【取弾銃戯】

「あうぁ……あうあぁぁあぁ………………」

名前 断波(たちなみ) 彼音(かのん)
性別
年齢 19
誕生日 4月9日
身長 167cm
体重 51kg
趣味 -
好き -
嫌い -

能力


【取弾銃戯】(Juggling-Gun)
破壊力-D スピード-C 射程距離-C
持続力-A 精密操作性-A 成長性-C
二丁拳銃を召喚する能力。
見た目も発射する弾丸も普通だがどちらにも、弾を内部に補充する機構が存在しない。

右の拳銃には召喚時に予め13発の弾丸が装填されており、左の拳銃は「右手の拳銃で撃った弾丸を、左手の拳銃に引き戻す」という能力がついている。
左手の拳銃の引き金を引くと、右手の拳銃で撃った弾丸が撃った時と同じスピードで左手の拳銃の銃口へと戻ってくる。
左手の拳銃に収まった弾丸は、右手の拳銃にワープする。

攻撃力が拳銃と同等、かつ直接の攻撃力手段が拳銃に限定されるため射線を見て行動できる程度に戦闘経験を積んだ相手や防御に応用できる能力を正面から撃破するのは困難だが壁や地面に弾丸を仕込み、罠にする戦法を取る事で不意打ちや暗殺にも利用する事が出来る、非常に立ち回りを重要視する能力である。

身体能力:二丁拳銃に特化した射撃の腕前(熟練レベル)
+ Q&A
  • 拳銃の左右を入れ替えて使用する事は可能でしょうか?
可能です。

  • 何らかの要因で銃弾を消失(他者の攻撃による破損など)した場合、新たに補充する手段はありますでしょうか?
無限の弾数が売りの能力ではないので2レス使用して拳銃を再度召喚しなおす事で可能という事にします。
この場合、すでに罠として仕込んでいる弾丸は回収されない事にします。

  • 左手の拳銃の能力を使った際に、銃弾はどのような動き(軌道)で戻ってきますでしょうか?
罠として仕込んでいる弾丸は最短距離を直進し、発射たばかりでまだ空中を進んでいる弾丸はブーメランのように緩く曲がって方向を変えた後直進して戻ってきます。
仕込んでいる銃弾でも左の銃口が反対を向いていて直進では戻って来れない場合は、少し行き過ぎた後緩く曲がってから戻ってきます。

概要


シティ北部並びに東部を主な活動場所とする麻薬密売組織『Morning Glory』の専属ボディガードにして殺し屋。
元々彼女は一般的な能力者の両親から産まれ、一般的な家庭で育ち、人工での能力開発をカリキュラムとする一般的な学園に通っていた。
しかし一向に能力に覚醒する日は訪れず、親や教師から責められ圧力を受ける日々が続き、ただ只管に劣等感だけが募っていく。
ある日、無能力を馬鹿にした上級生に、ついカッとなりコンパスでメッタ刺しにして失明に追い込む後遺症を負わせ退学する羽目になる。
その後は行方を眩まし、荒んだ心を落ち着ける為に薬物に手を染めるようにもなり、生きる意味も死に場所もなく彷徨っていたところを組織に拾われる。
教養に優れている訳でもなく会計などの作業も苦手だった彼女は、見つけた居場所を失いたくない一心で、必死に独学で射撃技術を磨き上げる。
その道の才能はあったのか無能力者ながらも卓越した拳銃の使い手となり、組織の用心棒的存在として確固たる地位を得たのであった。

――――――と、ここまでの概要は彼女が『壊れる』よりも以前の話。

麻薬ルート潰しによって資金調達に悩む組織は、近隣の地域で同じく麻薬密売を資金源としている暴力団体より、デソモルヒネをベースに合成された『改造能力開発薬物〝крокодил〟』を横流しで仕入れ、取り扱いはじめるようになる。
当時は既に常習的にドラッグ類を服用していた上に、元より無能力である自分に劣等感を抱えていた彼女は、ほんの何気ない気持ちからそれを自分の左腕に注射してみた。
能力が欲しかったあまり過剰摂取してしまった彼女は発狂し、発現した異能を使って目に映ったモノ総てを破壊して暴れ回り、その場に居合わせていたメンバー9人が死亡する。
それ以来は自我や理性を喪失し、廃人も同然の使いものにならない状態となるが、しかし能力者ゆえ安易に殺害できず、またいつ『暴発』するとも知れない。
処分方法に困った組織は、彼女を形式上は組織の一員として手元に置いておき、普段は放し飼いにして自由に歩き回らせている。
自我も理性も失ったが、体に染みついた戦闘技術だけは消えず、彼女は今日もまた宵の街を放浪し続けている。

容姿・性格


伸びっぱなしで腰辺りまで届くほど長い、金と銀の中間のようなブロンドヘアをポニーテールにしている。
普段は半目気味だが切れ長のタレ目であり、瞳の色は右が琥珀色で左がスカーレット。天然のオッドアイではなく左目はカラコンを使用している。
黒のタンクトップにサルエルパンツを着用しており、剥き出しの両腕から首元、左頬にかけてまで龍の意匠を施したタトゥーが彫られている。
他にも両耳と舌につけたピアスや指全部に嵌めた指環など貴金属類を多く身に着けていたり、彼女の格好の殆どは過去の自分を変えたがったのが主に出ている。
左腕は度重なる注射やリストカットによって凄惨な有様となっているので、出血や膿を起こさないよう包帯を巻きつけてある。

かつては職業柄に似合わない人当たりのいい性格をしていたが、現在はその面影もない。
呂律の回っていない口調―――或いは言葉ですらないブツ切れの音の羅列―――で話すので、まず会話が成立する事はない。
時折発作的に暴れ回ろうとする禁断症状が発生し、その場合は大体疲れて倒れるか、新たな薬を投与する以外では自ら止まりはしない。

装備


『無貌の兵隊』(アンノウン・ソルジャー)
分類:自動式拳銃(オートマチック) 口径:41
全長:217mm 重量:1139g 装弾数:13発
【取弾銃戯】によって二挺同時に召喚されるダブルアクション方式の自動式拳銃。
マガジンキャッチをはじめとして銃弾を新たに装填する為の機構が存在せず、その固有能力でのみ補填される仕組みになっている。
また能力の都合上、片方の銃は砲身内部にあるバレルが本来の構造とは真逆に造られており、すなわち発砲する事すらできない。
つまりどちらか単体では『欠陥品』でしかなく、二挺一対にして初めて武器としての価値を発揮する。


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最終更新:2017年07月02日 01:33
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