【双刻天剣】

「理由なんて、お金になるからでいいじゃないですか?」
名前 雛月 紫苑
性別
年齢 17歳
能力分類 【特殊系】
身長/体重 163cm/46kg
趣味 貯金、節約
好き 自分、ビジネスライクな関係
嫌い 無償の善意、善人
大切
『概要』
聖剣と魔剣、相反する二つの聖遺物に選ばれた少女。
けれども悲劇的で喜劇的な英雄譚を経て、色々と諦めた彼女は今日ものらりくらりと自由気ままに生きている。
人間不信の拝金主義者。何故ならお金は人と違って裏切らないと知っているから。
現在は依頼等でそれなりに稼ぎながら、特に目的もない放浪生活を続けている。
利己的な生き方を好しとし、正義や善行なんて知ったことか。このように打算で動く冷ややかな人間である。
けれども根底は悪人に為り切れないのか、時折お人好しな一面も覗かせる、不器用で煮え切らない只の少女。
『容姿/性格』
銀髪紅眼ポニーテール、スリーサイズは公開されていないが胸は崖のように平坦。
ショートパンツにシャツ、その上からパーカーというラフでスポーティな服装 。
腰にはベルトに下げた二本の剣が、鞘の中で眠っている。

利己的かつ人間不信、信じられるのは自分と現金だけ。
報酬があればどのような依頼であっても動く、そういうタイプの人間。
けれども、血も涙もない冷血人間とも言い難く。寧ろ本質的に覆せない部分でどうしようもなく善人であり。
自分は悪人で充分だと思いながらも、最後の最後で優しさを捨てきれない、そんな半端な人である
『昔話』
かのアーサー王物語を始めとして、数多の英雄譚にて存在が語られる、”選定の剣”という伝説。
そして後に雛月紫苑と名乗ることになる少女は偶然にも異なる二種の”選定の剣”に選ばれ、その両方を自らのものとした、非常に稀有な存在だった。
方や聖剣、方や魔剣、想像を絶する力を手にいれた少女は、数多の英雄譚がそうであったように、自らも英雄となることを誓った。

少女の国は戦火に喘いでいた。戦争を終わらせる為に少女は兵士として最前線に立ち、どの兵士よりも多くの敵を斬り続けた。
けれども、戦争はすぐには終わらない。仲間が死にゆく度に少女は泣いて、そして更に多くの敵を斬り続けた。
多くの血と涙を流して、戦争が終わったのは一年後のことだった。そして故郷に帰った少女を待っていたのは、壊された街と家族の墓だった。

守りたかったものをなくした少女に、もう戦う気力など残っていなかった。けれども軍は自分にこれからも戦うことを強要しようとした。
軍はまた戦争を繰り返そうとしていた。その為の武力として少女が軍を辞めることを許さなかった。
家族や友人を、故郷を守りたい一心で戦い続けた結果がこれかと、英雄に憧れた少女の心は最後に味方によって手折られた。

その日の夜、軍は少女一人の手によって壊滅させられ、そして少女もまたどこかへと姿を晦ました。
『ステータス』
筋力-B++ 耐久-C 敏捷-A+
魔力-B 幸運-D 宝具-A
【双刻天剣】
聖剣と魔剣、相反する二つの剣を所有する剣士。

聖剣の力は魔力を光のエネルギーへと変換し、収束、解放するもの。
要約すれば剣からビームを放つ能力であり、その威力は注ぎ込んだ魔力に比例する。
僅かな魔力であれば目晦ましにもならないが、全ての魔力を注げばその威力は地形すら変えるだろう。

魔剣の力は闇を所有者の身に浸透させ、苦痛と引き換えにその力を増幅させる。
要約すれば身体能力を上昇させる能力であり、その効果は代償の痛みに比例する。
代償が少しの痛みであれば多少の強化となるが、激痛であれば劇的な強化となるだろう。

聖剣に宿りし力は光、魔剣に宿りし力は闇、二つの剣は対極の存在であるが故、その力を同時に発動することは本来は叶わない。
しかし一度の戦闘で三レスの間だけ、強引に二つの剣の力を同時に行使することができる。
その時、聖剣と魔剣はお互いがお互いのデメリットを食い潰し合い、魔力の消耗も代償の苦痛も半減される。
また、二つの剣はそれぞれ「不壊」の性質を有しており、同時に他の人間が扱うことはできない。

身体能力:剣術、二刀流の達人
初期装備:聖剣と魔剣
『天剣――英雄未満の剣士』
それは天賦の才が齎したものか、或いは血反吐を吐く努力の末に編み出したものか。
既存のどの流派にも属さない我流剣術、聖剣と魔剣の力を前提とした彼女だけの戦い方。
一刀、二刀流どちらにも対応し、実践を重ねる中で構築された彼女にとっての最適なパターン群。
どういう状況で、どう剣を使えばいいのかを経験則として記憶し続け、それらが集積した結果、一つの体系として成立したものである。
その性質上、一応は確立されたスタイルを有しながらも知識よりも直感に依る部分が大きく、実践においてはアドリブ性の高い戦い方にて変則的に立ち回る。
そしてその戦法に関しても聖剣の力を主軸とした型、魔剣の力を主軸とした型、そしてその二つを統合した型の三つが存在する。
その強大な力を合理的に運用する為に、この剣術体系における奥義という位置付けの業を幾つか設けている。
『輝かしき聖剣――Ars-Aula』
刀身は一点の曇りなき純白であり、観るものを虜にする芸術品が如き聖剣。
聖剣に分類されるこの剣は同時に選定の剣としての性質も宿し、この剣が選んだ使い手にのみその力を行使する資格が与えられる。
魔力を糧に光を生み出す力に、どれだけの年月を経ようが朽ちることのない不壊の存在。
創り出したのは神であるとも、古の大魔術師であるとも。伝承は既に風化し、その力の価値のみが今に伝わる。
現在、売り捌いたので喪失中。
『疎ましき魔剣――Ars-Nox』
漆黒の刀身は一切の光を反射せず、さながら深淵が如く禍々しい闇を宿す魔剣。
魔剣に分類されるこの剣は同時に選定の剣としての性質も宿し、この剣が選んだ使い手にのみその力を行使する資格が与えられる。
苦痛を代償に力を与える力に、どれだけの年月を経ようが朽ちることのない不壊の存在。
創り出したのは悪魔であるとも、古の錬金術士であるとも。伝承は既に風化し、その力の価値のみが今に伝わる。
現在、売り捌いたので喪失中。
『代用品』
成り行きで貰った得物二本。お陰でとりあえず戦うことはできる。だからなんだという話だが。以下詳細。

『元鋼』
鋼のみで作られたロングソード2本。読みは『ゲンコウ』
能力を極限にまで引き出されているが異能は一切持っていない。
だが特徴として『不壊』の性質に近い耐久度と、不壊でなければ大抵の物質は斬れる『断絶』に近い斬れ味を持つ。
剣士の腕が高ければ高いほど、その切れ味を引き出せるだろう。
ただし、どちらの性能も近いというだけで何があっても壊れない、どんなものでも斬れるというわけではないため、注意するべし。
また、『不変』の性質を付与されており、高い炎属性(融解点)を突破されない限り、『不壊』と同性能であるほか、どのような能力であっても能力付与や造形の変化はされない絶対不変のルールを持つ。
つまりステータスの加減が一切されず、見た目や斬れ味も増減・変化しない。
『奥義』
雷霆 最大量の魔力を注ぎ込んで放つ聖剣の最大火力。
文字通り地形すら書き換えるほどの熱量を誇る閃光を剣軸線状に沿って発生させ、その光と熱の奔流によって対象を周囲に存在するものごと纏めて薙ぎ払う。
一撃にて絶大な破壊を広域にもたらすが、前提として全ての魔力を消費する為に一戦闘で一度きり、かつ使ってしまえば後がない対軍奥義。
当然ながら余波による二次被害も凄まじいものであり、そもそも破壊の規模が一個人相手に向けるものではない為に通常はまず使われない。
もし使用される機会があるとすれば、よほど敵が強大であるか、あるいは特殊な状況下であるか、その何方かに限られる。
漏光 聖剣に魔力を溜めた状態で斬撃を行い、刃が対象に接触した瞬間にビームを解き放つ技。
高熱量のエネルギーをそのまま撃つのではなく、零距離から炸裂させることによる火力の一点集中を目的とした対人奥義。
その内容は閃光による強引な溶断のみに留まらず、ビームを絶えず切断面に流し込むことによって対象を内側から焼き尽くそうとする。
斬り結び続ける限り、相手には高熱のビームが押し寄せる。原理は単純であるが故に強力で、奥の手の一つとして数えられる。
吼燕 魔剣の力を脚部に集中させ、脚力を限界まで上昇させた状態で行う高速歩法。
代償の激痛によって精密な動作こそ不可能とするものの、その上で彼女が成し得る最速の移動を行う。
直線移動に限ったならばその瞬間的な加速も劇的なものとなり、その速度に乗せて放たれる斬撃も同様に強力な一撃となる。
相克 聖剣と魔剣、二つの力を短時間かつ限定的ながら同時に行使する。
本来なら決して相容れぬ存在である二つの剣、それらの性質を自らを器として強引に同調させ、一つに束ね上げる。





「ぶっちゃけ、今の私って最高に弱いですよ?」





質疑応答
+ ...
  • 三レスというのは、自分のレスで数えてでしょうか
→その通りですね

  • 身体能力の強化を、腕や足などピンポイントに発動することは可能でしょうか
→可能ですね、その場合は強化した場所にのみ痛みが生じます

  • この能力者の痛みに対する耐性はどれくらいのものでしょうか
→激痛の中でも少しの間なら問題なく動ける位とします
ただし全ての痛みに耐え抜くような無茶はできないので、その点を留意しつつ適当に空気を読んでください

備考録
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最終更新:2019年01月24日 01:13
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