一つの器。二つのペルソナ
彼女たちの行く末は片方による淘汰か双方による破滅か―――
【真鴈眞眼】
貴方は左右の瞳にそれぞれ別の異能を宿す。
左目に宿るは「異能を見抜く異能」。
左目で見た相手のwikiの能力原文を把握できる。
右目に宿るは「異能の発動を封じる異能」。
力を籠めて睨みつけている間、目視対象の能力の発動を封じられる。
既に発動している異能の産物や常時発動しているタイプの異能には効果が無いので注意。
力を籠めている間は右目に激痛が走り、
連続して睨み続けられるのは6秒間だけ。
一度使用すると1レスのインターバルを必要とする。
熟練者級の格闘技能を持つ。
名前:薬師寺結月
性別:女
年齢:20歳前後
身長:155cm
体重:45kg
出身:帝国
灰色と黒色が入り混じった長髪と右目の眼帯と控えめな色の和服が特徴的な女性。
右目を覆う眼帯は色白な彼女にとって、やや異質のものに見える。――まるで、何かを抑圧するかのように。
とある夜の邂逅により、現在首筋に傷痕が幾つか見受けられるようになった。
結月
良くも悪くもマイペースであり、他者に縛られない性質である。さらに気分屋でもある。
そしてあまり社交的でない上に、人の機微に疎い一面もある。自分本位の行動が目立ちがちである。
だが、心の奥底では自分がいつまで自分で居られるのかと言う恐怖に苛まれている。
"もう一人・清正"
現在結月のうちに巣食う人格。古風な口調と傲岸不遜な性格が特徴的な人格。
若い女性の声色で清正も発言するものの言葉の節々に皺枯れた雰囲気を滲ませている。
かつて一度死んだ身であり、死に対しての恐怖心や生への執着心は人一倍強い。
現時点で判明していることは以下のとおり
彼女を取り巻く諸々について
- 身寄りがいない天涯孤独の身であること
- 眼帯で隠している右目は、生来のものでなく他人のモノであること
- 時折、右目の本来の持ち主の人格が表出すること
- 右目の本来の持ち主の人格が表出している間の出来事は結月の記憶に残らない。
その為、結月は前後不覚に陥る事がある。
- 薬師寺結月と右目の本来の持ち主の人格との関係は一言で言えば冬虫夏草のようなもの。
それ故、二つの人格の共存は不可能に近く、遠くない未来にどちらかの人格は淘汰されるであろう。
それは、己が人格の保持及び他方の人格の淘汰。
しかし、結月の心の揺らぎや結月の手に負えない状況に陥った場合にはその限りではない。
- 瞳術発動時、右目は鮮血を想起させるような赤色、左目は白みがかった青色である。
- 彼女の記憶喪失には傀儡廻である霧島丈幻が絡んでいるが、彼女はそれを思い出せない。
最終更新:2017年07月20日 23:40