Pride Mountain Vineyards(2012年3月訪問)
第2回ナパ・ソノマ旅行6日目。この日はソノマのホテルを引き払ってナパに移動する日。最初に訪問したのは、ナパとソノマの両方に跨る地所を持つ、このPride Mountainだった。
Spring Mountainのてっぺんに位置するこのワイナリーは、ツアー込みのテイスティングが要予約で可能。残念ながら値段をメモし忘れたのだが、2012年6月現在、ワイナリーのウェブサイトには$15と書かれている。この日は朝10時に予約を入れてあった。
ツアーはまずテイスティングルームでヴィオニエをグラスに1杯頂き、そのグラスを持って醸造設備のあるエリアに向かうところから始まる。その後、ワイナリーの敷地内にあるナパとソノマの境界線を見て、葡萄畑をちょっと眺めた後、樽の眠るカーヴの中へと入っていく。
↑車と車の間にある線がナパとソノマの境界らしい
↑透明な蓋をつけた樽で、沈殿物の様子を見る
カーヴのところどころには樽の上にワインのボトルが置いてあって、そこで色々な話を伺いながら試飲をした。なお、スピットバケツは見当たらなかったので、全部飲んだ。
こうして頂いたのが、まずシラー。これが、実に香りが鮮やかで、変なクセもなく、実に美味しかった。香りを嗅いだだけの妻も大変気に入った様子。
なお、カーヴ内では、グラスを片手に歩き回りながら飲んだので、テイスティングメモが取れなかった。だからヴィンテージ等はわからない。
ちょっと移動して、次はメルロー。これもまあ悪くない。
次は、自分にとっては初となるバレルテイスティング。樽の中のワインを、巨大なスポイトのようなもので吸い出し、接グラスに注いでくれる。
バレルから試飲したのは、2010年と2011年のカベルネソーヴィニヨン。しかしこの頃から子どもがギャーギャー泣き始めてしまったので、妻が子供を連れて離脱。自分も子供のケアで忙しく、特に2010の方は急いで飲んだのでよく味わえなかった。ただ、2011はハーブのような香りが比較的強かったような気がした。
ツアーを終えてテイスティングルームに戻り、以下を試飲。
2009 Cabernet Sauvignon ($68)
Chardonnay ($38)
デザートワイン
うーん、カーヴでメモが取れなかったせいもあって、テイスティングルームで飲んだときのメモもいい加減になってしまっているなあ…。
妻はカーヴの中で香りを嗅いだシラーが本当に気に入ったようで、その後も折に触れて「Pride Mountainのシラーを見かけたら買おう」と言うようになった。自分としても美味しく感じたのでこれには賛同(値段が高すぎたら再考の余地ありだが…)。
また、バレルテイスティングを体験できたのは良かった。きちんとツアーを満了できればもっと良かったのだが、まあ子連れでは仕方ないか。
最終更新:2013年05月19日 23:39