家飲みワインその64
Groth CABERNET SAUVIGNON Oakville 1998


購入先:K&L Wine Merchants
値段:40ドル
飲んだ日:2012年3月

 Grothといえば、ナパで初めてロバート・パーカーから100点を献上されたワインを造ったという触れ込みのワイナリー(もっとも、当のCabernet Sauvignon Reserve 1985は、後にパーカーポイント98点に修正されたそうだが)。その廉価版のワインが目に留まったので購入してみた。なお、ここは日本版「サイドウェイズ」で主人公たちが最初に訪問するワイナリーでもあるらしい。

 さて、飲んでみての感想だが、とにかく酸っぱかった。酸味が主体だったという以外の印象があまり無い。おそらく、酸味が超強烈というよりは、他の要素が相対的に弱いせいなのだろう。

 なにぶん経験不足で、その味の意味するところが、「熟成し過ぎて枯れた」ということなのか、それとも「熟成がまだ足りない」ということなのかわからなかった。開かせ方が足りなかった、あるいはサーブ温度が低すぎたという可能性もあるなあ。それとも、劣化していたとか?

 まあ、もしかしたら、あれが本領発揮した味だったのかも知れない。ああいう味が好きな人もいるのかも知れない。ただ、自分の好みには合わなかった。



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最終更新:2012年07月07日 08:49