Mosby Winery(2012年3月訪問)
この日はサンタバーバラのいくつかのワイナリーを巡った。最初に訪問したのは、イタリア品種を手掛けるMosby。ハイウェイ101号線の出口を下りてすぐのところにあるワイナリー。
テイスティング料金は忘れてしまったが、2012年5月現在ワイナリーの公式ウェブサイトで確認したところによると$10らしい。ロゴ入りグラスがもらえた。試飲したのは以下。
2010 Pinot Grigio ($18)
2010 Passerina ($18)
2007 Ossessione (Montepulciano) ($26)
2006 Primativo ($26)
2006 La Seduzione (Lagrein) ($28)
Sofia raspberry dessert wine ($18)
どれも悪くなかったが、特に良かったのはOssesione。香りは甘くエレガントで、酸味と渋味がしっかりしており、それでいてほのかな甘味によるふくらみもあり、アフターは長い…自分の好みにぴったり。そしてなんといっても、$26というお求めやすい価格が素晴らしい。$50くらいするカベルネと比べても遜色のない満足感だったので、この価格は嬉しい。
そういえば、渡米前にはモンテプルチアーノ・ダブルッツォ(イタリアのアブルッツォ州で造られる、モンテプルチアーノ種の葡萄を使ったDOCワイン)をよく飲んでいた…その懐かしさも手伝って、モンテプルチアーノが美味しく感じられたのかも知れない。
ところで、このMosbyはここサンタバーバラの地でイタリア品種からワインを造ってもいるが、別途イタリアにもワイナリー設備を持っているらしく、上記のOssesione等はそのイタリアのワイナリーで造られた後で輸入されたものなのだそうだ。となると、これはカリフォルニアワインとは言えないか。まあいいけど。
Ossesione以外に面白かったのは最後のデザートワイン。ラズベリーからできており、確かにラズベリーの香りがする。アイスクリームにかけて食べたりしたら美味しそう。
最終更新:2013年05月06日 10:08