終盤はにネタバレまみれです。
攻略に有益な情報はほぼなく、どうでもいいことばかり書いてあります。
攻略の質問は製作者Twitterアカウント等で受け付けております。
闇色ビルディング
放牧のビルコウモリ
食用のコウモリ。
人間以外に天敵がおらず、美味しい肉をブラブラさせながら悠々と飛んでいる。
しっかり火を通さないとおなかを壊すので気をつけよう。
変異のコウモリネオ
倍数体のビルコウモリ。
こう言う個体が一定頻度で発生する事により、コウモリの乱獲が防がれている。
筋肉質で、あんまり美味しくない。
上座のボスコウモリ
知能が高い半面、あまり動かず筋肉が未発達なビルコウモリ。
十体ぐらいの群れが形成されると、自然に一匹がボスコウモリになるらしい。
柔らかすぎるぐらいに柔らかいその肉は、食べる人によって好みが大きく分かれる。
日下のソラコウモリ
一日の半分は屋外で活動するビルコウモリ。
人間以外の天敵がいる外の環境にいたために、より活発な生態。
ビルコウモリよりも肉は硬いが、さっぱりとした風味を好む者もいる。
改良のカリコウモリ
人間に手懐けられた、ビルコウモリとは別の品種のコウモリ。
人の指示でビルコウモリを狩り、食べにくい部位を餌として与えられる。
闇色ビルディングでは、現実世界における犬と同じくらい愛されている。
スポンジ湿原
肉食のカミトカゲ
魚やネズミを主食とするトカゲ。
大して頭が良くないので、動いているものは何でも餌だと思って攻撃する。
共食いの頻度も多いが、お互いの尻尾を食べ合う内に腹が膨れて円満解決する。
草食のナメトカゲ
湿地帯のコケを主食とするトカゲ。
体が頑丈で天敵が少なく、地面を舐めながら無警戒に闊歩する。
カミトカゲと喧嘩する様子はちょっとした名物。
逃避のフェイマウス
天敵だらけのスポンジ湿原を必死で駆け回るネズミ。
あの手この手で逃げようとするが、その生還率はあまり高くない。
バタバタ走る様子は人気があり、キャラクターのモチーフになることも。
悪食のリクイウオ
カミトカゲ以上に何でも食おうとする淡水魚のサメ。
間欠泉に乗って陸上にまで現れるので、サメ映画のそれに匹敵する脅威。
実は食べるとすごく美味しいが、食べられる人間の方が多い。
漫遊のワタリウオ
長時間の陸上生活を可能とした魚。
単に陸に打ち上げられても死なない程度ではなく、天敵を避けて敢えて陸に登る。
普段は木々の上でじっとしているが、間欠泉が命中すると落っこちてくる
移気のスキッパー
水上を歩行する四足を持つ魚。
安全な水たまりを求めて、アメンボのように行き来する。
間欠泉から肉食魚が飛んでくると、阿鼻叫喚の様相を見せる。
好熱のマイセトゾーン
うねうねと動き回る好熱菌の群体。
あまりに大きくなり必要な栄養が増えたので、小動物を襲って熱で殺して食べる。
まるで脳があるかのように獲物を追って動くが、個々の菌の作用だけで形を変えている。
頂鎖のヌシ
スポンジ湿原の食物連鎖の頂点、異様に巨大な魚。
ヌシにとっては、リクイウオも人間もひとしくおやつに過ぎない。
頂点捕食者の割に異様に多いので、よく獲物争いに負けて餓死した死体が転がっている。
あの世超特急
悪食のフナクイウオ
海に棲むサメ、海水に棲む事を除けばリクイウオに酷似している。
船を出せば必ずと言っていいほど船底を噛んでくるので、修理屋は大繁盛。
リクイウオとフナクイウオ、どちらが先に生まれたのかは永遠の謎。
遊楽のミリンコ
超大粒のミジンコ。
大きな魚やクジラを囲んで口吻で刺し殺す事で有名で、船に上がられると大変厄介。
更に巨大なメートルンコがいると言う噂話がある。
横領のネットティアラ
漁師の宿敵と呼ばれるエイ。
猟船の網を裂き魚を奪うばかりか、漁師そのものも獲物と見做している。
反面その体はどこを捌いても高級食材で、獲った時の利益も大きい。
打鍵のヒトガタ
高い知能を持つ魚類。
唯一道具を使える魚で、手のような部分は人間とほとんど変わらない器用さ。
人間と仲良くできそうに見えなくもないが、彼らに会話の能力は無い。
乞食のオーバン
可愛さによって捕食を回避する海棲哺乳類。
動物の幼体に近い形に擬態し、敵対心を抱かれにくくしている。
ちなみに人間にはよく釣られて食べられる。
奪船のアムフィビア
海に棲む大型両生類。
浮遊物の上で日光浴する習性があり、その為に船をよく襲う。
大陸沿岸の座礁船群には、とても大きな巣があるらしい。
奪取のガンフィッシュ
極めて頑強な外皮を持つウツボ。
その突進は船に損傷を与えるほどで、船乗りは彼らのいる海域には近寄らない。
ちなみに「ガン」は激突の擬音であり、銃の事ではない。
不蝕のデュエリスト
ガンフィッシュよりも更に強靭な外骨格を持つカニ。
天敵が一切存在せず、クジラに丸呑みにされても腹を捌いて生還する。
基本的には温厚で、エサも微生物だけなので、刺激さえしなければほぼ無害。
潤舌のロクマイジタ
三つの発声器官を持ち、音で敵を騙す魚。
あらゆる空気や水の振動パターンを再現し、獲物や外敵の聴覚や触覚を支配する。
ぬめった体は捉えにくく、追い込んだと思ってもすぐにぬめって逃げて立て直す。
共生のギヴァ
知能の高いタコの一種。
共生相手のテイカを電気的刺激で誘導し、彼らの食べ残しをつまんでいく。
極稀に、テイカ以外の生物を指揮している個体がいるらしい。
共生のテイカ
知能もなにもない無脊椎動物。
別にギヴァがいなくても生きていけるが、獲物との遭遇率は2割程度まで落ちる。
その肉体は狩りの際に変化し、ギヴァがいなかとうと獲物を悠々と屠る。
搾取のエクスプロイタ
健康なテイカが狩りの際に変化した姿。
全身の細胞が強靭な繊維となり、陸上大型哺乳類に匹敵する打撃力を実現する。
カロリーの消耗が激しい形態で、このままだと一時間程度で餓死してしまう。
媚売のフラッタラ
空腹なテイカが狩りの際に変化した姿。
エクスプロイタ形態よりは消耗が低く、体がふにゃふにゃしている。
燃費の良さを活かし消耗戦を挑み、丸一日でも獲物にまとわりつく。
ストライプマウンテン
迷彩のクロウラ
植物に擬態して獲物に接近するムカデ。
人間以外の動物はあまり色を捉える能力が高くないので、クロウラに気づけない。
クロウラもクロウラで人と動物を区別しないので、バレてないつもりで忍び寄ってくる。
吸血のシマビル
ストライプマウンテンの縞と縞の間に潜むヒル。
極めて柔軟な体を持ち、体をお好み焼きよりも薄く潰して隙間に潜る。
油断したまま層を跨ごうものならば、あっと言う間に失血死する事になるだろう。
威視のクマミオロシ
動物の「目の高さで体格を判断する」習性を利用する為に背伸びをするネコ。
背伸びをする為に強靭になった足や尻尾は、かなりのジャンプ力を見せる。
尻尾を切断し目線を低くすると大人しくなるので、そうやってペットにする者もいる。
居候のサナダブロス
無数の寄生虫が互いに寄生しあった群体。
一緒に住む宿主を求め、山道をうろついている。
人間が寄生されても死にはしないらしいが、進んで試す者もいない。
投下のニーキューバチ
物を持ち上げて落として攻撃する習性のある大型のアブ、ハチではない。
物を投げ尽くすとやる事がなくなって、そのまま帰っていってしまう。
巣の近くは投下用の石や倒木だらけで、ゴミ山のよう。
救殺のカゲエビダケ
強烈な幻覚作用を持つきのこ。
気が狂った動物に寄生し、気が狂うに任せて移動させ生息領域を伸ばす。
ハイエストやビッグベッドで取引される麻薬の材料になるらしい。
華王のブケットバード
華のごとく豪華な出で立ちの猛禽類。
その表皮は有毒で、山の吸血生物や寄生生物を寄せ付けない。
剥製は一年間干す事でようやく無害になり、美術品とともに取引される。
縞縫のシャトルランナ
縞状地層を横断して掘り進むモグラ。
硬い岩盤をも掘り貫き、生息領域を広げていく。
他の地中動物は彼らほど元気ではないので、獲物は主に地上の小動物。
登竜のラガープ
ストライプマウンテンの川を高速で泳ぎ回るコイ。
突如飛び出して地上の動物を急襲し、じりじり追い詰めた末に引きずり込む。
ちなみにこの名前は、川辺のある女性の命名である。
無翼のネオジムバード
磁力によって浮遊する大型爬虫類。
最高で2mほどの高さまで浮遊でき、獲物の死角から襲撃できる。
磁力の強い地層の上にしかいないので、本来遭遇率は低い。
迷彩のイエロクロウラ
砂漠地帯に棲む、クロウラの近縁種。
より獲物との遭遇頻度が低い環境に生きているので、狩りの能力が高い。
人間からすればバレバレなのはクロウラと同様。
砂時計
戦車のデザートコング
砂漠を闊歩する世界最大級の霊長類。
獲物が乏しい環境でその巨体を維持する為、一日に十数回の狩りを行う。
人里に現れた際の大惨事の記録は星の数ほど。
手招のヒューマリオン
人間に擬態し、アリジゴクのように罠を張るヘビ。
小動物は追い立てて突き落とし、大型動物は招き寄せて引きずり込む。
人の腕のような箇所には神経が通っておらず、風に吹かれて不気味に揺らめく。
不沈のライトエレファ
流砂の上でも生活可能な世界最軽量のゾウ。
それなりに脳が大きく、大きな耳と鼻から得た情報をもとに小賢しく立ち回る。
千匹に一匹は大きな牙を持ち、同サイズの金塊に匹敵する値で取引される。
匍匐のスナノミトカゲ
日照の回避と奇襲の為に砂の中を這い進むトカゲ。
砂を舐める事で獲物が残した皮脂を感じ取り、遠くからも追ってくる。
獰猛すぎてすぐに場所がバレてしまうが、足が速いので問題にならない。
先導のテッピトカゲ
スナノミトカゲと一種の共生関係にある別種のトカゲ。
スナノミトカゲの獲物を追い詰める能力をアテにし、その狩りを支援する。
テッピトカゲ自身も襲われるが、その頑丈な鱗は牙を受け付けない。
陽炎のオアシス
不安定な空間に生じた不安定な泡沫的存在。
形あるものに嫉妬でもしているのか、分裂しながら絡みついてくる。
生物でなければ物体でもないが、運動エネルギーを浴び続けると霧散する。
妄幻のエッシャグラス
不安定な空間に生じた別法則により成り立つ非細胞生命体。
不完全物質から成り、細胞を持たず、未知の仕組みで動力を得る。
脳は持たないが、全身の神経のような組織が自動的に最適な反射命令を送り出す。
括付のペグバグ
砂時計の環境に適応した虫。
浮遊地形の裏側を這い進み、突然襲いかかってくる。
肉体を持つ動物ながら、砂時計の外には近縁種含め一匹も存在しない。
鋼羅のボスクロウラ
クロウラの中でも最大級の種。
隠れる事ができないので、金属の殻と狩爪で補っている。
極めて美味な肉を持つが、それを知る人間はいない。
封鎖のサイントード
看板に擬態して旅人を食らうカエル。
賢い人間を見ると、タネがバレるのを恐れ逃げていく。
かつては傘林にもいたらしいが、周辺住民にバレた事で誰も近づかなくなり絶滅した。
進化のトカゲネオ
砂時計の環境に適応したトカゲ。
通常空間では維持不能な物質と構造で構成された肉体を持つ。
砂時計では強敵だが、通常空間では数分で肉体が軋んで死ぬ。
傘林
色黒のヒヤケコウモリ
主に日中活動するコウモリ。
ビルコウモリの原種であり、家畜化されていない為にずっと獰猛。
肉は固くて美味しくない。
苦行のホネカワウマ
砂漠に生息している野生のウマ。
その俊足であらゆる天敵から逃げ果せる事ができる。
本来草食だが砂漠では滅多にありつけないので、旅人を殺して食料を奪おうとする。
通魔のソラザメ
砂漠の上空を舞うサメ。
比喩ではなく本当にサメの一種で、リクイウオやフナクイウオの近縁である。
水浴びを好むが、乾燥には強い。
チーズケイブ
沈黙のケイブモルド
洞窟に佇むきのこ。
爆弾のごとく胞子を撒き散らす事で知られている。
カゲエビダケの近縁だが、環境の違いか外観は似ていない。
開花のレッドモルド
ケイブモルドから吹き荒れる胞子。
強烈な運動エネルギーと有害物質の奔流で、極めて危険な存在である。
壺に詰めて一晩置くと、毒素が飛んで芳醇な甘さの汁が残る。
貯水のツボムシ
陸上生活をするイソギンチャク。
有毒の触手は、結構な範囲にまで届く。
餓死したツボムシの殻は芸術家から需要がある。
足掬のカモフラージャ
洞窟を這い回る大型のクモ。
固定の巣を持たないが、徘徊ルートにいくつも糸の罠を張っている。
川になっている場所を除き、地底のあらゆる場所を移動できる。
潜伏のスナコウモリ
砂の中に潜って暮らすコウモリ。
ヒヤケコウモリに食べられないよう、いつもこそこそとしている。
その肉はビルコウモリとはまた違った美味しさだが、寄生虫が多く加工が手間。
無膜のアルニコバット
ネオジムバードと近縁の、磁力で飛行する大型爬虫類。
地層と食料の違いから、ネオジムバードと異なる合金の磁石を体内に持つ。
飛行能力は、飛ぶ事自体より足音を立てない意義が大きい。
別種のコウモリアザー
コウモリネオが更に変化を遂げて完全に別物となったコウモリ。
他のコウモリと食性が異なっており、殺した獲物の部位を仲良く分け合う。
肉に値段がつかないので、洞窟管理会員が我慢して食べている。
怪物のポリプロイド
コウモリアザーが更に更に変異した超大型コウモリ。
その寿命は一ヶ月にも満たず、短期間の間にコウモリらの天敵を狩り続ける。
その遺骸はコウモリの巣に利用され、長い間その姿を保ち続ける。
頂鎖のオォ
洞窟と砂漠の頂点捕食者である大型キバミミズ。
通常種は地上の小動物を食べるが、オォは地上まで這い上がろうにも体が重過ぎた。
その肉は洞窟の新名物になると目されているが、未だ食卓に並んだ事はない。
死角のケイブランナ
洞窟の中を走り回るヒクイドリ。
チーズケイブでは最速の動物で、そのヒットアンドアウェイに適応できる獲物はいない。
飛行能力は持たないが、3m以上の高さまでの跳躍はコウモリをも捉えられる。
アントライン
輸入のオイコウモリ
闇色ビルディングのカリコウモリが対人攻撃用に調教されたもの。
理解できる命令は「襲え」と「戻れ」だけだが、それ以外は必要ない。
ハイエスト警官には従順だが、識別の為の香料を持たないと攻撃される。
砲座のバリスタ
ハイエストの研究者が開発した射撃攻撃装置。
レバーを引くと自動で動作を始め、あらゆる鎧を貫通する矢を放つ。
他所の街への輸出は、麻薬よりも固く禁じられている。
清掃のゴミクイムシ
アントラインに貯められたゴミを処理する為のナメクジ。
あらゆるゴミを体内で分解するが、その過程で猛毒を出す。
死亡する少し前までに、周辺の砂漠地帯に捨てられるさだめ。
排撃のゴミハキムシ
体内のゴミの量が許容量を超え、排出形態となったゴミクイムシ。
排出自体も遠距離に被害を与える上、生体濃縮された毒素は化学兵器クラス。
こうなるより前にゴミクイムシを処分するのが人間の清掃員の最も重要な仕事。
自走のリビングゲート
アントラインをテロリストが歩き回るのを阻止する為のカメ。
好物の餌を与えない限り道を塞ぎ続け、場合によっては攻撃してくる。
その好物とは新鮮な野菜だが、ハイエストの市場にはまず出回らない。
改良のパトローラ
戦闘に特化した能力を持つカモフラージャと同種のクモ。
虫を調教すると言うのも不思議だが、ハイエストでは成功している。
アントラインの外壁には凹凸があり、パトローラの歩行と罠作りに大変適している。
断絶のパトローレスト
パトローラが特集な薬剤によって異様に大きく成長したもの。
合成飼料に含まれる多量のカルシウムと鉄分は、罠糸をより鋭利なものとする。
知能が小型哺乳類に匹敵するほど高く、調教により洗練された攻撃手法を身につけている。
警備のアーマーポリス
ハイエストの警官、だいたいは下民か中民。
それなりに戦闘訓練を受けているので、一般人よりは強い。
警告の威嚇射撃の後、躊躇なく致死性の高い攻撃を行う。
統制のポリスリーダ
ハイエストの警官のリーダー、下民は滅多におらず、中民か上民がほとんど。
指揮者としての研修を受けており、テロリスト対策のいろはを把握している。
給料は下っ端よりはいいが、就業時間が増えていて辛そうだ。
怠惰のスリープポリス
やる気のないハイエスト警官、堂々とサボるのは自堕落な下民か要領の良い上民だろう。
正直テロリストなんか気にせず寝ていたいが、バレるとあれなので嫌々襲ってくる。
やる気が無いので法定の威嚇射撃すらサボる。
英才のハイアーポリス
本名アルマス、酒と地位とあと酒が好きなエリート上民警官。
最新の機材を使いこなしながらも、自身の肉体と技を磨く事も怠らない。
仕事中も酒を飲みながら怒鳴り散らすので、部下からの評判は酷く悪い。
砲座のオートバリスタ
バリスタを改良し、自動で照準指定と射撃を行うようにしたもの。
十六発まで装填可能、敵対者が死に絶えるまで撃ち続ける。
お高い部品が使われているので、一般警官には支給されていない。
錯乱のキモリバヤシ
癇癪をおこしたキモリバヤシ。
新兵器である銃を持っているが、練習不足な上に激昂しているので狙いが雑。
状態異常を使おうだとか考える余裕はない。
墓ヶ原
蔑視のヒトミクダシ
尾で立って人の視線より高くなった事で、すごく偉くなったと思っているネコ。
これ以上高くなる必要がないので、得意技だったジャンプをしようとしない。
やはり尻尾を断つと大人しくなり、甘えた声でにゃんと鳴く。
闊歩のアルキアリヅカ
外敵を避けつつ食料を探す為に動く蟻塚。
材料の植物を無数のアリが引っ張ったりする事で、のそのそと動いている。
基本的にアリは動物の死体にたかるが、獲物が少ない時は自分で死体を作りに行く。
完食のキバミミズ
土壌よりも地上に食料を求めたミミズ。
乾燥に強くなっていて、雨が降っていなくてもにょきっと現れる。
その肉は独特な食感にカルトな人気があり、上民の間で流行っている。
三役のクラブレオ
三つの頭部を持つライオン。
それぞれが独立の自我と、個々の役割に応じた性質を持っている。
ソルティポートに骨格標本が届けられた際、誰もが造り物だと思って送り返してしまった。
夜番のアカメガシラ
クラブレオの、哨戒活動を主に行う頭。
知能が低いが脳神経が丈夫で、三日に三時間程度の睡眠でも苦もなく活動できる。
最も酷使され、大抵一番最初に死んでしまう。
索敵のカリガシラ
クラブレオの、狩りを主に行う頭。
高い視覚処理能力を持ち、人間以上に色彩感覚豊かで1km先のネズミも見逃さない視力。
殺して食う事以外に何も考えられない構造。
司令のボスガシラ
クラブレオの、司令塔である頭。
知能指数はネコ科動物の中で最も高く、エネルギー温存の為一日に21時間寝ている。
特にやる事が無い間は、空の雲の事でも妄想しているぐらいには頭がいい。
強襲のレンガヒトカゲ
より獰猛になったテッピトカゲの仲間。
いつでも凶暴に突っ込んでくるので、表皮は細かい傷と泥汚れで煉瓦のよう。
そのお陰でそれなりに高い迷彩効果があるが、すぐ突っ込むので意味がない。
掠盗のパンクイトカゲ
ゆっくりと接近し、旅人の食料を盗むトカゲ。
旅人がいない間は、アルキアリヅカからアリを盗み食って妥協する。
餌をやれば人に懐くが、それを実践するほど食料に余裕がある旅人はいない。
酩酊のネムリトカゲ
大型過ぎて栄養消費が大きいせいで普段は眠りっぱなしのトカゲ。
一度目覚めると次に起きるエネルギーを得る為、最初に見つけた動物を襲う。
目が覚める前に目を手で塞げば、そのまままた寝てしまうとの噂がある。
滅裂空間
寡占のモトジメトカゲ
他のトカゲの司令塔として私腹を肥やすトカゲ。
この地域には元々知属性のトカゲがいなかったが、どこからともなく現れた。
面倒事を他のトカゲに任せ、だらけながら指示だけ送って幸せに暮らす。
脚喰のソラガメ
滅裂空間の不安定な法則に適応し飛行能力を得たウミガメ。
どう言う原理で浮いているかも、何故ウミガメが陸にいるかも謎である。
その動きは泳ぐかのように軽やかで、カメらしからぬ素早さ。
妄幻のエッシャシック
エッシャグラスに近似した構造を持つ非細胞生命体。
歩行能力を持たず、空間を歪曲させ自身の座標を変える事で移動する。
体が消失しかかっているが、ちょくちょく無から別の部位が生えてくる。
ドリーム・メイト
滅裂空間を漂う非存在。
怪しげな波動は、存在を非存在へと引き込む引力のよう。
目に見えないが、なにもないがそこにあるので知覚は可能。
怪獣のギガトン
滅裂空間の不安定な法則の中でのびのびと育ったゾウ。
自重での崩壊を考慮せず、機敏でデカくパワフルな不安になる体つき。
最下層で眠り、起きると空中の足場をジャングルジム感覚でよじ登ってくる。
最南大陸
狂乱のバニーラビット
最南大陸を陽気に駆け回るうさぎさん。
その肉はとても美味しいが、腐りやすく最南大陸以外では食べられない。
野草の毒を生体濃縮している為、消化器官を確実に取り除く必要がある。
皮着のジャケットカゲ
獲物の皮を着る事によって寒冷地に適応したトカゲ。
爬虫類の中でも最も南に棲む種類で、専門家から注目されている。
ジャケットカゲ自身の皮は、あまり素材としての人気がない。
永眠のトウジュウ
カゲエビダケの亜種、死体の中で増え、その体を操る。
絶対零度の土壌の上を歩き回り、繁殖の為の新しい死体を探す。
その胞子には新薬の材料に成りうる成分が含まれているらしい。
雪駄のソラミハタシ
威嚇以上に体温維持の為に地面から距離を置きたいネコ。
もう視線の高さで偉ぶるのは諦め、素直に遠くの敵を見張り保護色で隠れている。
尻尾を切ると体温を維持できなくなって死んでしまう。
霜華のスキーヤ
雪上を滑り降りるようにして移動するクモ。
群れで行動し、個体と個体の間に鋭い糸を貼って獲物に接近、絡め殺す。
その姿を雪の結晶に例える者がいるが、虫嫌いからすれば正気の沙汰ではない。
氷鱗のアオザメ
雪国の空の上を飛ぶサメ。
鋭敏な嗅覚は、万年雪の空の下でも役に立つ。
水中と海中、どっちが寒いのかは彼らぐらいしか知らないだろう。
星霜のブルークロウラ
雪の上で暮らすクロウラの一種であるムカデ。
体毛は擬態以外にも体温維持の機能もあり、雪中に潜っても凍えない。
クロウラ種らしく、やっぱり忍び寄るのが大好き。
懐中のサナダシスト
サナダブロスと近縁の寄生生物。
触ると暖かく、寄生されれば体温維持がしやすくなるので、動物らにありがたがられる。
多分人間も同じ効果を得られるが、やる者はいない。
急襲のカゼバチ
ニーキューバチの亜種だが、投げるものが無いので普通に襲ってくるハチ、アブではない。
毒は持たないが、その一撃は鋭利な刃で斬りつけられるかのようで危険。
雪崩を利用する習性があり、自身は空中で悠々と地上の獲物が弱るのを眺める。
雪倉のビスタリオン
ジャケットカゲ同様、世界最南端に棲む爬虫類であるヘビ。
ひ弱な人間に擬態し、食べようと襲ってきた獣を罠にかけて食う。
雪山で人の死体を見ても、その正体は大抵彼らである。
凍蒼のスノーランナ
体温が地面に奪われるのを避ける為に常時走り回るヒクイドリ。
獲物を食べるのも走りながらで、食いちぎった肉をムシャムシャしながら何度も啄む。
バタバタと忙しない走行音は、雪山唯一の音源。
凍空のアオコウモリ
雪の空を昼も夜もなく飛び回るコウモリ。
カリコウモリと同じ種類だが、人間には懐かない。
引き締まった肉は美味しいが、カリコウモリ好きな人間は食べる事に抵抗がある。
細峡のラストコウモリ
厳しい環境で生きる為により高い知性を身につけたビルコウモリの一種。
狩猟個体が存在せず、ボスコウモリ相当の指揮個体だけが単独で生活している。
その肉はこの世界で最も美味しいと言い伝えられている。
種蒔のボンバシード
火薬成分により周囲に種をバラまく植物。
爆発に巻き込まれて死んだ動物を苗床にし、その上に木を生やす。
トウジュウと苗床争いをする事が多々ある。
大足のサウゼストブル
サウゼストの動物としては最も知名度が高いウシ。
その頭部の剥製はハイエストの上民の間で調度品として人気がある。
しかしサウゼストブルを狩れるような実力者は、狩りなんかせず南に行ってしまう。
猫糞のシクイザル
自分では狩りをせず、死体を拾って食べるサル。
単に疲労を避けているだけで、窮地に追い込まれればちゃんと戦う。
シクイザルの縄張りにはトウジュウは繁殖できないと言う。
冬柄のスノーマウス
天敵から逃げるうちに来るところまで来てしまったフェイマウス類のネズミ。
あたりの動物はバケモノだらけだが、それでも器用に逃げ果せる。
その巣はどの動物や人間にもわからないよう巧妙に隠されている。
凍河のムゴン
寒過ぎて他の動物がいない川の中を悠々と泳ぐ魚。
仕方がないので地上の動物を襲って食べている。
誰もいない川の中、ずっとじーっとしている。
人殺のレリック
雪原を歩き回る知能が高いゴリラ。
果てを目指す旅人を何人も殺しており、その武器を鹵獲して使用する。
今では射撃武器まで持っており、年々危険性が増している。
戦刃のエクスプローラ
南の果てを目指す旅人、モンスターとも人間とも戦いたがりの戦闘狂。
果てそのものよりも過程の強敵が楽しみだった。
果て間近に来た事でモチベが落ちており、代わりに旅人と戦いを続けている。
闘走のテロリスト
本名レヴロー・エストロード、元ハイエスト上民のテロリスト。
圧政からの解放そのものよりは闘争する自分のかっこよさに惚れているフシがある。
テロなんかにハマらなければ最上民になるぐらいの素質があったらしい。
アフター・イメージ
テロリスト男の高速戦闘によって生じた残像。
実際の攻撃によって生じた残像なので、当たればちゃんとダメージがある。
残像に紛れて姿を隠そうとか無駄な事は考えず、速さを生かしてそのまま攻撃してくる。
頂鎖のバイスタイ
影の森の頂点捕食者、世界最大種のカニ。
大型哺乳類さえも、バイスタイにとっては狩りの対象でしか無い。
すぐに食べない事を条件に他の動物を従え、役に立たなくなると同時にたいらげる。
コインの裏の宇宙
ジルチ・シード
まだ実態になっていない可能性の塊。
湧き上がる無そのものが、不安定に揺らめきながらなだれ込んできたもの。
コインの裏の宇宙のそこらじゅうで湧き上がっていて、危ない事この上ない。
ブギー・マン
実体あるものに嫉妬する凶暴な非存在。
自分がなにかもわからないまま、ただただ存在に憧れ、壊そうとする。
ただただ壊す事だけをしるべに、他には何も知らず歩んでいる。
ゴースト・テラー
曖昧で名前のない恐怖の塊。
ノクスより生じる未知が、そのまま動き回っているもの。
人の心に反応し、恐れの感情をつついてくる。
源恐のスネークテラー
人がサルに近い動物だった頃より存在するヘビへの恐怖が形をなしたカミ。
いわゆるドラゴンであり、より強大なそれへと形を変える。
狩猟技術と都市の発達に因って斜陽気味だが、今でも人気はある。
欧邪のドラゴン
ドラゴンの、悪魔としての側面の象徴。
歩む破壊と殺戮だが、所詮は英雄の引き立て役になる宿命。
好きなものは生贄。
央蛇のドラゴン
ドラゴンの、神性としての側面の象徴。
人間におべっかを使われ、なし崩し的に大人しくなる宿命。
好きなものは生贄。
土塊のコアセルベート
原初のカミ、人や生命体の材料となった始まりの物質を象徴する。
あまりに進みすぎた人間たちからはないがしろにされ気味で寂しがっている。
コインの裏の宇宙は無数の始まりが自然発生するので、居心地がいいらしい。
欠欠のレビヤタン
巨大さのカミ、尽きることのない無尽蔵の食料。
それは無限の食料庫に見えるが、時折人を死に引きずり込む。
コウラと属性ややっている事が微妙にダブっているのでちょくちょく喧嘩する。
欠欠のバハムート
巨大さのカミ、全容を見通せない大き過ぎるなにか。
地上に現れると寝返りを打つだけで街が消えるので、コインの裏の宇宙に隠居している。
レビヤタンとは似た者同士仲がいい。
無貌のバイラス
見えざる細菌類の脅威であるカミ、かつては鎌を持った死神の姿だった。
薬学の進歩で勢力は弱まったが、まだまだ現役である。
レトロウイルスやゲノムだとかの、新しい言葉を勉強するので忙しい。
坩堝のアカシャ
知識のカミ、曖昧な存在。
だったのだが、哲学やインターネットの発達でその悍ましい姿が見えるようになった。
コインの裏の宇宙を歩いていると、一瞬のうちに周囲がこれに飲まれている時がある。
嘲神のイコル
トリックスターの神、既得権益者らをあざ笑い新時代を作る存在。
イコルはLOKIの逆さ読みで、北欧神話のそれの記憶を持っている。
たまに馬とまぐわってスレイプニルを生んだ記憶を思い出してげんなりする。
嘲魔のペトータル
トリックスターの神、邪悪を手玉に取りさらなる最悪を形作る存在。
ペトータルはNYARLATHOTEPの逆さに途中まで読んだもので、正式にはペトータルレイン。
主人公の仲間の中でも一番ろくでもない事をしでかしたキモリバヤシの姿を真似る。
夢現のユーエムエー
オカルトのカミ、エセ科学やカルト宗教、代替医療に騙される人らのしるべ。
ありもしない希望をちらつかせ、仮初の安寧を与えてくれる。
今でも信者が大勢いるので、他のカミが弱っている中でもとても元気。
上位存在
智脳のハヴデザイア/オモイカネ=オープナ
闇色ビルディングを開こうとする、知性と集団の上位存在。
住人を胎内世界に閉じ込められる運命から救おうと頑張るが、非力過ぎて難儀している。
神話のように他の神の力を借りる訳にはいかず、色々と頭を捻らせているらしい。
海威のコウラ/エーギル=シーテラー
あの世超特急を飲み込もうとした、海の災害の上位存在。
外なる世界の脅威らしく、運の悪いものを理不尽に死なせていく。
人間を食べるよりは普通に高級な洋食とかを食べたい。
瞰世のクリエータ/デミルゴス=ビューア
ハイエストを創り支配した、悪しき支配の上位存在。
元人間で、上位存在になる前から人間の上に立ちたがる天才だった。
自分と同じくらい頭が良い話し相手が欲しいが、最上民は自閉傾向が強い者ばかり。
クリエテド・ワン
クリエータが創造した亜存在、千変万化の能力を持つ。
自動で動作し、敵対者を攻撃したり、ゴミを集めて捨てたり、肩を揉んだりする。
一度ガーハンクルは自我を持たせ話し相手にしようと考えたが、虚しいのでやめた。
クリエテド・スイーパ
クリエータが創造した亜存在、掃討の能力を持つ。
かつてハイエストでテロが多かった時期には、影で活躍する機会があった。
今は部屋のホコリを打ち払うぐらいしかやることがない。
クリエテド・ハンガ
クリエータが創造した亜存在、処刑の能力を持つ。
不可視の姿で拘束し、ガーハンクルに歯向かうものに後悔ある死を与える。
今では部屋のネズミを釣ったり落としたりして遊んでいる。
クリエテド・プレーヤ
クリエータが創造した亜存在、賛美の能力を持つ。
ガーハンクルお気に入りの歌を歌い、彼の戦闘中や仕事中の集中力を高めてくれる。
眠る時は流石にうるさいので消す、別に上位存在は眠らなくてもいいのだが。
クリエテド・ソーマ
クリエータが存在した亜存在、滅却の能力を持つ。
コインの裏の宇宙はガーハンクルにとっても危険で、切り札として作った。
今では、今まで砂漠に捨てていたゴミをこれに空間ごと消してもらっている。
誘界/誘櫂のレヂアントアイ/カローン=コンダクタ
滅裂空間に人間を攫っては殺す、課金の上位存在。
普段は墓ヶ原に埋められた人々の船出を担当している。
死んだ人間も生きてる人間も別け隔てなくころころしたい。
終点/再終のアップル/アヴァロン=エンド
砂時計に熟れた者を攫って処理する、終点の上位存在。
仕事が雑で全然熟れていない人を誤って攫う事があり、熟れるまで放置して待っている。
上位存在の中でも上の方だが、上位存在同士で話す機会も無いので割とどうでもいい。
アップル・ウェポン
アップルが創造した亜存在、斥候の能力を持つ。
崩壊と再生を繰り返し、敵対者が動かなくなるまで絡み続ける。
敵対者がいない間はそのへんをうろうろしている。
アップル・ギフト
アップルが創造した亜存在、放出の能力を持つ。
属性のエネルギーを形にし、武器をバラ撒いて広範囲に破壊をもたらす。
放置するとそのへんがゴミだらけになる。
アップル・アリュール
アップルが創造した亜存在、誘導の能力を持つ。
属性を持つ者を操り、破滅の終点への道を歩ませる。
放置すると誘われてやってきた雪山の動物たちでいっぱいになる。
アヴァロン・ウェポン
アップルが創造した亜存在、決着の能力を持つ。
高度な自律動作能力を持ち、アップルの指示もなく敵対者を追い詰める。
敵対者がいない間は哲学的問題を延々と考えていたりする。
漂白のレディゴーン
本名天摩木 南果芽(テンマギ ナガメ)、上位存在と化した力属性の女性。
人間観察が趣味で、あらゆる属性の人間から多くのものを学んだ事で急速に熟れた。
上位存在と化した今でも人を見るのが好きで、あとは登山とコーヒーも好き。
漂白のワズマン
本名グニク・イエイレ、上位存在と化した知属性の男性。
元ハイエストの上民で、ガーハンクルに目をつけられる少し前に旅に出、熟れた。
選民主義者で人を見下すが、自分より上に最上民がいた事をコンプレックスに思う。
漂白のルスチャイルド
本名アトス・ヴォイドランド、上位存在と化した奇属性の少年。
キモリバヤシと同じ出身で、誰一人助ける者がいない中を孤独に生き抜き熟れた。
墓ヶ原の文化に興味を持っており、ちょくちょくその近辺を散策している。
フェイタル=ネメシス
宿命のカミ、人生の目標そのものたる絶対的存在。
それを打ち倒せず力尽きる者は多く、仮に打破しても次の目標が立ちはだかる。
人生そのものを捨てた者は彼を見る事ができず、その事実をただただ悲しんでいる。
漂白のサダルナジ
本名ナジ・ラーイド・アンワール、旅人の男が上位存在になった姿。
人間への殺害衝動を自分の空間に閉じ込め、最後まで優しい旅人でいようとしていた。
今はもうそれを抑え切れず、本能のままに技術を振るう。
リングリング・セント
サダルナジの残像が不安定空間に焼き付いた事で生じた第二のサダルナジ。
本体と因果関係のない軌道で動き、変幻自在の攻撃を放つ。
その気配には恐るべき実体感があり、実存在と見紛うほど。
紛物のスケアクロウ
サダルナジかと思われた、実体ある残像。
人間の限界の上位存在が、人間如きに触れられるものである筈が無かったのだ。
単なる残像ながら肉体を持ち、並の上位存在であれば単体で撃破する。
サダルナジ=ネヴァー
サダルナジの真の姿、残像の奥に垣間見えた不可到達神性、人間の限界の上位存在。
百年修行しても身につけられないであろう超絶技巧の無拍子必殺剣を繰り出す。
全ては純粋なる技による攻撃であり、それ故に如何なる小細工も通用しない。
?=コズミックホラー
コインの裏の宇宙の奥に幽閉された、未知の恐怖の上位存在。
アンゴルモアの大王は、これの影響によって現実世界に生じた幻像であるとされる。
見通せないその姿は、最悪の形で幻視される。
ノクス=インコグニタ
未知を体現する、最上位存在。
あらゆる上位存在を跳ね除けた旅人へも、確実なる終焉を齎してくれる。
この世の未知が無くなりえない以上、ノクスが敗れる事も永遠にない。
ノクス=ビルトーチス
ノクスの姿の一つ、未知に満ちる力の体現。
全容を見通す事も叶わない強大な力として、立ち向かうもの全てを押し潰す。
人が新たな兵器の可能性を識る度に、その力は増して行く。
ノクス=サピエンチア
ノクスの姿の一つ、未知に満ちる知の体現。
計算する事も叶わない高度な知として、立ち向かうもの全てを被い潰す。
人が新しい技術の可能性を識る度に、その力は増して行く。
ノクス=アリエーナ
ノクスの姿の一つ、未知に満ちる奇の体現。
想像する事も叶わない巧妙な奇として、立ち向かうもの全てを撥ね潰す。
人が新しい概念の可能性を識る度に、その力は増して行く。
ノクス=オムネス
ノクスの最も恐るべき姿、未知に満ちる全能の体現。
「あらゆるもの」そのものであり、何もかもを踏み潰す。
人がどこかへ歩む度に、その力は増して行く。
ファイ・ナル
ノクスから発生した逆存在、未知を「知らない」と言う空白の塊。
未知よりはまだ馴染みやすい存在なので、ノクスの代弁者を勝手に名乗ってくっちゃべる。
消しても消しても虚空からわき続け、無そのものと同様に消し去り難い。
最終更新:2022年08月11日 11:43