俺らの女神を保管する。内検索 / 「『艦長女王とおやっさん』」で検索した結果
-
SS保管庫
... 4-498様: 『艦長女王とおやっさん』 『入れ替わりペットとアバン艦長』 ┗AK774様による続編『入れ替わりこぬこと飼い主さん(一方あちら側)』 『サスーン先生と志門くん』 『サスーン先生と志門くん2』 『ギミーくんと艦長女王』 『サスーン子の憂鬱』 『エクレア』 『ヴィラ子会議』 『シモン先生のお悩み』 『六月の花嫁』 『サスーン子のホームステイ』 『シモンなんかカミナリおっこちてしんじゃえっ!』 『おしょうがつ』 『痴話★喧嘩』 AK774様: 『手をつないで帰ろう』 369様: 『裏施線幻視行』(進行中) 2-214様: 『ある肌寒い夜の物語』 3-190様: 『アバン艦長死亡フラグ』 3-862様: 『アバン艦長とペットヴィラ子』 4-926様: 『さようならと唱える』 ┗『さよならに向けて』 ... -
『艦長女王とおやっさん』
私は墓場に立っていた 一つ一つの墓が誰の墓なのか、私には手にとるように解った… あれはヨーコ…こちらはロシウ…あっちに二つ並びに立っているのはギミーとダリー…そしてこれが 「シモン」 自分で発した言葉なのに意味が理解できなかった シモンが死んだ… 皆死んでしまった… 「嘘だ」 そうだ、皆生きていて私を驚かせるために昔のように土の中に隠れているんだ… 言い聞かせるように私は土を掘った 掘って掘って掘り進んだ先にあったのは… 「嘘だぁあああっ!」 跳ね起きるとそこは我が家だった 見慣れた家具にお気に入りの毛布… 紛れも無くそこはヴィラルの自宅だった 「どうした?嫌な夢でも見たのか?」 今最も聞きたかった声が耳に届いて脈拍が跳ね上がる 「シモン…」 自分で予想した以上に声が震えた それが相手の心配をかったのか、そっと抱き締める胸に身を任せた 「大丈夫... -
『艦長とおやっさんと抱き枕』
こんな時、どんな顔をすればいいのか解らない。 「わっ…笑いたければ笑え!」 うーん、確かに笑ってもいいような気はするが。 実際のところ、笑うのも怒るのも喜ぶのも悲しむのもなんか違う気がする。 呆れる、というのが一番適切だろうか。 でもそれでバッサリ片付けるのはまた少し気の毒というかつれない仕打ちというか。 俺の少々(…で済むかな?)特殊な人生遍歴の中でもこれほどリアクションに困るような局面はそう無かった。 というか、こう色々何かがおかしい条件ばかりで構成された事態に陥るような人間はまずこの世の中にも他にはいないのじゃないだろうか。 「…とりあえず、まずは状況を把握したいんだが」 「………………」 「これ、何だ?」 俺の指差す先に転がっているのは布とおそらく綿、低反発ウレタンなどで構成されているのだろう塊だ。 だいたい長... -
画像保管庫
収納の際、画質やサイズを下げる場合があります。同作者様の作品まとめご依頼は掲示板まで。 ▼183様: コラ 二次絵 ニアコス エンキ水着アイキャッチ サラシ巻き 女定時さんアイキャッチ ロリ? お揃いスペースルック 普通に女装 軍服改造例 アディーネ様と 抱き枕 タイーホ ヴィラ子お嬢様 メインヒロイン シモン先生とJKヴィラ子 好きにするがいい… ペットヴィラ子 ビリビリ 若奥様のえろ下着 サスーン子 バレンタイン かぼパン幼女 ちちくらべ 暑中お見舞い ペット子NEWバージョン ちちうしペット子 ちちうしミルク(ERO) あかかぶと ▼A様: コラ 二次絵 ゲリラ女王 艦長女王... -
小ネタ保管庫3スレ目
3-423様:『スレ内発生ネタまとめ』(これってどこかにテンプレとして貼るべきかもね!By庫主) よし、とりあえず憶えてる限りでスレ内発生ネタを書き出してみよう 【スレ内での通称内訳】 女定時さん→エロパロ本スレにいた頃のヴィラル女体化を指す呼称。特に時期やバージョンの指定はない。 公務王女→本編第1~2部の軍服を着たヴィラ子。貧乳説が根強い。 ゲリラ女王→第3部のボロボロマント+マフラーなヴィラ子。いつの間にか胸はデカい。 艦長女王→最終回の20年後エピローグの超銀河ダイグレン艦長。とある事情により松本美女的超ロングヘア。 おおむね超巨乳。 【グラさん(グラース)】 最終回、ヴィラルが艦長を務める超銀河ダイグレンの第一艦橋ブリッジクルーとして背景にいたモブの一人。 ブリッジ手前から写すカットやシベラが振り向くカットで金髪の獣人娘の隣の席に座ってい... -
『おやっさん×公務王女』
【前提】 本編8話相当時点でイヤボーン暴走シモン(14)にダイガンザンチョップを喰らった公務さんinエンキドゥは、吹っ飛ばされた拍子に時空間の壁をぶち破って27年後の世界へ放り出されてしまいました。 墜落地点で瀕死の状態になっていたところをいつも通り放浪中のおやっさんシモン(41)に拾われて応急手当を受け一命は取り留めた公務さんでしたが、身体的ショックにより記憶の大半を一時的に喪失している状態です。 右も左も解らない状態ながらも命の恩人への感謝と元々のオヤジ趣味からおやっさんにころっと懐いてしまった公務さん。たまに恩返しのつもりなのか、負傷も癒えきっていない体でトビタヌキを狩って来たりなどと色々無茶をします。 そして本日、ついに最終手段の「受けた恩は体で返す」を実行せんと決意も固くおやっさんの寝床に潜り込んできた公務さんの首尾や如何に。 【ご注意】 3Pルートへは分岐しません。... -
『アバン艦長死亡フラグ』
※(おやっさん⇔アバンシモン&艦長女王⇔ペットヴィラ子の交錯宇宙) ドリルに弾かれた鉈が飛び、向こうの床に落ちた。鈍い金属音が打ちっぱなしのコンクリートの部屋に響く。 怯んだ隙にもう一人のシモンは胸倉を掴むと直ぐさま突き放した。不意に床に叩き付けられた衝撃でヴィラルは意識を失った。 「気分はどうだい、艦長さんよ?」 目を覚ますとヴィラルの顔を多元宇宙のシモンが覗き込む。腰の辺りに跨がったシモンは歪んだ笑いを浮かべた。 その顔に拳を叩き込もうと右腕を振り上げようとするが、頭上で縛り上げられていることに気付く。 ヴィラルは小さく舌打ちした。 「最悪だよ。」 「そうか、俺はサイコーの気分だ。」 言うや否やシモンは青いスペーススーツ越しにヴィラルの腹を撫でた。 「……っ!」 「真面目そうなツラしているくせにやらしい恰好してよ。」 感じ... -
『ヴィラ子会議』
ヴィラ子会議ってこんなノリ? ってのをちょっとSSっぽく纏めてみた ちげーよ!って抗議は受け付ける 若妻とシモン先生のラブラブ新婚あいたたたっ!なDVDを見終わって、みな一様に複雑な気持ちのまま固まる。 「えっと…いつも、こんな感じ……なのか?」 恐る恐ると言った体で問い掛ける艦長女王に、若妻は恥じらいつつもこっくりうなづいた。 「休みの日はこの3倍頑張ります」 どひぇー!とドリフのコントばりにコケる本編組の脇では、サスーン子が熱心にメモを取っていた。 「で、エプロンの丈はどれくらいがベストなんだ?膝丈か?それとも膝上か?色は?露出は多い方がやっp」 大慌てでサスーン子の口を封じたゲリラ女王が首をブンブン振る横では、公務さんがこぬこの耳をふさいで全く同じ顔で首を縦に振っていた。 「何をそんなに恥じらう必要があるんだ?だってま「だぁああああっ!お前はまだ何も言うな... -
『ギミーくんと艦長女王』
話があると、直接奴の私室に呼び出された辺りで気付いていれば、こんな事にはなりはしなかっただろう 今はただ己の不注意さを呪うしかない 「な…んの、つもりだっ」 扉を開けた途端スプレーを吹き掛けられ、気付けばベッドに張付けにされていた 「だって、言ったらアンタ逃げるだろ」 四肢が鎖で固定されて動けない私の上にギミーがおおい被さってきた 「にげ、ない…から放せっ、そしたらきぃてやる」 吸い込んだガスの影響か、呂律が上手く回らないが、どうやら納得してくれたのかおもむろに足の拘束具を外す 「な!」 百歩譲って外した事までは許そう しかし何故腰を持ち上げる必要がある!? 「んじゃ言うよ。ヤらせろ」 「はぁ!?ぅわ!ちょっ!待っひゃあ!」 思いっきり布地が引っ剥がされた下半身に、冷えた外気が触れて肌が粟だつ 「いゃだ!ギミー、やめっ…」 細やかな抵抗だと知りつつ足をジ... -
『おやっさんとヴィラ子の晩酌』
ヴィラルの家で夕飯を馳走になるはこびとなった。 意外にもコイツの作る飯は旨く、久しぶりの温かい飯を腹いっぱいになるまで食べた。 そんでもって、料理の腕を褒めるとどういう訳かそっぽを向いて拗ねる。 褒めたのにそんな態度とられちゃ割にあわねぇな、と苦笑。 「……シモン。」 焼酎を飲もうとして、唐突に見つめられた。真面目な顔。 「どうした、ヴィラル。」 気のせいだろうか、顔が俺のほうに近づいてきた。 なんだ、その、俺のあごを捕らえた指は。 ああ、唇が迫ってきているぞ。何かの冗談じゃねぇのか。 悪いが胸元の谷間を見せられて節操保てるほど、俺は人間できちゃいねーよ。 瞬く隻眼の睫の一本一本を視認できる距離にまで近づいた時。 俺の唇に何かが触れる感触がした。 「ご飯つぶ、付いている。」 ヴィラルの人差し指が俺の唇から、するりと頬をなぞって逃げた。 ... -
『ヴィラ子スレ一周年記念SS』
いきなりおやっさんと艦長女王の温泉旅行中という色々途中をすっ飛ばしすぎた状況からお送りします。 「そういえば、風呂上りっていうとお前に襲撃された思い出ばっかりだなぁ」 部屋の内湯に肩まで浸かったシモンがのんびりとした口調で呟く。 ばっかりだなどとは聞き捨てならない。風呂場で喧嘩を吹っかけたなんて憶えはあの20年前、リンカーネ刑務所のシャワー室でのただ一度しかない筈だ。 「その7年前もだよ。俺たちが山の中の温泉旅館に偽装したガンメンと戦闘して、なんとか勝ったけど素っ裸だったとこにお前がいきなり出てきて裸猿ども服を着ろー! とか叫んでたじゃないか」 何だ、最後のは私の物真似か? ちっとも似てないと言うかそんな風には言っていないぞ。…たぶん。 しかしそうか、考えてみればこの男も確かにあの場所にいた筈だ……筈なのだがなぜか思い出せない。おそらくあの時は... -
『艦長とグラサンと抱き枕』
抱き枕、というもの自体の存在は知っている。 頭を乗せるだけではなく、抱きつくように抱え込むことで全身を預ける形になり就寝中に体の各所に掛かる負荷をうまく分散できるというリラクゼーションアイテムだ。 そして、その抱き枕に等身大の人物像――実在の人間の写真だったり二次元フィクションキャラクターの絵だったり――をプリントし、擬似的な慰みを得る目的の商品もあるのだということは今さっき知った。 全く、人間というものは余裕のある生活をさせておくと変なことばかり思いつくものだ。 「……それで、ほぼ平面の私に抱きついて眠る事が一部クルーの精神的慰安となることを期してこのようなものを作ったと」 超銀河ダイグレン内某所、士官用のカフェラウンジの一画でゆったりとした造りの座席に足を組んで腰掛けた女艦長の、些か硬い声音と威嚇的な視線に、対面の席で一人の男性クルーがそう小さくもない肩をぐっ... -
『生理』
艦長なりたて(最終回からちょっと経過した程度・まだ皆若い)のヴィラ子に訪れる最初から最後まで生理ネタ。 ヴィラルが女で獣人なのに生理って時点で充分パラレルなので細かいとこは目を瞑ってくれるとありがたい。 でも何か間違った知識ひけらかしてたら申し訳ない。 <///]------------------------------ドーリドリドリ------------------------------ (生殖能力に欠けた女にこんなもの!) 朝から続く痛みに、ヴィラルは苛立ちを募らせる。瞼を閉じて米神を揉むが、今は星々の放つ微かな光さえ頭痛の原因の一つとなっていた。 超銀河ダイグレンのクルー達は見るからに不機嫌そうな艦長には極力近付かぬようにして、彼女に回る仕事を陰で引き受けたり進んで片づけていた。指示を仰ぐのも必要最低限だ。ヴィラルもいつもより少ない仕事の量に疑... -
小ネタ保管庫2スレ目
183(2-23)様: 『ぷれぜんとふぉーゆー』 朝起きたらまだ夢の中だった。 「目を開けたまま何を言ってるんだお前は。現実を見ろ、現実を」 どう見ても現実とは思えないような光景が腕組みをしながら偉そうに言う。 いや、だって、お前。 「……つか、冬の朝だってのに寒くねえのか……?」 布団から上体だけ起こした俺の目の前には赤と白と金色の三色。 いや白といってもそれは言葉の綾ってもんで実際には色素が薄めな肌色なわけだが。 その色白い肌の上を鮮やかな赤が何条も走って――というか巻きついて、白い地を細かく 分断している。更に、肩や背へ流れ落ちて体の線に纏わり付く金の髪がその赤にひときわ映えて 目が覚めるようなコントラストに。 平たく言うと、素っ裸に真っ赤なリボンをぐるぐる巻いて肩の辺りで蝶々結びにした女が 目の前に、布団に寝ていた俺に半ばのし掛か... -
『ツンデレ艦長とペット子』
なんか優しいぞ?このツンデレ艦長と、アホも大概にs(ryなペット子の話 ペット子はある程度飼い馴らされたら自由に艦内を歩き回ってそうな気がするんだ。 でもアバンさんの帰りが待ち遠しいので、甲斐甲斐しく部屋で大人しくしてる事が多い。 んで艦長は廊下ですれ違うと無視or虐待orいきなり影に引っぱり込んで立ちプレイ。 艦内に冷凍室あるの?などの異論は受け付ける。 そんな日常のある1日を妄想してみた。 ☆ 部屋に戻ると犬の姿がなかった。 鎖を外してやるようになってからは自由にプライベートルームの外へも出入りしている。しかし男が戻る時間には必ず部屋で待っているのが通例だった。 「ちっ!あいつ、何処行きやがった…」 男は犬一匹いないだけで自分の部屋がこんなに寂然とするものなのかと初めて思った。 その頃、犬は極寒地獄にいた。 未だ慣れない戦艦の食料庫... -
『アバン艦長ショタ返り2』
数分後、ブリッジに戻った副官により「過労の兆候が見える艦長を休養させるため」停泊及び擬装形態にて艦を隠蔽せよとの指令を受けたカテドラル・テラは久方ぶりに、戦火に艦体を洗われぬ一日を送ることとなった。 「……あ、あの……」 シーツを換え、綺麗にベッドメイキングされた寝台の隅に所在なげに腰掛けているシモンは逡巡の末、勇気を振り絞る思いで今は唯一、同じ室内にいる自分以外の人物に話しかけた。 「どうした、何か必要なものが……そうか、そういえばまだ食事をしていないな。今持ってこよう」 穏やかな声音で応じたその女性は意外なほどきびきびとした動きで続きの部屋へ姿を消し、ほんの数分もしない内にまた戻ってきた。手にしたトレイに乗っていたのはどれも見たことのない食べ物だったが、食欲をそそる匂いに、今まで驚きの連続ですっかりと忘れていた空腹はきゅうと音を鳴らして歓迎する。 それと... -
『入れ替わりペットとアバン艦長』
ヴィラルはフワフワとレースがかかったピンク色のリボンをしごく幸せそうに眺めた後、そっと寝床のクッションの中に隠した これはとても大切な物だ 以前にも何度か経験した事なのだが、今回は何時にも増して驚いた 否、焦った ≪な!何だこれは!?肉球??しかも胸が平らに…これじゃあシモンに…って!シモンが起きたらどうしよう!?どう考えてもこの体で奉仕はできない><≫ 所謂私の体は幼児(ネコミミ尻尾のオプション付き)に変化してしまっていた そして私が自然に目覚めるような時間と言う事は、相手にしても同じ事で、もそもそっと身動ぎしていたシモンがむっくり起き上がった 「っっ!」 思わず息を飲むのが悟られたのか、彼がこちらを向くと、お互いに目が合う…しばらく確認するように見つめ合って唐突に飛び上がる 「な!何がどーなってんだ!?また螺旋力の暴走とかか?おい!」 急き込む様に問い質さ... -
『アバン艦長ショタ返り1』
※内容説明とご注意点など※ このSSはかなり前の過去スレでネタの出されたアバン艦長ショタ返り話です。 以下の点にご注意の上、趣味に合わないと判断されました場合は無理に読まずにファイルをゴミ箱へ放り込んで下さい。 このSSは成人向けの性的及び暴力的表現を含みます。 しかもエロパートと暴力/流血描写パートとそれ以外のパートの割合がpropellerのエロゲ並みです。 エロにはおねショタが含まれます。 文体が冗長です。というか長すぎて全3話に分割されてます。 ペット子が「雌犬奴隷のふりをしている」バージョンです。 アバン艦長が中二病通り越して大変に女々しいです。 艦の名前はどうでもいい理由により、超銀河ダイグレンではなくカテドラル・テラのままです。 匂わせる程度に書かれている背景事情は深く気にしないで下さい。 SFガジェットや用語の使われ方はおおむねいい加減です。 スレ内の雑談・小ネ... -
『女子高生ヴィラ子』
※呼称はなんとなくヴィラ子。シモン先生はおやっさんより少し若くして落ち着きない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 真っ暗な校舎の一角にある宿直室、そこだけに灯は灯っていた。 マフラーを夜の風雪になびかせて、真っ直ぐにその一点を見据える少女の瞳には何か固い決意がこもっていた。 深夜0時をまわった頃、今にも衝撃で壊れそうな古びた部屋のドアがけたたましく叩かれた。 TVを付けっぱなしでうたた寝をしていた小汚い頭が二つ折りの座布団から転げ落ちる。 「いでっ!んん~……こんな時間に誰だぁ?」 離れがたいコタツからヨロヨロと抜け出してドアを開けた瞬間、訪ねてきた何者かのラグビー級のタックルを食らった。 運悪く、勢いで倒れた先のコタツの角に頭をぶつけ、遠のく意識の中で自分の胸に飛び込んできた、その正体を認めた。 「ヴィ…ラ…?」 目... -
『アバン艦長ショタ返り4』
「……っ、く……」 食いしばった歯の間から抜けていく空気が、やけに甘えた声音となったことに自分でぎくりとしたのか、少年の体が僅かに跳ねる。 「ひっ!?」 身動きしたせいで、薄皮一枚に守られた肉と血管が、少し硬いもの──例えば、そう、尖った歯とか──に当たったような気がして咄嗟に全身が竦む。 が、いつまで経っても予期した痛みなどはなく、その器官はただ温かく濡れて柔らかな感触に延々と撫で回されて、これまでに体験したこともない、強烈な快さに翻弄されるばかりだった。 ついさっき、抵抗する間もなく下穿きを剥ぎ取られた驚愕と恥ずかしさとその他諸々で一瞬縮み上がったかに見えたというのに、今や臆面もなく怒張し、屹立しているそれは既に自分の体の一部ではないかのように意のままにならない。 だというのに受け取る感覚だけは忠実に脳裏へ送られ、腰から下の骨が抜かれでもしたかと思うほどの快... -
『アバン艦長とペットヴィラ子』
(※前後の雑談も重要だったりするので、3スレ目過去ログもご参照下さい。) 763あたりの実は演技だったんだよという設定に悶え苦しんだ末にこんなんできました。 いつも以上に文体が荒々しい気が自分でもする。 時期的には調教途中段階でもう艦長に色々されることについては嫌悪感はないけれど、 殴られたりアブノーマルなことをされたりするのは嫌だと思ってる位の感じで。 ペットの癖にキス程度でエロはない。 シモンが帰ってこない。 宇宙であろうと時間という概念は存在するので、この船にも時計がかかっている。 もちろん一日中真っ暗だろうが明るかろうが、時計が2周すれば日付が変わる。 時計はもう午前2時を指していて、いつもならとっくにシモンが帰ってきている頃合いだ。 部屋が主の不在のまま日付を跨ぐのはともかく、こんな時間まで帰ってこないというのは珍しい。 ... -
『女定時さんダイグレン潜入大作戦Aパート』
※定時王女体化注意 ※キャラの性格別人化注意 ※カミナ生存のまま9話以降に突入した捏造並行世界注意 ※百合なんだかなんなんだか微妙な描写注意 ※エロ含有量薄すぎ注意 以上に地雷臭をお感じの方はくれぐれもお読みにならないことをお奨めします。 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 息苦しい程の質量に身体の中を掻き回されている。 無防備な柔い粘膜を抉り、擦り立てるその動きに剥き出しの神経が蹂躙され、苦痛とも快楽とも区別できない波が全身を休む間もなく責め苛む。 内も外も、隈無く暴かれた身体はどこに触れられても淫らな刺激を脳裏に伝え、だらしなく開いて荒い呼吸を繰り返す口からは涎と野の獣じみた声が零れるばかりだ。 自分の上へ圧し掛かる白い肌には蜈蚣を象った刺青がうねる。まるで紅い荊のようなそれが突然、ぐにゃりと歪んで次にその色を変えた... -
『サスーンとデコイの入浴』
来日したデコイとサスーンは長旅の疲れを癒すためすぐにホテルに入った。 豪華ではないものの小綺麗なツインルームに荷物を放り出し、サスーンはさっさと服を脱ぐ。 見る間に凝った刺繍の施された黒の下着一枚になって、シャワールームへと入っていった。 サスーンとデコイは幼い頃からの長い付き合いで、彼女の裸体にそれほど驚きはしなかった。 (それに幾度か身体も重ねた……) 裏社会の仕事を女と共にしていれば堅物を体言したような男も情愛に焼かれることはある。 若気の至りもあるが、サスーンは美しい女だった。 しかし肉体関係以上の接点を持とうという気はデコイにはなかった。 都合のいい女。 それがサスーンに対する距離の置き方だった。 「デコイ、髪洗うの手伝え。」 ソファーでくつろぐ男をサスーンが呼ぶ。 「なぜ私がお前の頭などを洗わねばならん。」 苛立たしげな返事。 「爪が痛い... -
小ネタ保管庫1スレ目
56様: 『アバン艦長×ヴィラ子』 「キサマ……ぁっ……ニア様に……これ以上のっ……無礼は……」 「うるせーよ」 生意気にも睨んで来た獣人の頬をひとつ打つ。 ぐちゅぐちゅといやらしい音に加えて渇いた音が自室に響き、視線が外された。 しかしそれだけでは腹の底のいらつきは収まらず、獣人の秘部を掻き回す己自信を深く押し込む。 すぐさま嬌声があがり、肘をついて起こそうとしていた上半身ががくりと落ちた。 同時になにも纏わぬ細い腰と、それ対して豊満で張りのある乳房が小刻みに揺れる。 整った顔はすでに上気して、琥珀色の潤んだ瞳は彼女の拒絶ととは裏腹にひどく誘惑的な色に染まっていた。 薄く汗ばんだ肌も心地よく肌に吸い付き、接合部の締め付けは突くたびに男の意識を揺さぶった。 だがシモンは彼女には満足していなかった。 (本当は……ニア、お前のことを……) (省略され... -
『女定時さんダイグレン潜入大作戦Bパート(02)』
※定時王女体化注意 ※キャラの性格別人化注意 ※カミナ生存のまま9話以降に突入した捏造並行世界注意 ※アディーネ様オチ要員注意 ※エロありません注意 以上に地雷臭をお感じの方はくれぐれもお読みにならないことをお奨めします。 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 〔Bパート01よりつづき〕 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 艦長室前の通路からは動かずに、もそもそと衣服を身に着けながら千切れて半分ほどの長さになったサラシはいっそ解いてしまうべきか、このままにしておくべきかと思案していたシモンが視線に気付いてはっと顔を上げれば、頭の上にブータを乗せたニアがしげしげとこっちを眺めていた。 「あ…あんまり見ないで」 どぎまぎと染まった顔をあまり見られないよう、ゴーグルを頭の後ろで留める腕... -
『エクレア』
「ぇくれああああああああああああああっ!」 と騒がしい…なんて言葉じゃ表し切れないほどの騒音が、要職たる超銀河大グレン艦長の私室から外の通路に響くほどに木霊している。 「ぇくれああああああああああああああっ!私のエクレアは何処だっっ!」 バタンバタンと手当たり次第に戸棚という戸棚をひっくり返し、引き出しという引き出しを引っ張りだし…と目茶苦茶に荒れ果てた部屋の中には目を血走らせ、腰に届く程の髪を振り乱した獣がいた… 「ぇくれああああああああああああああっ!ぇくれああああああああああああああっ!」 とまるでその物の名を呼べばヒョッコリ出て来んとばかりに絶叫する獣人に、戸の向こう側で書類片手に艦橋クルーでもある青年は立ち尽くす。 「これは帰るべき…かな?」 独り言とも自問とも付かない呟きに空しく溜め息を吐くと、青年はシャキッと居ず舞い正して来客用チャイムを鳴らす。 すると中で暴... -
『サスーン先生と志門くん』
今日こそあのませた厨房をアヘアヘのメロメロにしてやるんだからな! とサスーンはヒミツメモ片手にお惣菜を皿に移す作業に熱中していた そのメモには 最初は食事や身だしなみの面倒を見てあげる と記載されていたが、皿に盛られているのは明らかに近所のスーパーで買った1パック298円の唐揚げと、100円のポテトサラダ… どうやら手作りは諦めたようだ しかしながら、本人は大まじめにテーブルセッティングにまで拘ってみたりしている 「よし!」 何て会心の笑みを浮かべて、今度は寝室(と言っても畳四畳半の志門の部屋)に布団を二枚並べてメモを確認する 「いっしょにあそぶ!おやつたべる!おふろはいる!夜は布団を二枚並べてシッポリが定石!」 と復唱してニンマリと笑う… 彼女にしてみればこれはハズレ無しバッチリ完璧な作戦なのだ 「ありがとう私!」 これで今夜は… と少々アレな想像を膨ら... -
『ゲリラ女王陵辱してみた(殺伐・痛い描写注意!)』
(※前後の雑談も重要だったりするので、3スレ目過去ログもご参照下さい。) にゃんにゃん&雛祭りな流れをぶった斬ってちょっと長いネタ投下。 野良ペット子さんが新しい飼い主に捕まった時の話というか雌犬奴隷への第一歩というかで 殺伐として痛い描写が多いので、苦手な方は宜しくご回避願います。 ちなみにタイトルを「陵○ゲリラ狩り」にしようかと一瞬思ったけど 元ネタのゲーム探してる人が間違ってぐぐり当てたりしても各方面に迷惑そうなので止めました。 勝負は、呆気ないほど簡単に着いた。 自分の手から弾き飛ばされた刀が遠くの床で硬い音を立てる。 どう、と倒れ込んだ体へ追い打ちを掛けるよう踏み下ろされる足。 こんなにも力の差は開いていたのか。 螺旋力を物理的な力に変換するあのコアガンメンさえ無ければ、生身の肉体で相対すればまだ獣人である己に勝機があるな... -
『アバン艦長ショタ返り3』
意識が浮上するのに伴って、さっきまで夢の中で繰り返されていた記憶の連なりが、大量の水が流れ込むようにして脳裏に焼き付けられる。 昨日の朝と同じ、遠く過ぎ去ったはずの記憶と実際に体験した記憶が同じくらいの鮮明さで重なり合う現象に頭がひどく混乱して、目の前がぐるぐる回っているみたいな調子で少し気持ちが悪い。 昨日はリットナーの村を出て七日ほどの場所で、ちょうど良く身を隠して休めそうな岩場にキャンプを張っていたはずだった。 ラガンで周囲を偵察してみたら少し離れた緑地に小さな泉があって、飲み水を充分確保した後でヨーコは水浴びに行ってくるとやけに張り切って出掛け、リーロンはいつものようにラガンとグレンのメンテナンスを、カミナは見張りのためと登った岩山の上でやおら刀を振り回し、どうやらイメージトレーニングらしきものを始めていた。 何をしているのかと訊ねてみれば、彼は存外に真面目くさっ... -
『女定時さん監獄で宿命合体』
※定時王改め監獄王の女体化注意 ※カミナ生存のまま第3部以降にまで突入した捏造並行世界注意 (よって一部地名やイベントの発生するタイミングなどが違います) ※シモンさん変な子になってるっていうか浮気中なのでシモニア純愛派の人特に注意 ※時間計算が無茶苦茶ですが深く考えないよう注意 ※総合的にバカ話注意 以上に地雷臭をお感じの方はくれぐれもお読みにならないことをお奨めします。 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 新都・ダイグレンシティはその至るところを黒煙に覆われ、または炎の色に染め上げられている。 人類が千年の空白を経て再び地上に築き上げた文明の地も、今や死と破壊の嵐に蹂躙され尽くした瓦礫の山が半ばといった有様だ。 今も上空で乱戦状態にあるガンメンとムガン、地上に残された人々を守ることを選んだ螺旋族の戦士と、この地に生... -
簡易掲示板
意見とか伝言とかそういう感じの色々。 +ログ テステス -- 庫主 (2007-12-11 18 37 17) 検索避け入れました。 -- 庫主 (2007-12-11 22 38 19) デザイン変えました。これなら長文も読みやすいかな? -- 庫主 (2007-12-12 03 14 16) 過去ログとスレ3の画像保管完了。小説と小ネタはまた後日; しかし過去ログ保存するなら小ネタ倉庫いらない気もしてきた。 -- 庫主 (2008-03-14 23 52 19) ネタはスレ過去ログを参照して頂くことにしました。 -- 庫主 (2008-04-08 11 11 14) スレごとの作品投下数が減ってきたため、画像系作品をヴィラ子の種類(?)でのソートを検討中。しかし結構作品数が多くて時間かかりそうです。現スレの補完はスレ終盤に行いまする。 -- ... -
『女定時さん温泉でドッキリ』
※定時王女体化注意 ※キャラの性格別人化注意 ※くそくだらない話注意 ※エロ寸留め注意 以上に地雷臭をお感じの方はくれぐれもお読みにならないことをお勧めします。 あと一応、全年齢板への転載はご遠慮下さい。 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 地響きを立てながら、巨大な鋼鉄の足が荒野を踏みしめ、歩んで行く。 螺旋四天王が一人、怒濤のチミルフに与えられた人間掃討軍の地上母艦型巨大ガンメン・ダイガンザン。 その腹の中に位置するハンガーの一画、立ち働く整備員達の手により今しも発進準備を整えつつある一機の白いガンメンの足元で、二つの人影が言葉を交わしていた。 「ヴィラルよ、そう急かぬでもよかろう。明日の朝には投擲射出で到着できる距離まで近付けるのだぞ」 この艦の主であり、獣人達の地上軍統括者でもあるチミルフは目の前... -
『デコサス膝枕』
※エロ有 ※デコとサスーンはどうやら初めから恋人のようだ 「寝るのにちょうどいい」 ヴィラルは承諾も得ず、ソファーで読書に更ける男の膝に頭を横たえた。 思ったより置き心地は悪くない。むしろ体温が頬から伝わって不思議とホッとする。 ページをめくる音が遠くなり、やがて眠気がやってきた。 なのに、少し前から眠りを妨害するもの… 男は本を片手で読みながら、一方の手でサラサラの金髪を梳いたり指に絡めたりしている。 無意識に空いた手を遊ばせているのだろうが、少し手荒いせいで眠りの淵から呼び起こされて堪ったもんじゃない。 「さっきから頭ら辺が煩わしくて眠れないぞ、デコ」 「デコじゃない、デ・コ・イだ」 「すまなかったデコ」 おざなりに返すと、言い直されなかった呼び名に男はムッとしたらしく、しばし無言で何か思案した後、フッと企みの笑みを浮かべた。 「…寝れなくしてあげましょ... -
『入れ替わりこぬこと飼い主さん(一方あちら側)』
目がさめたらなんだか体がへんだった。 いつもと同じシモンのベッドにねてたはずなのに、どうしてかひどくきゅうくつだ。 まえ足もうしろ足もきゅうにながくなったみたいなかんじがするし、どうたいもおもたい。とくにむねのところが。 とにかく、おきあがって、じぶんの体をたしかめてみる。 「……!?」 すごい! おっぱいが大きくなってて、まるでふうせんみたいだ! まえ足をのばしてみたら、やっぱりながくなっている。シモンとおなじくらいながいかもしれない。 うしろ足もしゅーっとのびてて、まっすぐにのばしたらベッドからはみ出すくらいだ。 さっきからかたにさわっててくすぐったいのはかみの毛だった。 せなかよりずっと下までながくのびてて先のほうはおしりのところまである。 さらさらできらきらしてて、えほんで見たおひめさまみたいだ。 もしかして、... -
『赤いのとか青いのとか』
「それ」は、この彼女の部屋に対して随分とそぐわない物のように思えた。 地球宇宙軍の旗艦・超銀河ダイグレンの艦長である彼女は基本的に一年の大半を空の遙か向こう、月軌道よりも更に外側の宇宙空間に浮かぶ超弩級ダイガンの中で過ごしている。 まとまった休暇を得て地球へ降りてくる事など年に二、三度でしかなく、それすらも一度に三日から長くて一週間程度の滞留ときては自然、地上の自宅の方が仮の住まいめいて来るのも無理からぬ事だ。 生活臭の極度に薄い室内には生来の質実な性格を反映してか、最低限必要な家具や機器類以外の余計なもの――趣味嗜好品や生活を彩るインテリア類などが全くと言っていいほど存在しない。不在時には一部のセキュリティや保守機能を除いて電源の類も落とされるらしく、日用雑貨や食料品の類も滞在する期間中、必要に応じてその都度買い求めたりしているほどだ。 ゆえに。 ここに... -
『六月の花嫁』
※諸注意 シモン先生変態化or別人化 何やらロシウが怖い やっぱり可哀相になっちゃったギミー君 最後が投げやり 以上に地雷臭を感じられたら華麗にスルーしてくださいorz すべらかな肌触りのサテンのドレス― 愛する人が私のためにと一針一針塗ったドレス― 『水色。似合うと思ったんだ』 その言葉通り、ただの白じゃなくて微妙な光彩で淡い水色に揺れる。 あの人に愛されている。あの人に包まれている。 そんな風に考えただけで――― 「はぁぁん!落ち着け!落ち着くのよ私っ!!」 自分自身を抱き留めて、その場にしゃがみ込む。 アパートを決めたり、カーテンを買いに一緒に出かけたり、色違いの歯ブラシ並べたり。 着実に実感を積み重ねてきたが、ここにきてようやく全部夢なんかじゃなかったんだと気付く。 今日からはもっとずっと側に居られるんだ。 ... -
『痴話★喧嘩』
公休。地球防衛軍戦術的戦略的移動型拠点基地でもある超銀河大グレン艦内に職場も、 仮だが住居もあるわけで、 もっぱら休日は宇宙に止まり残務の片付けをするのだが、 この日はそれが幾許多く時間が余ってしまった… 地上に降りるには些か足りないそんな時間をどうしたものか…と思案していた中 ふと思い当たって弁当を拵えて環境調整区画へと出向いた。 自分としては珍しく軽いピクニックのつもりで出かけたのだったが… 「まったくお前って奴は…」 環境調整区画のとある木陰、この艦の女艦長ヴィラルは隣りで 自分が握った特大握り飯に嬉々としてパクついている男を睨み付ける。 「ん?何か言ったか?」 広角についた飯粒をペロリと舐め取ってあっけらかんと問う男に出かかった言葉を飲み込んだ。 「はぁ…まぁいい」 「…うん?いいならいいけど。弁当、旨いぞ食わないのか?」 「心配するな食べている」 ... -
『ご開帳』
「……シモ…ン……も、もう、いいだろう……?」 「ん、いや、もうちょっと」 「い、今更……今更見たところで…………なんで今更だ!!」 そう、本当に今更すぎる。 大雑把に四捨五入すればとうに20年近く昔の話だ。なのに、どうして今になっていきなり。 事の起こりは、今日の夕方に突然、 いつもの事だが何の連絡も寄越さずにシモンがふらりと訪れたところからだ。 超銀河ダイグレンが地球圏に停泊している時期でもカミナシティの自宅に戻っている事はそれ程ないというのに、偶然と言うにはあまりにも不自然な高確率で自分の元を訪う男に対する細かいツッコミを放棄してから既に久しい。 だから今日も、どうして帰っていると解ったのかとか何をしに来たとかの無駄な質問は一切せず、昨日なんとなく多めに買ってしまっていた材料で夕食を作って出し、彼が手土産にと持ち込んだ南方の地酒で晩酌と雪崩れ... -
『シモン先生のお悩み』
※注意 ダリーとシベラがヴィラルの後輩でお友達設定。 シモン先生が何かお裁縫にチャレンジ。 何だかギミーが可哀相な気がする。 以上が受け入れられる心の広い奴は駄文に付き合ってorz 放課後の職員室。机にブライダルカタログを広げ、計算機片手に頭を抱える男が一匹… 「何でこう言う関連ものは料金に0がいっぱい付いてんだよっ!いっそ保険金のため回線切って首吊って死ぬか!?」 クシャクシャと寝癖頭を掻き回し、ぼやく担任教諭をコッソリ覗く女子生徒が二人… 彼女等は顔を見合わせそっとうなづくと、未だうんうん悩みの園にいる男の肩を叩いた。 「先生」 「あ、シベラにダリー。どうした?」 上げられた顔にホッとしつつ、ダリーは広げっ放しにされているカタログを手に取った。 「どうしたもこうしたも無いよ。先生困ってるのが隠せて無いんだもん」 「そ、そうかな…」... -
『女定時さんダイグレン潜入大作戦Bパート(01)』
※定時王女体化注意 ※キャラの性格別人化注意 ※カミナ生存のまま9話以降に突入した捏造並行世界注意 ※エロはありますが抜けるかどうかは疑問です注意 以上に地雷臭をお感じの方はくれぐれもお読みにならないことをお奨めします。 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 〔Aパートよりつづき〕 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ シモンとニアを通路へ閉め出し、閉じたドアに内からロックをかけたところで正面を向き直ったカミナは次の瞬間、仰天のあまり手にしていた刀を取り落とした。 床に激突したそれが、がしゃりと硬く重い音を立てるのを意識の隅で聞きながら、脳の処理能力の方は殆どが視覚で捉えた光景を理解しようと試みることに振り分けられている。 何故か、目の前でケダモノ大将が服を脱いでいた。 獣人相手... -
『シモンなんかカミナリおっこちてしんじゃえっ!』
夕方の一般職員が帰宅を始めるその時間帯に鳴り始めた雷は、治まるどころか豪雨を引き連れよりいっそう激しく鳴り響く。 総指令府議事堂の正面玄関内、地球のNo.1とNo.2がそろって悪天候の夜空を見上げて溜め息を吐く。 「シモンさん。流石に今日はガンタクで帰ってください」 地響きがするほどの威力で空をのたうつ雷にロシウが顔をしかめながら進言する。 「うーん。そうしようかな」 さしもの俺も今日ばかりはその提案に乗ろうと、レインコートのポケットからガンフォンを取り出して業者のダイヤルを回しかける。 「あ、着信」 番号が中途半端に押しかけだが、自宅からの着信を優先して受話器を取る。 『もしもし、シモン!カミナリすごい!だいじょうぶか!?』 焦り100%な声音で電話を掛けてきた相手を宥めるように「大丈夫だよ」と一言。 『そっか。よかった』 ホッと溜め息を吐くのが解って口許が緩む。... -
『さようならと唱える』
注意:ゲリラ時代なので冒頭にオリキャラが出ます。 「ヴィラル、大丈夫?」 心配そうな小さな声が聞こえて、重たい瞼を上げた。 眠らなくても細胞が腐らない体になったとはいえ、睡眠は脳を休ませるのに必要だった。 「起こしちゃってごめんね。でも、凄く辛そうだったから」 肩から少女の手が離れて、服と肌の間にできた隙間に空気が入った。 ただそれだけなのに、酷く冷たい。 知らぬ間に刻まれていた眉間の皺を緩めて、どんな夢を見たのか思い出そうとしたが欠片も思い出せなかった。 けれど、眉の間にかけていた力のせいで何かしらあったのだとは分かる。 「ヴィラル最近寂しそうだから、それでうなされてるのかなって思って」 「寂しそう?」 思いもよらない言葉に思わずオウム返しをしてしまった。 最近はやっと地下の者達と生きるのに慣れてきて、忙しいながらも充実した日... -
『女子高生ヴィラ子「バレンタイン編〜目撃者!〜」』
女子高生ヴィラ子 「バレンタイン編〜目撃者!〜」 大学受験も追い込みに突入した2月の雪の積もった或る夜、 学校の一角に一つだけ灯るあかりに向かって、雪を踏みしめながら近づいてくる黒い影があった…。 赤点補習のテスト問題の採点にはろくな回答がない。 分からないなら分からないなりに、もう少し努力を見せれば評価も上がるというものだ。 『A わかんない』『A ねむくなってきた』『A ニュートンの法則くらい知ってるぜ!』 ああ…、こいつら馬鹿すぎる。 午後8時をまわった頃、突然扉をドシドシと叩く音がした。 ビクッとしてペンを強く握ったら、インクが大量に飛び出た。 幸い着ているジャージにはかからなかったが、たまたま採点中だったキタンの解答用紙が真っ赤に。 なんかすげぇ嫌な予感…。 ドア越しに「だれ?」と呟くと、小さく「嫁です…」と恥じらうような声が返ってきた... -
『一方あちら側では…』
こうですかわかりません! ----------------- 目がさめたらなんだか体がへんだった。 いつもと同じシモンのベッドなのに、どうしてかひどくきゅうくつだ。 まえ足もうしろ足もきゅうにながくなったみたいなかんじがするし、どうたいもおもたい。とくにむねのところが。 とにかくおきあがって、じぶんの体をたしかめてみる。 「……!?」 すごい! おっぱいが大きくなってて、まるでふうせんみたいだ! まえ足をのばしてみたら、やっぱりながくなっている。シモンとおなじくらいながいかもしれない。 うしろ足もしゅーっとのびてて、まっすぐにのばしたらベッドからはみ出すくらいだ。 さっきからかたにさわっててくすぐったいのはかみの毛だった。 せなかよりずっと下までながくのびてて先のほうはおしりのところまである。 さらさらできらきらしてて、えほんで見たおひめさまみ... -
『おしょうがつ』
いくら総指令と言えど議会が休みの盆と正月は自宅でのんびりまったりできる。 年の瀬どころか大晦日の夜、紅白を見て年越し蕎麦を愛猫と啜っていても誰にも咎められない。 非番!何て素晴らしい響き! 隣りでは「ぜったいジョヤのカネきくんだ!」と息巻いていたので、 眠気覚ましにと淹れてやった緑茶をちびりちびりと飲んでるヴィラルがいる。 それが、先程から何かのチラシを熱心に見つめて時折「はぁ」とか 「うん」とか呟いてはクレヨンで何やら書き込んでいた。 「……何やってるんだ?」 と問い掛けると、その言葉を待っていたーァ!と言わん許りのキラキラおめめが俺を見据えた。 「あしたのはつうりで、かうプクプクロにしるしつけてた!」 あーこの目は行く気満々だなぁ…… 明日は寝坊しつつ昼過ぎ辺りに初詣なんて想定してたんだが、こりゃあそうも言ってられないな。 とシモンは一呼吸置いてから腹を決めた。... -
『手をつないで帰ろう』
「見ろっ、シモン!!」 大変に元気な声とぽてぽてっという足音と共に、左脚の太股やや後方あたりに飛びついてくる、柔らかくてあったかい感触。 「見ろったってそこじゃ見えないよ。どれどれ?」 ゴロゴロ喉を鳴らしながら脚にしがみついてる生き物を、両脇の下を持ってひょい、と抱き上げる。 いつものフワフワした色の薄い金髪にぴんと立った三角形の耳、得意満面といった感じの表情。 そして首から下はといえば…… 「お、ダリーの昔の服だな」 「えっ、シモンさん憶えてたんですか!?」 少し遅れてヴィラルの後を追いかけてきていたピンクの髪の少女が、ものすごく意外そうな顔をする。 俺ってそんなに、他人のことに注意を払わない質だと思われてるのかな……ちょっとショックだ。 「これを選ぶときにロシウが凄い顔して悩んでたから印象に残っててさ。動きやすくて丈夫で、女の子らしく清楚かつ健康的な……... -
『ペット未満』
ままならない これほど酷いのは初めてだった。 「んんっ……ぐ…ぅ」 もう声を押さえようだなんて思う気持ちもないのに、ヴィラルの口内を犯す異物が自然と声をくぐもらせた。 地面に這い蹲らされて、もうどれほどの時間が経ったのか。 一時間や二時間などという可愛いものではないのだけは分かっている。 膝で足を畳んだ状態で足の付け根と足首を拘束具で一緒に留められて、その脇に手を縛られた。 結構自由度のある拘束法だと思ったのは最初だけで、認識の甘さを思い知った。座るくらいはどうにかなるのだが、それ以上のことはできそうもない。 その反面、シモンはかなり好き勝手に動かせるという中々どうして都合のいい仕様だ。 「――っふ、ぅんんっ!」 暴力的な刺激に身を震わせて、震えるバイブに歯を立てた。 体が緊張したせいで余計に二つの振動を感じてしまっ... -
『女定時さん監獄で宿命合体・隙間ネタ』
【隙間ネタその1 ボインvsボイン】 「──あんたがこんな所で何やってるのか知らないけど、シモンにまで変なちょっかい出すのやめてくれない? この子には一応ニアって恋人がいるんだから」 対峙した相手を威嚇するかのように革ジャケットを纏ったヨーコの肩がそびやかされ、その動きにつれてファイアーパターンのビキニトップに包まれた豊満なバストがゆさりと揺れた。 「アンチスパイラルの尖兵となって婚約まで交わした男を星ごと滅ぼそうとする恋人だがな。まあいずれにせよ、シモンの何でもないお前には一切関わりないことだろう」 挑発を正面から受け取ってヴィラルが裸の胸を反らすのに伴い、剥き出しの──申し訳のように長い髪の毛先が先端部を隠してはいるが、それが余計にエログラビア写真めいた雰囲気を醸し出している──形のいい乳房が左右で僅かなタイミング差を付けてぶるんと弾む。 牢獄の... -
『総司令×ヴィラ子』
時系列的に22話ラスト、月落下阻止直後 女定時さんシリーズとは繋がってません エロも何もありません ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 「ヴィラルはどうする? 俺んち来るか?」 燦然とした朝の光に映えて、あたかも工廠からロールアウトされたばかりの機体の如く輝くグレンラガンをその足元で見上げていた私に、シモンは横合いから唐突にそう言った。 「……何がだ?」 「ん、一晩中グレンに乗ってていい加減疲れたんじゃないかと思ってさ。…ってもグラパール隊の宿舎とかちょっと泊まれるような官舎はほとんどムガンの攻撃で壊れてるし、公共の建物で無事なとこはとりあえず家を無くした市民へ優先的に提供する事になってるんだけど、でもさっき上からチラッと見たら俺の家の辺りは大丈夫そうだったから、とりあえずウチ来れば寝るとこくらいはあるって」 「ああ……」 その申し出... -
『Dog Style』
※ペットヴィラ子とはまた別の多元宇宙で、エロパロ板の頃に出ていたニア姫の騎士Ver.です。 ※色んな意味で痛いのでご注意下さい。 --------------- 「……何だ、それは」 薄暗く、設えはそれなりに上等だというのに不思議と殺風景な印象の拭えない部屋の一隅で、金色の髪と眼をした女は自分が腰を下ろしているベッドの傍らへと放られたその布切れを、あたかも汚らわしいものでも見るような目で一瞥した。 「お前のドレスだ。これを着て今夜、食事に付き合えよ」 そう言って不遜に口の端を吊り上げた黒衣の男は、犬に玩具でも放ってやるような調子を隠そうともせずに女を見下ろす。 少し長めの前髪が目元に影を落として、若く精悍なはずの顔立ちにどこか荒んだような印象を与えている様子を見上げた女の脳裏に、かつてこの男と初めてまみえた──その時はまだ、少年と呼ぶのが相応しい年頃だった... - @wiki全体から「『艦長女王とおやっさん』」で調べる