【一刀全剣】

リタイヤしました


【一刀全剣】
稽古における身体操作という基本を、極限まで鍛え上げた剣士
異能に由来しない、人間の行う動作なら、一度の見聞で凡そ半分は再現でき、実際に観察した上で練習すればほぼ完璧に体得可能
また脳内物質の自発的分泌及び心理的リミッターを外すことで、肉体の痛覚を無視し潜在能力を100%発揮できる
この剣士の特性は、リミッター解除による負荷に“耐えられてしまう”頑丈な身体。つまり自分の動作のみでは自壊しない耐久力である
無論外から加わった力にまで耐えられる訳ではないし、リミッターを外した状態が続けば肉体の故障に気付けなかったり、スタミナの限界がくればガス欠の自動車の如く急に動けなくなってしまう

スペック:人間の限界まで鍛えた身体能力(リミッター解除中はそれを上回る)、異様な打たれ強さ
初期装備:普遍的な大小二本差し(日本刀か西洋剣かは自由。キャラ作成時に決めてください)




キャラクター




「……決め台詞、と言われてもですね……」



名前 小花衣 結蘭
性別
年齢 20歳
分類 無能力者
属性 刀剣
身長 172cm
体重 【切り刻まれてる】
趣味 スイーツ店巡り
好き 善い人
嫌い 悪い人
大切 秘密
トラウマ 家族との死別
所属 【世界警察 - I.O.J】




ポニーテールの黒髪に深海の如き藍色を湛えた瞳、顔立ちは整っており肌はまるで雪のように白く。
身長は男性平均程はあって若干のコンプレックス要因となっており、然しその肢体は武人相応に締まったものである。
ラフな衣装を好んで着用し、見栄えよりも運動性、機動性を重視した服選びとなる。そのセンスに関してはお察しレベル。
稽古の前後には道場着の姿であったり、偶にだが彼女の隠れた趣味として華やかな和服を身に纏うこともある。

お人好しの善人。心身共に異常なまでにタフなんだが、優柔不断の気があり。
悪辣な人種に対しては明白な敵意を向けるだろうが、然し刃を他者に向けることに関しては躊躇いを拭い切れない。
但し一度真剣を握ったならば、瞳からは迷いが消える──────そんな人。

世界警察に所属する警官であると同時に、父より引き継いだ小さな道場にて剣術の師範を務めているが。
然し飽くまで基礎を中心に教える緩い調子の道場であり、中々人が集まらないのが最近の悩みの種。

幼少期に異能犯罪に巻き込まれたことで、最愛の家族であった両親と妹を目の前で喪ってしまった過去があり。
そんな彼女にとって異能とは特別な意味の籠った存在であり、言うなれば乗り越えるべき指標でもあったのだが。
然し彼女は飽くまで無能力者。只の人間に過ぎず、後天的、人為的な異能の発現も叶わず、詰まるところ才がなかった。
けれども彼女は異能力者と戦う術を求め、そしてある恩人の助言を受けて父と同じように剣の道を志し。
彼女は修練に全てを注いだ。人を斬ることは望まず、然し力を欲するという矛盾を抱えたまま。そして彼女は遂に能力者とも渡り合えるだけの剣戟を己のものとする。
更には『見稽古』とも言うべき学習能力を修練の過程で会得し、渇望した力を一応手にしたものの──────その力をどう使うべきかはまだ思案中である。



剣術



前提として彼女の剣術はどの流派にも属さない。受け継ぐべき型を知る父は彼女が剣の道を志すよりも先に死別してしまった為
彼女に剣の師と呼べるものおらず、我流にて一から試行錯誤しながら組み上げたのが彼女の剣術である。
その修練の過程において、彼女はなによりも基本稽古を忠実に熟した。というか、師がいない所為でそれしかできなかった。
だから彼女は剣士であれば誰しもが経験する基礎だけを極限まで突き詰めた、"守破離"における"守"を只管極めた。

そしてその剣術が極限まで鍛えられた段階で、漸く彼女は気づいてしまった。
あれ、もしかしてこのままじゃやばくない?と。そして漸く彼女は基本稽古から次の段階へと進むのだが。

基本動作のみを異常な域にまで極めたことにより、彼女の身体操作に関する技能は知らず内に常軌を逸するものとなっており。
加えて基礎のみを突き詰めた結果として、彼女の未知の剣術に対する理解能力は『見稽古』を可能とするまでに達していた。
それは凡ゆる剣戟技巧を見聞のみで自らのものとし、実際に観察と修練の過程を経ることによって完全な体得さえ容易に可能とするもの。

そして彼女は凡ゆる剣の流派を尋ねては刃を交わし、その業を盗み自らのものとしていった。
その中で或る大剣豪と斬り結び、彼が奥義として魅せた肉体の枷を外す技法さえも彼女は体得してみせ、この時点で彼女の剣術は一応の完成を見せ、そして現在へと至る。
然しその剣術は未だ発展途上。恐るべきはその成長性、そしてその根幹にある異常なまでの打たれ強さ、我慢強さに他ならない。


戦闘スタイルについて



彼女の業は良くも悪くも基本に忠実である。言ってしまえば教本通りの動作が殆どなのだ。
然しだからといって達人級の技巧を有する相手からすれば簡単にあしらうことが可能という訳でもなく。
基本動作を極限の域にまで鍛え上げた彼女の剣戟はその一つ一つが達人の業に等しく、言ってしまえば"レベルを最大まであげた通常攻撃”がとでも形容すべきものであり
加えて何処までも基礎に忠実であることで、合理的な肉体運動を常に成立させる彼女の剣術は愚直なまでに堅実で、そして打たれ強く。
結果として”異様な安定感と、異様なしぶとさ”という個性を会得するに至っている。


───────上記が彼女の通常の戦闘スタイルである。

このスタイルは飽くまで彼女にとって、斬り易さより守り易さと手加減のし易さを優先したものであり。
もし身を捨ててでも斬り捨てるるべき敵に相対した場合には──────殺人剣に特化したもう一つの戦い方が暴かれる、かも。



得物


"無名・甲” 及び "無名・乙"

彼女が剣の道に踏み入ることを決意した際に、恩人から手向けとして贈与された大小、要は武士が正装として帯刀する二本の刀。
“甲”が正兵装である本差であり、”乙”がその予備となる脇差に当たる、刀としての性能は何方も平凡そのもの。
この得物について彼女が知ることは殆ど存在せず、本来の銘さえとうの昔に喪われてしまったらしい骨董品に違いはなく。
然し逆に考えるならば、長い時代を得ても尚、刀としての標準的な機能を止めているということは、嘗ては名刀と呼ぶに相応しい得物だったのかも知れない。
また彼女は基本的に武器というものについて”人を傷つける道具"という認識しか持たないものの、この二刀に関しては少なからず愛着が湧いているようだった。

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最終更新:2019年02月17日 21:37
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