遂に先日から四年間の努力を発揮すべき場である「薬剤師国家試験」が始まりました。
受験前、今までの卒業試験から割り出した自分の予想(=目標)点数は
基礎薬学 40点弱
衛星薬学 30点強
薬事法規 15点周辺
医療1 40点そこそこ
医療2 45点周辺
合計170点周辺
といったところでした。
当初、予備校の予想で「今年は衛生が難しくなる!」等という噂があったものの元々そこそこ取れてる自分としてはこれ以上やってもたいした伸びは期待できず、かといって医療系に手を出すと怖くて寝ないで勉強し始めそう・・・
そんなわけで前日はもっとも苦手な基礎薬学のなかの「有機化学」をみっちりやりました。
有機化学は前回の「青本直前模試」にて基礎で40点取れたものの有機に関してはたったの3点!!(15問中)
これはやばいです。そんなこともあり有機はかなりの懸案事項・・・
しかも今年の国家試験作成委員は急遽変更となり我が大学の「橘高」先生。
どんな問題を出すのかさっぱり見当も付かないのです。
一通りやったものの多少の不安はあります。
2008/03/08
本番の朝がやってきました。
やはり有機が心配なので朝の3時におき再度有機を復習。
本来は09:20分に会場である日本大学文理学部の席に着席していればいいのですが一緒に行く人が早く行きたいというので会場の駅(下高井戸)に08:30に待ち合わせ。
電車は初めの池袋線ではまったくいなかったのですが山手線ではちらほらと、京王線では大多数の人が受験生なようで常に片手には予備校の「要点集」が!!皆必死ですね~人のこと言えませんが
会場までは駅から歩いて7~8分とかなり近い距離。しかし大量の受験生による渋滞・・・
試験会場は三号館の4階の343号室というこじんまりとした部屋でした。
部屋のど真ん中だと移動しにくくてやだな~などと考えていましたが幸いにも端の列。
受験票と筆記具を出して最後の悪あがき&気分を落ち着かせる&あげるに「地獄のオルフェー、ツィゴイネルヴァイゼン、トッカータ等を聞き最後には「O Fortuna」を聞きました。
そして本日の最大の懸案事項である基礎薬学の「有機化学」。
我が大学の橘高さんの空気を読んだ問題のおかげでなかなかな手ごたえ!!直前にやった過去問もかなり出てました
分析に関しても卒試同様マァマァな出来栄え、更に生物系は友人に冗談で出した「HBV」の科名が!!幸先いい感じ??
午後、衛生は正直予想とは裏腹に結構簡単でした。一方法規が・・・
流石に足きり(各科目でドレか一つ35%以下だとたとえ総合点で合格してても不合格になるというすばらしい仕組み!!)はないでしょうが14点くらい??
テスト終了後、人が多くて電車が込みそう&答え合わせしたいということで頭のいい友人と共に答え合わせ。
その結果およそ90点チョイ取れてるだろうとなりました。
2008/03/09
そのためか、二日目(は早く起きたにも関わらずちょこっとしか医療の本を読まず(医療2のみ完読)にテレビを見てしまいました・・・
最後の方には【早く起きた朝は】をみてテレビの前寝転んでいる始末、これがまずかった
午前の医療1、はっきり「これだっ!」という解答が全然出てこない・・・・
60問中20問くらいは2択で迷って「確かこの作用なはず・・・」といった感じ。
二回目に解いてある程度確定できたもののやはり心配・・・
午後にいたっては更に悲惨で「何この単語」的なものが、知ってるものに関しては「こんなマニアックなもの出すなよ」といったものも。
かなり不安なままテスト終了
そして定番のマックでの自己採点~
死亡覚悟してましたがなんか明るい兆しが!!
自宅に帰ってから
薬学ゼミナールの解答速報を見て採点してみると
事前予想 祭典結果
基礎薬学 40点弱―――→46点
衛星薬学 30点強―――→35点
薬事法規 15点周辺――→16点
医療1 40点そこそこ→50点
医療2 45点周辺――→49点
合計170点周辺――――→196点
なんだかんだで合格してる!?しかもかなりの高得点!!
自分で調べたところもう薬ゼミの解答と違うもののあってるものもありましたが、逆に薬ゼミと同じでも間違ってる可能性もあるのでせいぜい±5点前後。
合格基準の65%(156点)をはるかに超える81.67%(196点)なのであとはマークミスをしていないことを祈るばかり。
これで心置きなくクワカブ三昧になれそうですww
早速今週末に大宮のイベント行ってきま~す
最終更新:2008年03月10日 12:52