『戦魔』

概要

古の時代において貴族の余興の為に改造され飼われていた能力者達の総称。
その特性は能力者を殺すことにより生命エネルギー『魂』を体内に取り込む。そして『魂』を用いることで『奇跡』を起こす。
もっとも基本的なのは死にいたった際、記憶と姿をそのままに『転生』が可能であること。
この奇跡で貴族達は彼らを戦わせており、五百年前より『英雄』による反逆で自由の身となっており、現在は散り散りになっている。
しかし今なお直系の者は血が薄れず、その特性を持ってこの世に存在している。
ある一族がそれらの情報を統括しており、奇跡を起こすための道具は殆どがその一族が所持しており、入手は困難。

『魂』

生物なら誰しもが持っている生命エネルギー。
特に能力者が持つそれは能力を使うために洗練されており非常に有用。
『取り出す=死』の為、取り出す手段は殆どない。
更に死んだ者の『魂』は『世界』に還るとされており本来は『存在』だけであり有名無実であった。
しかし古の時代においてある研究者が『世界』に魂を向かわせない方法を確立。更に『魂』を大量に受け入れる『器』を開発した。
その『器』こそが『戦魔』である。
『器』の特性である『魂』の吸収によって更に『魂』は進化する。
それを目的とした貴族達によって『戦魔』達の長い奴隷生活が始まったのだ。

歴史

とある『国』に研究者がいた。その者は祖国の発展の為に『魂』の活用法を探っていた。そして『器』の開発に成功する。
『器』の製作の際、研究者は多くの貴族から支援を受けていた。
高い有用性を持つ『魂』によって更に富を得るために貴族達は喜んで支援していた。
そして『器』の製作の為に必要不可欠な能力者達を全世界から集めた。
元々貴族に奴隷として飼われているもの、攫われた者、金で雇われたもの。
彼らを媒体として『戦魔』は作られた。
そして大量の『魂』を得るために彼らを戦わせて、貴族達は娯楽としても楽しんでいた。
『魂』によって『国』は長きに渡って裕福であり、かつ高い軍事力を得ていた。
しかし今から数える事五百年前、『英雄』をリーダーとする反逆によって『国』は壊滅、現在はアミューズメントパークになっている。

『英雄』

奴隷時代においてもっとも多くの能力者を殺し、最も多くの『魂』を持った『戦魔』。
反逆によって奴隷制度を破壊し、開放した英雄だが、その後は幸福とは言えない人生を送り、若くしてなくなっている。
ゆえに強すぎる思念がDNAを通じて残っており、突如先祖帰りによって『英雄』に自我を乗っ取られる可能性がある。
しかし現在はある人物が『英雄』としての『思念』を宿しているため他者が覚醒することはない。
余談だが、この他にもその特性ゆえに『戦魔』は先祖や前世の『思念』を体に宿している可能性がある。

その後

その後散り散りになった『戦魔』だが現在なんらかの要因で覚醒が始まっている。直系以外では覚醒の可能性が薄まりつつある現在でなぜ『戦魔』の覚醒が起こっているのか。真実は今から刻まれる。

ここで文献は終わっている。

使い方

特にありません。
簡単に言ってしまえば能力者を殺したとき、死んだときに特権で姿形、記憶を受け継けついで転生可能といったものです。
また『前世』を利用してもいいです。

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最終更新:2010年07月24日 10:32
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