死亡
名前 |
灯燈(あかり) 最後に、その名前が思い出せた |
性別 |
女自らの精神すら誤りであると知った時、何処か嬉しかった |
年齢 |
15歳程度の容姿〝こんな災厄な日々〟を送っていないと理解できたから |
分類 |
【中距離系】私は私の意志で、人を殺していなかったのだから |
属性 |
無目覚めてからはたくさん殺した でも、始まりの私は |
能力条件 |
拳銃を所持している事そんな事すら考えない、普通の人間だった |
趣味 |
銃の整備と早撃ちそれが分かっただけでも |
好き |
麻婆豆腐嬉しいな |
嫌い |
ピーマンなどの苦い野菜だから最後に |
大切 |
今のところは無い私からは一つだけ |
トラウマ |
―――――ありがとう |
能力
無し
概要
能力の無い世界からこの世界へと〝転生〟してきた過去を持つ。
転生当時の年齢は十七歳とまだ若く、性別も今とは正反対の男性であった。
過去にいじめを受けたのが原因なのかもとより歪んでいたのかはわからないが、人並より少し上回る思考は常に自身をおかしくさせる
自身が正しいと思えない、正しいことすら突き通せないような弱い存在。そんな自分が嫌で、苦しくて、またそう思う自分が嫌で
でも誰かに話す事さえできなくて、この嘆きすらひどく滑稽なものにしか映らなくて。全てがどうでも良くなった
いわゆる―――――事故。である
そして歴史は進み現在の転生した世界へと生を受け、記憶を保持していると理解したのは三歳の頃。丁度物心を持つ準備ができた段階を踏んだ当時はその幼く未発達な頭で必死に考えを巡らせた。どう考えてもこの世界へに自分がいることが信じられない
巷で噂の転生とやらに引っかかったのか。本体は精神病院か何かでこの世界は自身の見せている錯覚ではないのか、と
答えはすぐに理解できた、四歳の時に突如現れた強盗によって両親が殺害されてしまったからだ。
彼が生まれ落ちた家は貧乏と呼ばれる部類ではなく、どちらかと言えば裕福ともいえる暮らしをしていた。それ故に狙われてしまったのだろう。
彼の家にももちろん武器はあった。しかし、両親ともがそれを扱うことが出来なかったのだ、両親の所持する財の殆どはかつての祖父が生きていたころに一台で生まれだされたものであり、初めから裕福な両親たちには自衛の手段の構築をせずに遊んで暮らしてばかりいたから当然の結末だったと言える。
勿論、彼も本来ならば殺されるはずだったが状況は一変。視界が一瞬黒く染まり、何かに食われてしまったかのような謎の喪失感。
その間の記憶。僅か一秒にも満たない時間だが、其処だけ記憶からすっぽりと抜け落ちている。
強盗の数は二人、その内の一人がこちらへとゆっくり歩みを進める中、恐怖と突然の襲撃でごちゃ混ぜになった思考の端に触れる冷たい金属の感触が頭蓋を揺らす。手をゆっくりと近づけ、握る
ガチャリ、致命的とも思われた金属音は他の音に掻き消されて聴こえなかったらしい。目の前の男は笑ったままだ
握る手にずっしりとした感触。何時か両親に見せてもらった五連式の拳銃だという事はすぐに理解できた。幼い体とは無関係に増殖する死への恐怖と、男たちに対抗できる〝暴力〟を手に入れた優越感。感情は、すぐさま爆発という形で幕を引く
初めに感じたのは思ったよりも重い衝撃、ドサリと地面に重いナニカが倒れる音。ほぼ同時ともいえる時間で耳にした音は
次の瞬間にこちらに歩み寄ってこなかった男の悲鳴を誘い、けたたましい叫び声は幼子の鼓膜と頭蓋をぶん殴る
後で分かった事だが―――彼らは兄弟だったらしい。自らの片割れが死ぬのはつらかったのだろうか、そのおかげで容易く対処できたのには感謝しなければいけない
暴力を手に入れた後は、パズルのピースが一瞬ではまったかのように簡単だった。決められた場所に決められたものを撃ちこむだけの簡単な作業。強盗の数は全部で五人、弾薬の数もちょうど五発。運が良かったとしか言いようがなく
まるで〝とって付けたような〟不幸話であるが、ひとまず安息を得ることが出来た彼は、暴力の力に酔い始めるとともに、同時思考でこの力を制御できなければ何時か身を滅ぼす事を悟る。そして数年後、自ら戦場という地獄へと一度深く身を落としす
漫画や物語の中に登場するような便利な能力や、特殊な力なんてなかった。あるのは手元に携える拳銃のみ。
戦場には不釣り合いな紅いベレー帽に似た帽子と、その手に鈍く輝く拳銃は。その純粋さ故に、酷く恐ろしげに映った事だろう
――――いつしか彼女は『赤帽子』、そう呼ばれるようになっていた。
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... |
【蛇】の現在の所属は正義機関であるジェイル。何番隊配属かはいまだ決められていない
彼女は【完全】を何よりも恐れ、憎む。
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容姿・性格
全体的にやや華奢で中性的。ショートに揃えられた黒髪に気だるげな垂れ目
何処か悟ったような精悍な顔つきは見ようによって少年のように見えるかもしれない。
足首まである長ズボン、白いシャツの上にジャケットを着込み。上から茶色のローブを羽織っている。簡単に表すとすれば旅人姿というのが解り易いだろう
そして一番の特徴は其の頭の上に乗る様にして被られた紅いベレー帽に似た帽子。激しい動きをしても滅多なことでは頭の上から離れる事が無く、彼女が『赤帽子』と呼ばれる所以でもある
右の太ももには拳銃を収納するためのホルスターが取り付けられていて、其処には自身が持つ唯一の武装である5発装填の回転式拳銃を入れ
拳銃が落ちる事の無いようにホルスターから少しだけ伸びる紐を拳銃のハンマーに噛ませることで落下を防いでいる。
銃を扱うようになってから、人の命について、自身について考えることが多くなった。
自分とは何なのか、人とは何なのか。わからない、理解が出来ない。そうして歩いている道で、一つ思い出した物語があった
それは一人の少女が一台のバイクと共に世界中を旅するという他愛もない話。今の自分と同じように銃を使い、人を殺し
時には助け、自らの生きるように生きている。今の自分になら、昔の力のない無力な自分とはほんの少しだけ違う、この世界なら
彼女のようになることが可能なのかもしれない。だから、目標は彼女の腕を超える事
自身には拳銃を扱う才覚しかなかったが、これから絶対に使えないというわけでは無いし
人を殺す道具になれるというのはなんとなく気持ちが悪いものだ
少なくとも自分はそう感じたことは無いけれど、世の中にはそういうものを極端に嫌う人たちもいる。右太ももにあるずっしりとした重みに確かな暖かさを感じながら、彼/彼女は街の雑踏の中ひとりでに消えていってしまった。
能力原文
【回転弾倉】//変更可
この能力者は凄腕の拳銃使いである。
サイトアライメントを無視して正確な射撃が可能で、その精度は走っているくらいでは低下しない。
つまり、きちんと照準せずとも、感覚で狙った場所へ撃ち込める熟練の感覚を持つ。
その鍛えられた感覚はもはや能力の域に高められており、早撃ちで数百メートル先の的の中心へ、1ミクロンもズレず全弾撃ち込める。
所持する拳銃は5発装填の回転式拳銃で、リロードには(スピードローダーの有無に関わらず)1レスを要する。
弾丸は全てフルメタルジャケット弾で、貫通力が通常の弾丸より高い。
身体能力:普通より運動が得意な程度
初期装備:5発装填の回転式拳銃
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詳しく |
拳銃なら何でも上手く扱えますが
やはり、自分の物でないとズレがあります
とはいえフレーバー的なものなので
とりあえず拳銃なら何でも得意とだけ覚えていただければ問題ないでふ
感覚は“慣れ”とでもいいますか……
構える、狙う、といった動作を意識せずとも完璧に狙える能力ですね
格ゲーの得意な人が意識せずにコンボを出せるようなものなので
特に何かしらの感覚器官が優れている訳ではないです
まあ、空間把握能力なんかは能力設定じゃなく、キャラ設定で自由にしていい範囲だとは思いますが
有効射程は50mほどで、それ以上の距離になると当てることは出来ますが、殺傷することは難しくなります。
100mにもなると、せいぜい紙の的をぶち抜けるくらいですね。
あまり厳密にしてもアレなので、「50m以上の距離は非殺傷攻撃となる」くらいの認識でおkです。
そうですね、FMJ弾は多めにして1ロール10リロード分あるということで。もちろん、制限を掛けるのは自由です。
スピードローダーはフレーバーで、実際に掛かるレス数に変化はないので自由。
他の弾薬については、別の能力者から作ってもらうか、弾丸を売ってる能力者とロールをして買ってください。
消費した弾薬については、FMJ弾のみ毎ロール補充されます。
FMJのみというのは、ホローポイント弾など、あまりに殺傷力のある弾丸の使用を制限するためでもありますので、ご了承ください。
紛失した場合は新しく銃を手に入れるしかないです。その場合は弾薬同様、ロールで作ってもらうか、買うかですね。
壊れた場合は、そういった事が出来る能力者にお願いしてください。
感覚は、「的が認識出来ており、極端に妨害されない限りは正しく狙える」感じです。
ただ、一度視認した目標は、目標自体が動いたり、本人が転げまわって方向感覚を失わない限りきちんと狙えます。
なので状況によっては目標に背中を向けたまま撃ったりもできます。要自重ですが。
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保有能力
彼女は無能力者であり、何か特別な能力を所持しているわけでは無い。
あるのは自身の鍛錬によって確立された射撃の腕と、それに付随する感覚のみである。
技術
技術とは、習得した技能を大まかに分類する項目であり
能力者における能力項目と同一のものと考えてあまり際は無いと思われる。
『銃認詫色』 |
属性:無 |
分類:無能力・技術 |
破壊力:― |
スピード:A |
射程距離:B |
持続力:A |
精密操作性:A⁺⁺ |
成長性:EX(―) |
彼女の持つ【不完全】であり、単純な〝技能〟。簡潔に表すとするならば〝慣れ〟と言ってしまったほうが早い。 自分がどう銃を向ければ相手に照準が向くのか、どこをどう打てば標的に届くのかを無意識に〝感じ取り〟正確に行動することが出来る。 その感覚は能力と比べても遜色が無くもはや銃を扱う際に必須となるサイトアライメント機構すらも無視しての銃撃が可能で、走りながら等の高速戦闘時でもその安定した射撃性能は劣化しない。 目標さえ視認できれば極端な妨害などを受けない限り正確に射撃することができ、状況によれば相手に後ろを見せた状態で狙い撃つなど 人間とは思えないような芸当も行うことが出来る
慣れとは違和感に対して敏感であり、自身の持つポテンシャルを妨害された時。またはそれに付随する能力である場合は即座にそれを理解する。 言うならば殺気や敵意、あるいは自身に襲い掛かる死の危険性などに対しても有効である。しかし、それらは全てその現状を理解していなければ察することすら出来ないもので 能力などによって細かく隠蔽されてしまえばその限りではない。 自身に対して直接効果をもたらすものに対しては敏感であるが、相手に対し作用するサポートは気づくことが不可能。 |
装備
『軽薄な五連式』 |
属性:無 |
分類:回転式拳銃 |
全長:241mm |
重量:1021g |
装弾数:5発 |
シングルアクション/ダブルアクション・リボルバー。 弾倉は左側に出て、グリップの上のあたりにあるスライド部分を押しずらすことで弾倉を出すことが可能な〝回転式拳銃〟。 普段はハンマーを引いてから引き金を絞る事によって銃弾を発射させるが、引き金を絞るだけでも銃弾を放つことが出来る〝ダブルアクション〟機構を搭載。リボルバーはシングルアクションという一般的な思い込みがあれば命取りとなるはずだ。
両親が友人から譲り受けた品らしく、本来六連式であるはずのところを五連式の構造に無理矢理つくりかえられているのが特徴らしい特徴。 事件当時から時が経ち幾度も修繕と改修を繰り返してきたものの、消しきれない小さな傷が表面に刻まれている。
弾丸は対象を撃ち抜く事を目的としたフルメタルジャケット弾で統一されていて、人体などに命中すれば弾丸が体に残ることは無くそのまま体を貫いてしまうだろう。 そもそもの目的が相手に必要以上の苦しみを味合わせないための措置によって開発された銃弾なので、凄まじい痛みこそあれどホローポイント弾のように無意味に苦しみを与えることはできない。 |
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設定資料 |
- イベントで出現している【】と、赤帽子の関連性について
先ず、元々の身体は赤帽子自身のものであり、生まれた人格も赤帽子で間違いない。
しかし、昔の赤帽子は唯一の真実である〝強盗事件〟によって〝死亡〟している。
死体こそ見つからなかった物の、赤帽子が最後に居たであろう場所にはおびただしい量の血痕が付着しており、調べでは〝死んでいない方がどうかしている〟という判定で死亡扱いとなった。
だが、事実赤帽子は此処に居る。それは何故か? 答えは【】の存在
彼女は幸運なことに、ある一族に伝わる因子が体の中に埋め込まれていた。これは偶然なもので、ごくまれにだが自然発生する稀有な事例である。
さらに言えばその因子を提供したものは一匹の蛇であり、生まれて間もなく突如として出現した蛇に彼女は噛まれている。
その時、因子等と呼称される〝神が齎した負の遺産〟が体に入り込んでしまったのだ。ちなみに、その因子を植え付けた蛇はそのまま灰となって死んでいる。
因子の主な目的は【蛇】と呼ばれるものを現世へと生み出し、祝福という名の死を世界中にばら撒くというもの。
(前に使っていた【賤魂迷落】 【病死毒眼】も因子保持者であり、【病死毒眼】はさらに特殊な〝宣教師〟という役割の因子を担っていた)
因子保有者の死亡時に発動し、その躰を新たに作り替える。その後、その躰は【蛇】精神が入り込み、自らの役割を果たす。
現在此処に存在する赤帽子も一度死亡した過程でその状態へと移行しており、本来は未来永劫無能力者であった筈なのだが
覚醒とも言えるこの現象によって、達人に迫る銃の技術を得てしまった。
本来、この時点で赤帽子事態の人格は消える筈であったが、何の因果か【蛇】の目覚めが遅れ
最近になりようやく目覚めたはいい物の、中途半端に【蛇】と彼女の意識が混ざった集合体が生まれてしまっていた。
それが彼女の人格であり、能力者が憎いのも、難しいことは靄がかかったようになってしまうのも、全てが中途半端に覚醒してしまったゆえの出来事。
一度すでに【蛇】の浸食は【月光官能】の内包した聖杭の力により閉ざす事が出来た。しかし、今回七星に近づいたせいによって悪意の浸食が早まり、もう一度精神の乗っ取りが本格的に始まってしまっている。
彼女自身の意識はあるが、体はもうあまり言うことを聞かない。
【蛇】の一匹であり、無数に存在する因子保有の生物。
固有に存在する意思はあるが、その実宿主の身体を奪わなければ無力。寄生してその躰を乗っ取る事を第一目標として動く
意思が目覚めるのは本来相手を乗っ取った後なのだが、不完全な覚醒により彼女を乗っ取る前に意思が覚醒してしまっている。
彼女が受けてきた負の感情全てを一手に担う記憶を担がされ、その所為で性格は歪み。他の因子保有者とは全く違った進化を遂げた異常個体。喋り方がやけに近代的なのはその影響である。
性格は人間と定義すれば非常に歪んだもの。能力者を敵と認識し、見た瞬間に殺意と嘲笑を振り撒く無能力の代弁者。
常に不遜で嘲った口調を崩す事無く、目の前に立ちはだかる対象を正確無比な射撃によって撃ち殺す。
今回は七星の影響でその性格がさらに悪化していて、且つ体の使い方も【】の方が少女の数段上。
回復能力と硬化能力によって無理矢理に繰り出される銃撃は――――〝インチキ〟と言われるレベルにまで跳ね上がっている。
彼女が体験してきた記憶は、初めにあった強盗事件以外は全て偽の記憶であり、不完全各紙によって二つに分離した【蛇】の片割れが行ったものである。
正確に言えば『ナニカに呑まれたような~』の辺りで一度死んでいて、其処から先は全て作られた記憶。
彼女が起動したのも三年前の話で、当時は四歳だった身体を即座に動けるよう無理矢理いまの身体に作り替え。不完全だった覚醒を誤魔化すために十年以上にも及ぶ記憶を植え付けることで【覚醒】の時間を稼ぐことに成功した。
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※とりあえずこんな感じ
「今日来てくれた人= -
「昨日来てくれた人= -
「今までの総計= -
最終更新:2014年09月13日 18:47