思いっきりネタバレなので、クリアした後で見る事を推奨します。
結局どんな話だったの
森のシーンから、宝箱の並んだ回廊のシーンまでの間に、長い時間が経過しています。
その間に主人公は禁忌の秘宝を手に入れ、死体を操る能力を獲得しています。
しかし、姉によって宝物庫に閉じ込められてしまい、しかもうっかり針山の上に落っこちた事で大きな外傷を負ってしまった。
そこで早速死者操作の能力を駆使し、脱出を図っていました。
一見宝物庫の奥へと進んでいるかのようでしたが、実際の所は宝物庫最深部からスタートし、出口を目指す構成でした。
最初に死んだかに見えた主人公も滅んではおらず、常にゲームは主人公の一人称視点で進行しており、ゲーム中の全ての光景を主人公は死者の眼を介して目撃しています。
姉の配下の騎士を殺害し、そしてついに姉を殺害する事で、主人公は宝物庫からの脱出を成し遂げました。
その先主人公がどのような逝き様を見せるかは、誰にもわかりません。
石碑について
石碑は、二周目で内容が変わります。
大半は2行目や2ページ目が加わりますが、中には違う変化をするものがあります。
それらは、作中の誰かが書き換えたものです。
消えた白骨死体について
死体があった場所を調べるとメッセージが出ます。
宝物庫を封印する為に、内側から鍵を締める役割を担い、そのまま死んでいった1000年前の誰かです。
各固有名詞について
過去作「
捨てるしかない」に関連するワードが用いられていたりします。
時系列は不明ですが、世界観を同じくしています。
腥嘔管の名前の元ネタはロンバルディアの鉄王冠と呼ばれる聖遺物で、捨てるしかないで登場する「腥異物」同様に聖遺物を元にしています。
捨てるしかないで登場するのであれば、「ムシシシ神の腥嘔管」と言うアイテム名になっていたでしょう。
聖錫杖カンカードと黒き装脚は、それぞれ「悔悟のカンカード」「装脚-黒」として登場しています。
チャッカログト、カトゥロバ、ゴンバイについては、現バージョンの捨てるしかないには登場しませんが、この世界における神々の名前になります。
老婆について
これも捨てるしかないをプレイすると正体がわかります。
騎士について
騎士を殺害すると、次のマップ以降、リスポーンした際に殺した騎士が操作キャラクターとして登場する場合があります。
通常のキャラクターと違い、騎士の名前やプロフィールは固定されていて、一人につき一回しか出現しません。
騎士のプロフィールを全部確認したい場合は、その次のマップで騎士が登場するまで投身自殺を繰り返すと楽に見られます。
性別について
主人公の性別は、最初は女性のつもりで作り進めていましたが、後で思い立ってどちらとも解釈可能なように変更しました。
と言う訳で、好きなように解釈してください。
名前の由来について
前作と比べれば名前の由来はシンプルです。
アルハ・ネティス
アルファ、Netis→siten、視点が逆、始点が逆
ハルア・ネティス
アルハの逆
騎士七人
あ~きの五十音と数字(ワン~スリー、し~ろく、ファースト~シクセス)の組み合わせ
最終更新:2018年08月19日 22:17