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ちょっとだけ補足説明

  • Vantage Master 第9章 449より引用(442氏)
エディタでマップを保存する場合、「読み込み」ボタンの左側の数字にご注意ください。
その数字はマップデータファイルのファイル名を示していますので、この数字が他のマップと
競合していると421で指摘されていたような状態になったり、最悪、ヘッダデータを上書きして
折角のマップデータが失われる場合もあります。Jのマップを作る場合は「DATA01、02」にもご注意を。

エディタは.VMJファイルを直接編集できないので、.VMJファイルを編集したい場合は一度結合してから
再びぽかん氏のツールを使って展開してください。


 マップID、BGM IDは、マップリストBGMリストを参照のこと。


障害物の高さと射線

 配置できる障害物は高さ2か高さ5となっていますが、その違いについて。

 高さ2の障害物があっても、床の高さが同じならば直線の射撃も通ります。段差も含め高さ2までなら、あらゆる射線を邪魔しません。地上移動だけを妨げる障害物と言えるでしょう。しかし1段高い床に高さ2の障害物があると、仰角大、仰角中以外の射線はふさがれてしまいます。

 高さ5の障害物は、仰角大でやっと越えられる高さ。地上移動と射線を制限するのに使えますが、面積の大きいチップが多いのが難点です。

 侵入不可のチップは、高さに関わらずあらゆる移動と射線を阻害します。高さ5の障害物と違い、裏側に隠れる面積が少ないのが利点ですが、飛行移動も通れなくなります。

 ちなみに、幻魔使いと幻魔の高さは4で、仰角中も射程5以下は通りません。


魔晶石の数について(対戦用マップ)

 よく対戦に使われるマップで見ると、VMJP礼文 18個、VMJP宗谷 20個、VMJP根室 18個、VMJP十勝 12個、VMJ石狩 11個、VMJ十勝 10個となっています。

 VMJP十勝は少なめですが、開始時刻が6時で狭く、接点も二箇所と少ないので、安全な魔晶石を確保しやすい、キノオヅノやビャクウセンといった中級幻魔を使いやすいといった特徴があります。逆にVMJP礼文は魔晶石が多いものの、乱れて取り合いになったり、一部は無視されることもあり、魔晶石の多さをそこまで感じさせません。VMJP宗谷は、場合によってはヒノオロチも出る術数回復量の多いマップと言えるでしょう。

 大雑把にまとめると、入り乱れやすい巴型は18個前後、色分けされやすい正面衝突型は12個前後が適当、といった辺りでしょうか。

  • 高術力型と低術力型と魔晶石
 高術力型にとってやりやすい配置は、開始地点が魔晶石でその場召喚を続けられる形。これが低術力型だと開始地点の石を踏むと出遅れるので、無視してでも前に出る傾向が強くなります。

 低術力型のロクロウは自分で魔晶石を占領しても術数回復が7増えるだけですが、ミロクが取るはずだった魔晶石を奪えれば、加えてミロクの術数回復が16減ります。低術力型は自分の魔晶石回収を優先するより、相手の魔晶石回収を妨害する方が有利に働く場合が多い。
 よって開始地点の魔晶石や占領済み魔晶石の存在は、一般論として高術力型にとって有利に働くと言えます。作成したマップが低術力型に有利と感じるのであれば占領済み魔晶石を双方に追加、高術力型が有利と感じるのであればその逆、とすれば、手軽なバランス調整が可能です。


魔晶石の配置間隔について

 多少マップ作成の参考になる、かもしれない、レベルの話。「魔晶石の数について(対戦用マップ)」と関連しています。

  • 幻魔使いの開始位置と魔晶石
 先述の通り、開始地点の魔晶石は高術力型向けですが、開始地点から3の距離にある魔晶石も高術力型にとってありがたい存在です。高術力型に多い移動力3の幻魔使いが、自然に前へと出ることが出来ます。

 巴形や通路戦以外のマップの場合、中央を制する価値の高いことが多いので、あれば出遅れるのが確実な移動力3の幻魔使いの助けとなります。3の倍数である6も良さそうです。

 素早さ系の優位が特に際立つ狭いマップでは、開始地点から0~2ヘクスの位置に魔晶石を置いた方がよいでしょう。理由は「高術力型と低術力型と魔晶石」にある通りです。もっとも、狭くても守りやすい地形なら、魔晶石は必要ないかもしれません。

 逆に術力型が猛威を振るいそうなマップであれば、開始地点から4~5ヘクス辺りに魔晶石を置くと和らぎます。ただ、移動力3の高術力型にぎりぎり分類されるセツハがわりをくう配置ですので、飛行3なら踏める移動力消費4の距離の方がよいかも。

 ただ、移動力4の高術力型(ドーラ、ピュラー、ムウ、メルレット)もいるので、どうやっても正解はありません。……低術力で移動力3のライカ? 気にするだけ無駄だと思います。

  • 幻魔と魔晶石の配置間隔
 移動力7の幻魔はデアルマだけ。しかし移動力6と移動力5を加えると、大体の幻魔を網羅できます。よって回収しやすい配置は、移動力5~6消費間隔となります。

 次点の移動力6の中では、飛+泳のアマノイクサ、歩+泳のヨロズミタマが目を引きます。特に地形を無視出来るアマノイクサは石拾い性能に関しては最強なので、飛+泳6で効率よく占領できる魔晶石配置だと、高術力型の初手の大体はアマノイクサとなるでしょう。

 数多の魔晶石を占領して段を上げ、戦鬼を使ったアマノイクサは厄介な存在です。このような魔晶石配置は、アマノイクサを軽く使役可能な高術力型を利する配置と言えます。低術力だと、アマノイクサは呼べても戦鬼まではなかなか手が回りません。

 魔晶石の間隔が7ヘクスの場合、効率的回収は難しくなり、幻魔の展開が遅れることになります。攻防にも影響を与えますが、移動力6であれば魔晶石から魔晶石へ移動攻撃可能な距離ではあります。間隔が8ヘクスにもなると、魔晶石の相互作用は更に薄くなります。

 他にも、高低、水地、茂み、通路、開始時刻や明るさ等など、考慮しなくてはならないものは多いですが、解説するには力不足、分を越える行いですので省きます。

 以上は事の良し悪しではなくただの特徴ですので、「こうするのが良い、こういう配置はだめ」という話ではありません。「置いた方がよいでしょう」などの記述は言葉の綾です。あくまで参考までに。


幻魔と地形の相性

 話を単純にするために、まず高さ3の平地の大平原に魔晶石が点在している地形を考えてみます。この地形と特に相性が良いのは、ゴクオウカシャクです。

  • ゴクオウカシャク
 陸地で活躍する天象幻魔ヤクシャカイビョウに対し、術で斜め前から9点。他の天に対しても大ダメージなので、ゴクオウカシャクがいるだけで天は出なくなります。すると地殻幻魔、クギリオウジョウが安心して動けるように。

  • クギリオウジョウ
 水霊幻魔のジャコウダイ、トキノオツに対し、術中心で8点。2点ならゴクオウカシャクの術でも出せます。これで水も活動しにくくなりました。移動力が低く前線到着は遅いですが、大抵石拾いの地殻幻魔ヨロズミタマが先に展開しています。特に救援対象の火焔幻魔がマホバフドウなら、多少遅れても問題になりません。

  • マホバフドウ
 全ての天に対し、正面から8以上のダメージを叩き出す攻撃力もさることながら、防御力が高い。弱点の水霊幻魔からの術攻撃でも、トキノオツからなら正面で5点、魔晶石上なら4点。クギリオウジョウが援護についていれば、鉄壁となります。

 他に大平原で活躍する幻魔と言えば、魔晶石回収が得意な地殻幻魔であるヨロズミタマとデアルマ。平地を基本の地形とするならば、VM JAPANは地と火が基本のゲームと言えます。
 そこに平地以外の地形である、茂みや荒地、障害物、水地形、あるいは段差が加わり大平原から遠ざかっていくことにより、上記幻魔の影響力は漸減します。そして地水火天の相克も、その彩りを取り戻すことでしょう。

  • 水地形
 湿地や水地形は、ゴクオウカシャクの移動を直接制限します。そして、天敵であるビャクウセンが登場することでクギリオウジョウも動きにくくなり、獲物である水霊幻魔も水深1の地形効果を受けることで、与える術ダメージが7点に減ります。ランテイオウの牽制力も見逃せません。水地ではない、高さ2のアマゴイで水没する地形でも、一定の影響力があります。

 しかし、ジャコウダイを使い難くなってしまうのが難点。他にオトドギュウキの動きも活発になりますが、ゴクオウカシャクに比べれば可愛いものです。

  • 段差、障害物
 高さ3以上の障害物はゴクオウカシャクの、5以上の高さはクギリオウジョウの射線を制限します。特にクギリオウジョウは歩+泳4なので、ゴクオウカシャクとは違い、水地形だけでは制限しきれないので重要です。前線の魔晶石に置かれたマホバフドウも、クギリオウジョウの術が届きにくければその防御力も半減。障害物は飛行移動なら飛び越せることも、天象幻魔、中でもアマノイクサの活躍を促進します。

 だた、障害物、特に移動不可の障害物が多くなりすぎると、発生攻撃を持つビャクウセンの天下です。主戦場を視界に収める高台も、クギリオウジョウの強化に繋がります。

  • アマノイクサ
 最高の移動能力を誇る天象幻魔であり、移動しにくい地形ほど真価を発揮します。特に射線の通りにくい地形だと、飛び回るアマノイクサの撃破は困難を極めるでしょう。しかし狭い正面衝突型の戦場だと、地形は良くても幻魔の密度が高くなるため、アマノイクサの動きは制限されます。

 以上は事の良し悪しではなくただの特徴ですので、「こうするのが良い、こういう地形はだめ」という話ではありません。
 例えば、VMJP釧路湿原空洞。湿地と移動不可の障害物で構成される極端な地形ですが、それが個性となり、普段と違う幻魔が活躍出来る、通路戦が楽しめるという点から価値が生まれ、一定の人気もあります。所詮は一般論です。あくまで参考までに。

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最終更新:2008年12月26日 12:38