能力
名前-【龍装勇騎】 |
破壊力-B++ |
スピード-B+ |
射程距離-C |
持続力-B- |
精密操作性-B- |
成長性-B |
貴方の身体には一匹の龍が宿り、貴方の身体は龍を封じる殻として機能している。
貴方は平常時、その龍の力を極一部のみ振るうことが可能である。
身体能力は一般人よりは高くなり、小規模ながら炎を放出することが出来る。
能力者の基準としては特別高い身体能力ではないが、炎の放出によるブーストにより多少の無茶は可能だろう。
殻である貴方の体が傷つく度に、龍の力は漏れ出していく。
貴方の体から、例えば腕が"なくなった場合"そこに龍が現れる。
欠損した腕は強固な鱗、爪を持つ龍の腕と成り、その一撃は達人と呼ばれるほどに鍛えられたそれを超えるものとなるだろう。
そして鱗は拳銃程度の銃弾ならば容易に弾いてみせるだろう。
また、臓腑が落ちる程の傷を胴体に受ければ、その部位に鱗が現れる。
そして致命に等しい攻撃を頭部に受けた場合にもそこが龍と成り代わり、"角"が現れるだろう。
この角こそが龍の力の根源であり、角が解き放たれている場合にのみ、貴方は"龍炎"をまとうことが出来る。
龍炎は龍化した部位にのみ纏う事が出来る。ただの炎を遥かに超える熱量を持つそれは武器として、また爆炎とすることで移動手段にもなるだろう。
ただし、龍炎は人の身には余りに過ぎるもの、それを振るう度貴方に残された人としての部位すらも焼いてしまう。
龍化した部位の傷は決してふさがるわけではない。出血は絶え間なく、痛みも消えることはない。
故に長時間龍化したまま戦うことは非常に負担となる。
龍を封じる殻である貴方の身体は、非戦闘時に自然と回復する。
戦闘ロールを終え、次のロール時に失った部位を一つ回復することが出来る。
身体能力:一般人(平常時)/達人以上(龍化部位のみ)
武装:なし
Q&A
+
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... |
自傷による龍の部位の発現は可能でしょうか
また死亡を前提とした大怪我から全身を龍に置き換えることは可能でしょうか
→自傷による発動は可能です。
失った部位に龍が発現するという能力ですので、全身を龍化することは出来ません
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キャラクター
「誰が何と言おうとも、私は人間に違いない」
「だから、どうかそんな目で見ないで欲しいーーー別にとって喰ったりはしないんだから」
厭世家の旅人で、とても長い間放浪を続けている人間。
龍の力の影響か、普通の人間よりも長い時間を生き続けている。
男とも女とも判別がつかない中性的な風貌。やや大柄。
外見年齢は十代後半から二十代前半、しかしどこか草臥れた印象が拭えない。
瞳は赤く、注意深く観察すれば爬虫類のように瞳孔が縦長上だと分かる。
昔話
昔々、ある小さな国に一頭の龍が降り立った。
平和だった国には龍に立ち向かう術はなく、民は龍を封じ込める為に人柱を選ぶことにした。
選ばれた人間は喜んで自らを差し出した。
自分の命一つでみんなを救えるなら、それはとても幸せなことだから。
そして人柱の肉体に龍が封印された。それから数百年の時が経った。
その国は戦争でとっくの昔に滅びてしまった。
今となってはそんな昔話を知るのも一人だけ。
「どんな後悔も、今となっては思い出の一つに過ぎないよ」
最終更新:2017年07月20日 01:45