「最も近くで彼らを見つめる」
【闇舞羽化】
小さな蝙蝠の集合体から成る吸血鬼
分裂しての飛行、他者への変身、吸血による自己再生が可能
変身は相手に触れることが条件。再生は失った部位の大きさに応じて必要量も増える
脳と心臓にあたる、核となる蝙蝠だけは再生できず、他より一回り大きく色も明るい
能力者の血を吸うとそのロール中身体能力が2倍になる
太陽含む明るい光に弱く、蝙蝠たちの支配が混乱する
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授与者様への質問とその回答 |
- 分裂して蝙蝠になっている間の各種スペックは、一般的な蝙蝠のそれに準拠で大丈夫ですか?
→はい、ごく普通の蝙蝠です
- 他者への変身は見た目だけですか? それとも身体能力も? あるいは異能もですか?
→外見(と声)のみです。それ以外は変わりません
- 一部だけ変身する、みたいなのは可能ですか?(首から上だけ他人に変身する、みたいな)
→可能です
- また変身に時間的な制限(変身していられる時間、変身条件を保持していられる時間)はありますか?
→時間は無制限ですが、ダメージを受けたり日光などの光に晒されると変身解除とします
- あるいはサイズ制限(めちゃくちゃ大きい相手など…というか人間以外の生命体への変身)はありますか?
→人間より大きい/小さいものにはなれませんが、これも能力者の血を吸った場合そのロール内のみ人間以外の動物に変身可能とします
- 自己再生のスピードと、怪我の程度に対する必要な血液量の例を教えて頂きたいです。
→軽傷なら一口含む程度で治ります
重傷なら相手が貧血~昏倒レベルまで必要
欠損などの重体は人一人分吸って完治
戦闘ロールでなければモブを吸血して治しても構いません(ただし戦闘中でもロール相手の方から許可がでれば可能とします)
- 能力者への吸血で2倍になるのは、蝙蝠状態と素の吸血鬼状態のスペックでよろしいですか?
→はい。具体的には飛行や走りや反射速度、腕力や跳躍力や耐久力が上昇します
→構いません
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基本データ
名前 |
リージョン |
性別 |
雌雄両方を含む群体 |
年齢 |
20弱くらいに見える |
能力分類 |
【変化系】 |
誕生日 |
わからない |
身長 |
男性体180cm、女性体160cm |
体重 |
蝙蝠の塊なので人よりは軽い |
趣味 |
世界の観察 |
好き |
いろんな意味でヒト |
嫌い |
日光、喧噪 |
大切 |
自己の保存 |
【容姿】
銀色の長髪、口元から覗く鋭い犬歯、血色は悪いがあまりに整った顔立ち……
万人の吸血鬼のイメージ画をつぎはぎして平均化したような、いかにもTHE・吸血鬼といった容姿。
その正体は蝙蝠の群体であり、人間のような見た目はあくまで擬態の一種に過ぎない。そのため明確な性別はなく、基本的には青年の姿をした男性体と、少女の姿をした女性体のどちらか――たまにまた別の全く違う肉体――をきまぐれで形どる。いずれの容姿のときでも、ふと気を抜いた瞬間に輪郭がニラニラとぶれたように崩れることがある。
【性格】
そもそもからしてヒトではなく、分類は吸血鬼だがその実態はあくまで蝙蝠の群れであり、ヒトとはかけ離れた価値観を持つ。
ヒトのことを世界の支配種であると認識していて、その姿を模倣しつつ彼らを観察することで、何か得るものがあるのではないかと思っている。
人間としての性格で表現するなら理論家で、自分、というか群れのうちに生じた疑問を解決することを強く好む。
また群体であるせいかひどく気分屋で、群れの中で勝手にヒートアップしていくのか自分だけでどんどん盛り上がっていくことが割とよくある。
【生い立ちみたいなもの】
はじまりは一匹の突然変異の蝙蝠だった。ほかの蝙蝠と対話し、統制する能力を持ったそれは、長い長い年月を生きるうちにいつしか吸血鬼の伝説と一部同一視されるようになり、やがて吸血鬼としての権能すら有するようになった。相応の知能も得ていたそれは、自身へある意味権能を付与した存在にして、世界に我が物顔で蔓延る種族、ヒトに興味を持った。手始めにその姿を模倣し、言語を覚え、対話することを覚えた。曰く、彼らとの対話には得るものが多い。蝙蝠としてはひどく老獪な――ヒトとしてはまだまだ未熟なその魂は、今日も世界を、ヒトを観察する。
最終更新:2019年09月25日 03:11