった、要するにトンデモ兵器の類である。
だがもっともトンデモな点は間違いなく、この兵器をあろうことか作成者本人が実戦で使用しているという事だろう。

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2012-11-03 16:17:10 (Sat)

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最終更新:2012年11月03日 16:17
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