「私は――――学園の為に全てを捧げましょう」
Ⅰ 現生徒会長"碇飛鳥"についての報告書
黒目黒髪、中肉中背。身長は高くも低くも無く、容姿だけを見れば言ってしまえば「没個性」な少年。
しかし、所持する能力【唯一覇王】により、不思議な魅力――カリスマとでも言うべき物を漂わせる。
常に学園の制服を着用しており、校外でもそれは変わらない。しかし、私服は所持しており、TPOに合わせて着替える事もある。
成績は優秀で、運動神経も悪い方ではない。また、大変人望が厚く、友人関係は広く深い。
恐らく能力が関係しているのだろうが、それを考慮してもコミュニケーション能力には長けている人物の様だ。
生活態度もよく、特筆するほどの問題行動は無い。
ただし、誰に対しても毅然とした態度で臨む為、極稀にではある物の喧嘩騒ぎを起こす事も。
しかし、それも生徒会長就任以来は無くなったようだ。
両親ともに幼少期に死亡。身寄りがおらず、両親と親交のあった学園職員に引き取られている。
その為家は無く、学園の学生寮に住んでいる。
ちなみに、公的な場では「私」私的な場では「俺」という一人称を使う。
Ⅱ 能力【唯一覇王】について
【唯一覇王】
王のカリスマを纏いし者。
圧倒的なまでの威光は味方を鼓舞し、敵を威圧する。
この能力者と共闘する者は、身体能力が上昇し、精神攻撃を一切受け付けなくなる。
この能力者に敵対する者は、身体能力が低下し、戦闘技能や能力操作の精度も落ちる。
身体能力、戦闘技能の上昇・低下の目安は以下の通り。
病人←→貧弱←→普通←→アスリート←→達人←→超人
(達人から超人の間は、多少自重するつもりです)
身体能力:準達人級の剣術と並外れた体力
初期装備:名剣を一振り
- 共闘する者、敵対する者が複数でも、効果は変わらず表れますか
Yes。味方、敵が何人であろうとも能力は同様に発揮されます
- 名剣ですが、常識の範囲内でなら種類は自由でしょうか
問題ありません
- 名刀、ということで、普通の剣より切れ味や強度に優れていたりするのでしょうか
Yes。武器としては最高品質の剣です
- 普通の人よりは人を惹き込む魅力が有る、と考えてよろしいでしょうか。
これもYes。ただし最終的なキャラの印象はロールによるものとします
- 言葉通り、味方の精神にプラスな効果を与え、敵の精神にはマイナスな効果を与えると考えてよろしいでしょうか。
これもYes。味方に対してはメンタル面での大幅な強化、敵に対しては威圧感でビビらせ怯ませるといった感じです
Ⅲ 『C.A.K.』――A plan to create to kingについて
【学園地下研究所】で行われている計画の一つ。
組織のリーダーや国の重役など、「王」の素質をもっている人物を独自に解析し、そのカリスマを再現しようと言う計画。
『始まりと終わりの規格』と関連性があるとされているが詳細は不明。
その真の目的は、『「王」の拡散』と『拡散された「王」を学園裏が掌握する事』にある。
これが成功すれば、学園裏の影響力はより高まるだろうと予想されている。
今の所、成功例は【唯一覇王】のみ。
現在は、表の学園で【唯一覇王】を使った実験が行われている。
Ⅳ 碇飛鳥の真の目的
彼は、自分だけが唯一の王だと妄信している。
実験の最中に受けた「お前は王だ」という自己暗示が、予定より強く効いてしまったらしい。
故に彼の目的は、『C.A.K.』に従う事などではなく、全世界を手に入れる事である。
最終更新:2014年04月01日 21:13