#34 武藤好貴
- 1987年7月22日生まれ 北海道札幌市出身 右投右打
- 藤岡貴裕(現鴎)の外れ1位として、2011年ドラフト会議で即戦力投手として1位指名。
- 中学時代は内野手、高校から投手に転向。
- 高校2年の時からエースとなり、秋には北海道大会決勝に進出し、田中将大擁する駒大苫小牧高に敗れ準優勝。
- 3年生の夏は南北海道予選の札幌支部予選2回戦で敗退し、甲子園出場は果たせず。
- 高校卒業後は、愛知大学野球連盟に加盟する中京大学に進学。3年次までは主に抑え、4年次から先発として活躍。
- 4年次の春にはエースとしてリーグ最多5勝、リーグ1位となる防御率0.89の好成績を挙げ、同校10季振りの優勝に貢献。
MVPとベストナインを受賞した。
- 大学卒業後は、JR北海道に入社。第81回都市対抗野球大会の2次予選では、3試合中2試合に先発で起用され2勝、
合計15回16奪三振1失点の好成績を残し代表権獲得に貢献。
- 2年目は、第82回都市対抗野球大会の1次予選のウィン北広島戦で、
12奪三振1四球でノーヒットノーランを達成。(7回コールドだが)- しかし、JR北海道のスーパーおおぞら14号脱線・火災事故によるチーム活動自粛で予選を途中で辞退。
公式戦には出場できず。
- 記者会見では、自身の勤務していた白石駅の制服姿で登場。
- 1年目のキャンプは1軍帯同が決まる。星野仙一監督からも好評価をいただく。
- 開幕は2軍。しかし投手陣に怪我が相次ぎ、交流戦途中で一軍昇格。
- 即戦力としてプロ入りし、2軍とはいえ、いきなりハズレドラ1だというやや支離滅裂な意見も飛び出した。
- 初登板は5月31日の対巨人(東京D)。敗戦処理だが、強力打線を擁する巨人、しかもHRの出やすいビジター東京ドーム。
- 2回を無失点、2三振(村田&高橋由)、2四球に抑える好投。ただ、本人は「ストライクとボールがはっきりしていた」と反省。
- しかも、ドラ2の高卒ルーキー釜田佳直に初登板・プロ初勝利は先に越されてしまっていた。
- その後は二軍落ちしルーキーシーズンは終了。フォームを忘れてしまったと本人は語っている。
- 秋季キャンプではアーム投法の矯正をヨシコーチと二人三脚で行った。
- ドラ2の釜田のインパクトが強かったため11月の新聞には「ドラ1の釜田云々」と武藤の存在が忘れ去られてしまった。
- 来年は即戦力の名に恥じない投球が見たい。
- 2015年に頭角を現したものの酷使により故障。
- 2017年に戦力外通告を受けた。
- 最速147km/hのストレートに、真上から投げ下ろす変化球が武器。
- 変化球は、スライダー・カットボール・フォークを投げる。
最終更新:2017年10月27日 11:29