真っ白い髪と黒色の瞳を持つ青年。顔立ちは整っているのだが悲嘆と苦痛に満ちた表情と顔の右半分に彫られた大きな刺青がそれを隠している。
普段は真っ黒い外套の襟を立てフードを目深に被っているため顔が人の目につくは少ない。
自身を大罪人と称し、自罰的かつ自虐的な言動が目立つ。
しかし、その心根はむしろ善人のそれに近い。
草花等の自然を好み、利他的な行動を善しとする純真さを持っており、他人の感情――特に哀しみ――に強い共感性を示す。
街では良く人助けをしている姿を見かける(本人曰く全て贖罪のため)。
果たして彼の口から過去に犯した『大罪』のことが語られる日は来るのか…………
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