450 名前:その1/3[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 00:48:52.60 ID:rmrnLi1p0 [1/4]
委「いよいよあと1ヶ月で体育祭ですので、各種目の選手を決めたいと思います。
進行はクラス委員の私と…」
尊「生徒会長兼体育委員の私がやろう。まずは徒競走だ、男子は…鈴木と佐藤だったな。
女子は誰かいないか?」
タ「勝美、おまえ女子で一番足早いじゃん、出ろよ」
勝「だりーから俺はパス」
尊「おい、ちゃんとクラスに協力しないか」
タ「まて尊、俺に任せろ。勝美、おまえが徒競走に出てくれたらおまえの言う事なんでも聞いてやるぜ?」
勝「あん?どういう風の吹き回しだよ?」
タ「なんだっていいだろ?悪い話じゃないと思うが」
勝「……{妄想中}ま、まあおまえがそういうなら、で…出てやってもいいぜ」
タ「サンキュ、どうだ?尊」
尊「ちょっと待て、本当にどういう風の吹き回しだ。今のは私も納得できん」
タ「だから気にすんなって!クラスに協力したい一心さ!」
委「なんか…いつもの不真面目さとのギャップが怖いです…、でも徒競走はあと一人必要ですよ?」
タ「そこで俺はリナを推薦する」
リ「? なんでわたくしですの?わたくしも足は早いほうですけど、かなみさんや
いずみさんのほうが早いのではなくて?」
タ「確かにそうかもな…、だがリナ…俺はおまえに走ってほしい……」
リ「へ?」
タ「リナ!おまえの走る姿は美しい!!その気品に満ちた姿で校庭を駆ける美しい
姿を俺はこの眼で見たいんだ!!頼む!走ってくれリナ!俺のために!クラスのために!」
リ「タ、タカシ…!わかりましたわ!わたくし徒競走に出ます!」
タ「ありがとう!きっと素晴らしい徒競走になるな!今から校庭を駆けるリナと勝美の
美しい姿が眼に浮かぶぜ!クラスのために一生懸命走るその姿!流れる汗!
そしてたわわに揺れるリナの美しい巨乳と、体操服の中で暴れ回る勝美の爆乳…じゅるり…」
勝「……今」
リ「なんと……?」
451 名前:その2/3[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 00:50:54.94 ID:rmrnLi1p0 [2/4]
タ「だからリナの巨乳と勝美の爆乳が楽しm……」
勝「やっぱりそういうことかてめえええええええええええ!!!」ドカッ!!
リ「ちょっとでも感動したわたくしがバカでしたわーーーーーーーー!」バキッ!!
タ「がはっ!!し、しまった…!欲望が抑えきれずに…ぐは!ちょ、まって!!マジでいたい!痛いって!!」
尊「自業自得だ…、じゃあかなみ、リナの代わりに出てくれるか?」
か「まあ…別にいいけど…」
勝「ちょっとまて!俺は決定なのかよ!!」
尊「おまえは主戦力だからな、期待してるぞ」
勝「マジかよ…」
委「次はパン食い競走ですね」
タ「梓、出番だぞ」
梓「なんでそうなるのさ!」
タ「はらぺこといえば梓、梓といえばパン食い競走、わかるな?」
梓「ぜんぜんわからないよ!なんでボクが…」
タ「頼むよ…梓」ナデナデ
梓「あ…あう…こんなんでボクは…」
タ「梓が頑張ってるとこ見たいな」ナデナデ
梓「はうううう…、やるぅ…」
委「決定ですね!じゃあ次いきましょう!次!」
タ「? なに怒ってんだ委員長?」
委「私語は謹んでください殺しますよ」
タ「ハイ」ブルブル
か「まったく、タカシのバカは…それにしてもちなみに纏、二人もなんか出たら?」
ち「運動…苦手…」
纏「同じくじゃ」
タ「そういや二人は運動苦手だったな、だけどいずみ、おまえは運動得意だろ。なんで何も立候補しないんだ?」
い「金にならんことはしたくないねん」
タ「でも一人一種目は出ないといけないんだぞ?」
か「それをいうならアンタもまだ決まってないじゃない」
タ「ああ、俺はもう決めてるから」
452 名前:その3/3[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 00:53:17.66 ID:rmrnLi1p0 [3/4]
い「なんや?」
委「じゃあ次は二人三脚やりたい人ー?」
タ「これこれ、全力疾走しなくていいし、楽だからな、はーい」
女子一同「はい!!!!!!!!」
タ「な、なんだ?二人三脚はやたら人気だな…やっぱ楽だからな…」
リ「ちょ!ちょっと!!もう決まってる人がなんで手を挙げていますの!?」
か「べ、べつにひとつしか出ちゃいけないって決まりはないし!」
勝「そ、そうだぜ!」
纏「じゃがこの場合まだ決まってない者が優先されるのではないかの?」
ち「…そのとーり……」
か「そんなの横暴よ!だいたいちなみも纏も運動苦手なんじゃないの!?
いずみにいたっては金にならないことはやらないとまで言ってたじゃない!」
い「そ、そんなこと言うたかなー?お、覚えてへんわ!」
委「みなさん落ち着いてください!ここは委員長である私の権限で私が出るべきかと」
尊「甘いな…生徒会長兼体育委員を舐めるなよ?」
それから小一時間討論…
委「で、では公平にジャンケンで決めますね」
頷く女子一同…
「ジャーンケーン!!!」
山「タカシ、タカシは実行委員だからその時間は仕事があるお。
二人三脚はでれないお。」
女子一同「へ?」
タ「あ、そっか、忘れてた」
山「というわけでタカシの代わりに僕がでるお。みんなよろしくだお」
完全に力が抜けて放心状態の女子一同…
山「ちょwww全員無視かおwwwテラカナシスwww」
友「しょ、しょうがないわね!誰もいないんじゃ競技にならないし!!あ、あたしが出てあげるわよ!」
山「友ちゃん…ありがとうだお…」
友「か、勘違いしないでよね!?ク、クラスのために仕方なく…」
おしまい
454 名前:そのおまけ[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 00:58:44.49 ID:rmrnLi1p0 [4/4]
梓「えへへ…タカシぃ…」
撫でられまくった梓はすっかり妄想の世界へ旅立っていました。
最終更新:2011年05月24日 02:29